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第一章 異世界召喚編
1 異世界と少女
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真那の母は亡くなる前に言った。
「あなたは少し他の人とは違っていて、それは他人に理解してもらえないかもしれない。そのせいで辛いこともあるでしょう。それでもあなたの清純な心が、あなたを幸せにしてくれる。決して嘘を言わずに清純に生きなさい。それだけが、あなたを幸せにするものなの、どうかそれを忘れないで」
♢♢♢
暗闇の中を走っていた少女が立ち止まると、狂った警笛が耳を劈く。全身に冷たい戦慄が走って体は金縛りでも受けたように動かなくなった。その瞬間に、コップに一気に水を注ぐ如く、後悔と諦めの念がに溺れた。そして強烈な光が彼女に襲いかかり、足元から六芒の描かれた円環が広がる。
真那が気づいた時、地面に座り込んでいた。夜だったはずなのに闇が去り、ぺたりと座り込んでいる足元は冷やりとしていた。この時、真那は視線を落としていた。そこは恐らくアスファルトの道路であったはずなのに、何故かレンガ状に切り出された自然石のインターロッキングになっていた。
「お、おい! あぶねぇっ!!」
その声が衝撃となって、少女の麻痺していた思考を覚醒させた。同時に石畳を蹴る馬蹄の響きと車輪が石畳を激しく転がる音が耳朶を打ち、真那が跳ねるように身を起こす。目の前に馬車が迫っていた。
「うわぁっ!!?」
真那が驚愕するのと同時に鼻先をかすめるように荷馬車が通り過ぎ、彼女は尻もちをついた。荷馬車の上にいた男性が一瞬振り向いて、何とも言いようのない表情をしていた。
「あの子いきなり現れたぞ」
誰かの声が聞こえて真那は体を震わせた。頭が混乱する。さっきまで夜だったのに、いつの間にか昼になっている。そして、周囲に目を向けると、見慣れない格好の人々が視界に入った。男性は暗色系のチュニックとズボン、女性はやはりチュニックに長いスカートを組み合わせた服装で、少数ワンピースに似た服を着ている人もいる。どの服も地味で古臭くて、華やかさなど皆無だった。明らかに真那が先程までいた世界とは違っていた。彼女の胸の中で早鐘が打たれる。
「まあ、何てはしたない。あんなに足を出して……」
真那を近くで見ていた女性が眉を顰めていた。真那は胸元に赤いリボンの付いている白いワイシャツに、丈が膝上のチェック柄のスカート、自身が通っている高校の制服姿であった。元いた世界でこの格好をおかしいと思う人間など一人もいない。しかし、今、真那の周囲にいる人々は、無遠慮に忌避する視線を浴びせてきた。十五歳の彼女に、こんな状況で冷静な判断などできようはずもない。ただ、人々に見られるのが怖くて逃げだした。
真那は街道をひた走り町を出ると、それから先には森が広がっていた。少女はさらに森へと続く馬車のわだちの跡が残る土道を駆けていく。途中、町外れの森の中に一軒家があった。こじんまりとした庭で畑の薬草に水をやっていた長いブロンドを三つ編みにした女性が、顔を上げて木柵の向こうに見えた少女を青い瞳で追った。
「変わった格好をしているな」
訳も分からず走っていた真那は、途中にある家には気付かなかった。彼女はついに疲れ果てて、喘鳴しながらしばらくその場に立ち尽くした。すると、水の流れる音が聞こえてきて、誘われるように水音に向かって歩き出した。やがて小川が見えて、上からそれを覗き込む。緑がかった青の宝玉のような瞳と、黒髪は肩に触るくらいのポニーテール、そして右の頬が少し腫れていた。水面に映る自分の顔を見て、真那は少しほっとした。いきなり訳の分からない世界に来て、自分という存在まで変わっていたりしたらどうしようと思っていた
。
それから周囲の状況も忘れて、小川の水の清冽さに見入る。真那が先程までいた街にも川はあったが、川底は藻に覆われて水は嫌な臭いを立ち昇らせる。それから比べると、今、少女の目の前にある小川はあまりにも異質だった。ずっと走っていたので激しい喉の渇きがあり、彼女は我慢できずに両手で水をすくって一気に飲み干した。
「おいしい!」
真那は水をこんなに美味しいと思ったのは初めてだった。それから何度か手で水をすくって渇きを癒すと、少し落ち着いてものを考えられるようになった。
「何がどうなってるの? さっきまで夜だったのに、明るくなってるし……」
異世界召喚というワードが真那の脳裏に過る。異世界召喚や異世界転生もののライトノベルは好きで、よく読んでいた。そういった物語に出てくる女の子は、チート能力をもっていたり、そうでなかったとしても、元いた世界の知恵や知識を使って、逞しく、そして華麗に異世界を渡り歩いていく。そういう彼女たちの姿に真那は憧れていたが、自分がそうなりたいと思った事は一度もなかった。自分が異世界になど行ったら、うまく立ち回る事など決して出来ないと思っていたからだ。もうそうなったら、自分には悲惨な運命しかないだろうと思う。そこまで考えると、真那はとても怖くなった。
「どうしよう……」
この場合、町に戻って情報収集するのが常道だろうが、真那はそれも考えられずに小川の前で座り込んでいた。
「いたっ……」
呆然としていたら、急に頬が痛みだした。真那はスカートのポケットからハンカチを取り出して、それを小川の水に浸して痛む頬を冷やした。すると、色々な嫌なが記憶が蘇って涙が出そうになった。その時、隣に何か落ちてきて空気が揺れた。その瞬間の気配と音から、真那は驚くのと同時に鳥が落ちてきたと思って振り向いた。すると、傍らに黒い両翼が広がっていた。真那は鴉が落ちてきたのかと思って慄いたが、よくよく見ると翼の下にある体は人の形をしていた。全身の大きさは赤子程度である。
「……え? なに、これ?」
「あうぅ……」
謎の小さな存在が声を出すと、真那の青緑の瞳が大きくなって宝石のように輝いた。
「もしかして、妖精!?」
「あなたは少し他の人とは違っていて、それは他人に理解してもらえないかもしれない。そのせいで辛いこともあるでしょう。それでもあなたの清純な心が、あなたを幸せにしてくれる。決して嘘を言わずに清純に生きなさい。それだけが、あなたを幸せにするものなの、どうかそれを忘れないで」
♢♢♢
暗闇の中を走っていた少女が立ち止まると、狂った警笛が耳を劈く。全身に冷たい戦慄が走って体は金縛りでも受けたように動かなくなった。その瞬間に、コップに一気に水を注ぐ如く、後悔と諦めの念がに溺れた。そして強烈な光が彼女に襲いかかり、足元から六芒の描かれた円環が広がる。
真那が気づいた時、地面に座り込んでいた。夜だったはずなのに闇が去り、ぺたりと座り込んでいる足元は冷やりとしていた。この時、真那は視線を落としていた。そこは恐らくアスファルトの道路であったはずなのに、何故かレンガ状に切り出された自然石のインターロッキングになっていた。
「お、おい! あぶねぇっ!!」
その声が衝撃となって、少女の麻痺していた思考を覚醒させた。同時に石畳を蹴る馬蹄の響きと車輪が石畳を激しく転がる音が耳朶を打ち、真那が跳ねるように身を起こす。目の前に馬車が迫っていた。
「うわぁっ!!?」
真那が驚愕するのと同時に鼻先をかすめるように荷馬車が通り過ぎ、彼女は尻もちをついた。荷馬車の上にいた男性が一瞬振り向いて、何とも言いようのない表情をしていた。
「あの子いきなり現れたぞ」
誰かの声が聞こえて真那は体を震わせた。頭が混乱する。さっきまで夜だったのに、いつの間にか昼になっている。そして、周囲に目を向けると、見慣れない格好の人々が視界に入った。男性は暗色系のチュニックとズボン、女性はやはりチュニックに長いスカートを組み合わせた服装で、少数ワンピースに似た服を着ている人もいる。どの服も地味で古臭くて、華やかさなど皆無だった。明らかに真那が先程までいた世界とは違っていた。彼女の胸の中で早鐘が打たれる。
「まあ、何てはしたない。あんなに足を出して……」
真那を近くで見ていた女性が眉を顰めていた。真那は胸元に赤いリボンの付いている白いワイシャツに、丈が膝上のチェック柄のスカート、自身が通っている高校の制服姿であった。元いた世界でこの格好をおかしいと思う人間など一人もいない。しかし、今、真那の周囲にいる人々は、無遠慮に忌避する視線を浴びせてきた。十五歳の彼女に、こんな状況で冷静な判断などできようはずもない。ただ、人々に見られるのが怖くて逃げだした。
真那は街道をひた走り町を出ると、それから先には森が広がっていた。少女はさらに森へと続く馬車のわだちの跡が残る土道を駆けていく。途中、町外れの森の中に一軒家があった。こじんまりとした庭で畑の薬草に水をやっていた長いブロンドを三つ編みにした女性が、顔を上げて木柵の向こうに見えた少女を青い瞳で追った。
「変わった格好をしているな」
訳も分からず走っていた真那は、途中にある家には気付かなかった。彼女はついに疲れ果てて、喘鳴しながらしばらくその場に立ち尽くした。すると、水の流れる音が聞こえてきて、誘われるように水音に向かって歩き出した。やがて小川が見えて、上からそれを覗き込む。緑がかった青の宝玉のような瞳と、黒髪は肩に触るくらいのポニーテール、そして右の頬が少し腫れていた。水面に映る自分の顔を見て、真那は少しほっとした。いきなり訳の分からない世界に来て、自分という存在まで変わっていたりしたらどうしようと思っていた
。
それから周囲の状況も忘れて、小川の水の清冽さに見入る。真那が先程までいた街にも川はあったが、川底は藻に覆われて水は嫌な臭いを立ち昇らせる。それから比べると、今、少女の目の前にある小川はあまりにも異質だった。ずっと走っていたので激しい喉の渇きがあり、彼女は我慢できずに両手で水をすくって一気に飲み干した。
「おいしい!」
真那は水をこんなに美味しいと思ったのは初めてだった。それから何度か手で水をすくって渇きを癒すと、少し落ち着いてものを考えられるようになった。
「何がどうなってるの? さっきまで夜だったのに、明るくなってるし……」
異世界召喚というワードが真那の脳裏に過る。異世界召喚や異世界転生もののライトノベルは好きで、よく読んでいた。そういった物語に出てくる女の子は、チート能力をもっていたり、そうでなかったとしても、元いた世界の知恵や知識を使って、逞しく、そして華麗に異世界を渡り歩いていく。そういう彼女たちの姿に真那は憧れていたが、自分がそうなりたいと思った事は一度もなかった。自分が異世界になど行ったら、うまく立ち回る事など決して出来ないと思っていたからだ。もうそうなったら、自分には悲惨な運命しかないだろうと思う。そこまで考えると、真那はとても怖くなった。
「どうしよう……」
この場合、町に戻って情報収集するのが常道だろうが、真那はそれも考えられずに小川の前で座り込んでいた。
「いたっ……」
呆然としていたら、急に頬が痛みだした。真那はスカートのポケットからハンカチを取り出して、それを小川の水に浸して痛む頬を冷やした。すると、色々な嫌なが記憶が蘇って涙が出そうになった。その時、隣に何か落ちてきて空気が揺れた。その瞬間の気配と音から、真那は驚くのと同時に鳥が落ちてきたと思って振り向いた。すると、傍らに黒い両翼が広がっていた。真那は鴉が落ちてきたのかと思って慄いたが、よくよく見ると翼の下にある体は人の形をしていた。全身の大きさは赤子程度である。
「……え? なに、これ?」
「あうぅ……」
謎の小さな存在が声を出すと、真那の青緑の瞳が大きくなって宝石のように輝いた。
「もしかして、妖精!?」
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