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願いは絶対に3つまで!
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「願いを3つだけ叶えよう。」
「それじゃあまず。願いを無限にしてください。」
「ダメだ、願いを増やす願いはする事ができない。」
「なんで?なんでも願い叶えてくれるんじゃないの?」
「そういうルールだから仕方ない。」
「じゃあ、「願いを好きなだけ叶えよう。」と言ってください。」
「それを言ったところで願いは増えないぞ。」
「じゃあ、どうすれば願いを増やす事ができるんですか!?」
「いや、願いは3つもあるんだぞ!さっき言った。願いを叶えてほしくなければ早く願いを言え!」
「えー、ケチ~じゃあ僕にランプの魔人を作る力をください。」
「いいだろう、だが作ったとしてもそれは3回までしか願いを聞かないし。作れることになると言うことは前の存在である私は、消えることになっている。」
「つまり、この願いを叶えたところで次の新しいランプの魔人に願いを叶えてもらうにしろ3回しか願えないと言う事?」
「そう言う事だ、作るにしても200年かけてやっと作れるものだから今願いを叶えてもらえるのが叶えられなくなると言うことになる。」
「じゃあ、一つ目の願いは僕を不老不死にしてください。そして、次の願いでランプの魔人を作ります。」
「無理だ、作る願いは強大なため3回の願いを消費する。」
「チッよくできてやがる。」
時は、過ぎて50年……
「もうやめないか、なぜお前は願いを増やしたいのだ。もう、半世紀も過ぎたと言うのにお前はまだ増やそうとする。それになんの意味があると言うのだ?」
「僕はな、それほど欲深い人間ではなかったんだ。だが、欲と言えるのを知ったのは彼女を初めて見た時なんだ。僕は、彼女に恋人になって欲しいと言ったが。振られてしまってな。だったら彼女の全ての願いを僕が叶える事ができるようになれば…と思ってしまったんだ。」
「そういうことだったのだな。私は、お前と話しているうちにそれ程欲深いように聞こえなかったんだ。」
「見破られていたんだな…」
「なら、こう言うのはどうだ?三つの願いで一つ目は50年前に戻る。二つ目は彼女に見合う男にしてくれ。三つ目は彼女の願いを全て叶える力をくれ。」
「いいのか?叶える力は言った覚えがあるが。」
「特別だ、他人のために願いを叶えると言うことでギリギリ叶えてやれると言うことだ。」
「そうか…ありがとう。」
「それじゃあまず。願いを無限にしてください。」
「ダメだ、願いを増やす願いはする事ができない。」
「なんで?なんでも願い叶えてくれるんじゃないの?」
「そういうルールだから仕方ない。」
「じゃあ、「願いを好きなだけ叶えよう。」と言ってください。」
「それを言ったところで願いは増えないぞ。」
「じゃあ、どうすれば願いを増やす事ができるんですか!?」
「いや、願いは3つもあるんだぞ!さっき言った。願いを叶えてほしくなければ早く願いを言え!」
「えー、ケチ~じゃあ僕にランプの魔人を作る力をください。」
「いいだろう、だが作ったとしてもそれは3回までしか願いを聞かないし。作れることになると言うことは前の存在である私は、消えることになっている。」
「つまり、この願いを叶えたところで次の新しいランプの魔人に願いを叶えてもらうにしろ3回しか願えないと言う事?」
「そう言う事だ、作るにしても200年かけてやっと作れるものだから今願いを叶えてもらえるのが叶えられなくなると言うことになる。」
「じゃあ、一つ目の願いは僕を不老不死にしてください。そして、次の願いでランプの魔人を作ります。」
「無理だ、作る願いは強大なため3回の願いを消費する。」
「チッよくできてやがる。」
時は、過ぎて50年……
「もうやめないか、なぜお前は願いを増やしたいのだ。もう、半世紀も過ぎたと言うのにお前はまだ増やそうとする。それになんの意味があると言うのだ?」
「僕はな、それほど欲深い人間ではなかったんだ。だが、欲と言えるのを知ったのは彼女を初めて見た時なんだ。僕は、彼女に恋人になって欲しいと言ったが。振られてしまってな。だったら彼女の全ての願いを僕が叶える事ができるようになれば…と思ってしまったんだ。」
「そういうことだったのだな。私は、お前と話しているうちにそれ程欲深いように聞こえなかったんだ。」
「見破られていたんだな…」
「なら、こう言うのはどうだ?三つの願いで一つ目は50年前に戻る。二つ目は彼女に見合う男にしてくれ。三つ目は彼女の願いを全て叶える力をくれ。」
「いいのか?叶える力は言った覚えがあるが。」
「特別だ、他人のために願いを叶えると言うことでギリギリ叶えてやれると言うことだ。」
「そうか…ありがとう。」
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