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#3 小学校後半期(小学5~6年)
#3-2 全面戦争②
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今私たちは、下校ルートの横の廃屋(はいおく)で、あいつらを待ち伏せている。不良になったみたいで、ラバーの顔を思い出すのが辛い。まあ、ここを音爆弾(あの作った箱に付けた名前)とかの保管庫にしてたくらいだし、もうここは不良の溜まり場だろう。よって、私たちは不良だ。
そして、10人組が下校して来て、作戦は始まる。と言っても、このルートを通るのは、リーダーを含む5人だけだ。
まずは、あいさつがわりにロケット花火を放つ。(どこがあいさつだったのか、今となっては全く理解できない)
ロケット花火は、奴らの手前に落ちた。
「なんだ?誰かいるのか?」
そこには、タイマーをプログラムした。小型の発車機がある。だけど、面倒くさがりなあいつらは、植木(うえき)の中なんて探さないから、装置は見つからなかった。
「誰もいねぇな」と、リーダーが言う。雷神光(なるかみひかる)の事だ。
次に音爆弾攻撃だ。炭に火をつけた後、ドローンに付けて上空に飛ばし、奴らの足元に落とす。「パーン」といい音(感じ方がもう異常である)がして、10人組のメンバーたちがめちゃくちゃ驚いている。
この日はこれで終わりにしてやった。
でもここからが、本当の地獄という仕返しだ。
学校に行く10人組のメンバーを見つけ、ライフルで狙撃した。
コルクを発射する手作りライフル!
足で空気入れを踏んだ状態でライフルの先端の蓋を取る事で、溜めた空気を一気に出す事で、コルクを発射できる。仕組みはかなり簡単だが、踏む空気入れを増やすだけで威力が上がるし、これも「ジュン・ビ・オーケー」で揃う。
(弾は絵の具などが付いたスポンジを使った。怪我させたらダメだからね)
他にも色々やって、私たちは数週間の間、奴らに挑発をし続けた。
そしてある日、私たちは光を校舎裏に呼び出しておき、決闘を申し込みに行った。
そして、10人組が下校して来て、作戦は始まる。と言っても、このルートを通るのは、リーダーを含む5人だけだ。
まずは、あいさつがわりにロケット花火を放つ。(どこがあいさつだったのか、今となっては全く理解できない)
ロケット花火は、奴らの手前に落ちた。
「なんだ?誰かいるのか?」
そこには、タイマーをプログラムした。小型の発車機がある。だけど、面倒くさがりなあいつらは、植木(うえき)の中なんて探さないから、装置は見つからなかった。
「誰もいねぇな」と、リーダーが言う。雷神光(なるかみひかる)の事だ。
次に音爆弾攻撃だ。炭に火をつけた後、ドローンに付けて上空に飛ばし、奴らの足元に落とす。「パーン」といい音(感じ方がもう異常である)がして、10人組のメンバーたちがめちゃくちゃ驚いている。
この日はこれで終わりにしてやった。
でもここからが、本当の地獄という仕返しだ。
学校に行く10人組のメンバーを見つけ、ライフルで狙撃した。
コルクを発射する手作りライフル!
足で空気入れを踏んだ状態でライフルの先端の蓋を取る事で、溜めた空気を一気に出す事で、コルクを発射できる。仕組みはかなり簡単だが、踏む空気入れを増やすだけで威力が上がるし、これも「ジュン・ビ・オーケー」で揃う。
(弾は絵の具などが付いたスポンジを使った。怪我させたらダメだからね)
他にも色々やって、私たちは数週間の間、奴らに挑発をし続けた。
そしてある日、私たちは光を校舎裏に呼び出しておき、決闘を申し込みに行った。
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