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第1話 朝起きたらエルフになっていました。
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「ふわぁ~……ねぇキミ、朝だよー起きてー」
スマホから鳴る心地よいキャラクターアラームによって俺は目を覚ました。
見慣れない天井だ。
あっ、そうだ。俺一人暮らし始めたんだったけ……
嫌な現実に引き戻された俺は、頭を掻きながら立ち上がり、洗面台にいって顔を洗う。
そして起きた時から尿意を感じていたため、トイレに向かい、おしっこをするためにズボンとパンツをおろしてアレを取り出そうとした。が、そこで問題が発生した。
「な、ないっ!?」
どんなに下を触っても、男の象徴であるアレは見つからない。
「ま、まさかなぁ」
そう思い自分の胸を触ってみる。
「ある……」
これは悪い夢だと思い込んで同じように確認してみるが、男の象徴は見つからず、胸には大きな膨らみがある。
「これもしかして……」
俺は急ぎ洗面台に戻って鏡を覗いた。
そこには、いつもある冴えない男の俺の姿は無かった。
「なんだこれっ!?」
そう、俺は、金髪で耳が尖って美少女なエルフに大変身していたのだ。
スマホから鳴る心地よいキャラクターアラームによって俺は目を覚ました。
見慣れない天井だ。
あっ、そうだ。俺一人暮らし始めたんだったけ……
嫌な現実に引き戻された俺は、頭を掻きながら立ち上がり、洗面台にいって顔を洗う。
そして起きた時から尿意を感じていたため、トイレに向かい、おしっこをするためにズボンとパンツをおろしてアレを取り出そうとした。が、そこで問題が発生した。
「な、ないっ!?」
どんなに下を触っても、男の象徴であるアレは見つからない。
「ま、まさかなぁ」
そう思い自分の胸を触ってみる。
「ある……」
これは悪い夢だと思い込んで同じように確認してみるが、男の象徴は見つからず、胸には大きな膨らみがある。
「これもしかして……」
俺は急ぎ洗面台に戻って鏡を覗いた。
そこには、いつもある冴えない男の俺の姿は無かった。
「なんだこれっ!?」
そう、俺は、金髪で耳が尖って美少女なエルフに大変身していたのだ。
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