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【ジェレミーレナー生誕祭特別企画】ハートロッカー

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私の趣味に走り切る企画!
ジェレミーレナー作品を語りたいと思います!!!
ネタバレ全開でまいりますよっ!!!
私がジェレミーレナーを知ったきっかけは言わずもがなアベンジャーズなのですが、そこから気が付けばずぶずぶと沼にはまっていきました。
本当におそろしいこ!!!!
はまってから彼の出る作品は購入できるものは購入し、最初に手に入れたのが今作なのです。
そしてまたずぶずぶと足をとられていくのですが…
ハートロッカーのあらすじをざっくりと。
イラク戦争中のバグダッドにて危険物処理班三人の人間模様が描かれます。
主人公はおそらくジェレミー演じるジェームズなのでしょうが、今作の裏主人公と言えるサンボーンとエルドリッジがいなければ、彼の演じるジェームズは輝かなかったと思います。
ジェームズは脳みそを爆弾に(戦争に)やかれてしまっている兵士。
目の前の爆弾処理に没頭し、危険を顧みない男です。
サンボーンとエルドリッジには尊敬する上官がいましたが、殉職してしまいます。
冒頭の爆破シーンが妙に迫力があって好き。
カメラワークが妙に緊迫していてなんでもないシーンも妙に胸がざわつきます。
尊敬する上官を亡くし失意の中新しくやってきたのがジェームズです。
冒頭サンボーンとジェームズの出会いのシーンでのいけ好かない感が最高に好き。
初任務での防護服装着シーンでトンプソンとの違いを明確にするのも好き。
サンボーンがトンプソンをとても好きだった事、ジェームズを胡散臭く思ってる事がすごく伝わってきます。
とにかく危ない・型破り・とんでもないを地でいく男に二人は奔走し、疲弊します。
エルドリッジは最初こそ反発を覚えていたと思いますが、若者特有の俺たちスゲぇぜイエーイとなっているところに鼻っ柱をへし折られ、ジェームズを憎んで去っていきます。自分勝手で調子乗りのわりとくず、けどセンチメンタルマインド。トンでも野郎だけど世の中の半分はエルドリッジだと思ってます。私はエルドリッジにはならないようにしようと、今作を観る度思います。
私はサンボーンが結構好きで(嫌いな人は多分いないと思うけど)、とにかく苦労性で社会人は彼を見ると胃が痛くなること間違いなし!
繊細だけど、諜報部にいた経験もあって常にギリギリ踏みとどまっている。彼はそこを知ってはいるけど、絶対一線を越えない。最初は嫌っていた相手と戦いを通して信用したかと思えばまた相手が何を考えているかわからなくなる。良いやつなんだよね、サンボーンって。
エルドリッジはジェームズの事を忘れると思うけど、サンボーンは忘れない。それが辛い。エルドリッジお前そういうとこやぞ。
終盤でのジェームズとサンボーンの会話は胸をしめつけられます。
サンボーンが子供を持つ事ができない理由ははっきりとは示されません。地獄を見た彼には、子を持つ事が辛いのか、はたして彼には本当に女性の恋人がいるのかとか。
このシーンでのサンボーンの瞳が理由などどうでもよくさせます。
戦争とは何かをここぞというときにつきつけてくる作品です。
心が元気な時に観るのをおすすめします、じゃないと何かが削られちゃうので…

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