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     ~プロローグ・おまけ(会話のみ)

   +@8話 “プラズマ”との出会い

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~遺伝子能力養成学校訓練所・高等部入学2日目ホームルーム後~


「では一限目の授業までに、3人一組を作っておくように。」


「ったく父上が言うから入ったけどよ…なんで俺がこんな学校で勉強やら訓練をしなきゃならねぇんだよ……」

「おっ?お前まだ1人!?」

「誰だ?お前。」

「俺はサンダー・パーマー・ウラ……」

「こっちはプラズマ、私はセリナ。どうももうあなたしか残ってないみたいだから。」

「一緒に組もうぜ!」

「お前がパーマーか。」

「昨日の入学式じゃお目に掛かれなかったからよ。そっちから声かけてくれるとは光栄だぜ。」

「どうせまた親父の件だろ……?で、お前名前なに?」

「俺はルーノ・スクラブ。」

「ルーノな!よろしく!!」


「で、その“プラズマ”と一緒にいるのが“セリナ”ねぇ。」

「なんだ?セリナのことも知ってるのか?」

「ぶっちぎり一位だと思ってた入試で俺を差し置いて1位を取ったやつがいる。」

「それがそのセリナだ。」

「えっ?セリナ1位だったのか!?」

「で、ルーノは2位なのかよ!!ラッキーー!勉強では困らないぜ!!」

「筆記はまだいい。俺が気に食わねぇのは、遺伝子能力の実技で負けたことだ。」

「それでビビっときた。こいつは俺の敵だってな。」

「私も今ビビっときた。あなたは私の敵だって。」

「俺が敵だって認めてやってんだ。誇らしく思え。」

「それはどうも。私にとってあんな試験、目を瞑ってても一位取れるくらい余裕だったけどね。」

「てめぇ……!」

「おい!仲間割れしてないで早く訓練場行こうぜ!!」

「仲間だぁ?」

「ホレホレ!」

「ちょっ、プラズマ押さないで!」
「てめぇプラズマ押すんじゃねぇ!」


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