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マニュキュアさんと包丁さん
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マニュキュアさんと包丁さん
「キミはとってもキラキラしてるね。だけどボクもキラキラなんだ」
「あら、貴方もキラキラ!どっちがキラキラか勝負よ」
どっちがキラキラしているか競争することにしました
一番初めに会ったカメさんに聞いてみました
「おはよう、カメさん」
カメさんは御池のそばで日向ぼっこをしています
「おお、おはよう。マニュキュアさんに包丁さん。どうしたんだい?」
カメさんはこちらを向いて答えました
「ワタシたち、どっちがキラキラか勝負してるのよ。ねえ、どっちがキラキラ?」
マニュキュアさんはカメさんに尋ねました
「んー、そうだなあ。マニュキュアさんも包丁さんもキラキラだけど、太陽さんのがキラキラさ!」
カメさんは太陽を指さして答えました
マニュキュアさんと包丁さんは顔を見合わせて、太陽さんには敵わないな、と笑いました
次に会ったのは、蝶々さんです。
「こんにちは。2人そろってどうしたの?」
包丁さんはいいました。
「こんにちは、蝶々さん。マニュキュアさんとボクは勝負してるんだ!どっちがキラキラだい?」
すると、蝶々は答えました。
「んーとね、私にはわからないわ。だってお花のほうがキラキラしてて素敵だもの。ほら、みてみて」
マニュキュアさんと包丁さんは少し困ってしまいました。
最後に会ったのは、カバさんです。
「こんにちは、今日はとってもいい日だね」
ふたりはいいました。
「こんにちは。ねえねえ、どっちがキラキラしてる?」
カバさんは笑いました。
「どっちもキラキラじゃないか!でも、僕の歯の方がキラキラしてるぞ。それで、ほら、みて!お星さまもキラキラだよ」
そこにはひとつ、一番星が輝いていました。
そうか、みんなキラキラは違うんだ。違っていても素敵だな
マニュキュアさんと包丁さんは笑い合いました
おしまい
「キミはとってもキラキラしてるね。だけどボクもキラキラなんだ」
「あら、貴方もキラキラ!どっちがキラキラか勝負よ」
どっちがキラキラしているか競争することにしました
一番初めに会ったカメさんに聞いてみました
「おはよう、カメさん」
カメさんは御池のそばで日向ぼっこをしています
「おお、おはよう。マニュキュアさんに包丁さん。どうしたんだい?」
カメさんはこちらを向いて答えました
「ワタシたち、どっちがキラキラか勝負してるのよ。ねえ、どっちがキラキラ?」
マニュキュアさんはカメさんに尋ねました
「んー、そうだなあ。マニュキュアさんも包丁さんもキラキラだけど、太陽さんのがキラキラさ!」
カメさんは太陽を指さして答えました
マニュキュアさんと包丁さんは顔を見合わせて、太陽さんには敵わないな、と笑いました
次に会ったのは、蝶々さんです。
「こんにちは。2人そろってどうしたの?」
包丁さんはいいました。
「こんにちは、蝶々さん。マニュキュアさんとボクは勝負してるんだ!どっちがキラキラだい?」
すると、蝶々は答えました。
「んーとね、私にはわからないわ。だってお花のほうがキラキラしてて素敵だもの。ほら、みてみて」
マニュキュアさんと包丁さんは少し困ってしまいました。
最後に会ったのは、カバさんです。
「こんにちは、今日はとってもいい日だね」
ふたりはいいました。
「こんにちは。ねえねえ、どっちがキラキラしてる?」
カバさんは笑いました。
「どっちもキラキラじゃないか!でも、僕の歯の方がキラキラしてるぞ。それで、ほら、みて!お星さまもキラキラだよ」
そこにはひとつ、一番星が輝いていました。
そうか、みんなキラキラは違うんだ。違っていても素敵だな
マニュキュアさんと包丁さんは笑い合いました
おしまい
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