ゲーム世界で未来の大魔王の叔父に悪役転生したんだが、大魔王になるはずの姪っ子が中二病すぎてつらい件。

とある田舎の魔族の一員に生まれた俺はある日、自分が日本から転生してきたことに気づいてしまう。
ん? よく見てみたら、この世界、日本にいるときにやりこみまくった往年の名作RPG、【The New Ela Wars Ⅳ Killing Occupation】のゲーム世界じゃねえか!

俺の名前はカルート・ミレロパ・ダイバクローナ。
え、ちょっと待ってくれ、ってことはこの世を暗黒に染める人類殲滅戦争の首謀者、魔王メロルラーナ・コラトピ・ダイバクローナの義理の叔父じゃねえか。

魔王の育ての親にして、右腕、人類殲滅戦争の参謀。

これから大人になったメロルラーナは、俺以外の家族を王家に処刑されたことを恨んで人類を殲滅せんとする。
そして俺はその戦争を指揮することになる――。

いやちょっと待って、俺はほのぼのスローライフを送りたいんだ。
戦争なんてまっぴらだぞ。

そんなわけで今はまだ十一歳の義理の姪っ子、メロを俺はこれから平和主義者に育て上げて見せる!

と思ったらメロはちょうど中二病まっさかりの女の子で……。

「くっ、我が右手に大いなる力が宿った!」

いやまじでやめろ、お前の魔力は世界を滅ぼすんだ……。
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