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外伝・劇場版(風) 山吹色の世界
03
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『宗三左文字』、南北朝時代に作刀された、よく切れる刀で知られている有名な日本刀の一つとされている。現在は重要文化財に指定されているが、実は明暦3年の明暦の大火により再刀された刀であった。
しかし、噂では明暦の大火の際、刀はすり替えられており、現在国に保管されているのは『宗三左文字』の2作目と言われている。それは、国に今もなお保管されているはずだが、鎧武者の持つ刀の一つが、その『宗三左文字』の刀と酷似していた。
「もしかして・・・・」
これが正真正銘、『宗三左文字』の刀で間違いはないようだった。
真紀は刀を手にし、素振りをする。
「本物の刀だ」
カシャン!
「強者よ」
「!」
鎧武者は両腕を切り落とされ、胸に貫かれてもなお、それは動き出した。
「我を倒した強者よ、貴様にはその刀を持つ資格がある。『宗三左文字』と『童子切安綱』の二つの刀を持ちいて、我が主に挑むのだ」
「主って?」
「・・・・」
「ねぇ、主って誰よ」
しかし、鎧武者は答えなかった。
チリン
無言の鎧武者に対し、別に答える必要もないと言わんばかりに、鈴の音と共にその主が自らあらわれた。
「あら、主の命令にこたえないどころか、主を裏切るつもりなのかしら?」
真紀の背後に突然あらわれたそいつは、巫女の姿をしていた。
「誰?」
「私は裏切者が嫌いなの。私の言うことが聞けない奴は、」
巫女は何故か話し途中に顔を下に向けた。
「ん?」
真紀は下を向いたままの巫女の顔を覗こうとした。その時、ビュンっと急に顔が上がり、
「きゃああぁーーーー!!」
巫女の顔がいつの間にか白骨化した顔になっていた。
「フハハハハ、全員アノ世ヘ送ッテヤル」
「いやぁーーーーーー、来ないで~!」
真紀は何も考えず、目をつむった状態で手にしていた刀で、振り回した。
ビュン、ビュン
巫女には当たらず、空中を切る刀。
「何をしている強者よ」
「私はお化けが嫌いなの!あとピーマン」
「フフフフ、オ化ケガ苦手トハ滑稽ネ。ダケド、アナタヲ相手ニシタ奴モ、私ガ蘇ラセタオ化ケ」
「えっ?」
突然、鎧武者の首上が吹き飛んだ。
カラッ
体から落ちた頭は、地面に転がり真紀の足元まできた。
ゴクリッ
唾を飲み込む真紀は、恐る恐るその鎧武者の兜を持ち上げた。
「ん、軽い?」
顔を覆う兜の首周りの穴から覗くと、
「これは!?」
そこにあるべき頭がなかった。急いで鎧の中身を確認すると、それは空っぽだった。
「嘘・・・・だって、さっきまで動いて喋ってたのに」
チリン
「!」
真紀は、素早く振り向く。
「いない!?」
先程までいた巫女は、気づいた時にはいなくなっていた。残されたのは空っぽの鎧武者と、二本の刀だけだった。
+ + +
「本当、今日いったいなんなのよ」
暗くなってもなお、山吹を探す真紀だったが、今日の夜は何故か異様に明るかった。それは、まるで夕日のように赤く光る月は、不気味さを放っていた。
真紀は、二本の刀を腰に吊るし走っていた。
ドン!
そして、爆発音がする方向では、まだクマベラとの一戦が続いている。
シュルルルル
こちらも、次へとばかりに夜道から影があらわれた。
「全く、今日は何かのお祭り?鎧武者の化け物が現れたり、あっちでは色ありの少女、かと思えばお化けに、今度はトリニティの影の生き物。もう、疲れたよ。私はただ、ふきちゃんを探してるだけなのに」
シュルルルル
「邪魔!」
鞘から刀を抜き、バッサバッサと切る。
キューーー
逃げる影。
「何よ、逃げるなら来んな!」
と、その逃げた先に山吹すずらはいた。
「えっ?ふきちゃん!?」
「真紀ちゃん・・・・」
影は山吹の周りに集まり、キュンキュン鳴いていた。まるで、影が山吹になついている感じだった。
「どうしてそいつら、ふきちゃんになついてるの?」
「それはね」
山吹きは影をなでなでしながら、白いオーラを放った。
「ふきちゃん?」
白い光はどんどん強くなっていった。そして、
「はあぁ!」
念力波を放ち、真紀を突然吹き飛ばした。
「ぐはっ」
遠くに吹き飛ばされた真紀は素早く、能力で回復させる。
「どうしてよ、ふきちゃん!?」
しかし、山吹きは攻撃の手はやめなかった。山吹きは手に念力を集中させ、念力波を連発した。
真紀は走り避ける。念力波はそのまま辺りに被爆した。
「真紀ちゃん、避けないでよ」
「ふきちゃん?」
山吹の目はおかしかった。
「どうしたのさ、ふきちゃん」
しかし、山吹は何も答えなかった。だだニヤリと、不気味な笑みをして真紀を見ていた。
その遠くで巫女は二人の様子を見ていた。
「さぁ、お友達同士戦うのよ」
赤い満月は、更に光をました。
+ + +
「やめて、ふきちゃん」
不気味な笑いをしながら、迫ってくる山吹に真紀は何もできないでいた。
友達に攻撃なんてできるはずがない。でも、どうすればいいのか分からない。
「やめて、ふきちゃん。私はふきちゃんとは戦いたくない」
すると、突然刀がカタカタと動き出した。
「強者よ。あれは本当に貴様の友人か?」
刀が突然喋り出した。
「えっ?」
「よく見てみろ。あやつは今、誰かに操れている」
「操れている!?」
「そうだ」
山吹は今もずっと、こちらを見て微笑んでいる。
確かに、ふきちゃんなのにふきちゃんじゃないみたい。でも、
「でも、切れないよ。私の友達なんだよ。操られているならなおさら戦えない!」
「愚か者よ。倒さねば、貴様はやられる。ぬしは、死にたいのか?」
「でも・・・・」
「来ないなら、こっちからいくね」
山吹は再び念力を手のなかに集中させる。
「ふきちゃん、やめて!」
「私はやめない。あなたを倒さなければ巫女様は救われない」
「巫女様!?」
その時、ふと思い出す。鎧武者を倒してすぐにあらわれたあの巫女姿の奴。多分、アイツだと、真紀は確信する。
「ふきちゃん、目をさまして。そいつに操られてるんだよ」
「違う!」
「え?」
「私は巫女様に教えてもらったの。本当の自分を」
「何言ってるのふきちゃん」
「私は色ありの少女」
「!?」
突然、空が山吹色に変化した。
「これは!?」
「私はあちら側の人間だったってこと。たがら、真紀ちゃんとは敵になるね」
「そんな・・・そんなことで敵になんかならないでよ。私達、普通にやってきてたじゃん」
「普通に?普通にって何よ!あいつらが現れてから、普通なんてことあった?修学旅行まで襲われたんだよ。もう、普通じゃないんだよ。普通に戻れないんだよ」
「・・・・」
「私はあちら側だと言われた時は、頭が真っ白になった。でもね、私は東さんが私達の敵として現れた理由がその時分かったの。東さんも私と同様に持ちかけられた。
世界の輪回転に対抗する人間、即ち世界の滅びを待ってそれで終わるか、トリニティ率いる黒の言う、輪回転の法則に従って世界を滅ぼし再生し、次の世代に引き継がせるかのどちらかなの。ただ、人類のいる世界で終わらせるか、人類を滅ぼし次の新たな生物に引き渡すかという選択。そのどれもが人類にとって、滅びしかないと言うなら、私は今の人類を滅ぼし、新たな世界をつくることに選択する」
「ふきちゃんはそれで後悔しないの」
「後悔はするよ。でも、後悔しない人間なんていないと思う。私は後悔しても、自分の納得いく選択ができるならそれでいい」
「そのふきちゃんの選択の決心、分かったよ。でも、私は今の世界が好きなの。例えいつか滅びると言われても私は最後まで生き抜くよ。
人間、生きること放棄したらダメなんだよふきちゃん!」
「私は人間じゃない!」
「私は、ふきちゃんが人間と変わらないことを知っている。ふきちゃん、あなたは人間だ!」
「うるさい、うるさい、うるさい!!」
「黙らない!私は何回も言う。ふきちゃんは人間だ!」
「うっ!」
山吹は突然頭痛がおき、頭をかかえてしゃがみこんだ。
「ふきちゃん?」
+ + +
その頃、街の方ではクマベラと他の色なしの少女が戦っていた。
しかし、噂では明暦の大火の際、刀はすり替えられており、現在国に保管されているのは『宗三左文字』の2作目と言われている。それは、国に今もなお保管されているはずだが、鎧武者の持つ刀の一つが、その『宗三左文字』の刀と酷似していた。
「もしかして・・・・」
これが正真正銘、『宗三左文字』の刀で間違いはないようだった。
真紀は刀を手にし、素振りをする。
「本物の刀だ」
カシャン!
「強者よ」
「!」
鎧武者は両腕を切り落とされ、胸に貫かれてもなお、それは動き出した。
「我を倒した強者よ、貴様にはその刀を持つ資格がある。『宗三左文字』と『童子切安綱』の二つの刀を持ちいて、我が主に挑むのだ」
「主って?」
「・・・・」
「ねぇ、主って誰よ」
しかし、鎧武者は答えなかった。
チリン
無言の鎧武者に対し、別に答える必要もないと言わんばかりに、鈴の音と共にその主が自らあらわれた。
「あら、主の命令にこたえないどころか、主を裏切るつもりなのかしら?」
真紀の背後に突然あらわれたそいつは、巫女の姿をしていた。
「誰?」
「私は裏切者が嫌いなの。私の言うことが聞けない奴は、」
巫女は何故か話し途中に顔を下に向けた。
「ん?」
真紀は下を向いたままの巫女の顔を覗こうとした。その時、ビュンっと急に顔が上がり、
「きゃああぁーーーー!!」
巫女の顔がいつの間にか白骨化した顔になっていた。
「フハハハハ、全員アノ世ヘ送ッテヤル」
「いやぁーーーーーー、来ないで~!」
真紀は何も考えず、目をつむった状態で手にしていた刀で、振り回した。
ビュン、ビュン
巫女には当たらず、空中を切る刀。
「何をしている強者よ」
「私はお化けが嫌いなの!あとピーマン」
「フフフフ、オ化ケガ苦手トハ滑稽ネ。ダケド、アナタヲ相手ニシタ奴モ、私ガ蘇ラセタオ化ケ」
「えっ?」
突然、鎧武者の首上が吹き飛んだ。
カラッ
体から落ちた頭は、地面に転がり真紀の足元まできた。
ゴクリッ
唾を飲み込む真紀は、恐る恐るその鎧武者の兜を持ち上げた。
「ん、軽い?」
顔を覆う兜の首周りの穴から覗くと、
「これは!?」
そこにあるべき頭がなかった。急いで鎧の中身を確認すると、それは空っぽだった。
「嘘・・・・だって、さっきまで動いて喋ってたのに」
チリン
「!」
真紀は、素早く振り向く。
「いない!?」
先程までいた巫女は、気づいた時にはいなくなっていた。残されたのは空っぽの鎧武者と、二本の刀だけだった。
+ + +
「本当、今日いったいなんなのよ」
暗くなってもなお、山吹を探す真紀だったが、今日の夜は何故か異様に明るかった。それは、まるで夕日のように赤く光る月は、不気味さを放っていた。
真紀は、二本の刀を腰に吊るし走っていた。
ドン!
そして、爆発音がする方向では、まだクマベラとの一戦が続いている。
シュルルルル
こちらも、次へとばかりに夜道から影があらわれた。
「全く、今日は何かのお祭り?鎧武者の化け物が現れたり、あっちでは色ありの少女、かと思えばお化けに、今度はトリニティの影の生き物。もう、疲れたよ。私はただ、ふきちゃんを探してるだけなのに」
シュルルルル
「邪魔!」
鞘から刀を抜き、バッサバッサと切る。
キューーー
逃げる影。
「何よ、逃げるなら来んな!」
と、その逃げた先に山吹すずらはいた。
「えっ?ふきちゃん!?」
「真紀ちゃん・・・・」
影は山吹の周りに集まり、キュンキュン鳴いていた。まるで、影が山吹になついている感じだった。
「どうしてそいつら、ふきちゃんになついてるの?」
「それはね」
山吹きは影をなでなでしながら、白いオーラを放った。
「ふきちゃん?」
白い光はどんどん強くなっていった。そして、
「はあぁ!」
念力波を放ち、真紀を突然吹き飛ばした。
「ぐはっ」
遠くに吹き飛ばされた真紀は素早く、能力で回復させる。
「どうしてよ、ふきちゃん!?」
しかし、山吹きは攻撃の手はやめなかった。山吹きは手に念力を集中させ、念力波を連発した。
真紀は走り避ける。念力波はそのまま辺りに被爆した。
「真紀ちゃん、避けないでよ」
「ふきちゃん?」
山吹の目はおかしかった。
「どうしたのさ、ふきちゃん」
しかし、山吹は何も答えなかった。だだニヤリと、不気味な笑みをして真紀を見ていた。
その遠くで巫女は二人の様子を見ていた。
「さぁ、お友達同士戦うのよ」
赤い満月は、更に光をました。
+ + +
「やめて、ふきちゃん」
不気味な笑いをしながら、迫ってくる山吹に真紀は何もできないでいた。
友達に攻撃なんてできるはずがない。でも、どうすればいいのか分からない。
「やめて、ふきちゃん。私はふきちゃんとは戦いたくない」
すると、突然刀がカタカタと動き出した。
「強者よ。あれは本当に貴様の友人か?」
刀が突然喋り出した。
「えっ?」
「よく見てみろ。あやつは今、誰かに操れている」
「操れている!?」
「そうだ」
山吹は今もずっと、こちらを見て微笑んでいる。
確かに、ふきちゃんなのにふきちゃんじゃないみたい。でも、
「でも、切れないよ。私の友達なんだよ。操られているならなおさら戦えない!」
「愚か者よ。倒さねば、貴様はやられる。ぬしは、死にたいのか?」
「でも・・・・」
「来ないなら、こっちからいくね」
山吹は再び念力を手のなかに集中させる。
「ふきちゃん、やめて!」
「私はやめない。あなたを倒さなければ巫女様は救われない」
「巫女様!?」
その時、ふと思い出す。鎧武者を倒してすぐにあらわれたあの巫女姿の奴。多分、アイツだと、真紀は確信する。
「ふきちゃん、目をさまして。そいつに操られてるんだよ」
「違う!」
「え?」
「私は巫女様に教えてもらったの。本当の自分を」
「何言ってるのふきちゃん」
「私は色ありの少女」
「!?」
突然、空が山吹色に変化した。
「これは!?」
「私はあちら側の人間だったってこと。たがら、真紀ちゃんとは敵になるね」
「そんな・・・そんなことで敵になんかならないでよ。私達、普通にやってきてたじゃん」
「普通に?普通にって何よ!あいつらが現れてから、普通なんてことあった?修学旅行まで襲われたんだよ。もう、普通じゃないんだよ。普通に戻れないんだよ」
「・・・・」
「私はあちら側だと言われた時は、頭が真っ白になった。でもね、私は東さんが私達の敵として現れた理由がその時分かったの。東さんも私と同様に持ちかけられた。
世界の輪回転に対抗する人間、即ち世界の滅びを待ってそれで終わるか、トリニティ率いる黒の言う、輪回転の法則に従って世界を滅ぼし再生し、次の世代に引き継がせるかのどちらかなの。ただ、人類のいる世界で終わらせるか、人類を滅ぼし次の新たな生物に引き渡すかという選択。そのどれもが人類にとって、滅びしかないと言うなら、私は今の人類を滅ぼし、新たな世界をつくることに選択する」
「ふきちゃんはそれで後悔しないの」
「後悔はするよ。でも、後悔しない人間なんていないと思う。私は後悔しても、自分の納得いく選択ができるならそれでいい」
「そのふきちゃんの選択の決心、分かったよ。でも、私は今の世界が好きなの。例えいつか滅びると言われても私は最後まで生き抜くよ。
人間、生きること放棄したらダメなんだよふきちゃん!」
「私は人間じゃない!」
「私は、ふきちゃんが人間と変わらないことを知っている。ふきちゃん、あなたは人間だ!」
「うるさい、うるさい、うるさい!!」
「黙らない!私は何回も言う。ふきちゃんは人間だ!」
「うっ!」
山吹は突然頭痛がおき、頭をかかえてしゃがみこんだ。
「ふきちゃん?」
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その頃、街の方ではクマベラと他の色なしの少女が戦っていた。
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