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番外編 ハロウィン
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本日はハロウィンなので、せっかくですしそのネタを書いてみようと思います。
ちょっと知能指数下がってますが、お気になさらず。
†―――†―――†
今日は10月31日。
何の日かというと、言わずもがなハロウィンである。
八百万の神がいるらしいこの国は、他国のお祭りを取り入れて勝手に自国の文化に変えてしまうという良いのか悪いのかよく分からない所業に出ることがある。柔軟性があると言えばそうなのだが、どうにも『とりあえず楽しそうだから良いか』感が否めない。
まあ、かく言う僕もそんな適当人間の一人なのだけど。
小、中と虐められ、高では当たり障りなく生きていたので、思えばこういうイベントに参加してみようと思ったのは初めてのことだった。大学生活も最初の内は慣れるので大変だったし。
それがどうして急にやってみたい気分になったのかは分からないが、有栖に出会って心とか生活に余裕が出来たからかもしれない。
それに、彼や御園、冴木さんといった大事な人たちにちょっといたずらしてみるのも面白そうだと思ったのだ。
参加したことがないのでどういうものか詳しく知らないけれど、とりあえず『トリック・オア・トリート』とか『お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ』とか言えばお菓子がもらえるらしいということは分かる。あと仮装。この仮装というのが一番難しいし恥ずかしいけど、お菓子をもらう以上はちゃんと仮装しないと。仮装した対価でくれるものがお菓子なんだと思うし。多分。
そんな訳で色々考えた結果、オーソドックスな吸血鬼に仮装してみることにした。仮装と言っても本格的なものではなく簡単なもので、歯に牙を付けて黒い服を着るだけだ。どうせいつも黒い服を着ているから、見た目もそんなに変わらなくてやりやすい。
さて、みんなはどんな反応をしてくれるかな?
――――――†
(有栖side)
朝起きて、顔を洗って目が覚めてから自分の部屋で身支度をしていると、コンコン、と戸が叩かれた。
この家には遊沙か冴木しかいないので何の警戒もなく開ける。
そして、
「お菓子くれないといたずらしちゃうぞ」
唐突に強烈な攻撃を食らった。ずどん、と大砲で撃ち抜かれたか、北○百烈拳でも繰り出されたかのような気分になる。
小さな口から牙を覗かせて、精一杯『がおー』とか言っているのが可愛すぎて直視出来なかった。自分でやっているくせに耳まで真っ赤になっているのもまた可愛い。
「いたずらしてくれるのか?」
ついうっかりそんなことを口走ってしまい、遊沙に盛大に首を傾げられた。純粋な彼には通じなかったらしく、俺の人権が助かった。
吸血鬼なら俺の血も吸ってくれないだろうかと少し気持ち悪いことを考えながら、俺は彼にクッキーを渡した。これ以上彼と同じ空間にいるのは精神衛生上良くない。あと鼻血出そう。
早々に部屋を出て行って貰わなければ。
「遊沙、それ写真撮って良いか?」
「えー。まあ良いけど。クオリティ低いよ」
「いや、遊沙が遊沙であればクオリティは高い」
「何言ってるの?」
怪訝な顔をした遊沙を写真に収め、俺は吸血鬼な彼とお別れした。写真は印刷してこっそり額に飾ろう。
――――――†
(冴木side)
「冴木さん、トリック・オア・トリート」
遊沙くんがとてとてと歩いてきてそんなことを言ってきた。
そういえば、今日はハロウィンだった。私や有栖を楽しませようと仮装してくれたのだろう。体格や歳の割に大人びている彼が、こういうイベントに参加していることが珍しくもあり、年相応だと安心でもあった。子供らしい可愛らしさもちゃんと残っているんだな。
私は微笑ましくなって、彼に小さなケーキをあげた。実は私も、年甲斐もなく感化されてハロウィンミニケーキなるものをつい買ってしまったのだ。後で皆で食べようと思っていたけれど、ちょうどいいからあげることにした。
形の良い唇から覗く牙は結構良く出来ていて、遊沙くんが本物の吸血鬼になってしまったようだった。…………とても強そうには見えないということは黙っておこう。
「そういえば、有栖にも見せたのかい?」
「はい。クッキーくれました」
「そう。それは良かった」
笑って言いながら、その有栖はどこだろうとふと気になる。いつもならとっくに降りてきているはずなのに、全く姿が見えない。何かあったのだろうかと2階に上がって、有栖の部屋に入る。
すると、
「…………」
ベッドに腰掛け、鼻血を垂らしながら真っ白になっている有栖を見つけた。魂が完全に抜けてしまっている。
「えっと、有栖?」
恐る恐る声をかけると、彼はゆっくりとこっちを向いた。
「可愛かった…………」
地球が青いことを知った宇宙飛行士のような雰囲気で呟く。
「う、うん。そうだね……」
「そして危なかった…………」
「何が?」
「理性が」
「…………」
まあ、分からなくはない。
「もう無理。仕事行けない。休む」
「だめです」
分からなくはないが、却下だ。
――――――†
(御園side)
学校は完全にハロウィンムードで、あちこちで浮ついた奴らがどんちゃん騒ぎをしていた。オレはそんな奴らを見て、全く何が楽しいのやら、と思っていた。
数分前までは。
オレの元に吸血鬼の格好をした遊沙という天使が現れてからは、オレの思想は180度転換した。ハロウィン万歳!
遊沙がいつもより何かこそこそしているな、と思ったら、突然、作り物の牙を見せて『お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ』とか言い出すものだから、オレの髪の毛が全部なくなるかと思った。なくならなくて良かった。
出来心で『何かいたずらしてみて』と言ったら『良いよ』と頬をむにっと摘ままれた。何だこの可愛い生き物は。
「うわ、吸血鬼だ! 血を吸われる~」
と逃げてみると、首に噛みつく真似までしてくれた。今日はハロウィンじゃなくてオレの命日かもしれない。
結局お菓子ではなく学食を奢って、一緒に食べた。食べるときにはちゃんと牙を外していた。
この姿を最初に見せたのがオレじゃなくてあいつだと思うと妬けるが、まあ仕方ない。代わりに今の時間遊沙を独り占め出来るからな。
―――――――†
初めて仮装してみて分かったことは、意外と皆ノってくれるということだった。有栖は何か挙動がおかしかったけどちゃんとお菓子をくれたし、冴木さんも楽しそうにケーキをくれた。御園もノリノリで対応してくれた。
…………うん、僕自身も割と楽しかったし、またやってもいいかな。
†――†――†
(端書き)
書いている内に0時を回ってしまったんですが、まあセーフですよね。ね?
ちょっと知能指数下がってますが、お気になさらず。
†―――†―――†
今日は10月31日。
何の日かというと、言わずもがなハロウィンである。
八百万の神がいるらしいこの国は、他国のお祭りを取り入れて勝手に自国の文化に変えてしまうという良いのか悪いのかよく分からない所業に出ることがある。柔軟性があると言えばそうなのだが、どうにも『とりあえず楽しそうだから良いか』感が否めない。
まあ、かく言う僕もそんな適当人間の一人なのだけど。
小、中と虐められ、高では当たり障りなく生きていたので、思えばこういうイベントに参加してみようと思ったのは初めてのことだった。大学生活も最初の内は慣れるので大変だったし。
それがどうして急にやってみたい気分になったのかは分からないが、有栖に出会って心とか生活に余裕が出来たからかもしれない。
それに、彼や御園、冴木さんといった大事な人たちにちょっといたずらしてみるのも面白そうだと思ったのだ。
参加したことがないのでどういうものか詳しく知らないけれど、とりあえず『トリック・オア・トリート』とか『お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ』とか言えばお菓子がもらえるらしいということは分かる。あと仮装。この仮装というのが一番難しいし恥ずかしいけど、お菓子をもらう以上はちゃんと仮装しないと。仮装した対価でくれるものがお菓子なんだと思うし。多分。
そんな訳で色々考えた結果、オーソドックスな吸血鬼に仮装してみることにした。仮装と言っても本格的なものではなく簡単なもので、歯に牙を付けて黒い服を着るだけだ。どうせいつも黒い服を着ているから、見た目もそんなに変わらなくてやりやすい。
さて、みんなはどんな反応をしてくれるかな?
――――――†
(有栖side)
朝起きて、顔を洗って目が覚めてから自分の部屋で身支度をしていると、コンコン、と戸が叩かれた。
この家には遊沙か冴木しかいないので何の警戒もなく開ける。
そして、
「お菓子くれないといたずらしちゃうぞ」
唐突に強烈な攻撃を食らった。ずどん、と大砲で撃ち抜かれたか、北○百烈拳でも繰り出されたかのような気分になる。
小さな口から牙を覗かせて、精一杯『がおー』とか言っているのが可愛すぎて直視出来なかった。自分でやっているくせに耳まで真っ赤になっているのもまた可愛い。
「いたずらしてくれるのか?」
ついうっかりそんなことを口走ってしまい、遊沙に盛大に首を傾げられた。純粋な彼には通じなかったらしく、俺の人権が助かった。
吸血鬼なら俺の血も吸ってくれないだろうかと少し気持ち悪いことを考えながら、俺は彼にクッキーを渡した。これ以上彼と同じ空間にいるのは精神衛生上良くない。あと鼻血出そう。
早々に部屋を出て行って貰わなければ。
「遊沙、それ写真撮って良いか?」
「えー。まあ良いけど。クオリティ低いよ」
「いや、遊沙が遊沙であればクオリティは高い」
「何言ってるの?」
怪訝な顔をした遊沙を写真に収め、俺は吸血鬼な彼とお別れした。写真は印刷してこっそり額に飾ろう。
――――――†
(冴木side)
「冴木さん、トリック・オア・トリート」
遊沙くんがとてとてと歩いてきてそんなことを言ってきた。
そういえば、今日はハロウィンだった。私や有栖を楽しませようと仮装してくれたのだろう。体格や歳の割に大人びている彼が、こういうイベントに参加していることが珍しくもあり、年相応だと安心でもあった。子供らしい可愛らしさもちゃんと残っているんだな。
私は微笑ましくなって、彼に小さなケーキをあげた。実は私も、年甲斐もなく感化されてハロウィンミニケーキなるものをつい買ってしまったのだ。後で皆で食べようと思っていたけれど、ちょうどいいからあげることにした。
形の良い唇から覗く牙は結構良く出来ていて、遊沙くんが本物の吸血鬼になってしまったようだった。…………とても強そうには見えないということは黙っておこう。
「そういえば、有栖にも見せたのかい?」
「はい。クッキーくれました」
「そう。それは良かった」
笑って言いながら、その有栖はどこだろうとふと気になる。いつもならとっくに降りてきているはずなのに、全く姿が見えない。何かあったのだろうかと2階に上がって、有栖の部屋に入る。
すると、
「…………」
ベッドに腰掛け、鼻血を垂らしながら真っ白になっている有栖を見つけた。魂が完全に抜けてしまっている。
「えっと、有栖?」
恐る恐る声をかけると、彼はゆっくりとこっちを向いた。
「可愛かった…………」
地球が青いことを知った宇宙飛行士のような雰囲気で呟く。
「う、うん。そうだね……」
「そして危なかった…………」
「何が?」
「理性が」
「…………」
まあ、分からなくはない。
「もう無理。仕事行けない。休む」
「だめです」
分からなくはないが、却下だ。
――――――†
(御園side)
学校は完全にハロウィンムードで、あちこちで浮ついた奴らがどんちゃん騒ぎをしていた。オレはそんな奴らを見て、全く何が楽しいのやら、と思っていた。
数分前までは。
オレの元に吸血鬼の格好をした遊沙という天使が現れてからは、オレの思想は180度転換した。ハロウィン万歳!
遊沙がいつもより何かこそこそしているな、と思ったら、突然、作り物の牙を見せて『お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ』とか言い出すものだから、オレの髪の毛が全部なくなるかと思った。なくならなくて良かった。
出来心で『何かいたずらしてみて』と言ったら『良いよ』と頬をむにっと摘ままれた。何だこの可愛い生き物は。
「うわ、吸血鬼だ! 血を吸われる~」
と逃げてみると、首に噛みつく真似までしてくれた。今日はハロウィンじゃなくてオレの命日かもしれない。
結局お菓子ではなく学食を奢って、一緒に食べた。食べるときにはちゃんと牙を外していた。
この姿を最初に見せたのがオレじゃなくてあいつだと思うと妬けるが、まあ仕方ない。代わりに今の時間遊沙を独り占め出来るからな。
―――――――†
初めて仮装してみて分かったことは、意外と皆ノってくれるということだった。有栖は何か挙動がおかしかったけどちゃんとお菓子をくれたし、冴木さんも楽しそうにケーキをくれた。御園もノリノリで対応してくれた。
…………うん、僕自身も割と楽しかったし、またやってもいいかな。
†――†――†
(端書き)
書いている内に0時を回ってしまったんですが、まあセーフですよね。ね?
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