不死者転生 -救いのない物語- 転生した不死者は生きる為に侵略し美しい眷属を従える

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不死者転生 歴史 魔都ノベル

「魔都/聖都ノベル」

200年前まで栄えた北方の大国。
現在の大陸の北半分（現瘴気の森を含む北方の領域）に複数存在していた国家群の一つ。
　建国は800年前まで遡る。元々小国家が乱立する中で、南に瘴気の森を抱えており、対魔人、魔獣の防波堤の立ち位置だった為、他国とは不可侵条約を結び特別な中立国として栄えた。

また、建国まもない頃に瘴気の浄化に成功した賢者ノエルにより、浄化法を扱う集団が発足。次第に宗教的な側面を持つようになり、ノエル教が誕生してからは聖都ノベルと言われるようになる。

　500年前の賢王アンドレアルフスの代に瘴気を使った本格的な兵器開発に着手。初期は動物の死体を瘴気に充て、投石器で相手方に投げ込む事で人為的に疫病（呪い）を発生させる程度だったが、鏃や槍の穂先に使う鉄器に瘴気を帯びる武器開発に成功し殺傷力を飛躍的に高めた。

　その後、愚王シグルズにより人工的に魔人を作る禁忌の研究を開始しいくつかの成功を収めると魔人と瘴気武器による、圧倒的な軍事力で周辺国家を平定し、300年前の狂乱の女王ラマシュトゥの代で北方の1/3を領有する大国となる。
　
そして、、200年前。禁忌の研究に端を発した瘴気暴走により北方全域を巻き込んだ大厄災が発生。僅か1日で滅んだとされている。

なお、現在は広大になった瘴気の森の影響で、北方大陸の国が、人類が滅んだかどうか、実際には確認できていない。