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第12話 お買い物
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ホテルのロビーからセシーの部屋に電話で連絡することになったのだが…当然セシーは出ない。
てか、出方が分からないのだから。
無理を言って部屋に直接出向いた。
ノックをすると部屋に入れてくれた。
石鹸の匂いが男心をくすぐりやがる。
「おはよう正樹」
「おはようセシー」
タメ口は気にしないんだな。
「服屋って何時から開いてるの?すぐに行きたいんだけど。」
セシーには着替えがなかった。
そもそも、朝食を食べて無かったので、電話の使い方を教えてすぐにホテルを出た。
牛丼屋の朝定食で箸を使わせて練習させた。
当然納豆定食だ。
もちろん、いじめる為とか仕返しとかではない。俺は注文するのが苦手なんだ。昨日の割烹もホテルもセシーがしゃべってたから良かったのだ。食券がある店が大事なのだ。
納豆定食の意味?
決して、ゲーム機ぶつけられたり、スタッフで殴られたりつつかれたり、魔法で眠らされたり気絶させられたり、心が折れそうになるまで何度も罵倒されたからではない。
健康に良いからだ。
嘘ではない!!
何せ…セシーの役に立たなくてはならないのだ!
セシーはなんの躊躇いもなく俺に言われた通りに納豆生卵をご飯にかけて美味しそうに食べていた。
「口に合った?見た目的にNGな物は無かった?」
「食べた後に聞くの?それってどーゆー事かな?」
大魔法使いは鋭かった。
「てかさ?食べられない物を食堂で出さないでしょ。食べ方だけ聞けたら、そのまま食べるょ。」
大魔法使いは論理的だった。
俺は役に立てるのか?
ショッピングモールへ到着して、下着屋に直行。
俺は店と店の間に立ち下着屋に目が行かないようにする。
しかし、神経を集中して聞き耳を立てた。
何故ならば!!
サイズの計測からはじめないと買えないからだ!!
しかし、この努力は実を結ばなかった。
ショーツはMサイズ、ブラジャーは70のEカップだそうだ。
サイズの意味が分からなかった(T-T)
幾つか買いながら、セシーは店員さんとうまくコミュニケーションをとり、日本には良い生理用品があると聞いたけど?とか言って薬局で売ってる事を聞き出していた。
冒険者出身なのかも知れない。情報の有効性をキチンと認識している。
そして、薬局に直行して何やら買っていた。
そもそも、生理ってものを俺は正確に認識していない。
そんなことで、セシーという女性をサポート出来るのか?
検索して調べたが、医学的な話で子作りの準備らしいことしか分からなかった。読めない漢字が多かったのだ。
これは、ちょっと深刻な話だ。俺のバカのせいで正確な検索が出来ない可能性がある。
ちょっと不安になってきた。
「どした?」
「うわっ!」
急に声を掛けられて思いっきり声をあげてしまった。
「びっくりした。もう買い終わった?」
「うん。それより何を深刻そうにしてるのさ?バカなんだから一人で考えてもなんにも解決しないょ?」
そりゃそうだ。俺がバカなのが今一番問題なんだから。
最高に凹みながら正直に話す事にした。
「セシーのサポートをしっかりしようと決意したんだけど、俺の知能が足りないことに気が付いたんだ。」
「今更?」
「今更ながらようやく気付いた。」
凹んだ俺にセシーは笑顔でこう言った。
「なら、一緒に学ぼう!!」
てか、出方が分からないのだから。
無理を言って部屋に直接出向いた。
ノックをすると部屋に入れてくれた。
石鹸の匂いが男心をくすぐりやがる。
「おはよう正樹」
「おはようセシー」
タメ口は気にしないんだな。
「服屋って何時から開いてるの?すぐに行きたいんだけど。」
セシーには着替えがなかった。
そもそも、朝食を食べて無かったので、電話の使い方を教えてすぐにホテルを出た。
牛丼屋の朝定食で箸を使わせて練習させた。
当然納豆定食だ。
もちろん、いじめる為とか仕返しとかではない。俺は注文するのが苦手なんだ。昨日の割烹もホテルもセシーがしゃべってたから良かったのだ。食券がある店が大事なのだ。
納豆定食の意味?
決して、ゲーム機ぶつけられたり、スタッフで殴られたりつつかれたり、魔法で眠らされたり気絶させられたり、心が折れそうになるまで何度も罵倒されたからではない。
健康に良いからだ。
嘘ではない!!
何せ…セシーの役に立たなくてはならないのだ!
セシーはなんの躊躇いもなく俺に言われた通りに納豆生卵をご飯にかけて美味しそうに食べていた。
「口に合った?見た目的にNGな物は無かった?」
「食べた後に聞くの?それってどーゆー事かな?」
大魔法使いは鋭かった。
「てかさ?食べられない物を食堂で出さないでしょ。食べ方だけ聞けたら、そのまま食べるょ。」
大魔法使いは論理的だった。
俺は役に立てるのか?
ショッピングモールへ到着して、下着屋に直行。
俺は店と店の間に立ち下着屋に目が行かないようにする。
しかし、神経を集中して聞き耳を立てた。
何故ならば!!
サイズの計測からはじめないと買えないからだ!!
しかし、この努力は実を結ばなかった。
ショーツはMサイズ、ブラジャーは70のEカップだそうだ。
サイズの意味が分からなかった(T-T)
幾つか買いながら、セシーは店員さんとうまくコミュニケーションをとり、日本には良い生理用品があると聞いたけど?とか言って薬局で売ってる事を聞き出していた。
冒険者出身なのかも知れない。情報の有効性をキチンと認識している。
そして、薬局に直行して何やら買っていた。
そもそも、生理ってものを俺は正確に認識していない。
そんなことで、セシーという女性をサポート出来るのか?
検索して調べたが、医学的な話で子作りの準備らしいことしか分からなかった。読めない漢字が多かったのだ。
これは、ちょっと深刻な話だ。俺のバカのせいで正確な検索が出来ない可能性がある。
ちょっと不安になってきた。
「どした?」
「うわっ!」
急に声を掛けられて思いっきり声をあげてしまった。
「びっくりした。もう買い終わった?」
「うん。それより何を深刻そうにしてるのさ?バカなんだから一人で考えてもなんにも解決しないょ?」
そりゃそうだ。俺がバカなのが今一番問題なんだから。
最高に凹みながら正直に話す事にした。
「セシーのサポートをしっかりしようと決意したんだけど、俺の知能が足りないことに気が付いたんだ。」
「今更?」
「今更ながらようやく気付いた。」
凹んだ俺にセシーは笑顔でこう言った。
「なら、一緒に学ぼう!!」
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