不死者転生 -救いのない物語- 転生した不死者は生きる為に侵略し美しい眷属を従える

ボロン

文字の大きさ
上 下
9 / 67
転生したら不死者でした

不死者転生7 瘴気の森の殉教者たち

しおりを挟む
200年前滅んだ魔都ノベル。

疫病と災厄で滅んだと言われている、、、具体的にどのように滅んだのか?我が国が、数十年間、地道に研究を続けた結果、判明したことがある。

 魔都ノベル、、いや聖都ノベルでは、瘴気を研究していた事がわかっている。聖都というだけあり、瘴気を初めて浄化した聖者ノエルの生誕の地であり、ノエル教の聖地として大いに繁栄していたのだ。

 瘴気は人にとって害悪なだけでなく、土地を汚し、そこに住む命も蝕む。瘴気さえなければ、世界は更に広く豊かであるはずだ。

 この大陸の北半分は今や未開の領域となっている。記録によれば、魔都ノベルより北には、更に広大な土地が拡がり、貴重な鉱石や燃える黒い水があり、我々ならば、文明を次の段階に進める事さえできる貴重な資源が眠っているはずだ。

 聖都ノベルでは、瘴気を浄化し豊富な資源のある北方へ領土を拡げるべく、積極的に研究を行っていた。その過程で、多くの技術が生まれ瘴気を浄化するだけでなく有効活用する術を身につけた事を示唆する痕跡が複数見つかっている。

 野心的で聡明な我が王は、聖都ノベルの研究を引き継ぎ、この魔境を制圧。資源を確保した後、大陸を統一する事を望んでおられる。今回の遠征調査が成功すれば、その大きな足掛かりになるだろう。

 瘴気の濃いこの森で目的の遺物を調査するには、どうしても瘴気対策が必須になる。国でも貴重な浄化術を身につけた巫女2名に、5名の殉教者。殉教者1名につき一週間程は瘴気から守られる結界を維持できる。

 ここまでくるのに既に2名の殉教者を失っている。魔都に近づくにつれ、想定以上に瘴気が濃く、予定の地点へ行けたとしても帰りを考えると油断できない消費だ。

 明後日には、調査地点につきたいところだ。行きの行軍が遅れた原因、、、魔獣や獣に襲われた際の囮役である奴隷共のスピードが遅すぎる!それにしても。1名は調査期間中に消費するとして、帰りの分に使う殉教者が2名、奴隷は放置して帰るから、行軍速度は上がるが、それでもギリギリだ。

「バルグ隊長。今回の目的地まではあと一息だ。この辺りは瘴気に耐性を持つ大型の獣の領域だったな?警備体制は問題ないのか?」

そう問われた男は、精強な国軍の中で、現場指揮官として定評があり、この瘴気の森の調査に何度も同行している経験豊かな将校の1人だ。森ということもあり、普段の甲冑ではなく対瘴気防御の施された革鎧を身に纏いっている。

「傭兵は周辺警戒にあたらせ、巫女様と殉教者様の護衛は信頼のおける部下を配置しております。小型魔獣などであれば問題ありませんが、事前にご説明した通り、大型の黒毛熊の生息地となります。黒毛熊が出た場合、手筈通り奴隷を餌に即一時撤退する事になります。」

「うむ、奴隷に仕込んでいる毒で対策になるという事だったが、、毒の効き目は間違いないのだろうな?」

「はっ!毒については、問題なく黒毛熊を死に至らしめる事を確認しておりますのでご安心ください。他の魔獣であれば、我が部隊で遅れをとる事は決してございません!」

 黒毛熊はこの森で最大の脅威の1つだ。軍隊とは言え、討伐するには犠牲を避けて通ることはできない。2年前の調査隊を壊滅させた原因になっている。

 そこから、黒毛熊対策の呪毒の開発を本格的に行い完成までに1年、効果検証・改善に1年を要した。完成までに犠牲になった人数は数十名にもなるのだ。効果がありませんでしたでは笑い者ではないか。

 黒毛熊の習性は、近似種と変わらないと想定されている。一度、人の味を覚えれば、全滅するまでしつこくつけ狙われる事になるだろう。

 一度の襲撃で1名を犠牲にし、毒の効果で死に至らしめるのにどんなに長くかかっても2時間は超えないだろう。

 縄張り意識も強いため、調査地の主を倒せれば調査中の安全は確保されたも同然だ。いつ襲われるか神経を擦り減らし続けるよりは、さっさと現れてくれた方が良い。行き帰りの保険として考えても奴隷10名は流石に多かったかもしれないが、、保険は多いに越したことはない。

 私がバルク隊長と今後の予定を再確認していると、1人の兵士が伝令に来た。

「バルク隊長!斥候の傭兵より生体探知に黒毛熊と思われる反応を捉えたとの報告がありました!北に300mの距離で、こちらに向かっているとのことです。このままではすぐに接敵する恐れがあります!」

、、探索範囲からすれば、十分に時間を確保できた方だろうが、、、。

「・・・いよいよ呪毒の効果を証明できるな。」

「ええ、作戦通り一時撤退します。ここからは私の指揮に従ってくださいますね。」

「わかっている。早急に撤退作戦を始めてくれ。」

 自信に満ち溢れたバルクの表情は、わずかに残っている不安を消し去るには十分に頼もしい。

 そこからの兵士の行動は早かった。速やかに巫女と殉教者を誘導しながら傭兵と連携して撤退を開始した。10名いた奴隷達は黒毛熊の餌になるべく1名を残し、同時に撤退を開始する。

 残った1名は掌を釘で木に打ち付けられ固定されている。血の匂いで黒毛熊の興味を十分に引いてくれるだろう。まだ若く10代と思われる哀れな奴隷は、その献身的な犠牲にも関わらず歴史に名を残す事もなく、忘れ去られる事になる。悲痛な助けを求める声にならない叫びが永遠に続くかのように森に響き渡っている。部隊の空気は重い。。

 十分に距離を取るにはまだ進む必要があるだろうが、それでも人間一人分の肉だ。一旦はそれを確保して食した後、次の襲撃に出るか、貪り尽くすまで動かないだろう。

 そして、毒の効果が出始めれば襲撃など有り得ない。影響が出始めるのは、およそ10分。また、一口の味見もせずに更に襲撃するというのは考えずらい。

「バルク隊長、どうやら作戦は見事にハマったようだな。遅くとも2時間で確実に死に至るはずだ。2時間後、数名の傭兵を斥候に出し状況を確認する手筈だと思うが、問題はなさそうか?」

「はい、フィル様のご理解の通りです。恐らく、既に呪毒が効果を発揮し始めているはずです。部下は引き続き巫女様とフィル様の研究者達を護衛しております。索敵は傭兵が行いますが、黒毛熊の縄張りを考えると、この場所は比較的安全です。2時間後には良い結果をご報告できるでしょう。」

「そうだな、そうでなくては困る。」

 わかっている事だ。奴隷とはいえ息子と同じ年頃の青年が、今まさに生きながら食われている。黒毛熊も近似種と相違なく、獲物はすぐに仕留めずに遊びながら貪り食うはずだ。

 その生き地獄は、長ければ数時間も続くことがあるのは実験でよくわかっている。そして、彼の絶望が呪毒を完成させ、共に果てる事だろう。だからこそ、叫ぶような報告を聞いた時、誰もが耳を疑った。

「黒毛熊だ!!黒毛熊がまだ追ってくるぞ!!!」

——————————————————————-


 襲撃前、オレは可能な限り情報を得るために、最初期の実験体である鼠の使い魔を調査隊のキャンプへ送り込んでいた。

 不死者とは異なり、魔獣は見ただけでわかるほどの気配は持っていないと戦士から聞いていたので、試しに偵察に出たわけだ。

 その結果、非常に興味深い話を研究者風の男、フィルから聞くことができた。黒毛熊って言うんだな、、、あいつら。全滅もあり得るなら、いっそ使い魔を使ってもいいかも、、と思ったが、呪毒なんてものがあるのか。

 国は平気で人体実験を行なっているようだから、できるだけ関わりたくないが、、、それにしても、北方には石油をはじめとした資源が豊富にあるというのは興味深い。

 オレ自身には科学知識がある訳ではないので、石油があるからって何ができるって話ではないが、、、オレには悠久の時間があるんだ。試行錯誤する時間はいくらでもある。うまく活用しつつ、森の瘴気浄化を邪魔すれば安全は確保できる。

 国の方針として森を侵攻することは確定事項のようだし、今回の囮作成といい、犠牲を考慮しない作戦が取れる政治的環境なんだな。

 呪毒といい、あの隊長も有能っぽい雰囲気だったし、全滅したら流石に調査くらいはされるだろう。何がきっかけになるかわからない以上、慎重に事を進めるしかない。

 彼らの失敗は、呪毒を奴隷にのみ仕込んでいたことだ。洗脳の際の設定が信じられないほどハマったな。奴隷はただ殺すだけだ。兵士は、、まぁ、食うかも知れないが、散々暴れ回った後の話だしな。

 さて、どれだけの犠牲を出すか、もしくは守りきるのか。オレは被害に関わらず一定の材料を仕入れる事はできるだろう。

 洗脳された黒毛熊は、最初の犠牲者である奴隷の青年で多少遊びはしていたが、食べる事なく殺している。彼にとっては、、長い時間苦しまなかったという意味で、幸せな最後になった事だろう。もちろん、まともな死に方ではないから、苦痛と絶望に染まって死んでいったが・・・。

 最初の犠牲者を始末した後、黒毛熊は洗脳された際に植え付けられた遊びを再現する為に、南へ向かって走り出した。

 彼の足なら数分で接敵することになる。調査隊の斥候役になっている傭兵たちは、北側を頂点に楕円形に広がって探知を継続している。探知魔法を使う余裕がなくなったら、隙を見て小型魔獣の使い魔に各個狩らせてもいいな。索敵能力が削られれば、それだけこちらが有利になる。明日以降も襲撃するなら順調に進むことだろう。

 最初に作戦の失敗、、黒毛熊の接敵に気付いたのは、一番北で探知していた傭兵だ。彼は察知するなり、引き返し大声で叫んで仲間に危険を知らせる。

 黒毛熊が食欲を満たすのではなく、狩を楽しむのであれば、戦うしかない。しかし1人では無理だ、本体まで距離は100mはある、100mを無事に走り切れるか、今は後ろを振り返る余裕も探知する余裕もない。

 夜目が効くとは言え人間の目でこれだけ深い森を走りきるなど奇跡の所業だ。だが、彼はやりきった。枝にぶつかり擦り傷を作りながらも、無事に本体に合流できたのだから、なんという幸運だろう?
 
 すでに異常を察知した他の傭兵たちも本隊に合流している。この判断の速さはさすがといえるだろう。本来なら、危険な戦闘を避ける為に奴隷を再度囮にすべきだが、この個体は襲撃を続けると判断した隊長の指示により、迎撃が指示された。

 黒毛熊が相手となると、傭兵10名全員で対処しなければ勝つのは難しい。事前の取り決め通り、傭兵は前衛として迎え撃つ体勢だ。獲物はメイスや斧を持つ者と弓を持つもの半々だ。

 熊相手なら槍の方が良さそうだが、呪毒で対処する前提があったからか、小回りのきく武器がメインになっている。

 行軍中のメンテナンスにも限度があるためか、鈍器や重さのある斧と短剣を組み合わせている傭兵5名が前衛となり、弓を持つ傭兵が後衛として扇状に拡がり木の上に配置されている。

 闇夜で弓はどうなんだ?と思って戦士に聞いてみたが、弓兵をやっている傭兵は、大抵“見通しの魔法“を習得しており、闇夜でも問題なく狙いを定められるらしい。

 調査隊として依頼を受けるほどだから、どれも上位の傭兵になるだろう。ちなみに、うちの戦士は調査隊に参加できるほどの実力はなかったそうだ。

 黒毛熊も闇夜を見通すことができる。使い魔の黒毛熊の目を通してみた夜の森はとても鮮明に見えた。その暗視能力はオレと遜色がない。

 彼の目には、前衛で自らを奮い立たせる傭兵の姿も、木の上からこちらを見ている弓兵の姿もはっきりと視認できている。強者の奢りか、弓兵を気にする素振りも見せず、スピードを緩めることなく傭兵へ突進する。

 想像してみて欲しい、総重量700kgを超える重量が時速50kmで体当たりしたらどうなるか。普通の熊ならこんな行動は取らなかっただろう。慎重に距離を詰め、観察し、獲物に定めた相手を仕留めて持ち帰る。

 だから、突進した後、止まることなく兵士に守られている巫女へ迫るなど想定外だろう。研究者や巫女、殉教者達は驚き怯え統制を失ってしまった。

 特に死ぬ覚悟などない研究者と巫女は、それぞれが勝手に逃げ始めてしまったのだ。兵士も一箇所で守ることができず迎え撃つ者、研究者や巫女を守る為に追いかけるものなど、想定外の襲撃に混乱が加速していく。


 黒毛熊に弾き飛ばされた傭兵と兵士数名は気を失ったのかピクリとも動かない。中には致命傷になっている者もいるだろう。目につく獲物に片っぱしからその牙と爪を駆使して暴れ回る。

 ある者は顔面を抉り取られ、あるものは噛みつかれた腕が千切れんばかりに振り回され、木や地面に激しく打ちつけらえる度に骨が砕け軟体動物のようにぐにゃぐにゃに宙を舞う。

 そんな地獄の中で、弓兵は狙いを定め個々に射かけるが、黒毛熊の分厚い毛皮に阻まれ刺さりはしても浅い。返しがついているのか抜けはしないようだが、、、弓兵は冷静に、確実に弓を射続けている。

 これは、、、毒か?呪毒とやらは、人の怨嗟を元に効力を発揮するようだし、、、通常の毒だろう。数撃てはその内仕留められるかもしれない。表情を見るに焦りは覚えているようだが、確信めいた意志を感じる。

 地上で動ける兵士や傭兵は残っていない有様だが、このままいくと、、、黒毛熊はやられる可能性があるな。これだけの被害だ、調査は断念して引き返すだろうが、、、それなら、逃げた巫女と研究者は確保したいな。

 オレは近くに控えさせていた大型魔獣にアクセスし、巫女2名と研究者2名、それを追いかけてさ迷っている兵士2名を襲わせることにした。

 他の獣に襲われた痕跡を残すために適当に兵士は食い荒らすように命じて、残り4名の確保を命じる。巫女は死んだと判断させる為にも、、、多少損壊させるか。使い魔たる大型魔獣の黒毛熊は、生命探知の魔法は効果を持たない。彼らは素早く獲物に近づくと死角からの強烈な一撃で次々に気絶させていく。

 気絶した兵士は、小型魔獣に命じて適当にかじらせている。魔獣は食う必要がないから食えるかわからんが指示した所、普通に咀嚼していた。ギリギリ生きて小型の魔獣に襲われた、と証言してもらいたいのでほどほどにな。

 巫女と研究者についてだが、研究者の方は片手を噛み切らせ、その場に腕を放置させた。死ぬ前に血止めしないといけないので、戦士に現場に向かうように指示を出す。巫女についても、服を破り血に染めてから少し離れた場所に放置させている。これで、離れた連中は別の小型の捕食者の餌食になったと判断するだろう。

巫女を失った調査隊は、逃げ帰れるかどうか、、瘴気との戦いになる。おそらく大半が死ぬだろう。1人でも無事に辿り着いて、失敗の経緯を伝えてほしい。黒毛熊は恐ろしいってな。森の入り口付近まで他の獣に襲われないように護衛をつけてやるか。

 できれば情報を持っていそうな上位者は確保したいが、、、死体が残っていれば確保しよう。黒毛熊が生き残れば、捕食するだろうがよく働いてくれたのでそれくらいは提供しようじゃないか。そうでなくても、それなりの情報は確保したも同然だ。


 指揮官達は既に失敗を悟り、撤退を開始している。探索ができる兵士に命じて巫女の探索を継続しなあがら撤退しているが、蜘蛛の子を散らすように逃げた巫女達の反応が既にない事を理解したようで、振り返ることなく南へ下っている。

 木の上から射掛けていた弓兵は下手に地上に降りることができず、黒毛熊に威嚇されている状況だ。様子を見るに、、、毒の効き目が現れてきたようだ。毒が熊を殺しきるのが先か、瘴気が弓兵を蝕み尽くすのが先か、勝敗は五分五分だろう。

 まぁ、、弓兵に勝利の女神が微笑んだとしても、瘴気に侵された彼らは生きて故郷に帰ることはない。将来、調査隊が来たときに、痕跡が残っていないと不自然だ。死体も残しておかなければいけない。

 黒毛熊にしても、毒を受けてなお生き延びるかはわからない。その辺の死体はぐちゃぐちゃになっており、奴隷の肉も兵士の肉も区別しようがない。服装くらいか?ちぎれた肉片は流石に判別がつかない。食う肉によっては呪毒も発動するかもしれない、ロシアンルーレット状態だ。

 オレはオレの目的を果たす事ができたので、もう彼らがどんな結末を辿ろうと、どうでもよかった。それよりも、新たな実験体をどう使うか、そちらの方が気になってしょうがない。そろそろ戦士達が棚ぼた的に拾った戦利品を持ち帰る頃だ。

 戦士はオレの希望通りの獲物が手に入ったからか、わかりやすく満足した顔をして戻ってきた。

「主よ、おめでとうございます。手に入れた戦利品ですが、負傷していたものは血止めを行なっております。巫女の浄化能力は、殉教者がいなければ自身を守る程度で我等に影響を与えられる程の力はないでしょう。どのようにいたしますか?」

「ご苦労だった。そうだな、、研究者はいつ死んでも構わないが使い道がある。巫女は自分自身を守る程度、、ということだが、同じ房に入れておけば、瘴気の影響を多少でも減らせると思うか?」

「巫女次第と思われますが、囚われた状態で研究者とはいえ男性ですし、味方を失うのは心細いでしょうな。可能な限り浄化すると思われます。」

「わかった。それぞれ牢に繋いでくれ。足枷も忘れるなよ。一番奥の牢屋は比較的使えそうだったな。そこに入れておけばいい。後は、瘴気の影響を最小化するために、巫女2名は早めに気付けするように。」

 ・・・ここまで指示を出したタイミングで、襲撃を監視していた使い魔からアクセスがあった。状況を確認すると、指揮官たちは必死に撤退を継続中、もう戻ることはないだろう。

 黒毛熊と弓兵は両方仲良く終わったようだ。黒毛熊は非常に役立つ戦力とわかったし、弓兵も有能だから手駒として加えたいところだが、、死体の数が減るのは不自然か。

 さて、驚くほど順調だったな。今回の戦利品達を使って、どうするか。。。巫女については浄化能力を詳細に把握したいから、人間のまましばらく飼うことになるだろう。食料等を回収させておくか。







□□後書き□□
読んでくださりありがとうございます!
次の話が気になって読みたい!と思っていただけるような作品作りができるように頑張りますので、ぜひ応援よろしくお願いします!
ブクマや評価いただけると、モチベーション爆上がりで作品作りが楽しくなるので、ぜひ!!!

引き続き、不死者転生(ふしてん)を宜しくお願いします!
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?

みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。 ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる 色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業

ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。

悪意のパーティー《完結》

アーエル
ファンタジー
私が目を覚ましたのは王城で行われたパーティーで毒を盛られてから1年になろうかという時期でした。 ある意味でダークな内容です ‪☆他社でも公開

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

処理中です...