元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~

冒険者ギルド酒場 チューイ

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【イカ!?】

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皆は各々、海に入り楽しんでいる。ここで、俺は遊び道具の説明をした。

「皆さん、ここにいくつかの魔道具を用意しておきました。」

 皆がゾロゾロとやって来る。

「まず、これは、ボムボートと言って簡単な船のような物です。ナディア、一緒に来て。」

 俺とナディアは、ゴムボートに乗り込む。

「まず、このハンドルを握り魔力を流し、魔石に貯めます。そして、このスロットルを捻ると後ろから風魔法が発動し、推進力を得られます。捻れば捻るほど早くなります。」

 俺は、ナディアを乗せてゴムボートで疾走する。そして、一周して帰ってくる。

「こんな感じですね。魔力がある人に魔石にチャージしてもらってください。」

「うぉ!!スゲー楽しそうじゃないか!!」

 男共は、目を輝かせゴムボートの周りに群がってきた。やっぱり、男子はメカが好きだもんね。

「そして、これがバナナボート。このゴムボートに括り付けて、じゃあ、シン兄ちゃんとシルビア、ティナそれに乗ってみて。」

 俺はバナナボートを引っ張り、同じく一周する。ティナやシルビア、シンはきゃっきゃ言いながら楽しんでいる。

シン「これ、スゲー楽しい!タカミ!お前天才!!」

 バナナボートも好評のようだ。みんなが楽しめるっていいよね。

「と言う感じですね。で、こっちはウェイクボード。ナディア、軽めに操縦してみて。」

 俺は、ウェイクボードに乗りゴムボートと共に一周する。流石はナディア。初めてなのにウェイクボードを乗りこなしている。

「こんな感じで遊べます。これ、2セットあるので自由に使ってください。次にこっちは、浮き輪ですね。この輪の中に入り泳ぐと沈みません。これは、ゴムボール。蹴ったり、投げたり、取ったりして遊びます。最後に、マスクとゴーグル。これを付けて潜っても、樹魔法のエアレーションが付加されているので水中でも息が出来ます。これで、皆で楽しんでください。」

 皆がそれぞれ、思い思いの道具で遊び始める。俺は、ヤマト侯爵夫人の所に行く。

「どうですか?楽しめていますか?」

 パラソルを日よけに2つのリクライニングチェアーを用意し、エヴァの横にジュークの為の籠を用意した。

「あ、タカミ様。凄く楽しませてもらっていますよ。」

 この中は、空気が循環するようにしており、温度も一定になっている。そんな中で、ジュークも気持ちよさそうに寝ている。エヴァは、洋服の様な水着に日よけの帽子を被り、リクライニングチェアーに腰かけドリンクを飲んでいる。

「たまには、屋敷から出ないとストレスも溜まりますからね。のんびり日の光の下楽しんでください。」

 ちなみに、ヤマト侯爵は、ボートで遊んでいる。かなり気に入ったらしい。そんな中、BBQの準備も出来、様々な食材が完成されていく。時間が経つにつれ、遊ぶ人、BBQで飲み食いする人、のんびり日光浴する人、各々の時間を過ごす。

”なんか、BBQが物足りないんだよな・・・、あ、海鮮が無いのか!”

 そう言えば、この先の沖合にクラーケンが出没して、船舶に影響が出ていると言っていたのを思い出す。

”クラーケンっってイカだよな。イカ獲って来るかな。”

ティナ・シルビア「タカミ、一緒に遊ぼう!」

 考え事をしていると、ティナとシルビアがやってきた。

「あ、ゴメン。ちょっと、イカ獲って来るからその後でいい?」

シルビア「イカ?」

 シルビアの頭の上に”?”が浮いている。

「あ、そうだ。じゃあ、俺が帰って来るそれまでに・・・」

俺は、ボールを数個持ってきて、ティナ、シルビアに渡す。

「折角、遊びに来たんだから”ビーチバレー”なんかどお?」

 俺は、木の枝で砂浜にコートを描き、簡単なネットを創作する。その後、ルールを説明すると興味がある人達が集まり各々、練習をし始めた。

「じゃあ、ちょっと行って来るね。」

 俺は、海岸から海の方へ飛翔して行く。スキャンを用いて敵索しながら、クラーケンの居場所を探した。結構離れた沖合にクラーケンの反応がある。沖は棚になっており、一定の距離まで進むとかなり深くなっていた。俺は、自分の肺にエアレーションの魔法をかけ、水圧に耐えられるようにプロテクションをかける。

”うん。これなら息をしなくても苦しくないぞ。行けるかな。”

 俺は、海底に向かって潜っていく。そこは明かりが届かない闇の世界だった。ライトの魔法を使いながら深海を進んでいく。深度が約150m程度の所で地面に到着する。すると大きなイカがこちらに向かってやってくる。クラーケンだ!体長は50mを超えるだろう大きさだ。確かにこんなのに襲われたら船はひとたまりもない。俺は、クラーケンにわざと捕らわれる。しっかり、掴まれた所で

《ライゲージ》

 俺は、クラーケンに高電圧の電気を流し込む。海の中なので攻撃が全体に行きわたる。クラーケンは、たまらず逃げようとするが俺が離さない。ラ〇ちゃんみたいな電撃を放ち放つこと数分、クラーケンは動かなくなる。スキャンで生死を確認するとまだ生きている。結構しぶとい。俺は、胴と頭の付け根45度方向に剣を突き立て胴の方に切り裂く。同じ様に足の方も切り裂いた。一応、イカならこれでとどめがさせるはずだが・・・すると、胴と足の部分が白くなっていく。

《レベルが上がりました。》×5

 へ?クラーケンごときでレベルアップするの?(;’∀’)、まぁ、もう驚かないけどね。周を見渡すと電撃の影響が出たのか、数体の大型魚が気絶している。俺は、それらを抱え皆の所に戻る。

「お土産持ってきたよー。」

 飛翔し、BBQを楽しんでいるみんなの所に戻った。

「何かがこっちに向かって来とると思えば、ご主人じゃったか。何をしていたんじゃ?。」

「うん。ちょっと、クラーケンを探しにね。いたからついでに討伐した。これってある意味イカだろ。食べられるかなって思ってさ。」

 俺は、獲物の魚を渡し、空間収納からクラーケンの死体を取り出す。

オッティー「なんじゃーー!お主、一体何をしたんじゃ!!」

ウォーレン「何だそれは!クラーケンじゃないか!!」

 オッティと師匠が目をまん丸くして、クラーケンを指さす。

「え?何って、イカを獲りに行ったんだけど。クラーケンってイカでしょ?ついでに魚も獲れた。(笑)」

ヤマト侯爵「クラーケン・・・、お主、そいつは海の悪魔として恐れられている魔物じゃないか。そいつのせいで何百もの船が海の藻屑となっておる。それをイカとか言って討伐してくるとは・・・もう私は驚か無いけどな!」

 侯爵は手で目を覆い、ため息をつく。散々驚いといて・・・、まぁ、いつもの事だけど(笑)

オッティー「とりあえず、そ奴の心の臓に魔宝珠があるはずじゃ。それを持って冒険者ギルドに行けば討伐報酬が貰えるはずじゃ。しかし、その宝珠は持っていた方が良い。かなりの力を秘めた宝珠じゃ。」

 オッティーはクラーケンの肝の部分を杖で叩く。肝の一部が溢れ出し、宝珠が現れた。

「あー、肝が!!勿体ない・・・、これで、塩辛が作れるのに…」

「何を言っておる。ほれ、それが宝珠じゃ。」

 あきれたようにオッティは、魔法珠を取り出し、俺に手渡す。俺は、魔宝珠を空間収納に収めた。

コブラ「何騒いでいるんですか?うぉ!!!なんでクラーケンがこんな所に!!」

 コブラは剣を抜く。

「あー、もう、討伐してあるから大丈夫ですよ。」

 何の騒ぎかと皆がこっちに来る。

師匠「タカミがイカとか言ってクラーケンを討伐してきたんだよ。」

 師匠は、あきれたように皆に説明する。

セリカ「え!!あの海の怪物と言われた魔物じゃないか!」

 セリカは恐る恐るクラーケンを突っつく。

「食べ応えありそうだろ(笑)」

ビートル「食べ応えありそうって代物じゃないだろ・・・(;’∀’)」

ムラーノ「海の怪物・・・初めて見たが良く討伐出来たな・・・」

母「あらあら、タカミちゃん、そんな危ないことして、怪我したらどうするの。」

父「お前なぁ。自分がやった事分かっているのか?」

「イカを獲ってきた。」

 皆がぞろぞろとクラーケンを取り囲むように集まってきた。

キャップ「まぁ、タカミだからな。なんとなくだけど、”肝が大事”とか言って余裕で狩って来たんだろ。」

コブラ「まぁ、タカミだしな。」

ティファ「相変わらず、規格外ね。」

ボルボ「まぁ、主君はあの八頭オロチまで余裕で叩きのめしたからこんなの普通でござるぞ。」

ヤマト侯爵「何!あの八頭オロチが討伐されたのか?」

ボルボ「あぁ、儂の部下が手違いで封印を解いてしまってな。逃げようと思ったら主君が討伐したでござる。」

 ボルボは腕を組みながら遠い目をして話す。その話にヒルマンが食いついてきた。

ヒルマン「もしかして、竜の鱗を持っているのかい?」

「竜って言うのかな。オロチのなら沢山あるよ。奇麗に討伐したから。」

フォルクス「何!!タカミ、ちょっと見せてみろ!!」

「え、じゃあ、ちょっとまってて。」

 俺は、空間収納から八頭オロチの鱗を取り出す。すると、フォルクスは自分の顔位はあるだろう八頭オロチの鱗を手でつかみ、観察している。

フォルクス「なぁ、何枚か儂に譲ってくれぬか。凄くいい防具が作れる。あ、骨もあるのか?」

「ありますよー。」

フォルクス「これはすごい!!なぁ、タカミにも剣と防具を作ってやる!だから、素材を少し分けてくれないか!!もちろん代金は払うぞ!!」

 ファルクスは、俺が取り出した八頭オロチの鱗と骨をみて大興奮している。

ヒルマン「フォルクスさんのその竜の武具。家で扱わせてもらえませんか!?」

 俺は、鱗と骨を親父さんに分けた。親父さんとヒルマンは大興奮だ。そういえば、八頭オロチの肉も残ってたな。

「あ、オロチの肉も食べる?」

 ヴァイロンが振り向き、目を輝かせる。

ヴァイロン「イカー!クラーケンはそれは美味だって聞くニャ!オロチも美味しかったニャ!!両方とも食べるニャ!!」

 俺は、オロチの肉とクラーケンの肉、ついでに取れた魚を食材に追加した。BBQが華やかになり盛り上がる。

ムラーノ「おぉー、これがオロチの肉かぁー!ふつう食べられないぞ!!」

シャラン「あら、さっぱりして美味しいわね。もっと固いと思っていたけど。それにすごくジューシーだわ」

セリカ「あーー!ちょっと、ムラーノ、僕の肉取らないでよ!!」

ムラーノ「早い者勝ちだ!(笑)」

 皆は、なんだかんだふざけながらオロチの肉を堪能している。

師匠「うん。クラーケンもいけるな。プリっとしてしかも甘みもある。こんな食べ物がこの世の中にあったとは。」

シルビア「まぁ、普通は食べられないわよね。」

 更に俺は、テーブルの上でさっき獲った”マグロ”みたいな魚を捌く。頭、目玉、カマ、大トロ、中トロ、赤身に分け、柵にする。それを炎魔法で少し炙り、塩をかける。マグロの炙りの完成だ。

「この魚と塩は合うんだよー!」

「おお!この魚、口の中でとろけるぞ!」

 魚介も追加され、BBQも盛り上がり、各々交流を深めている。俺は、ヤマト侯爵夫人の下へ食材を持って行く。そこには、シルビアと侯爵様もいる。

「楽しめていますか?これ、取り分けて来たので食べてください。」

俺は、エヴァの前にあるテーブルに持ってきた食材を置いた。

エヴァ「わざわざありがとう。タカミ君は気が利くわね。」

「いえ、折角なので夫人にも楽しんでいただきたいと思って。」

エヴァ「凄く楽しめているわ。こうやって海に来られるなんて思ってもみなかったもの。誘ってくれてありがとう。」

 侯爵夫人と話をしていると、侯爵とシルビアがこっちにやってきた。

侯爵「しかし君は、知らない間に色々な人達と出会い、色々な経験をしたんだな。今回の旅は、君にとって素晴らしいものになったな。」

「はい。色々な町、人、考え方色々学びました。これもこのような機会を与えてくれた師匠や侯爵様のお蔭です。とても感謝しています。」

侯爵「君は、相変わらず謙虚だな。私は、前にも言ったが君の味方だ。君には期待しているよ。」

シルビア「それはそうとして、タカミ!なんであんたの周りにはあんなに女の子がいるのよ!!私が将来のタカミのお嫁さんでしょ!」

 シルビアはちょっとご機嫌斜め気味だ。

「なんでと言われましても・・・、俺的には普通にPT組んだり、問題を解消したり、普通にしているだけなんだけどなぁ。」

シルビア「普通じゃないでしょ!”将来の旦那様”とか言ってる子もいるじゃないの!それ、私のセリフなんだけど!!」

伯爵「まぁまぁ、シルビアも落ち着きなさい。」

シルビア「お父様は、タカミを庇うの!?」

伯爵「そういう訳じゃない。沢山の子に好かれたり、慕われたりするのはそれだけタカミが魅力的って事じゃないか。それに大切なのはお互いの気持ちだろ。いくら周りに沢山いてもタカミがその子の事を好きじゃなきゃ意味が無いだろ。お前は私の大切な娘だ。そんな娘が魅力的じゃない訳ないじゃないか。タカミもきっと分かっているよ。だから自信を持って堂々としなさい。」

シルビア「お父様・・・、そうよね。タカミは私の事が好きなんだもんね。まぁ、タカミは魅力的だから他の子が寄ってくるのは仕方がないか。でも、浮気はダメだからね。」

 なんだか、話が独り歩きしている様な気がするけど・・・、まぁ、でもこの場が治まってくっれればいっか。

「わ、分かったよ・・・、お、俺ちょっと用事が・・・」

「あーー、タカミが逃げた!」

 俺は、そそくさとその場を離れる。結構、ガツガツ来たな・・・シルビアおそるべし(笑)



良く見るとシン兄ちゃんがボルボにべったりだ。そりゃ、そうか。憧れのパジェロ騎士団長の師匠なんだから。こうやって出会う事の無かった二人を引き合わせる事でいつかシン兄ちゃんの夢が現実になる手伝いが出来ればと思っている。



「あ、タカミ。ボルボ様は凄いんだぞ!あのパジェロ様の師匠だったんだって。」



「うん。みたいだね。あ、そうだ。よかったら、クッコロさんに剣術教えて貰ったら?」



「え!!マジで!!そんなこと出来るのかよ?」



「うん。どうだろう。シン兄ちゃんは俺の幼馴染なんだ。騎士団に入る事を夢見ているんだって。良かったら、定期的に剣の稽古をつけてやって貰えないかな?」

 俺は、くっころさんにシンに稽古をつけてもらえるように頼んだ。

「主君様がそうおっしゃるなら、某は、問題ないでござるよ。」



「やった!!俺もパジェロ様みたいになれるかな?」



「それは、お主の努力次第であろう。」



「はい!!よろしくお願いします。師匠!」



シン兄ちゃんとは幼い頃からずっと剣の稽古をしてきた。だから、本気なのは分かっていたが、中々上達するまでに至らなかった。こんな事言うのもなんだが、父に教わり続けるよりは騎士団への道のりが近くなったと思う。
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