69 / 74
第6章 衝撃の事実編
第69話 イル姫様
しおりを挟む
「おっ、親父!!」
「元祖ヒトヤン様!?」
「誰が『元祖ヒトヤン様』や!? っていかルイルイ、久しぶりやなぁ~? 元気そうで何よりやし、相変わらず美人さんやなぁ? ところでお前いくつになったんや?」
(ポッ)「えっ!? ええ、もう早いもので26になったわ」
なんかルイルイの顔がめちゃくちゃ赤くなっているぞ!!
マジで今も親父に惚れているだな?
「え―――っ!? もうそんな歳になったんかいな!? 時の経つのはホンマ早いなぁ~」
親父のやつ、何普通の会話をしているんだ?
「と、ところで親父、何で親父が学校に居るんだ!? 今日は京都に出張だったはずだろ!?」
「あぁ、そうやでぇ……『今日は京』に出張って……プッ、お前こんな時にようそんなおもろいダジャレ言うな~!?」
「ダジャレなんか言ってねぇよ!!」
「あっそうか。まぁそんな事はどうでもエエねん」
「どうでも良いのは分かってるんだよ!! だから何で学校に居るんだよ!?」
でも親父が来てくれたお陰で何とか美代部長も倒れなくて済みそうだし、舞奈も泣いて家に帰らなくても済みそうな気はしてきたけど……
「俺が学校に来たんは勿論、ルイルイに用があって来たんやけどな」
「えっ、私に用事!? もしかしてあの女と別れて私と結婚してくれるの!?」
「アホかっ!? 俺が八芽と別れる訳ないやろ!! 俺は八芽を心の底から愛してるんや!!」
い、いきなり『おのろけ』かよ!?
いい歳して皆の前でやめてくれよなぁ親父!!
「俺の『ボケ』に抜群の突っ込みできるんは、この世に八芽しかおらんねんぞ!!」
そっちかよ!?
もしかして、母さんの『突っ込み』だけを愛してるんじゃねぇだろうな!?
「まぁ、そんな事はどうでもエエねんけどな……」
どうでも良い事が多すぎるぞっ親父!!
「そろそろ本題に入るけど、俺は新幹線の中で暇やからテレビを観ようとしたんや。ほんなら、たまたま『朝の占い』のコーナーやってなぁ……」
「親父もアレを観たのか!?」
「あぁ、観たで。な~んか『胡散《うさん》臭い』占いやったなぁ。それに後半あたりから、どうも身近にいてるもんの事を言ってる様に聞こえてきたんや。この前うちでみんなと話してて、何となくそれぞれの性格は理解したからなぁ」
さ、さすが親父だな。あの夜の会話だけでみんなの性格が分かるんだからな。
ん、いや待てよ?
あの濃いキャラ集団なら誰でも分かるよな……
「そんで、特に蟹座と蠍座が気になったんや。他のもんの星座は知らんけど唯一、この2つの星座には心当たりがあるからな。蟹座はルイルイ、そして蠍座は一矢の星座や」
「ヒトヤン様、私の星座を覚えてくれてたのね!?」
ルイルイは親父の前では全然口調が違うよな?
好きな人の前ではずっと少女のままなんだなぁ……
「そら嫌でも覚えるわ!! お前冬になったらよう言うてたやろぉ!? 『私、蟹座だからカニ食べたい』ってな。まぁ、それはそれでおもろかったけどなぁ」
強引過ぎるだろルイルイ!!
「それで『ピーン』ってきた俺は急いで知り合い数名に連絡をとったんやけどな。『アーカイ部』はみんな知ってるやろぉ?」
「『アーカイ部』……あぁ、勿論知ってるぞ!! モブオが入部している部活だからな!!」
「お~そうなんや!? あの『ブオブオ』が『アーカイ部』に入っとるんかいな? それはそれで実に興味深いなぁ」
親父もモブオの事を『ブオブオ』って呼んでたのかよ!?
ルイルイが親父の事を心底憧れているのがよーく分かったぜ!!
「ルイルイ、お前はここ数年、同級生や後輩やった『元アーカイ部』の連中とコンタクトをとって色々と情報収集していたらしいやん?」
「えっ!? なななな何でそれを!?」
ルイルイが今まで見せた事の無い焦り方をしているぞ!!
「よう考えたら分かる事やん。お前に協力してる『元アーカイ部』の連中の就職先の上司もほとんどが俺の同年代の『元アーカイ部』の連中って事にな!!」
「!!!!」
「ルイルイ、俺が何を言おうとしてるか分かるやろぉ? 俺は行きの新幹線の中から直ぐに同級生で『元アーカイ部部長』今は『大手探偵事務所』を経営している奴に連絡をしてルイルイこと『久地川瑠衣』の事を調べてもらったんやぁ」
「・・・・・・」
「えっ!? ルイルイの事を調べただって!?」
「そうや。そして『元アーカイ部部長』の実力はホンマ大したもんやわぁ。俺が京都で昼飯食べてる時にはもうすでにルイルイの事は調べ終わってたわ。そんで内容を聞いた俺は驚きはしたけど直ぐに納得したでぇ。内容によってはさすがルイルイやなぁって感心したところもあったしなぁ」
納得? それに感心した?
親父は何に納得して何を感心したんだ?
「ただなぁルイルイ……一矢にプロポーズするっちゅうのは余分やったんちゃうかぁ? この子等もめっちゃ動揺してるし可哀想やん。まぁ一矢がルイルイと結婚したいんやったら別に反対はしいひんけどな」
「結婚なんてしねぇよ!!」
それにここは反対してくれ!!
「ううっ……」
「そんで今日、ルイルイが一矢にプロポーズするっちゅう事が分かったんで昼からの仕事をキャンセルして慌てて新幹線に飛び乗って帰って来たっちゅう訳や」
「それにしてもルイルイが俺にプロポーズする事まで分かるなんて凄いなぁ……」
「あぁ、直ぐ分かったでぇ。めっちゃ簡単な話やねんけどなぁ」
「そ、そうなのか?」
「そっ、そうなんですかっ!?」
ビ、ビックリした―――っ!!
『アワアワ』言ってた美代部長が急に息を吹き返したぞ!!
「お~ミヨミヨ復活したんかいなぁ? さすが『ネガティ部部長』やなぁ? そうや、ルイルイの『秘密』が分かったんやぁ」
「グスン……お、おじ様……私も早くルイルイの『秘密』が知りたいです……グスン……」
おっ!?
舞奈も少し元気を取り戻したみたいだな……
「私も知りたいです!!」
「わ、私も……」
「ぼっ、僕も知りたいです!!」
先輩達も少し落ち着いたみたいだぞ。
はぁ、良かったぁぁ……
クルッ……
あっ、ルイルイが赤い顔をしながら親父に背を向けたって事はこれは親父に何か秘密を知られて観念したって事なのか!?
「ルイルイ、お前はアイドルを引退してから大学に進学して卒業後は就職はせずにアルバイトを転々としてたみたいやけど、ある時『俺も昔からよう知ってる人』に弟子入りしているよなぁ?」
弟子入り? 何の弟子なんだ?
「そんで、その人のもとで修行した後、数年前に『元アイドル』だったコネを使ってテレビ業界のプロデューサーに自分を売り込み、とある番組の『レギュラー』をゲットしたんやろぉ?」
「えっ、テレビ番組のレギュラーだって!?」
「あぁ、そうや」
「俺達が知ってる番組なのか!?」
「ああ、よう知ってる番組やでぇ。色んな意味でお前達はお世話になっとるわぁ」
「え―――っ、そうなのかっ!? 全然分からないぞ!!」
「まぁ、分かりにくいわな。本人は常に顔を隠しとるからなぁ」
「へっ、顔を隠してる? 覆面レスラーか何かか?」
「アホか、何でルイルイが覆面レスラーやねん。まぁ今のはおもろかったけどな」
「ち、違うのか!?」
「ちゃうわっ。お前等が毎朝かどうかは分からんが、たまに観てるやつや!! そして今朝は間違いなく全員観てるやつやがな!!」
・・・・・・
!!!!
「え、嘘だろ?」
「嘘やない!! それがルイルイの本業やねん」
「ま、まさか……」
「ルイルイの本業は朝のテレビ番組の『占いコーナー』に出演している占い師『イル姫』や―――っ!!」
ななななな何だって―――――――――――――――――――――っ!!??
「元祖ヒトヤン様!?」
「誰が『元祖ヒトヤン様』や!? っていかルイルイ、久しぶりやなぁ~? 元気そうで何よりやし、相変わらず美人さんやなぁ? ところでお前いくつになったんや?」
(ポッ)「えっ!? ええ、もう早いもので26になったわ」
なんかルイルイの顔がめちゃくちゃ赤くなっているぞ!!
マジで今も親父に惚れているだな?
「え―――っ!? もうそんな歳になったんかいな!? 時の経つのはホンマ早いなぁ~」
親父のやつ、何普通の会話をしているんだ?
「と、ところで親父、何で親父が学校に居るんだ!? 今日は京都に出張だったはずだろ!?」
「あぁ、そうやでぇ……『今日は京』に出張って……プッ、お前こんな時にようそんなおもろいダジャレ言うな~!?」
「ダジャレなんか言ってねぇよ!!」
「あっそうか。まぁそんな事はどうでもエエねん」
「どうでも良いのは分かってるんだよ!! だから何で学校に居るんだよ!?」
でも親父が来てくれたお陰で何とか美代部長も倒れなくて済みそうだし、舞奈も泣いて家に帰らなくても済みそうな気はしてきたけど……
「俺が学校に来たんは勿論、ルイルイに用があって来たんやけどな」
「えっ、私に用事!? もしかしてあの女と別れて私と結婚してくれるの!?」
「アホかっ!? 俺が八芽と別れる訳ないやろ!! 俺は八芽を心の底から愛してるんや!!」
い、いきなり『おのろけ』かよ!?
いい歳して皆の前でやめてくれよなぁ親父!!
「俺の『ボケ』に抜群の突っ込みできるんは、この世に八芽しかおらんねんぞ!!」
そっちかよ!?
もしかして、母さんの『突っ込み』だけを愛してるんじゃねぇだろうな!?
「まぁ、そんな事はどうでもエエねんけどな……」
どうでも良い事が多すぎるぞっ親父!!
「そろそろ本題に入るけど、俺は新幹線の中で暇やからテレビを観ようとしたんや。ほんなら、たまたま『朝の占い』のコーナーやってなぁ……」
「親父もアレを観たのか!?」
「あぁ、観たで。な~んか『胡散《うさん》臭い』占いやったなぁ。それに後半あたりから、どうも身近にいてるもんの事を言ってる様に聞こえてきたんや。この前うちでみんなと話してて、何となくそれぞれの性格は理解したからなぁ」
さ、さすが親父だな。あの夜の会話だけでみんなの性格が分かるんだからな。
ん、いや待てよ?
あの濃いキャラ集団なら誰でも分かるよな……
「そんで、特に蟹座と蠍座が気になったんや。他のもんの星座は知らんけど唯一、この2つの星座には心当たりがあるからな。蟹座はルイルイ、そして蠍座は一矢の星座や」
「ヒトヤン様、私の星座を覚えてくれてたのね!?」
ルイルイは親父の前では全然口調が違うよな?
好きな人の前ではずっと少女のままなんだなぁ……
「そら嫌でも覚えるわ!! お前冬になったらよう言うてたやろぉ!? 『私、蟹座だからカニ食べたい』ってな。まぁ、それはそれでおもろかったけどなぁ」
強引過ぎるだろルイルイ!!
「それで『ピーン』ってきた俺は急いで知り合い数名に連絡をとったんやけどな。『アーカイ部』はみんな知ってるやろぉ?」
「『アーカイ部』……あぁ、勿論知ってるぞ!! モブオが入部している部活だからな!!」
「お~そうなんや!? あの『ブオブオ』が『アーカイ部』に入っとるんかいな? それはそれで実に興味深いなぁ」
親父もモブオの事を『ブオブオ』って呼んでたのかよ!?
ルイルイが親父の事を心底憧れているのがよーく分かったぜ!!
「ルイルイ、お前はここ数年、同級生や後輩やった『元アーカイ部』の連中とコンタクトをとって色々と情報収集していたらしいやん?」
「えっ!? なななな何でそれを!?」
ルイルイが今まで見せた事の無い焦り方をしているぞ!!
「よう考えたら分かる事やん。お前に協力してる『元アーカイ部』の連中の就職先の上司もほとんどが俺の同年代の『元アーカイ部』の連中って事にな!!」
「!!!!」
「ルイルイ、俺が何を言おうとしてるか分かるやろぉ? 俺は行きの新幹線の中から直ぐに同級生で『元アーカイ部部長』今は『大手探偵事務所』を経営している奴に連絡をしてルイルイこと『久地川瑠衣』の事を調べてもらったんやぁ」
「・・・・・・」
「えっ!? ルイルイの事を調べただって!?」
「そうや。そして『元アーカイ部部長』の実力はホンマ大したもんやわぁ。俺が京都で昼飯食べてる時にはもうすでにルイルイの事は調べ終わってたわ。そんで内容を聞いた俺は驚きはしたけど直ぐに納得したでぇ。内容によってはさすがルイルイやなぁって感心したところもあったしなぁ」
納得? それに感心した?
親父は何に納得して何を感心したんだ?
「ただなぁルイルイ……一矢にプロポーズするっちゅうのは余分やったんちゃうかぁ? この子等もめっちゃ動揺してるし可哀想やん。まぁ一矢がルイルイと結婚したいんやったら別に反対はしいひんけどな」
「結婚なんてしねぇよ!!」
それにここは反対してくれ!!
「ううっ……」
「そんで今日、ルイルイが一矢にプロポーズするっちゅう事が分かったんで昼からの仕事をキャンセルして慌てて新幹線に飛び乗って帰って来たっちゅう訳や」
「それにしてもルイルイが俺にプロポーズする事まで分かるなんて凄いなぁ……」
「あぁ、直ぐ分かったでぇ。めっちゃ簡単な話やねんけどなぁ」
「そ、そうなのか?」
「そっ、そうなんですかっ!?」
ビ、ビックリした―――っ!!
『アワアワ』言ってた美代部長が急に息を吹き返したぞ!!
「お~ミヨミヨ復活したんかいなぁ? さすが『ネガティ部部長』やなぁ? そうや、ルイルイの『秘密』が分かったんやぁ」
「グスン……お、おじ様……私も早くルイルイの『秘密』が知りたいです……グスン……」
おっ!?
舞奈も少し元気を取り戻したみたいだな……
「私も知りたいです!!」
「わ、私も……」
「ぼっ、僕も知りたいです!!」
先輩達も少し落ち着いたみたいだぞ。
はぁ、良かったぁぁ……
クルッ……
あっ、ルイルイが赤い顔をしながら親父に背を向けたって事はこれは親父に何か秘密を知られて観念したって事なのか!?
「ルイルイ、お前はアイドルを引退してから大学に進学して卒業後は就職はせずにアルバイトを転々としてたみたいやけど、ある時『俺も昔からよう知ってる人』に弟子入りしているよなぁ?」
弟子入り? 何の弟子なんだ?
「そんで、その人のもとで修行した後、数年前に『元アイドル』だったコネを使ってテレビ業界のプロデューサーに自分を売り込み、とある番組の『レギュラー』をゲットしたんやろぉ?」
「えっ、テレビ番組のレギュラーだって!?」
「あぁ、そうや」
「俺達が知ってる番組なのか!?」
「ああ、よう知ってる番組やでぇ。色んな意味でお前達はお世話になっとるわぁ」
「え―――っ、そうなのかっ!? 全然分からないぞ!!」
「まぁ、分かりにくいわな。本人は常に顔を隠しとるからなぁ」
「へっ、顔を隠してる? 覆面レスラーか何かか?」
「アホか、何でルイルイが覆面レスラーやねん。まぁ今のはおもろかったけどな」
「ち、違うのか!?」
「ちゃうわっ。お前等が毎朝かどうかは分からんが、たまに観てるやつや!! そして今朝は間違いなく全員観てるやつやがな!!」
・・・・・・
!!!!
「え、嘘だろ?」
「嘘やない!! それがルイルイの本業やねん」
「ま、まさか……」
「ルイルイの本業は朝のテレビ番組の『占いコーナー』に出演している占い師『イル姫』や―――っ!!」
ななななな何だって―――――――――――――――――――――っ!!??
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
3年振りに帰ってきた地元で幼馴染が女の子とエッチしていた
ねんごろ
恋愛
3年ぶりに帰ってきた地元は、何かが違っていた。
俺が変わったのか……
地元が変わったのか……
主人公は倒錯した日常を過ごすことになる。
※他Web小説サイトで連載していた作品です
校長先生の話が長い、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。
学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。
とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。
寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ?
なぜ女子だけが前列に集められるのか?
そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。
新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。
あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。
大好きな彼女を学校一のイケメンに寝取られた。そしたら陰キャの僕が突然モテ始めた件について
ねんごろ
恋愛
僕の大好きな彼女が寝取られた。学校一のイケメンに……
しかし、それはまだ始まりに過ぎなかったのだ。
NTRは始まりでしか、なかったのだ……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる