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【ティファの葛藤】
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==========ここからティファ目線============
私はそれを目の当たりにした時、本当に驚いた。今まで魔導師として尊敬してきた相手が本当は9歳の子供だった。私は、私なりに魔導士として自信があった。16歳で冒険者ギルドに所属して、様々な依頼を熟してきた。その甲斐があって、16歳の終わりにはゴールドランク、17歳にはプラチナランクとなり冒険者ギルドから仕事を任されるようになった。異例の速さでランクを上げて来たと思っていた。氷魔法も今では5階層まで使いこなすことが出来る。これもかなり優秀だと思っていた。しかし、そんな自信も既に打ち砕かれた。ギルドマスターから、ゴールドランクの冒険者の監視をして欲しいと依頼され、同じ冒険者ギルドに所属するプラチナランクである3人の冒険者で依頼を受けた。その対象者がアルファードだった。彼は、ゴールドランクであるにもかかわらず、私の知らない上位魔法を平気な顔をして、普通に使う。上位魔法は、膨大な魔力とMPが必要とされ、大魔導士でもそう何度も連続して使えるものでは無い。私は、彼は大魔導士だと思った。しかし、彼は、それを否定した。彼曰く、”魔導剣士”だそうだ。彼の言う通り、剣の腕前も超一流だ。あの伝説のアサシンであるボルボ=アイーン様をまるで”子供の手を捻る”様な感じで打倒してしまった。それどころか、聖獣である九尾様を従属に従え、勇者パーティーでさえ打ち取れなかった八頭オロチを余裕で討伐してしまった。そんな彼に特別な気持ちを抱き始める事に気付いた。しかも、あの天才獣人のヴァイロンでさえ彼に夢中ときている。煽られた感は否めないが、私は、アルファードと離れたくないと思った。私は、きっとアルファードを好きになってしまったのかもしれない。そんなアルファードと一緒に居るために、フェニックスの探索を提案した。アルファードのは乗り気で、二つ返事でOKしてくれたのだが・・・
探索を翌日に控え、準備をしている時にキャップがやって来た。
「ティファ、次の依頼も良かったら俺とコブラとヴァイロンでパーティーを組まない?」
「うーん、ちょっと考えさせて。もしかしたら、しばらくの間、留守にするから戻ってからでいい?いつになるか分からないけど。」
「ん?なんか、面白い依頼でもあったのか?俺達と一緒の方が楽だと思うけど。」
「今回は、結構ハードな探索だから、皆に迷惑をかけられないよ。報酬もどうなるか分からないし。」
「報酬が分からないってどういうことだ?」
「まぁ、見つかったら何かあるかもしれないけど、無いかもしれない。見つからないかもしれない。そんな感じだから、皆に悪いから」
「でも、危険な依頼なんだろ?一人で大丈夫なのか?」
「依頼っていうか、探索なんだけどね。」
「なんの探索をするんだ?何々?一人だけ何か特別な物でも探すのか?」
「そんなじゃないって。兎に角、帰って来てからパーティーの事は考えるわ。」
「あ!探索ってアルファードが言っていたあれの事か?」
キャップが手を”ぽん”とする。
「え!!アルファード!!アルファードがフェニックスの事言っちゃったの?」
「フェニックスだって!!何?フェニックスを探しに行くのか?しかも、アルファードも?」
「あ!・・・」
つい、キャップに口を滑らせてしまった。キャップがコブラとヴァイロンにも声をかけて皆でいくことになってしまった。フェニックス探索中にリザードマンの村に行き、そこで中央帝都の騎士団長パジェロ様とアルファードが対決する。ここでも、パジェロ様を軽く捻り、捕虜にしてしまった。そして、その道中、危険な”死の空気”が蔓延する火口へ入る際も、アルファードは、魔道具を作り出し、皆が火口に行けるようにする。そしてついにフェニックスと他御対面だ。そんな伝説のフェニックスを今度は従属にしてしまった。正直、規格外の魔力の強さと魔法は、私の心を虜にしていく。しかし、その際にアルファードの正体が”実は9歳の子供”だった。その事実を知り、様々な感情が吹き上がる。尊敬し、ほのかに恋心を抱いていた相手が”9歳の子供”なのだ。しかも、自信があった魔法があんな小さな子供に劣るのだと思うと私の心中は穏やかではない。話を聞くと、あのウォーレン大魔導士の弟子だと言う。やはり、住む世界が違うんだなと感じた。私は、これからアルファード?タカミ君?とどうやって接していいか分からなくなっていた。私は、頭を”くしゃくしゃ”っと掻き、
”あー、もう。兎に角、お風呂に入ろう!!”
私は、浴室に行き”シャワー“を浴びる。
”これもあの子が作ったんだよね・・・”
私は”シャワー”浴びながら”つい”そんな事を考えてしまう。そんな時、
「お邪魔するニャー!」
「ちょ、ちょっと、ヴァイロン!なんで?」
「いいからいいから、一緒に入るニャー」
ヴァイロンが突然入ってくる。仕方が無いので一緒に入る事にした。
「おー、ティファの胸は相変わらずいい形しているのニャー」
ヴァイロンがじゃれて、私の胸を揉む。
「ちょ、ちょっと、やめてよ。もう。”シャワー”が浴びられないでしょ!」
「一緒に浴びるニャー」
ヴァイロンが豊満な胸を押し付けてくる。相変わらずすごいモノを持っている。
「ちょっと、分かったからそんなに押し付けないでよ。」
「当たっちゃうんだニャー、しょうがないニャー」
こうして、ふざけながら”シャワー”を浴びていると余計なことを考えなくいい。きっと、ヴァイロンなりの配慮何だろう。私達は、”シャワー”を浴び終え、浴槽に浸かる。
「ねぇ、ヴァイロン。アルファードの事どう思う?」
「ニャ?アルファード?」
「うん。だって9歳の子供なんだよ。それなのに・・・」
「そうだニャー。私は凄いと思うけどニャ。私が9歳の時はあんなに色々なこと出来なかったニャー。」
「皆そうじゃない?(;’∀’)」
「でも、私にとってアルファードはアルファードニャ!見た目と年が変わっただけニャ。すごい物は凄いのニャ。私は、アルファードもタカミも両方好きニャ。年下の旦那様もいいニャ(笑)」
「アルファードはアルファードか。確かにそうなんだよね。でも、なんか、しっくりこないんだよな。」
「そんなに見た目が大事かニャ?それなら、後8年もすれば見た目も年も同じになるニャ。でも、私は、今出会ったアルファードに憧れて好きになったニャ。今回なんかそうにゃけど、見た目はいくらでも変えられるし、年もいくらでも胡麻化せるニャ。大事なのは、その人をどう見るかじゃないのかニャ?ティファは、アルファードが9歳だと、アルファードとして認められないのかニャ?」
「そういう訳じゃないけど・・・」
「アルファードが今までやってきたことが事実ニャ。私は、それをちゃんと受け止めているニャ。だから、見た目や年は関係ないニャ。」
ヴァイロンは、上を見上げながら離す。
「確かに、彼は私達より大人の対応だったし、考え方も子供の考えじゃなかった。言われなきゃ9歳だなんて誰も思わないよ。」
「それにエッチなのは他の男達と変わらないニャ。たまに、私の胸を”ジー”っと見ている時があるニャ。」
「確かに、ちょっとエッチだけど、何気に紳士的なんだよな。子供だからまだ思春期が来てないんじゃない?(笑)」
「じゃあ、その時はおねーさんが色々教えてあげるニャ!それいいニャ!」
「ちょっと、ヴァイロン、何言っているのよ。私が教えてあげるんだからね。」
「じゃあ、二人で教えてあげればいいニャ!悩殺ニャ!」
「もう、馬鹿な事ばっかり言って!でも、ありがとう。」
「ううん。私は、ティファも好きニャ。ライバルニャ!」
「ライバルって・・・、ティナちゃんやナディアさんも含まれるの?」
「きゅ、九尾様!!九尾様は別ニャ・・・」
ヴァイロンは、”ブクブク”浴槽に沈んでいった。やっぱり、獣人にとって聖獣の九尾は特別なんでしょう。そんなヴァイロンに励まされ蟠りも全部とはいかないが晴れて行った。「ヴァイロン、ありがと」
ヴァイロンは私に微笑みかけてくれた。まだ、出会ってあまり時間が経っていないにもかかわらずこれだけの信頼関係が築けた。私にとってアルファードもそうなんだろう。中には人との付き合いは時間と言う人もいるだろう。確かに多くの時間を共に過ごせば信頼関係も出来てくるかもしれないが、濃度の濃い付き合いをする方が一段と信頼関係が強くなると私は思った。
「にゃあ、今度は、ティファの胸を大きくするのを手伝うニャー!」
浴槽を”バシャバシャ”して私の胸を揉もうとする。
「それは、大丈夫!!」
二人で“キャッキャ”言いながらヴァイロンとの入浴タイムは終わった。
すっかり暗くなった拠点の外でタカミが座って森から浮かび上がるほのかな光の景色を見ている。
「アルファード」
タカミが振り返る。
「ティファ」
私は、その振り返る光景がアルファードと重なる。
「アルファード・・・ううん、タカミ。私ね・・・」
私は、今まで思っていたことを素直にタカミに告げる。タカミは、それを優しい目で”ウンウン”と頷きながら聞いてくれた。また一つ、アルファードいや、タカミとの大切な時間が出来た。
私はそれを目の当たりにした時、本当に驚いた。今まで魔導師として尊敬してきた相手が本当は9歳の子供だった。私は、私なりに魔導士として自信があった。16歳で冒険者ギルドに所属して、様々な依頼を熟してきた。その甲斐があって、16歳の終わりにはゴールドランク、17歳にはプラチナランクとなり冒険者ギルドから仕事を任されるようになった。異例の速さでランクを上げて来たと思っていた。氷魔法も今では5階層まで使いこなすことが出来る。これもかなり優秀だと思っていた。しかし、そんな自信も既に打ち砕かれた。ギルドマスターから、ゴールドランクの冒険者の監視をして欲しいと依頼され、同じ冒険者ギルドに所属するプラチナランクである3人の冒険者で依頼を受けた。その対象者がアルファードだった。彼は、ゴールドランクであるにもかかわらず、私の知らない上位魔法を平気な顔をして、普通に使う。上位魔法は、膨大な魔力とMPが必要とされ、大魔導士でもそう何度も連続して使えるものでは無い。私は、彼は大魔導士だと思った。しかし、彼は、それを否定した。彼曰く、”魔導剣士”だそうだ。彼の言う通り、剣の腕前も超一流だ。あの伝説のアサシンであるボルボ=アイーン様をまるで”子供の手を捻る”様な感じで打倒してしまった。それどころか、聖獣である九尾様を従属に従え、勇者パーティーでさえ打ち取れなかった八頭オロチを余裕で討伐してしまった。そんな彼に特別な気持ちを抱き始める事に気付いた。しかも、あの天才獣人のヴァイロンでさえ彼に夢中ときている。煽られた感は否めないが、私は、アルファードと離れたくないと思った。私は、きっとアルファードを好きになってしまったのかもしれない。そんなアルファードと一緒に居るために、フェニックスの探索を提案した。アルファードのは乗り気で、二つ返事でOKしてくれたのだが・・・
探索を翌日に控え、準備をしている時にキャップがやって来た。
「ティファ、次の依頼も良かったら俺とコブラとヴァイロンでパーティーを組まない?」
「うーん、ちょっと考えさせて。もしかしたら、しばらくの間、留守にするから戻ってからでいい?いつになるか分からないけど。」
「ん?なんか、面白い依頼でもあったのか?俺達と一緒の方が楽だと思うけど。」
「今回は、結構ハードな探索だから、皆に迷惑をかけられないよ。報酬もどうなるか分からないし。」
「報酬が分からないってどういうことだ?」
「まぁ、見つかったら何かあるかもしれないけど、無いかもしれない。見つからないかもしれない。そんな感じだから、皆に悪いから」
「でも、危険な依頼なんだろ?一人で大丈夫なのか?」
「依頼っていうか、探索なんだけどね。」
「なんの探索をするんだ?何々?一人だけ何か特別な物でも探すのか?」
「そんなじゃないって。兎に角、帰って来てからパーティーの事は考えるわ。」
「あ!探索ってアルファードが言っていたあれの事か?」
キャップが手を”ぽん”とする。
「え!!アルファード!!アルファードがフェニックスの事言っちゃったの?」
「フェニックスだって!!何?フェニックスを探しに行くのか?しかも、アルファードも?」
「あ!・・・」
つい、キャップに口を滑らせてしまった。キャップがコブラとヴァイロンにも声をかけて皆でいくことになってしまった。フェニックス探索中にリザードマンの村に行き、そこで中央帝都の騎士団長パジェロ様とアルファードが対決する。ここでも、パジェロ様を軽く捻り、捕虜にしてしまった。そして、その道中、危険な”死の空気”が蔓延する火口へ入る際も、アルファードは、魔道具を作り出し、皆が火口に行けるようにする。そしてついにフェニックスと他御対面だ。そんな伝説のフェニックスを今度は従属にしてしまった。正直、規格外の魔力の強さと魔法は、私の心を虜にしていく。しかし、その際にアルファードの正体が”実は9歳の子供”だった。その事実を知り、様々な感情が吹き上がる。尊敬し、ほのかに恋心を抱いていた相手が”9歳の子供”なのだ。しかも、自信があった魔法があんな小さな子供に劣るのだと思うと私の心中は穏やかではない。話を聞くと、あのウォーレン大魔導士の弟子だと言う。やはり、住む世界が違うんだなと感じた。私は、これからアルファード?タカミ君?とどうやって接していいか分からなくなっていた。私は、頭を”くしゃくしゃ”っと掻き、
”あー、もう。兎に角、お風呂に入ろう!!”
私は、浴室に行き”シャワー“を浴びる。
”これもあの子が作ったんだよね・・・”
私は”シャワー”浴びながら”つい”そんな事を考えてしまう。そんな時、
「お邪魔するニャー!」
「ちょ、ちょっと、ヴァイロン!なんで?」
「いいからいいから、一緒に入るニャー」
ヴァイロンが突然入ってくる。仕方が無いので一緒に入る事にした。
「おー、ティファの胸は相変わらずいい形しているのニャー」
ヴァイロンがじゃれて、私の胸を揉む。
「ちょ、ちょっと、やめてよ。もう。”シャワー”が浴びられないでしょ!」
「一緒に浴びるニャー」
ヴァイロンが豊満な胸を押し付けてくる。相変わらずすごいモノを持っている。
「ちょっと、分かったからそんなに押し付けないでよ。」
「当たっちゃうんだニャー、しょうがないニャー」
こうして、ふざけながら”シャワー”を浴びていると余計なことを考えなくいい。きっと、ヴァイロンなりの配慮何だろう。私達は、”シャワー”を浴び終え、浴槽に浸かる。
「ねぇ、ヴァイロン。アルファードの事どう思う?」
「ニャ?アルファード?」
「うん。だって9歳の子供なんだよ。それなのに・・・」
「そうだニャー。私は凄いと思うけどニャ。私が9歳の時はあんなに色々なこと出来なかったニャー。」
「皆そうじゃない?(;’∀’)」
「でも、私にとってアルファードはアルファードニャ!見た目と年が変わっただけニャ。すごい物は凄いのニャ。私は、アルファードもタカミも両方好きニャ。年下の旦那様もいいニャ(笑)」
「アルファードはアルファードか。確かにそうなんだよね。でも、なんか、しっくりこないんだよな。」
「そんなに見た目が大事かニャ?それなら、後8年もすれば見た目も年も同じになるニャ。でも、私は、今出会ったアルファードに憧れて好きになったニャ。今回なんかそうにゃけど、見た目はいくらでも変えられるし、年もいくらでも胡麻化せるニャ。大事なのは、その人をどう見るかじゃないのかニャ?ティファは、アルファードが9歳だと、アルファードとして認められないのかニャ?」
「そういう訳じゃないけど・・・」
「アルファードが今までやってきたことが事実ニャ。私は、それをちゃんと受け止めているニャ。だから、見た目や年は関係ないニャ。」
ヴァイロンは、上を見上げながら離す。
「確かに、彼は私達より大人の対応だったし、考え方も子供の考えじゃなかった。言われなきゃ9歳だなんて誰も思わないよ。」
「それにエッチなのは他の男達と変わらないニャ。たまに、私の胸を”ジー”っと見ている時があるニャ。」
「確かに、ちょっとエッチだけど、何気に紳士的なんだよな。子供だからまだ思春期が来てないんじゃない?(笑)」
「じゃあ、その時はおねーさんが色々教えてあげるニャ!それいいニャ!」
「ちょっと、ヴァイロン、何言っているのよ。私が教えてあげるんだからね。」
「じゃあ、二人で教えてあげればいいニャ!悩殺ニャ!」
「もう、馬鹿な事ばっかり言って!でも、ありがとう。」
「ううん。私は、ティファも好きニャ。ライバルニャ!」
「ライバルって・・・、ティナちゃんやナディアさんも含まれるの?」
「きゅ、九尾様!!九尾様は別ニャ・・・」
ヴァイロンは、”ブクブク”浴槽に沈んでいった。やっぱり、獣人にとって聖獣の九尾は特別なんでしょう。そんなヴァイロンに励まされ蟠りも全部とはいかないが晴れて行った。「ヴァイロン、ありがと」
ヴァイロンは私に微笑みかけてくれた。まだ、出会ってあまり時間が経っていないにもかかわらずこれだけの信頼関係が築けた。私にとってアルファードもそうなんだろう。中には人との付き合いは時間と言う人もいるだろう。確かに多くの時間を共に過ごせば信頼関係も出来てくるかもしれないが、濃度の濃い付き合いをする方が一段と信頼関係が強くなると私は思った。
「にゃあ、今度は、ティファの胸を大きくするのを手伝うニャー!」
浴槽を”バシャバシャ”して私の胸を揉もうとする。
「それは、大丈夫!!」
二人で“キャッキャ”言いながらヴァイロンとの入浴タイムは終わった。
すっかり暗くなった拠点の外でタカミが座って森から浮かび上がるほのかな光の景色を見ている。
「アルファード」
タカミが振り返る。
「ティファ」
私は、その振り返る光景がアルファードと重なる。
「アルファード・・・ううん、タカミ。私ね・・・」
私は、今まで思っていたことを素直にタカミに告げる。タカミは、それを優しい目で”ウンウン”と頷きながら聞いてくれた。また一つ、アルファードいや、タカミとの大切な時間が出来た。
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