女怪盗アクア 電子の監獄

司条西

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26:記憶と凌辱③

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バスルームに連れて来られた弥生は、レバーハンドルを倒して熱いシャワーを出した。
そして汗でべとべとになった身体を洗い流す。

「どうだいアクア、気持ちいいかい?」

弥生が声の先を見ると、バスローブ姿の葉月がいた。
ここは葉月が生活するために造ったプライベートルーム。
バスルームの隣は寝室になっていて、その間はガラス張りだ。
当然、シャワーを浴びる弥生の裸体は全て見られている。

(……最悪)

シャワーを浴びながら弥生は舌打ちした。
全裸を見られるだけならまだしも、この後に何をされるかと思うと悔しくてたまらない。

(せめてこの首輪だけでも外せれば)

シャワーを浴びながら、弥生は白い首に巻かれた首輪を触った。
少しでも逆らえば、ここから容赦の無い電気ショックが浴びせられるのは見えている。
護衛の人型ロボットも、しっかりと葉月の隣から弥生を見張っている。
逃げたり、反撃するのは不可能だ。

(まあ、別にいいわ。今さらこの程度、どうってことないもの)

暗い目をしてバスルームから出た弥生は、柔らかいタオルで丁寧に身体を拭いた。
そして黙ってベッドに腰を下ろす葉月へ向かって歩み寄る。

「そうだ、こっちに来るんだ」

やや薄暗くなった室内で葉月がバスタオルで身体に巻いた弥生を見つめる。
女怪盗は歯軋りをし、バスタオルを身体から剝ぎ取った。

「おっと、せっかくだからこいつに着替えてくれ。せっかく怪盗アクアを犯せるというのに、裸では気分が乗らないのでね」

葉月から渡されたのは、青いレオタードだった。
ただしバストとクロッチの部分には、穴が開けられている。

「ほんと、最低!」

これ以上に無い軽蔑の視線を送る弥生だが、葉月の持つリモコンを見ると諦めてレオタードを着た。
案の定、乳房と股の割れ目が布の穴から丸見えになっている。
最も隠したいはずの部分を、むしろ強調して露出させる恥辱の衣装に、弥生は脚先から顔まで真っ赤になった。

「さあ、そのレオタードを着た所で、ベッドまで来てもらおうか」

葉月が手招きするベッドには、鎖の付いた鉄の輪が4つ付いていた。
それがどのように使われるのかは、もはや説明されるまでも無い。

「か弱い女を犯す為にこんな拘束が必要なんて、変態さんはずいぶん臆病なのね」

せめてもの抵抗と、弥生は精一杯の皮肉を言いながらベッドの上に乗った。

「おやおや、君のどこがか弱いというのかね? これは犯罪者に対する当然の措置だよ」

言葉を軽く受け流した葉月は、リモコンを片手に顎を動かして命令する

「さあ、さっさと枷を嵌めるんだ。逆らったらどうなるかは、わかっているね」

目じりを険しく吊り上げながら、弥生は自らの手足に枷を嵌める。
そして覚悟を決めて、ベッドの上に仰向けになった。

「準備はできたようだね」

葉月がベッドのスイッチを押すと、枷に付いた鎖が巻き取られていく。

「うっ……」

手足を引っ張られた弥生が、小さく呻く。
彼女はベッドの上に大の字で磔にされた。
レオタードから露出した胸と股間も、もはや隠すことさえできない。

「うんうん、いい眺めだ」

大股を開いた女怪盗の前で、葉月は見せつけるようにバスローブを脱いで裸になった。
陰茎は既にはち切れんばかりに充血し、念願の女を犯す期待に滴を溢れさせている。

「辱めるなら早くしなさいよ」

「では、遠慮なく」

強い敵意と蔑視を込めた視線で睨む女怪盗に、葉月はゆっくりと覆いかぶさった。

「ああ柔らかい、そして暖かい、本当にいい気持ちだ。君をこうする日を私がどれだけ望んできたか、君に理解出来るかい?」

「そんなの考えたくも無い……ううっ!」

形の良い乳房が、葉月の掌の中で醜く歪む。
さらに乳首を吸い、しゃぶられる。
腋の匂いを嗅ぎ、女陰を舌でなぞり込まれる。
全身へ容赦なく降り注ぐ辱めに、弥生は耐えるように顔をしかめた。

「さすがに処女ではないようだな」

大きく開かされた股の間に、葉月が顔を埋める。
サーモンピンクの唇が指で開かれ、さらに指を挿入されると、さすがに弥生も羞恥に耐えきれなくなる。

「あ、あまり見ないで……」

「そうはいっても、これほど綺麗なアソコはなかなか無いからねえ。アクアちゃん、男性経験はどの程度あるんだい?」

舌で花びらをなぞりこみながら、葉月が尋ねた。

「そ、そうね、たぶん3桁は行っていると思うわ。だからこんな責めが私に通用すると思ったら……ひっ、ひぃぃっ!」

女怪盗の言葉を遮ったのは、急所への刺激だった。
葉月は舌でスリットをなぞりこみつつ、最も敏感な芽を舌先で転がす。

「3桁とは大きく出たものだな。ではさっそく、経験豊富な女怪盗のあそこを味見をさせてもらうとするか」

葉月は女怪盗の両足を掴むと、股の間にいきり立った陰茎を突き立てた。
そして既に潤いをもっていた膣へと挿入する。

「んっ、ああっ!」

さすがに羞恥を感じたのか、弥生の声は弱々しくなってきた。
葉月が腰を使って動かすと、女怪盗はさらに狼狽する。

「や、やっぱり、いやあっ!」

遂にしおらしい声が漏れる。
その身体は震えていて、恐怖の色がその目の中に光っていた。

「おやおや、男性経験が豊富な割には、この程度で怖がっているのかね?」

弱さを見せた弥生に、葉月はここぞとばかりに言葉で責める。
さらに女怪盗に教え込むように、腰を使って壺の中を掻き回した。

「う、うるさいわね、少し嫌なことを思い出しただけよ……あっ、はぁん!」

次第に弥生は甘い息を漏らし始めた。
犯されているのに感じているようだ。
声は噛みしめているが、愛液が溢れんばかりに分泌され、さらに具合が良くなる。

「ふふふ、身体は素直なものだな」

女怪盗の反応に、葉月の興奮が一気に高まった。
陰茎が暴発するように脈動する。

「あっ……」

ため込まれた葉月の汚液が激しく迸り、弥生の胎内に流れ込む。
全身を震わせ、搾り取るかのように膣が収縮した。

「ふぅ、最高の気分だ」

射精が終わっても、葉月はまだ自分の分身を引き抜かない。
女怪盗と繋がったまま肌の感触を、じっくりと楽しんでいる。

「……もう終わったのでしょう、ならいい加減に離れて!」

拒絶の言葉を吐く女怪盗だが、その目はどこか弱々しい。
辱めの前に弱さを見せてしまった悔しさを感じているようだ。

「ふふふ、私が1回で済ますと思ったかい?」

葉月の舌と指が、再び磔にされたレオタード姿への愛撫を開始する。
女怪盗の暖かさ、柔らかさを全身で味わっている内に、葉月の陰茎はみるみる回復していく。
そして再び挿入を始めた。

「んっ、やっ、いやぁっ」

四肢を拘束された女怪盗から弱い声が漏れる。
それを葉月は心から楽しみ、終わるとまた愛撫を始める。
そんな弥生に対する辱めは、朝まで終わることは無かった。
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