元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~

冒険者ギルド酒場 チューイ

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【国王との対面】

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さあ、ここからが本番だ。ステージは着々と表彰式の準備が進められている。今回の表彰は、1位には大金貨10枚と剣が2位には大金貨5枚と盾が、3位に大金貨1枚とトロフィーがそれぞれ送られる。トーナメントにてA,Bグループに分かれていたので3位は2名、ラルトとウルスだ。そのため、二人は控室に着ていた。

「タカミ、優勝おめでとう!」

 ラルトはポーズを決めながら祝福してくれた。

「優勝おめでとう。観ていたけど、圧勝だったな。あれが神明流か。凄いな。」

 ウルスとも握手をする。するど、”太々しく”クーガが入ってきた。しかし、クーガの顔から険が取れているように思えた。クーガは奥に座り俯いている。何かを思い返しているようにも見える。暫くして、クーガが立ち上がり、俺達の所にやって来た。そして、ウルスに詫びを入れる。

「準決勝での俺のやり方は間違っていた。勝てばいいという考えばかりに捕らわれ剣士としての心を失っていた。卑怯な手段を使い、貴殿を危ない目に合わせ、貴殿の命を奪うところだった。俺が多くの剣士から奪った大切なものに、こんな腕になってから気が付いた。俺はもう剣は握れない。これが俺が今までやって来たことだと言う事を理解した。それに、タカミ、お前の言う通り、上には上がいる。その高みを目指し剣士は常に修練を重ねていくものだと言う事を気付かされた。数々の暴言、申し訳なかった。」

「過ぎた事はもういい。私もタカミに助けられた。その気持ちを持ってくれたのならそれでいい。もう、気にするな。」

「これで君も剣士に戻る事が出来たね。いい事だ。」

 ラルトもポーズを決めながら答える。

「確かに、すべてが過ぎた事だ。しかし、過ぎていないこともある。今度は、それにけじめをつけよう。」

 表彰式の準備が整ったみたいだ。俺達は、運営の係員に連れられてステージに向かう。ステージには華やかに飾りつけされ、俺達の前には立派な椅子が用意されている。大会の関係者、及び騎士団は既に整列していた。そして、奥から親衛隊に囲まれた国王が皇子たちを引き連れやって来る。皆が、膝をつき頭を下げた。俺も、皆と同じようにする。兎に角、名前を呼ばれるまではこの格好かな。この国の大臣なのだろうか。そんな感じの人が目録を読み上げる。

「これより、剣術大会の表彰式を執り行う。なお、本大会は、中央帝都における国益の一環とし、人材発掘に寄与した大会である。名前を呼ばれたものは、前へ出るが良い。それでは、第三位2名。剣術学園所属 アークス流 ラルト=ライト=アークス 傭騎士団所属 ゴーギャン流 ウルス=プレート=ゴーギャン 前へ。」

「はっ!」←二人

 二人は、前へ出て賞金と目録、トロフィーを受け取る。そして、元の位置に戻り再度、跪く。

「続いて第2位 北辰流道場所属 北辰流 クーガ・ジャイアーン 前へ。」

「はっ!」

 クーガも二人と同じように前に出て賞金と目録、そして盾を受け取った。そして戻の一に戻り再度跪く。

「そして優勝は、冒険者ギルド所属 神明流 タカミ・エドワード。尚、優勝者には国王直々に授与される為、心して受け取るが良い。前へ」

「はっ!」

 俺は、前に出る。すると国王が賞金、目録、剣を受け取り、俺の方にやって来た。

「その方の試合見せてもらったぞ。神明流、素晴らしい流派だ。以後、更なる精進を期待する。」

「はい。有難き幸せでございます。」

 俺は、賞金、目録。剣を受け取る。そして、国王に語り掛けた。

「国王陛下。私は陛下に是非、会ってお話を聞いていただきたい人物がおります。無礼である事は重々承知しておりますが、話を聞いていただけないでしょうか?」

 周りがざわつく。そして、”ザザ”っと一瞬で親衛隊に囲まれた。その手には剣が抜かれている。。

「貴様、国王陛下に対し、無礼であるぞ!こ奴を捕らえい!!」

「まぁ、大臣、良いではないか。この者は由緒ある剣術大会で優勝した者。多少の事は許してやりなさい。」

「はっ。仰せのままに」

「で、どこの誰と話をすればいいのかな?」

「はい。元第一魔導騎士団団長 オッティー様に会って頂きたいと思っております。」

「オッティーだと!彼は死んだのではないのか!?」

「はい。確かに”死んで”はいますが、健在でございます。」

《召喚 オッティー=ファムリ=アダムス》

《スクリーン》

《リンク》

 ゲートが開き、ゲートからデミリッチが姿を現す。俺は、自分が見聞きしているものをスクリーンに映し出し、観客にも見えるようにした。

「アンデット!!しかもリッチだと!!」

 周りに緊張が走る。オッティーはゆっくりと俺の下に歩いてくる。そして、陛下の前に前に跪く。

「陛下、お久しぶりでございます。オッティーでございます。」

「何!お主がオッティーなのか!?まさか、儂を謀っておるのではないだろうな!?」

「陛下、これを。」

 オッティーは、第一騎士団団長の証であるネックレウスと宝飾された杖を差し出す。

「これは、確かに、儂がオッティーに渡した栄光の杖。それに、第一魔導騎士団団長の証。お主、本当にオッティーなのか。」

「はい。今は、このような姿をしておりますがオッティー本人でございます。陛下、あの時の経緯をお話ししたい。どうか聞き入れてもらえないであろうか?」

「うむ。儂もあの事件に関してほとんど情報を経ていない。当事者から話を聞くのが一番だろう。親衛隊、剣を収めなさい。」

 オッティーは事の詳細を国王陛下に全て話をした。

「うむ。だか、にわかに信じられぬな。何か、証拠となる物はあるのか。」

「あります。もう一人、呼び出してもよろしいでしょうか?」

 俺は、国王にボルボを召喚する許可を取る。

「うむ。良かろう。」

《召喚 ボルボ=アイーン》

 ゲートが開き、ボルボがゆっくりと俺の下に歩いてくる。その隣には2人の男女がいる。そして、俺の横に来ると跪く。

「陛下、お久しぶりでござる。」

「お主はボルボでは無いか。なぜ、お主がここに来た!?」

「はい、オッティーは共に死線を潜り抜けた親友でござり奉る。その親友の汚名を返上すべく事件の真相を探り、陛下にお伝えしようとしたところ第一魔導騎士団と一部の貴族達にクーデターを丁稚上げられた次第でござり奉る。その時の資料がここにあるでござり奉る。」

 ボルボは、そのような関係者がどのような事をしたのか詳細に記述されている書類を陛下に手渡す。

「こ、これは!」

 陛下は、書類に目を通す。誰もが固唾をのみそれを見守る。国王陛下はゆっくりと顔を上げボルボに尋ねる。

「ボルボ、この報告書を裏付けるものはあるのか?」

「はい、それがこの者達です。」

 ボルボが二人を陛下の前に呼び寄せた。

「この者たちは?」

「はい、ルィーデーが魔族を手引きをした事実を知る者たちです。彼らは、ルィーデーの屋敷で働いていた使用人でございます。二人共、陛下に自分達が見たものをご説明するでござる。」

「はい。私は、ジルバ・ジャイアーン、こちらは夫のゲト・ジャイアーンと申します。私はルーディー様にお仕えさせて頂いておりました。あの日は、ご主人様に大切なご来賓があると言う事で、私が給仕を務めさせて頂きました。給仕を済ませ、持ち場に帰りましたがご来賓とのお話し合いは長時間続いておりました。そこで、私は、おかわりのお茶をご主人様たちにお届けしようと思い、ご来賓のいる部屋の前までやってきました。扉が少し開いていたので中の様子を伺ってからお持ちしようと思い、その場でご主人様が魔族を手引きすると言うお話を聞いてしまいました。手引きの場所、日時、方法を話し合われておりました。私は怖くなり、持ち場に帰りご来賓がおかえりになるのを待って食器を下げに行ったのです。しかし、聞いてしまった内容が内容でしたので帰って夫に相談しました。夫との相談の末、我々庶民が何を言っても無駄であろうという結論になり、私達は知らない事にしました。しかし、魔族の襲撃前日にご主人より、”会合の日、持ち場に居なかったみたいだけど何をしていたのか”と尋ねられ、私は何も言えなくなりました。その日、家に戻るとご主人様の使いの人が私達の家にお越しになり、

”あの日の事は忘れろ。さもなくば、息子がどうなっても知らないぞ。”

と言われました。私達は怖くなり、その事を、夫共々、当時、大変親しくしていただいていた神明流のホープ様に相談いたしました。ご主人様が”凄腕の達人”を探していると言う事をホープ様が聞きつけ、立候補なさりました。神明流は当時より”無敵の剣技”として知られていましたのでご主人様はホープ様を雇い入れました。その雇い入れた理由が”私達の暗殺”だったのです。その”暗殺計画”をホープ様は我々に伝え、

”ほとぼりが冷めるまでどこか違う街でひっそり暮らすように。子供はホープ様がその時まで預かる”

 と言って下さり、その話に乗る事にしました。”暗殺計画”が実行される実行される日までに地下道を掘りました。

”暗殺”の日にポープ様がご主人様の部下数人を引き連れ家にやってきました。ホープ様は、私達を”暗殺したことにし、子供を連れ、家に火を付けました。私達は、あらかじめ用意してあった全身の骨を砕いた魔物を2体私達が倒れていた所に置き、地下に身を潜めました。その中で2日ほど滞在し、深夜、人気が居なくなったのを見計らいこの街を出て、サイドビーチの田舎へと行き、息子との再会を夢見ながらひっそりと暮らしていました。そして、タカミ様が現れ、ご主人がとっくに居なくなっているのを聞き本日同行させて頂いたのです。これが、私達の知るすべてでございます。」

 俺は、クーガの方を見る。クーガは、すすり泣くように大量の涙を流していた。それはそうだろう。自分の両親の恩人であり、育ての親であるホープを恨み、その手にかけようとした。確かに、事情を考えればクーガがホープに恨みを持っても仕方のない事だった。内容が内容だけにホープもクーガに説明できない。たった一人の野心のために、こんな所にも悲劇があったのだ。会場からも多くの人が涙を流し、同情の声が上がる。

 国王が、二人の前に歩み寄る。そして、二人の肩に手を乗せた。

「こ、国王!」

「我が、王国騎士団の不祥事に巻き込んで申し訳なかったな。二人は王国の保護下に置く。そして、オッティーとボルボ、この事件を再度調査し直すとしよう。お前達にも大変な思いをさせて悪かったな。」

「大層なお言葉、滅相もございませぬ。ただ、このような悲劇が二度と起こらないことを祈っております。」

「そして、タカミ。この事実を臆することなくよく伝えてくれた。調査の内容によっては大儀である。追って使者を使わすのでしばし待たれよ。」

「はい、勿体ないお言葉です。神明流は義を重んじます。是非、調査のほどよろしくお願い致します。」

「うむ。約束しよう。優勝おめでとう。」

 国王は、親衛隊と共に戻っていった。俺は、モニターとリンクを解除する。

”取敢えず、終わったな。いい方向に進むといいけど”

 俺は、ステージを降り控室へと戻った。すると、ラルトが声をかけてくる。

「いやぁ、君の勇気と行動に敬意を表するよ。」

「そんな、俺は、俺に出来る事をやったまでだよ。」

「しかし、凄いよ。国王に直訴なんて。下手したら処刑されてしまうところだよ。」

「え、そんなに大変なことになったかもなの?」

「そりゃそうさ。下手したらあの場で取り押さえられ、牢に入れられつよ。そして、審問にかけられて王家の侮辱罪とかになって処刑さ。」

 ラルトは”ヤレヤレ”のポーズをする。

「マジか・・・」

「おいおい・・・まさか、そうなる可能性を考えていなかったのかい?」

 ラルトは目頭を押さえたポーズを決める。

「でも、すべていい方に転がったようだね。おめでとう。」

「あぁ、ありがとう。ラルトと会えてよかったよ。」

「君にそう言われると嬉しいな。さて、では、僕はそろそろ行くよ。またな。」

「あぁ、また!」

 ラルトは、剣術学院に帰っていった。あそこは確か全寮制の学園だったよな。今度、見学にでも行ってみるかな。ウルスは、騎士団の人と話をしている。この大会は、新たな人材の発掘でもある。彼女が騎士団に入れたらそれはそれで目標達成だろう。俺は、ウルスの検討を祈りながら帰路につく。コロシアムを出るとティナ達が俺を待っていてくれた。俺は、ティナたちと合流する。

「ちょっと、道場に寄りたいんだけどいい?」

「ティナは、タカミについて行く。」

「妾も一緒に行くのじゃ。」

 ノアは、”パタパタ”と俺の肩に留まる。俺達は、皆で道場に向かった。道場には、多くの人が集まっている。

「凄いね・・・」

「おおおお!!タカミ師範が戻ってらしたぞ!!」

「へ?タカミ師範??」

 俺は、志願者に囲まれた。

「あ、タカミ!入門の志願者が凄いんだよ。ちょっと手伝って。」

「あいよー。」

 俺達は、ドミノを手伝う。今回の剣術大会を観戦しての入門志願者らしい。どうやらちゃんと神明流をアピールできたみたいだ。

「全く、今の若者ときたらちょっといいと思うとこれじゃ。いったい何人が残るか楽しみじゃ」

 ホープも何気に嬉しそうだ。

「師匠。良かったです。俺、役に立てたみたいで安心しました。」

「何を馬鹿な事を言っておる。剣術は常に修練じゃ!気を抜かずきちんと鍛錬するのじゃぞ!」

「はい、勿論です。それよりも、近々、師匠の病気の治療をしたいと思います。これから、返って準備をするので少しお時間をください。」

「ふん、期待しないで待っとるよ。」

 俺は、ドミノとホープに挨拶をして屋敷に戻った。あ、そうだ。宝物庫から借りた大金貨を返さないと・・・

「ナディア、結局、最後は大金貨どれくらいになったの?」

「そうじゃな。かなり沢山あるのじゃ。最初が確か、2.3倍で、次が1.15倍、次が1.2倍、決勝は2.1倍だったのじゃ。しかも、決勝は全額ご主人に賭けたのじゃ!」

たしか、決勝前までは上限50000枚だったよね。えっと、、、488250枚!!!!宝物庫に45000枚帰したとしても凄い事になっているな・・・」

 結局、大金貨443250枚増えた事になる。円に換算すると、¥443,250,000,000円だ。一生かけても使い切らんな・・・そう言えば、俺の一生ってどれくらいなんだろう(;’∀’)。いつか、これを元手に何か始めるかな・・・。

 俺は、自室に戻りいつもの様にIPS細胞を導入したマウスの観察をする。特に問題は見られない。マウスの観察はここまでにして、もう少し、人に近い魔物でも試してみる事にする。





========タカミのワンポイント===========

iPS細胞とは、人間の皮膚や血液などの体細胞に、ごく少数の因子を導入し、培養することによって、様々な組織や臓器の細胞に分化する能力とほぼ無限に増殖する能力をもつ多能性幹細胞に変化します。 この細胞を「人工多能性幹細胞」と呼びます。英語では「induced pluripotent stem cell」と表記しますので頭文字をとって「iPS細胞」と呼ばれています。

iPS細胞は、再生医療や、病気の原因を解明し、新しい薬の開発などに活用できると考えられています。

 iPS細胞は、再生医療や、病気の原因を解明し、新しい薬の開発などに活用できると考えられています。再生医療とは、病気や怪我などによって失われてしまった機能を回復させることを目的とした治療法です。 iPS細胞がもつ多分化能を利用して様々な細胞を作り出し、例えば糖尿病であれば血糖値を調整する能力をもつ細胞を、神経が切断されてしまうような外傷を負った場合には、失われたネットワークをつなぐことができるように神経細胞を移植するなどのケースが考えられます。 iPS細胞から分化誘導した細胞を移植する細胞移植治療への応用が期待できます。

 一方、難治性疾患の患者さんの体細胞からiPS細胞を作り、それを神経、心筋、肝臓、膵臓などの患部の細胞に分化させ、その患部の状態や機能がどのように変化するかを研究し、病気の原因を解明する研究も期待されています。 例えば、脳内にある神経細胞が変化して起こる病気は、外側からアクセスすることが難しく、また変化が進んでしまった細胞からは、正常な状態がどうであったかを推測することが難しいとされてきました。 iPS細胞を用いることで、こうした研究が飛躍的に進む可能性があります。

 また、その細胞を利用すれば、人体ではできないような薬剤の有効性や副作用を評価する検査や毒性のテストが可能になり、新しい薬の開発が大いに進むと期待されています。

現在の国内外の研究成果を調べると、iPS細胞から神経、心筋、血液など様々な組織や臓器を構成する細胞に分化することが報告されています。 ただし、細胞や組織というものは臓器という立体的なものの一部にすぎません。そのため、立体的な臓器をつくる試みもなされており、小さな肝臓などを作ったという報告(Nature. 2013 July 25; 499: 481-484)や ミニ多臓器(肝臓・胆管・膵臓)の作製の報告(Nature 2019 Sept 25; 574: 112–116)もありますが、 人間のサイズに見合う、あるいは人間の体内で機能するような大きく立体的な臓器ができたという報告はまだありません。今後、3Dプリンターやバイオマテリアルなど、さまざまな素材や技術と組み合わせ、発展が期待されている分野といえるでしょう。

病気や怪我で機能が失われた細胞をiPS細胞から作製して移植する、再生医療の実現を目指した研究が国内外で行われています。 iPS細胞を用いた再生医療における安全性の課題として、腫瘍が形成されるのではないかという懸念があるため、 これまで、世界中でiPS細胞の安全性の向上に関する研究が行われてきました。とりわけ、CiRAでは研究所をあげてこの課題に取り組んできました。 その結果、懸念された課題を解決し、大幅に安全性を高めることに成功しています。

 iPS細胞の腫瘍化については、大きく分けて2つのメカニズムが考えられてきました。 1つは細胞に導入された初期化因子が再活性化すること、あるいは人工的に初期化因子を導入するため、もともとの細胞がもつゲノムに傷がつくことでiPS細胞が腫瘍化してしまう、というものです。 これについては、再活性化を起こさない最適な初期化因子が探索され、また、初期化因子が細胞の染色体に取り込まれない(ゲノムに傷をつけない)iPS細胞の作製方法が開発されています。 もう1つは、未分化細胞が残存すること等によって引き起こされる、テラトーマと呼ばれる奇形腫(良性腫瘍)の形成です。これについては、iPS細胞の増殖や分化に関する研究を進めており、着実に成果をあげつつあります。
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