今日は映画でもどうですか？

南インド映画祭り！第一弾！ プシュパ覚醒

南インド映画祭というよりテルグ映画祭り第一弾として、プシュパに行ってきました！
実はスルーするつもりだったんですが、監督がスクマール氏との事で…ランガスタラムの衝撃を受けるべく観に行きました。
とはいえパート１なのでそこまで抉られる事はないだろうって思ってましたが、思った以上に抉られなくてちょっとだけ物足りないと感じてしまうなんて…もっと私の心をボロボロにしてもいいのよ…
以下ばれますのでご注意あれ！












本作をスルーするつもりだった理由が二つあって、一つは今回の祭りの主催を映画配信社がやっている事です。
なんかね、あれじゃないですか？続きはぜひ配信で！みたいな事になりそうじゃない？だって映画配信サービスじゃない？加入者を増やす事が大切な事だと思うので…パート２は配信でって大いにありそうじゃないですか？そうなると嫌だなって…
そしてもう一つ結構重要な理由。それは今年KGFが公開されたという事です。大きな筋の一つが男の成り上がり物語なので、どうしても比べてしまう自分がいるだろうなって。
なので本作はスルーかなと思ったのですが、監督に名前に気が付いてしまいましたね。
結果としてKGFとは別物なのですが、ロッキー兄貴が好き過ぎる事を再認識しました。ただプシュパの方が圧倒的に可愛いです。
ランガスタラムであれだけはやく終わらないかなと思ったラブコメパートが、本作ではずっと見ていたいと思うとは…
すれ違い方が嫌じゃないし、勘違いにもすぐに気が付く。ので、誤解もすぐに解くし、きちんと自分の気持ちを伝えるし。自分が最低な事をしているって自覚があるところもえらい。ならやるんじゃないよって思うけど。
まぁちょっとプシュパが頭固いこともあるけどね。でも全然可愛いです。弟分（名前わすれちゃったごめんね…）との掛け合いも可愛くて好き。二人でお話している場面はどこも可愛いのでいい癒しになりました。個人的にはプシュパの成り上がり物語よりも彼と弟分、シュリーヴァッリと友人達のラブコメが観たかったかも。
チッティは可愛いけど女の子への態度はわりと酷いし、兄貴は論外。そのせいか女性に優しいプシュパが一層輝きます。可愛いよプシュパ。
ただ本作の根っこは家族の物語です。愛人の子供故苗字を名乗れないプシュパ。幼い頃のトラウマが仕草に出ている時胸が痛い。
彼は自身をブランドだと言い切るけれど、果たしてどこまで本心なんだろうか。続編ではこの辺もっとつきぬけるのかな？
しかしプシュパの家族の事情ってどこまで知られているんだろうか。警察の人間も知っている風だったし、就任したばかりのシェカワットも知っている風だった。でもシュリーヴァッリの家族は知らない感じだったし…この辺はちょっとわからないまま…
とはいえ本家の子供達粘着質すぎないか…？なんでわざわざ結婚式に乗り込んでくるかね…でもなんでプシュパが苗字を名乗った事がわかったのかな？スパイ的な人が近くにいるのかな？もしかしてこの辺が続編でのキーになったりするかな？一番プシュパをよく思っていないもんね…
幼い彼が受ける仕打ちは本当に可哀相で酷いんだけど、本妻の息子的には憎いのはまぁわかるので…わかるけど大人になったらもう知らんぷりすればいいのに…と思わずにはいられませんね。お母さんも招待状とか持って行かなきゃいいのに、なんで持っていくんだい…この辺の家族観は私には難しい所です。インド特有のものなのか、なんなのか…
個人的にはスニールの妻が一番好きなんだよ～！！次回作ではもっと活躍して欲しいけどなぁ～
プシュパのこれからのいばらの道をぜひスクリーンで…お願いします…