今日は映画でもどうですか？

RRRの話はしないと言ったな、あれは嘘だ（四回観た結果）

もうしないつもりだったけど、四回観たらダメだった。基本好きな所を箇条書きして、（今後も観る度増えると思われます）後半気になった事とか書いてます。

色々考えるにあたり、天竺奇譚様のnoteを参考にさせていただきました。機械音痴でURLの貼り付け方がわからず、お名前を出すだけになってしまい申し訳ありません。記事はどれも素晴らしく、とても面白いし『一番わかりやすいインド神話』読みたいと思います。本当にありがとうございます。
ではどうぞ！


どっかで見たけどあの二人当てがきなんですか？創造神流石です。ありがとうございます。一生ついてくよ。

OSTがどれも素晴らしいんですよね。ずっと聞いてます。好き。

FIREでのラーマの命令は絶対マンからのDostiはダメよ。私は創造神の掌の上…

WATERのビーム美し過ぎない？大丈夫？血を頭からかけるシーンとても神々しい…とにかく美しい。その後エンディングでは文字を学び、最初に見せた圧倒的な美しさは消えて人間コムラム・ビームがそこにいる。
あんな神々しさ猛々しさ見せつけた後にあんな子犬の様な瞳で殴られるの辛すぎる。私は創造神の掌の上…
この導入シーンラーマは逆で最後はとても美しいラーマ王子の化身のよう。ここは対にしたかったのかな？（wikiを見る限りは何となくモデルの方に寄せているだけのような気もしなくないけど）回を重ねるごとにこのシーンが好きになっていく…

最初の集会のシーンですが、ラーマ以外ヒンディー語で話しているそうです（天竺奇譚様の記事を参考にさせていただきました。重ねてありがとうございます）テルグ語を話すラーマ（しかも提督を殺してしまえと主張する）にラッチェが声をかけるのはそういう事なのかと目から鱗でした。勿論字幕を見て、彼がラーマの主張を聞いて仲間だと思ったのも事実でしょうが、確かに勝手のわからない土地でいきなりあんな風に声をかけるには少し慎重さにかけるので、なんかストンとしました。
その前にビームがジェニーと仲良くなればって言ってるのに軽率にラーマに声かけるの、その作戦は無理があると思ったからか、そんなに待てないと思ったからなのか。はたまたビームの瞳の輝きにこれまでにはなかった光を見たせいか。（パンフではしっかりジェニーへの恋心が書かれてますし）
たくさんの人が言及しているように、ここで歌なんて何になるって言ってるラーマ（あそこでの発言は彼の本心だと思っています）がコムラム・ビームで心が震えるのたまらんね…

Dosti前半はラーマが前を歩いている描写が多く、後半は並んで歩いたり走ったりしてるのはやっぱり何かの暗示かなぁ。学がほしぃ。
ラーマほどの男がビームに少しも不信感を抱かなかったのはやっぱり彼に弟を見てしまってもうダメだったんでしょうね。弟の事守りたかったんだろうなぁ…だって普通にあんなでっかい肉えっさえっさしてる時点でちょっと怪しくない？インドでは普通の光景なのでしょうか？あれに対してよく食うなぁ、そんな事言うなよ（笑顔）で終わるの、もう二人ともかけらも疑ってないよね（まああの肉えっさで何を疑うのかって話だけども）
一方のビームはラーマの部屋で一瞬でも不穏な空気が出てる（気がする）ラストでは何してるのかしっかり聞いてるし。この辺の違いは結構大きいよね。
何より驚いたのがこのDosti期間が半年ほどあったという事実…なんか数週間で深い仲になったと思ってたから…時間をかけて親友であり兄弟になったんだと思うとしんどいの極み…半年もDostiしてたなんで…そういえば予告編の雨と焚火のあれ何？すっごい好きだったんだけど…私の知らない所で知らないDostiしないで…

ナンパシーン引っかかりはあっても修理しておしゃべりすれば仲良くなれる！って言ってるビームの顔を見るラーマの顔真顔とか会話シーン大好きなのよ（笑）
マダムハヤメテジェニーヨシーンといい可愛いしかないシーンが沁みる…

続編ではジェイク君にはぜひほら！ナートゥは完璧だ！！とドヤりあげさせ、その上でまたラーマにほう、では〇〇をご存知か？って言われてさらに難易度の高いダンスを披露され絶望して欲しいですね！ジェイク君再登場して欲しいな、それと怖いおじさん上官も…

ラッチェがマーアンナーと言っているので、多分リアル兄弟じゃないね…？じゃないとラーマの心が張り裂けるよね…そして特典映像のナーアンナー・ナータンムドゥ呼びで心臓がきゅぅってします。私だけか…

シータは村の人々にアンナって呼ばれてる（記憶があいまい）から彼女は現在村を守る立ち位置にいるのかな？年若い二人が背負わされたものが重すぎるよ…
それほど出番があるわけではないけど、物語が動くきっかけはいつもシータだなって思ってる…シータはラーマの運命の女なんですよね。ビームは運命の男だけど。
幼い頃からあの環境で生きていた二人だからそんなに違和感を感じないんだろうけど（シータはラーマの行動を誇りに思っているし）やっぱり私は子供にあんなことさせたパパに観る度にむーんとなります。子供にあんなことさせるのダメ、絶対。
かといって他の生き方なんてできなかっただろうし、家族を奪われたラーマはどっちにしろ戦いの道を選ぶだろうし。
そして人の感想で気が付くパパとビームのお洋服…涙
でもDostiのラーマは本当に可愛くて楽しそうだから…要約するとラーマ幸せになって涙

猛獣アタックのとこ最初はラーマはアクタルって呼んで、いよいよ無理だと思ってからビームって呼んでなかった？私の記憶力頑張ってくれよ、顔しか出てこないじゃないか。
あれってやっぱりアクタル（弟）への激重感情だったんかな。頼むアクタルっていう。
あくたぁる…涙

ラストのラッチュはどんな感情だったんだろうね？シータから真実を聞かされた時のジャングの顔すごい真に迫ってて、ビームがいない間に皆と合流したラッチュがうっかり白人の犬！とか言っちゃって、ジャングにぶん殴られてそう。可哀想に…（妄想です）
あるいは逃げてる最中に叔父さんと合流したのかな？彼だって結構危ない橋を渡ったと思うんだ。逃げてる最中にうっかりばったりはありそう。ラストに二人がいたのはそういう事なのかなって。いやしかしラストシーン、あれどこですか？デリー？潜伏してた町？誰か教えて下さい…

銃えっさのビームとラーマの二人の可愛い事～。相手の事を最大限思いやった行動だから素敵なのよね。
だからこそアガるシーンなんだろうけど、私はラーマにあの台詞をビームに言って欲しくなかったのよ。何だかあそこからまた二人の関係性が変わった気がするし、ビームの意識も変わった気がする。以前の様な無邪気な関係ではいられなくなったというか。まぁね、生きていれば人との関係なんて変わるものだから、何とも言えないけど。
でもラーマがビームに父を重ねて見ていたのだとしたら、それはそれとして胸が痛い&熱いだねシーンになるね…


神話とかモデルになった二人とかをさらっと（本当にさらっと）ネットで調べて読んだんですけどね。
続編はもうやめない？
初見はハピエンだなって思ったけど、実は今からが地獄でハピエンなんてなくない？あのエンドではビームも解放闘争に参加するだろうし（モデルの方がそうですしね）、村に銃器を届けたラーマは今からが本番な訳で…
総督を殺したし、創作なんだからどうとでもできそうだけど正直二人とも死ぬ運命な気がしてならんのよ…
死なないで欲しいけど、死ぬなら二人で一緒に死んで欲しい。でもそうなるとシータとジェニーが可哀想だからやだぁ涙
ほんとね、ラーマ・ラージュにとってのある村人がラッチュじゃない事を祈るよ？そうなると地獄やんか…
二人でDosti繋ぎで一緒に死んで転生した現代で大暴れとかするの…？でもそれはもうラーマとビームじゃないし…でもそっちの方が幸せですか？私は二人には幸せになって欲しい。
うー続編観たいような、観たくないような…（この気持ちはMADMAXの続編への気持ちそのもの…）
でもチャランさんとJr.NTR さんのバディムービーはすっごい観たいので、よろしくお願いします…警察コンビでもよし、ヤクザ（ギャングか）でもよし、はたまた普通の会社員でもよし。
幸せになるなら何でもえぇです。頼むぞ創造神…！！


※追記　Dostiでの左手のくだりだけどラーマの顔アップの時もしかしてJanani流れてない？地獄…そこを踏まえて相手への感情を数値化した時、ラーマがビームを思う気持ちが一億ビームだとしたら、逆は多分五百ラーマ位じゃない？観ないでずっとサントラとか人の感想とかで補完していくと、どっちかって言ったらビームのがシビアでラーマのが繊細なのよね。このままだと変なイメージが付いちゃうので一刻も早く観に行きたいですね！

※追記　ラーマは全人類が愛してる。ビームはこの世の生きとし生けるものすべてが愛している…（RRR観たい）

※追記　何度見てもわからない所。どうしてラーマはあんないい笑顔でラッチュの頬に触れて解放するの？弟なら何でもいいのか？それともどんだけ拷問しても口を割らなかった彼への敬意を表したの？創造神によるただのサービスショット？どれぇ…

※追記　極悪釘ナンパシーンさぁ、ビーム君何言ってるかわかんない&自分が何で首振ってるのかわかんないで不安になってておててもじもじしてるの可愛いね…？その後ジェニーが車に戻る時なんで背伸びしたの？可愛いね…可愛いね…

※追記　ナンパシーンでジェニーがすぐに二人に声をかけて助けを求めるの、あれもしかして他のインドの人は皆顔を伏せて歩いてたとかかな？
ジャンゴID事件の時も、ビームはすぐに彼に駆け寄ろうとするけどすぐそばに英国人がいると顔を伏せて、目立たない様に行動する。
潜入中だからってのもあるとは思うけど、冒頭で因縁ふっかけられて殴られたりするのがわりと日常だったりすると、インドの人は皆英国人を見ると相手が誰であろうとも、決して目を合わせるなんてしなかったのかもね。そんな時目の前にいたのがビームで、あんなににこにこしてたら私がジェニーでも声かける。すごいね、どれだけ噛んでも味がなくならない…

※追記　IMAX &ドルビー鑑賞で気が付いた事。私ラーマの事王子様で姫様みたいだと思ってたとこあるけど、実際のところのラーマってわりと荒っぽいんだよね。シータやアクタルに向ける眼差しが優し過ぎて惑わされるけど、冒頭しっかり結果を出して勲章をもらっても昇進できなかった怒りや苛立ちを思いっきりぶつけたり、捜査もうまいこといかなくてかご？蹴っ飛ばしたりと。ラストのラーマがあまりにも透明感溢れる漢になってたからかな？自分の事で怒りを露わにするラーマと、自分の事では決して怒らないけれど、人の痛みに怒りを覚えるビームの対比なのかな？だからこそ、ラストのビームはあまりにも人間くさいというか、言い方悪いけど汚された感じがしてしまう。何度も言うけどビームの登場シーンは作品の中で最も美しい場面なので。
でもビームの穢れってデリーへの潜入から少しずつ溜まっていったもので、あの楽しいナートゥも彼から美しさを奪った要因なんじゃないかなと。
言葉がわからないビームは、雰囲気とか空気で自分が馬鹿にされてるのはわかってたと思う。でもラーマの機転で結果的に皆で楽しく踊ってる。でもその楽しかった気持ちはマッリの置かれている環境で一変してしまう。彼の白人も子供を生むんだろう？という言葉が彼自身を傷つける。からのラーマの裏切りに鞭打ちは結構罪が深いぞ…
改めて思ったのは、冒頭のマッリを攫うシーン。提督もエドワードも彼らの言葉を理解できるんだよ。ジャンゴが歌のお礼じゃないか？なんて言っているのも聞いている。でも訂正しない。マッリは物だから。暖炉の上のお飾りだから。人を人扱いしなかった彼らの末路は、人だと思っていなかったものの怒りによって滅んだ。
ラーマは英国人と接する機会も多かったと思うから、いい人もいればそうでもない人もいるってわかっていそうだけど、ビームはどうだろうか。人の痛みに敏感な彼がマッリのあの扱いを簡単に忘れるとは思えないんよね。たとえどんなに優しい人でも、子供を檻に入れる事を黙認していたジェニーの事どう思っているんだろうか。お願い幸せになってくれ…