24 / 50
第七章 特別な席に座る人
第二十三話
しおりを挟む
どかっ、とタクシーの後部座席に乗り込んできた玲一さんは、見たことがないくらい不機嫌そうに眉間にしわを寄せていた。
何か仕事で不手際があったかと、私は慌ててノートをめくる。ええと、今日はこれから東京の支社へ向かって、現地でミーティングをした後、お得意先の社長さんにお会いして……。
「頭が痛い」
苦しそうにこめかみを押さえながら、玲一さんは絞り出すような声で言う。
「頭痛薬持ってる?」
「は、はい」
確か鞄の中に、生理痛用の鎮痛剤を常に何個か入れていたはず。大急ぎで玲一さんへ渡すと、彼は水も口に含まず二錠一気に飲み込んで、それから大きなため息をついて座席に寄りかかった。
困った顔をするタクシーの運転手さんに手短に行き先を伝える。動き出した車に揺られながら、玲一さんの額にはぽつぽつと汗が浮かんでいる。
「なんなんだ、あの営業課の女は」
それは今まで一度も聞いたことのない、どす黒い憎悪を吐き捨てるような声だった。
「声がうるさい。キンキン笑うな。俺はあの声が一番嫌いなんだ」
「あの……社長代理?」
「あの女だよ、お前の同期の。人が仕事で忙しいってのにべたべたくっついてきて……」
……え? もしかして愛菜のこと?
私の顔色が変わったことに玲一さんも気づいたのだろう。少し小馬鹿にしたように、ふん、と小さく鼻を鳴らす。
「さっきたまたま廊下で会って、その時にちょっと話しかけられたんだよ。仕事の話かと思って聞いてたけど、肩を押してきたり胸を押しつけてきたり、なんなんだあいつ。いつもああなの?」
愛菜……もしかしてなりふり構わず出世しようとしているのだろうか。それともやっぱり、玲一さんのことを本気で狙っているとか?
いつもああなのと訊ねられれば、昔は違いましたという他ない。少なくとも私と友達だった頃は、そういう女を武器にしたやり口をすごく馬鹿にしていたはずだ。
「あの女の笑い声が嫌いだ」
同じ言葉を繰り返し、ふぅと玲一さんはため息を吐く。鎮痛剤が効いてきたのか、表情も少しずつ和らいできた。
なにを言うのも正しくない気がして、私は窓の外を見たまま気まずい顔で黙り込む。誰かに対してこんなに嫌悪をむき出しにする彼は初めてだ。これも私の知らない一面。……しかも、ちょっと意外な、怖い姿。
「……同期が、すみません」
結局絞り出すようにそれだけ呟いた私に、玲一さんは少し眉を上げて、
「凛ちゃんの声は良いね」
と、お世辞でもない素の調子で言った。
「私、声低いですよ」
「そこがいいんだよ。うるさくなくて、落ち着いてて」
正面を見据えたまま、玲一さんは淡々と言う。
「好きだよ」
……それは、声のことだとわかってはいるのだけど。
ぎゅんと心音が加速するのを愚かな私は止められなくて、ただ頬が緩まないよう唇を噛み締める。
これが私自身への言葉ならどれほど嬉しいことだろう。望むだけ無駄だとわかっていても、どうしてもそう思ってしまう。
私たちはそのまましばらく無言で車に揺られていたけど、ふいに左肩が重くなったと思うと、玲一さんの柔らかな茶髪が私に寄りかかっていた。私が少し驚いた顔をすると、玲一さんは体重をかけたまま上目遣いに私を見上げる。
「今夜は?」
膝に触れた指先が腿の内側を滑っていく。
私は軽く息を呑み、少しだけ腿に力を込めた。断ってしまった先日の誘いがふっと頭をよぎっていく。
少しだけ視線を泳がせながら、私がちいさく頷くと、玲一さんは満足したみたいにそのまま目を閉じた。
*
その日の夜、いつものように彼の車の助手席に座った私は、窓の外を横切る景色が知らないものばかりだと気がついた。いつものホテルを素通りして、見慣れない道を進んでいく。うっかり道を間違えた……というわけではなさそうだ。
不安そうに隣で顔を見上げても、玲一さんはまるで無視して車をどんどん走らせる。
「あの……どこに向かっているんですか?」
おそるおそる訊ねると、玲一さんは正面を向いたまま歌うように囁いた。
「俺ん家」
……ん?
今、ええと……なんて言った?
タワマンだ。
タワーマンション。
どこからどう見てもタワーのマンション。
ひょええ、と凡人丸出しで煌びやかな夜景を見下ろす私を尻目に、玲一さんはずかずかと大股で部屋に入っていく。広いリビングには毛足の長いラグと買ったばかりらしきソファ。テレビの大きさも今まで見たことがないくらいのワイドさだ。
「あ、全っ然片づけてないからね」
それは見ればわかります。
乾燥機から出したばかりらしい洗濯物が籠に山盛り。キッチンの片隅にはお酒の空き缶が並べられている。
でも、ドン引きするほど汚いわけじゃない。男の人の一人暮らしの平均値といったところだろうか。まあ、私は平均を出せるほど数多の部屋を見てきたわけではないけど。
「ちょっと待ってね。凛ちゃんでも飲めるようなやつを作ってあげる」
そう言って冷蔵庫を開ける玲一さんを横目に、私はカウンターの隅に置かれた写真立てに見入っていた。これは、誰かの結婚式? 俳優みたいにかっこいい新郎と、優しそうな新婦さん。その二人の肩を抱きながら、満面の笑みの玲一さんが間から顔を覗かせている。
「お待たせ」
そう言って玲一さんは、写真立てをなぜか後ろ向きにしてから私へグラスを差し出した。七分目までなみなみと注がれたビール……にしては、ちょっとオレンジ色が濃すぎない?
「これは……?」
「オレンジビール。ビールをただオレンジジュースで割ったやつだよ。これなら度数も半分だから、凛ちゃんでも飲めるでしょ」
勧められるがままひとくち飲み込む。確かに、ビール独特の苦みがオレンジジュースで中和されて、まるで本当のジュースみたいにさっぱり美味しく飲めてしまう。
「美味しいですね」
「でしょ?」
にっこり笑った玲一さんは、オレンジの味が好きならと言って、オレンジジュースを使ったカクテルを次々に作ってくれた。ミモザにハイボール、スクリュードライバー、オレンジブロッサム……。
せっかく作ってもらったものを残してしまうわけにもいかず、私は出されたお酒を片っ端から飲み干していく。玲一さんはカウンターで頬杖を突きながら、顔を赤くしてお酒を飲む私を、横断歩道を渡る園児を見るような目で眺めている。
何か仕事で不手際があったかと、私は慌ててノートをめくる。ええと、今日はこれから東京の支社へ向かって、現地でミーティングをした後、お得意先の社長さんにお会いして……。
「頭が痛い」
苦しそうにこめかみを押さえながら、玲一さんは絞り出すような声で言う。
「頭痛薬持ってる?」
「は、はい」
確か鞄の中に、生理痛用の鎮痛剤を常に何個か入れていたはず。大急ぎで玲一さんへ渡すと、彼は水も口に含まず二錠一気に飲み込んで、それから大きなため息をついて座席に寄りかかった。
困った顔をするタクシーの運転手さんに手短に行き先を伝える。動き出した車に揺られながら、玲一さんの額にはぽつぽつと汗が浮かんでいる。
「なんなんだ、あの営業課の女は」
それは今まで一度も聞いたことのない、どす黒い憎悪を吐き捨てるような声だった。
「声がうるさい。キンキン笑うな。俺はあの声が一番嫌いなんだ」
「あの……社長代理?」
「あの女だよ、お前の同期の。人が仕事で忙しいってのにべたべたくっついてきて……」
……え? もしかして愛菜のこと?
私の顔色が変わったことに玲一さんも気づいたのだろう。少し小馬鹿にしたように、ふん、と小さく鼻を鳴らす。
「さっきたまたま廊下で会って、その時にちょっと話しかけられたんだよ。仕事の話かと思って聞いてたけど、肩を押してきたり胸を押しつけてきたり、なんなんだあいつ。いつもああなの?」
愛菜……もしかしてなりふり構わず出世しようとしているのだろうか。それともやっぱり、玲一さんのことを本気で狙っているとか?
いつもああなのと訊ねられれば、昔は違いましたという他ない。少なくとも私と友達だった頃は、そういう女を武器にしたやり口をすごく馬鹿にしていたはずだ。
「あの女の笑い声が嫌いだ」
同じ言葉を繰り返し、ふぅと玲一さんはため息を吐く。鎮痛剤が効いてきたのか、表情も少しずつ和らいできた。
なにを言うのも正しくない気がして、私は窓の外を見たまま気まずい顔で黙り込む。誰かに対してこんなに嫌悪をむき出しにする彼は初めてだ。これも私の知らない一面。……しかも、ちょっと意外な、怖い姿。
「……同期が、すみません」
結局絞り出すようにそれだけ呟いた私に、玲一さんは少し眉を上げて、
「凛ちゃんの声は良いね」
と、お世辞でもない素の調子で言った。
「私、声低いですよ」
「そこがいいんだよ。うるさくなくて、落ち着いてて」
正面を見据えたまま、玲一さんは淡々と言う。
「好きだよ」
……それは、声のことだとわかってはいるのだけど。
ぎゅんと心音が加速するのを愚かな私は止められなくて、ただ頬が緩まないよう唇を噛み締める。
これが私自身への言葉ならどれほど嬉しいことだろう。望むだけ無駄だとわかっていても、どうしてもそう思ってしまう。
私たちはそのまましばらく無言で車に揺られていたけど、ふいに左肩が重くなったと思うと、玲一さんの柔らかな茶髪が私に寄りかかっていた。私が少し驚いた顔をすると、玲一さんは体重をかけたまま上目遣いに私を見上げる。
「今夜は?」
膝に触れた指先が腿の内側を滑っていく。
私は軽く息を呑み、少しだけ腿に力を込めた。断ってしまった先日の誘いがふっと頭をよぎっていく。
少しだけ視線を泳がせながら、私がちいさく頷くと、玲一さんは満足したみたいにそのまま目を閉じた。
*
その日の夜、いつものように彼の車の助手席に座った私は、窓の外を横切る景色が知らないものばかりだと気がついた。いつものホテルを素通りして、見慣れない道を進んでいく。うっかり道を間違えた……というわけではなさそうだ。
不安そうに隣で顔を見上げても、玲一さんはまるで無視して車をどんどん走らせる。
「あの……どこに向かっているんですか?」
おそるおそる訊ねると、玲一さんは正面を向いたまま歌うように囁いた。
「俺ん家」
……ん?
今、ええと……なんて言った?
タワマンだ。
タワーマンション。
どこからどう見てもタワーのマンション。
ひょええ、と凡人丸出しで煌びやかな夜景を見下ろす私を尻目に、玲一さんはずかずかと大股で部屋に入っていく。広いリビングには毛足の長いラグと買ったばかりらしきソファ。テレビの大きさも今まで見たことがないくらいのワイドさだ。
「あ、全っ然片づけてないからね」
それは見ればわかります。
乾燥機から出したばかりらしい洗濯物が籠に山盛り。キッチンの片隅にはお酒の空き缶が並べられている。
でも、ドン引きするほど汚いわけじゃない。男の人の一人暮らしの平均値といったところだろうか。まあ、私は平均を出せるほど数多の部屋を見てきたわけではないけど。
「ちょっと待ってね。凛ちゃんでも飲めるようなやつを作ってあげる」
そう言って冷蔵庫を開ける玲一さんを横目に、私はカウンターの隅に置かれた写真立てに見入っていた。これは、誰かの結婚式? 俳優みたいにかっこいい新郎と、優しそうな新婦さん。その二人の肩を抱きながら、満面の笑みの玲一さんが間から顔を覗かせている。
「お待たせ」
そう言って玲一さんは、写真立てをなぜか後ろ向きにしてから私へグラスを差し出した。七分目までなみなみと注がれたビール……にしては、ちょっとオレンジ色が濃すぎない?
「これは……?」
「オレンジビール。ビールをただオレンジジュースで割ったやつだよ。これなら度数も半分だから、凛ちゃんでも飲めるでしょ」
勧められるがままひとくち飲み込む。確かに、ビール独特の苦みがオレンジジュースで中和されて、まるで本当のジュースみたいにさっぱり美味しく飲めてしまう。
「美味しいですね」
「でしょ?」
にっこり笑った玲一さんは、オレンジの味が好きならと言って、オレンジジュースを使ったカクテルを次々に作ってくれた。ミモザにハイボール、スクリュードライバー、オレンジブロッサム……。
せっかく作ってもらったものを残してしまうわけにもいかず、私は出されたお酒を片っ端から飲み干していく。玲一さんはカウンターで頬杖を突きながら、顔を赤くしてお酒を飲む私を、横断歩道を渡る園児を見るような目で眺めている。
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
Sweet Healing~真摯な上司の、その唇に癒されて~
汐埼ゆたか
恋愛
絶え間なく溢れ出る涙は彼の唇に吸い取られ
慟哭だけが薄暗い部屋に沈んでいく。
その夜、彼女の絶望と悲しみをすくい取ったのは
仕事上でしか接点のない上司だった。
思っていることを口にするのが苦手
地味で大人しい司書
木ノ下 千紗子 (きのした ちさこ) (24)
×
真面目で優しい千紗子の上司
知的で容姿端麗な課長
雨宮 一彰 (あまみや かずあき) (29)
胸を締め付ける切ない想いを
抱えているのはいったいどちらなのか———
「叫んでも暴れてもいい、全部受け止めるから」
「君が笑っていられるなら、自分の気持ちなんてどうでもいい」
「その可愛い笑顔が戻るなら、俺は何でも出来そうだよ」
真摯でひたむきな愛が、傷付いた心を癒していく。
**********
►Attention
※他サイトからの転載(2018/11に書き上げたものです)
※表紙は「かんたん表紙メーカー2」様で作りました。
※※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

社長室の蜜月
ゆる
恋愛
内容紹介:
若き社長・西園寺蓮の秘書に抜擢された相沢結衣は、突然の異動に戸惑いながらも、彼の完璧主義に応えるため懸命に働く日々を送る。冷徹で近寄りがたい蓮のもとで奮闘する中、結衣は彼の意外な一面や、秘められた孤独を知り、次第に特別な絆を築いていく。
一方で、同期の嫉妬や社内の噂、さらには会社を揺るがす陰謀に巻き込まれる結衣。それでも、蓮との信頼関係を深めながら、二人は困難を乗り越えようとする。
仕事のパートナーから始まる二人の関係は、やがて揺るぎない愛情へと発展していく――。オフィスラブならではの緊張感と温かさ、そして心揺さぶるロマンティックな展開が詰まった、大人の純愛ストーリー。
腹黒上司が実は激甘だった件について。
あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。
彼はヤバいです。
サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。
まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。
本当に厳しいんだから。
ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。
マジで?
意味不明なんだけど。
めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。
素直に甘えたいとさえ思った。
だけど、私はその想いに応えられないよ。
どうしたらいいかわからない…。
**********
この作品は、他のサイトにも掲載しています。

そんな目で見ないで。
春密まつり
恋愛
職場の廊下で呼び止められ、無口な後輩の司に告白をされた真子。
勢いのまま承諾するが、口数の少ない彼との距離がなかなか縮まらない。
そのくせ、キスをする時は情熱的だった。
司の知らない一面を知ることによって惹かれ始め、身体を重ねるが、司の熱のこもった視線に真子は混乱し、怖くなった。
それから身体を重ねることを拒否し続けるが――。
▼2019年2月発行のオリジナルTL小説のWEB再録です。
▼全8話の短編連載
▼Rシーンが含まれる話には「*」マークをつけています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる