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少年が魅せられたものは何だったのか エンドロールの続き
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劇場にて鑑賞。近くでは公開されないと思っていましたが、まさかの時期遅れての公開!行くしかない!って事でめっちゃ早起きして行きました。それほどほめているとは言えない言葉が並びますので嫌な方はここで読むのをやめて下さいね。以下ネタバレしますよ!!
まさかのお客さん私含め二人…上映後劇場から出ていく時、もう一人のお客さんであるご婦人から声かけられたのなんか超癒された…もっとお話ししたかったのですが私の膀胱はもう限界でした…申し訳ない…素敵なご婦人でした、あんな風に年齢重ねられたらいいなぁ…可愛らしかった…
本作は監督の自伝的映画です。映画を愛する監督らしいラストは大好きです。日常に映画。そう言いたげで妙心にしみいります。
監督の映画への愛は伝わりましたが、肝心のお話では主人公のサマイが何に魅力を感じていたのかイマイチ掴めませんでした。光なのか、映画なのか、フィルムなのか?それともすべて?
一筋の光から多彩な映像が映し出される現象に魅力を感じたって事なのかな?個人的にはサマイから映画そのものへの愛はそれほど感じる事ができず。作中でも光の演出も多かったし。でも私の大好きファザルとの交流シーンでは映画を楽しそうにキラキラした眼差しで観ている。
サマイが映画のフィルムを盗んだのもフィルム映画と光に興味と愛があるからなのかと思いきや、フィルム映画の終わりで彼は大切に持ち歩いていた切り取ったフィルムを捨てる。
何のためらいもなく。最後まで観ても彼が何にひきつけられたのかよくわからないまま。
ラストで監督自身の映画愛は伝わったけど。
インド映画や文化等にまだまだ勉強が追い付いていないので、何故カースト上位の父を持つサマイが同級生の父にサマイとは遊ぶなって言われているのかがわからない…カースト以前にサマイ自身をあまりよく思っていなかったって事なのかな?まぁ素行はよくないもんね…
映画フィルムを盗んだ報いはきちんと受けたから、そこには何にも思わなかったけどその後残った盗んだフィルムで上映会はね、大人達!注意しなさい!!でもあの子たちがあんな風に上映しなかったら、あの映画達は誰にも観られないんだもんね、村自体それほど潤っているようには見えないし。複雑ぅ…
でも風景は本当に美しくて素敵。ごちゃっとした街並みや、ふとした瞬間の自然とか。その辺の描写が本当に素敵。そして突然のリィテク様!びっくりしました。
インド映画ってしっかりと社会を映し出すんですよね、多分どの作品にもそういう描写はあって生活と映画が密接なのも魅力の一つであり、胸が苦しくなる一因です。
最初はファザルとの心温まるお話だと思ってたら…どんどん展開がダークになっていく悲しみ…個人的にはもっとファザルとのシーンが見たかった。可愛いんだファザル。なんでだろうね、自分でもどうしてあんなにファザルが好きなのかわからない、でも本作で一番好きなのは彼です。
お母さんも好きだよ!ただ夫の言いなりになるだけの女性ではない。瞳に芯の強さがあって。料理もおいしそう!!
色々ガチガチのお父さんも最後はサマイの為の行動をしてくれてよかった…けどきっかけが違法上映会でなぁ…サマイの学校の先生との会話とか欲しかった…あ、サマイの先生は本当に素晴らしい大人で大好き…多分違法上映会にもいなかったし…
ラストは本当に素晴らしくて大好きですが、精神状態次第では観た後RRRに駆け込みたくなるような作品です。あなたはサマイ少年が何を愛していたと思いますか?
まさかのお客さん私含め二人…上映後劇場から出ていく時、もう一人のお客さんであるご婦人から声かけられたのなんか超癒された…もっとお話ししたかったのですが私の膀胱はもう限界でした…申し訳ない…素敵なご婦人でした、あんな風に年齢重ねられたらいいなぁ…可愛らしかった…
本作は監督の自伝的映画です。映画を愛する監督らしいラストは大好きです。日常に映画。そう言いたげで妙心にしみいります。
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一筋の光から多彩な映像が映し出される現象に魅力を感じたって事なのかな?個人的にはサマイから映画そのものへの愛はそれほど感じる事ができず。作中でも光の演出も多かったし。でも私の大好きファザルとの交流シーンでは映画を楽しそうにキラキラした眼差しで観ている。
サマイが映画のフィルムを盗んだのもフィルム映画と光に興味と愛があるからなのかと思いきや、フィルム映画の終わりで彼は大切に持ち歩いていた切り取ったフィルムを捨てる。
何のためらいもなく。最後まで観ても彼が何にひきつけられたのかよくわからないまま。
ラストで監督自身の映画愛は伝わったけど。
インド映画や文化等にまだまだ勉強が追い付いていないので、何故カースト上位の父を持つサマイが同級生の父にサマイとは遊ぶなって言われているのかがわからない…カースト以前にサマイ自身をあまりよく思っていなかったって事なのかな?まぁ素行はよくないもんね…
映画フィルムを盗んだ報いはきちんと受けたから、そこには何にも思わなかったけどその後残った盗んだフィルムで上映会はね、大人達!注意しなさい!!でもあの子たちがあんな風に上映しなかったら、あの映画達は誰にも観られないんだもんね、村自体それほど潤っているようには見えないし。複雑ぅ…
でも風景は本当に美しくて素敵。ごちゃっとした街並みや、ふとした瞬間の自然とか。その辺の描写が本当に素敵。そして突然のリィテク様!びっくりしました。
インド映画ってしっかりと社会を映し出すんですよね、多分どの作品にもそういう描写はあって生活と映画が密接なのも魅力の一つであり、胸が苦しくなる一因です。
最初はファザルとの心温まるお話だと思ってたら…どんどん展開がダークになっていく悲しみ…個人的にはもっとファザルとのシーンが見たかった。可愛いんだファザル。なんでだろうね、自分でもどうしてあんなにファザルが好きなのかわからない、でも本作で一番好きなのは彼です。
お母さんも好きだよ!ただ夫の言いなりになるだけの女性ではない。瞳に芯の強さがあって。料理もおいしそう!!
色々ガチガチのお父さんも最後はサマイの為の行動をしてくれてよかった…けどきっかけが違法上映会でなぁ…サマイの学校の先生との会話とか欲しかった…あ、サマイの先生は本当に素晴らしい大人で大好き…多分違法上映会にもいなかったし…
ラストは本当に素晴らしくて大好きですが、精神状態次第では観た後RRRに駆け込みたくなるような作品です。あなたはサマイ少年が何を愛していたと思いますか?
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