君の涙の雫には

第二射 防護射

　俺は、どれだけ力を入れても引き金が無意味な物のように動かなかった。

　俺の思考は、破壊から助け方を考えてしまった。
こんなの、俺じゃない。感情を押し殺しても暖かいものが飴を溶かすようにきれいに溶かしてしまう。

　俺は、初めての感情にとまどっていた。

　すると、他のビルに銃口が出ていることに気が付いた。
俺は、それに躊躇なく発砲してした。

　俺は、アナログ銃は世界トップクラスに命中力が高く。
それは、精神力が大きくかかわっている。それが俺の最大の売りでもあった。

　基本的に、暗殺者とはハッカーと一緒に仕事をする。
俺のハッカーは優秀で俺がやった発砲は誰にもわからない。だが。俺のハッカーは、俺がおかしなことをしたことは見ている。

　だけど、俺のハッカーこと宮頼　信二はいい奴で俺をすぐに見捨てない。

　俺は、引力でもかかってるような絶対の力が俺にかかっていた。俺が階段を降りていると、俺の信二から電話がかかってきた。

「おい！おまえ！何してるんだ！」当然の馬頭がきた。
だけど、それだけで電話からは深呼吸する音がきこえた。
「これから、どうするんだ？」
こいつが落ち着いてくれたから俺は心に余裕ができたのかもしれない。
「俺は、ターゲットに合ってみたい。手伝ってくれ。」
と頼んだ。
　
　信二は「なんでこんな時に....」という声が聞こえた。
「わかった、見張りのドローンはハックするから合ったらすぐに破壊しろよ！」
「すまない。ありがとう。」と俺はいった。