無気力カップルは、ネタ要素で出来ていた。

Nori

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2話 プロポーズ

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10年後

「起きろ。お前がプロポーズに所望した。「毎朝、俺のために味噌汁を作ってくれ!」の味噌汁できてるぞ。」

「また、味噌汁か~バリエーションに限界感じてるんだけど。今度は何味噌汁?」

「紅茶味噌汁」

「…………あと5分寝る」

「お前が味噌汁毎日作れって言ったんだろ!」

「あれ、言って後悔したわ。」

「はぁ~お前、まず起きろ!」

「やだ~今日休日なのに~!」

「…………」

「…………」

「なぁ、知ってるか?白雪姫は、原作では王子に殴られて起こされたらしいぞ?つまり、私もDVに目覚めればお前も目覚める(起きる)のか?」

「……」

「よし、殴るか。」

「ごめんなさい!起きて食べます!食べさせてください!紅茶味噌汁!」

「よろしい!」

現在
「………てなりそうだから。今のうちにプロポーズの内容決めたいんだよね~」

「なんか、微妙にリアルだったな。てか、未来では冬面はむっちりボディーになってるといいな~俺好みの人妻になることを望む!」

「今の私では不服と?太れと?私に太れと?」

「いえ、今のお姿も神々しくありますとも!あと、むっちりさん達を敵に回す発言だからそれ!…てか、冬面ってどんな下着履いてるの?」

「白」

「普通に言うんだな」

「お前が彼氏だから別にいいだろ。シンプルだし」

「つまんねー。……あ!そうだ!なぁ、冬面。心理実験しようぜ!」

「別にいいけど」

「よし!」と小室は悪巧みの顔をする。
「あなたは、傘を買いに行きました。店に入ると、とてもいい柄と色合いだったのですぐ買いました。その傘の柄と色は何色ですか?」

「ん~スパイ○ーマン柄かな~」

「え、お前が本当に履きたい下着の柄スパイ○ーマンの柄?」

「え?」

「え?」
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