39 / 40
四章 ゲームから出てきたサキュバスのために
第33話 サキュバスは星に願う
しおりを挟む
四
ついに明日だと思うと、深夜になってもなかなか寝つけなかった。
天井の豆電球相手に、勝ちようのない睨めっこをする。かけていた薄手の布団を無意味に足で揺する。あんこを消化しきれず、まだ重たい腹をさする。
緊張は、少ししていた。だがそれ以上に心にあったのは、ぽっかり穴を開けられてしまったような喪失感だった。
原因は明白だ、結愛がいなくなるから。
澄鈴への告白を前にしてこうなのだから、僕の結愛への想いがなになのかは自明だった。
なずなの言う通り、自分の思った方が正解なら、澄鈴に告白をするのは間違っている。
けれど、たとえ誤りだともしても、僕は必ず成功させる必要があった。結愛を画面の向こうへ送り返すためだ。
けれども、しかし。そんな不純な告白はいいのだろうか。できるなら澄鈴をむやみに傷つけたくはないが、どうすればいい。頭には疑問符が渦巻いて、どうにも晴れなかった。
夜風にでも当たろうと、ベランダに出る。地べたに座りこんで、薄らぼんやりとした空を見上げることしばらく、
「こんなところにいたんですね」
どれくらい経った頃か、きぃとサッシが音を立てた。
ジャージ姿の悪魔が、そこにいた。
「寝込みを襲おうと思ったのにいなかったので驚きましたよ」
スマホのデジタル時計を見ると、もう夜の二時だった。知らぬうちに、かなりの時間が経っている。
「いつもこんな時間にベッド潜ってきてたの?」
「はい、ご主人様がゲームをやめて寝るのは、大体これくらいの時間でしたから」
なにからなにまでよく知っているものだ。
結愛は、僕と背中合わせに腰を下ろす。黙ったまま、僕の方へ身体を倒した。
簡単に、空だった胸が熱に溢れるからおかしい。
「たそがれちゃって、どうしたんですか。目にくま作っちゃいますよ、せっかく色々準備したのに台無しです」
「……なんだか寝られなくってさ」
「あー、緊張してるんですね」
「ううん、それはそんなに」
「じゃあ、私がいなくなるのが寂しくて、とか?」
僕の肩に頭を乗せて、ふふっと小さく笑む。しなやかな髪が、顔にかすかに擦れてこそばゆい。
「そうだよ」
率直に答えたのだが、返事はなかった。
のしかかった重さが軽くなっていた。振り返ると、結愛はいない。また少しして、ただ前より時間を要してから結愛は姿を現す。
また、僕に身体をしなだれる。
「……さっきから、結構頻繁にこうなってます。もう一日もいられないですから、仕方ないですね。で、なにか言いましたか?」
「いいや、なにも」
聞こえなかったなら、それはそれだ。泣き言を言ってもしょうがない。
「明日の夕方までは消えないんだよね?」
「はい、そのはずです。でも徐々に存在が薄れていくみたいで。名前も忘れられるんですね、なずなさん覚えてませんでした」
だから、なずなは「あの子」と言っていたのか。
理由に気づかされるとともに、結愛の心境を思って、無力な僕はぎりと歯を噛む。
「いいんです。仕方ないんですよ、そういう定めなので。ご主人様も明日になったら忘れてたりして」
「ロクでもないこと言うなよ、結愛」
「ふふっ、そうですね。あなたが覚えていてくれたら、私はそれで十分です」
忘れない、忘れるものか。もっと忘れていいことが世の中にはたくさんある。丸暗記した古典の和歌とか、そういうの。
彼女のことを覚えているためにも、やはり僕は告白を成功させねばなるまい。
偽の告白なんて、澄鈴にはひどい不誠実を働くことになるが、後から事情を話して許しを乞うしかなさそうだ。傷つけることを怖がっている場合ではない。
「……ちゃんと告白するよ、明日は」
それしかないのだが、前向きになれるものでもなかった。つい視線は足下へ、俯いてしまう。
「ご主人様、ここまでやってもまだ不安ですか? ほんとにヘタレですね。もう金曜日みたいなのは禁止ですよ?」
「分かってるさ」僕は首を短く縦に振る。分かってはいるのだ。やれないわけではない。
結愛は、素敵ですと微笑んでから、
「でもご主人様がヘタレでよかったのかもしれません、私としては」
夜空にシャボン玉でも浮かべるように、少し声を弾ませた。
「ご主人様が告白できずに帰ってきたとき、私怒ったじゃないですか。あそこまでしたのにーって。でも本当は、まだ一緒にいられるんだ、って本当は少し嬉しくもあったんです。そういう意味では、意気地無しでよかったなと♪」
結愛は僕の首筋に息を吹きかける。ぴくっと跳ねたところ、優しくキスをされた。
「ここまでしても襲ってこないなんて、よっぽどのヘタレさんだけです♡」
「う、うるさいって! 悪かったよ、ヘタレで」
ちらりと見ると、悪魔らしい意地悪な笑みをたたえている。今の僕には過度なほどにそれが可愛く映って、たぶん伝わってしまうくらい、鼓動がはやった。
もう認めざるをえない。やっぱり僕は、このサキュバスのことが――。
「あ、ヘタレだからってだめですよ。明日はちゃんと告白してくださいね。罪の告白とか友情の告白とかは、告白に入りませんから。愛の告白をして、誰かに受け入れられないとダメですからね」
え、とつい僕は声をあげてしまった。
「まさか本当にそのつもりだったんですかー」
結愛のジト目に軽蔑が篭る。そうじゃない。引っかかったのは、誰かに、という部分だ。
「誰でもいいの?」
てっきり澄鈴を相手にしなければいけないものと勘違いしていた。
「えぇ、まぁ。あ、お母さまに愛の告白はダメですよ! 家族愛もなしです」
「するわけないだろ、そんなこと。どこでなにしてるのかも知らないよ」
なんだ、ならば簡単なことだ。ついさっき答えが出たばかりなのだから。
悩みの枷から放たれた僕は、はははと高笑いしてしまう。静かな住宅街でのことだ、響いているという自覚はあったが、腹から震えがこみ上げてくる。
「いよいよ壊れたんですか、ご主人様ー」
「健常だよ、僕は。笑ったのは、そう、えっと空が綺麗だったから?」
「まぁたしかに綺麗ですけど」
結愛が空を仰ぐから、僕も見上げてみる。
さっきまで雲がかっていたのに、今は星がよく見えるくらいには空が澄み渡っていた。まさに五月晴れ。
「あ、流れ星!」
結愛が手を上げ、指差す。目では追えなかったが、僕は目を瞑って短く祈っておく。
今日こうして空を見上げたことも忘れないように、と。
「最後まで願掛けなんて、ご主人様らしいですね」
「なんとでも言えよ」
「私も澄鈴さんとうまくいくように祈っておきましたからね。きっとうまくいきます!」
結愛の願いごとを、僕は叶えない。
ついに明日だと思うと、深夜になってもなかなか寝つけなかった。
天井の豆電球相手に、勝ちようのない睨めっこをする。かけていた薄手の布団を無意味に足で揺する。あんこを消化しきれず、まだ重たい腹をさする。
緊張は、少ししていた。だがそれ以上に心にあったのは、ぽっかり穴を開けられてしまったような喪失感だった。
原因は明白だ、結愛がいなくなるから。
澄鈴への告白を前にしてこうなのだから、僕の結愛への想いがなになのかは自明だった。
なずなの言う通り、自分の思った方が正解なら、澄鈴に告白をするのは間違っている。
けれど、たとえ誤りだともしても、僕は必ず成功させる必要があった。結愛を画面の向こうへ送り返すためだ。
けれども、しかし。そんな不純な告白はいいのだろうか。できるなら澄鈴をむやみに傷つけたくはないが、どうすればいい。頭には疑問符が渦巻いて、どうにも晴れなかった。
夜風にでも当たろうと、ベランダに出る。地べたに座りこんで、薄らぼんやりとした空を見上げることしばらく、
「こんなところにいたんですね」
どれくらい経った頃か、きぃとサッシが音を立てた。
ジャージ姿の悪魔が、そこにいた。
「寝込みを襲おうと思ったのにいなかったので驚きましたよ」
スマホのデジタル時計を見ると、もう夜の二時だった。知らぬうちに、かなりの時間が経っている。
「いつもこんな時間にベッド潜ってきてたの?」
「はい、ご主人様がゲームをやめて寝るのは、大体これくらいの時間でしたから」
なにからなにまでよく知っているものだ。
結愛は、僕と背中合わせに腰を下ろす。黙ったまま、僕の方へ身体を倒した。
簡単に、空だった胸が熱に溢れるからおかしい。
「たそがれちゃって、どうしたんですか。目にくま作っちゃいますよ、せっかく色々準備したのに台無しです」
「……なんだか寝られなくってさ」
「あー、緊張してるんですね」
「ううん、それはそんなに」
「じゃあ、私がいなくなるのが寂しくて、とか?」
僕の肩に頭を乗せて、ふふっと小さく笑む。しなやかな髪が、顔にかすかに擦れてこそばゆい。
「そうだよ」
率直に答えたのだが、返事はなかった。
のしかかった重さが軽くなっていた。振り返ると、結愛はいない。また少しして、ただ前より時間を要してから結愛は姿を現す。
また、僕に身体をしなだれる。
「……さっきから、結構頻繁にこうなってます。もう一日もいられないですから、仕方ないですね。で、なにか言いましたか?」
「いいや、なにも」
聞こえなかったなら、それはそれだ。泣き言を言ってもしょうがない。
「明日の夕方までは消えないんだよね?」
「はい、そのはずです。でも徐々に存在が薄れていくみたいで。名前も忘れられるんですね、なずなさん覚えてませんでした」
だから、なずなは「あの子」と言っていたのか。
理由に気づかされるとともに、結愛の心境を思って、無力な僕はぎりと歯を噛む。
「いいんです。仕方ないんですよ、そういう定めなので。ご主人様も明日になったら忘れてたりして」
「ロクでもないこと言うなよ、結愛」
「ふふっ、そうですね。あなたが覚えていてくれたら、私はそれで十分です」
忘れない、忘れるものか。もっと忘れていいことが世の中にはたくさんある。丸暗記した古典の和歌とか、そういうの。
彼女のことを覚えているためにも、やはり僕は告白を成功させねばなるまい。
偽の告白なんて、澄鈴にはひどい不誠実を働くことになるが、後から事情を話して許しを乞うしかなさそうだ。傷つけることを怖がっている場合ではない。
「……ちゃんと告白するよ、明日は」
それしかないのだが、前向きになれるものでもなかった。つい視線は足下へ、俯いてしまう。
「ご主人様、ここまでやってもまだ不安ですか? ほんとにヘタレですね。もう金曜日みたいなのは禁止ですよ?」
「分かってるさ」僕は首を短く縦に振る。分かってはいるのだ。やれないわけではない。
結愛は、素敵ですと微笑んでから、
「でもご主人様がヘタレでよかったのかもしれません、私としては」
夜空にシャボン玉でも浮かべるように、少し声を弾ませた。
「ご主人様が告白できずに帰ってきたとき、私怒ったじゃないですか。あそこまでしたのにーって。でも本当は、まだ一緒にいられるんだ、って本当は少し嬉しくもあったんです。そういう意味では、意気地無しでよかったなと♪」
結愛は僕の首筋に息を吹きかける。ぴくっと跳ねたところ、優しくキスをされた。
「ここまでしても襲ってこないなんて、よっぽどのヘタレさんだけです♡」
「う、うるさいって! 悪かったよ、ヘタレで」
ちらりと見ると、悪魔らしい意地悪な笑みをたたえている。今の僕には過度なほどにそれが可愛く映って、たぶん伝わってしまうくらい、鼓動がはやった。
もう認めざるをえない。やっぱり僕は、このサキュバスのことが――。
「あ、ヘタレだからってだめですよ。明日はちゃんと告白してくださいね。罪の告白とか友情の告白とかは、告白に入りませんから。愛の告白をして、誰かに受け入れられないとダメですからね」
え、とつい僕は声をあげてしまった。
「まさか本当にそのつもりだったんですかー」
結愛のジト目に軽蔑が篭る。そうじゃない。引っかかったのは、誰かに、という部分だ。
「誰でもいいの?」
てっきり澄鈴を相手にしなければいけないものと勘違いしていた。
「えぇ、まぁ。あ、お母さまに愛の告白はダメですよ! 家族愛もなしです」
「するわけないだろ、そんなこと。どこでなにしてるのかも知らないよ」
なんだ、ならば簡単なことだ。ついさっき答えが出たばかりなのだから。
悩みの枷から放たれた僕は、はははと高笑いしてしまう。静かな住宅街でのことだ、響いているという自覚はあったが、腹から震えがこみ上げてくる。
「いよいよ壊れたんですか、ご主人様ー」
「健常だよ、僕は。笑ったのは、そう、えっと空が綺麗だったから?」
「まぁたしかに綺麗ですけど」
結愛が空を仰ぐから、僕も見上げてみる。
さっきまで雲がかっていたのに、今は星がよく見えるくらいには空が澄み渡っていた。まさに五月晴れ。
「あ、流れ星!」
結愛が手を上げ、指差す。目では追えなかったが、僕は目を瞑って短く祈っておく。
今日こうして空を見上げたことも忘れないように、と。
「最後まで願掛けなんて、ご主人様らしいですね」
「なんとでも言えよ」
「私も澄鈴さんとうまくいくように祈っておきましたからね。きっとうまくいきます!」
結愛の願いごとを、僕は叶えない。
0
こちら、大好評連載中です!! ぜひ見ていってくださいませ!!↓ ↓ えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がり、美少女たちに溺愛されますが、本人は至って謙虚です
お気に入りに追加
41
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
【完結】ご都合主義で生きてます。奥様は魔女(中二病)だったのです。-北の森の怠惰な魔女-
ジェルミ
ファンタジー
右手首に布を巻き、左目に黒い眼帯をした白銀色の長い髪の少女の物語。
奥様の名前はパメラ18歳。そして転移者の旦那様の名前はダーリン。
ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。
ただひとつ違っていたのは、奥様は魔女(中二病)だったのです。
離れている家族と意思の疎通ができ、能力を共有できる【スキル】情報共有。
カスタマイズ可能な時空間魔法ストレージや創生魔法、世界の知識を使いこなしこの世の中を駆け抜ける。
※このお話は『ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-』のスピンオフです。
前作を読まれていない方でも、楽しめるように書いています。
いい子ちゃんなんて嫌いだわ
F.conoe
ファンタジー
異世界召喚され、聖女として厚遇されたが
聖女じゃなかったと手のひら返しをされた。
おまけだと思われていたあの子が聖女だという。いい子で優しい聖女さま。
どうしてあなたは、もっと早く名乗らなかったの。
それが優しさだと思ったの?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
僕(じゃない人)が幸せにします。
暇魷フミユキ
恋愛
【副題に☆が付いている話だけでだいたい分かります!】
・第1章
彼、〈君島奏向〉の悩み。それはもし将来、恋人が、妻ができたとしても、彼女を不幸にすることだった。
そんな彼を想う二人。
席が隣でもありよく立ち寄る喫茶店のバイトでもある〈草壁美頼〉。
所属する部の部長でたまに一緒に帰る仲の〈西沖幸恵〉。
そして彼は幸せにする方法を考えつく――――
「僕よりもっと相応しい人にその好意が向くようにしたいんだ」
本当にそんなこと上手くいくのか!?
それで本当に幸せなのか!?
そもそも幸せにするってなんだ!?
・第2章
草壁・西沖の二人にそれぞれの相応しいと考える人物を近付けるところまでは進んだ夏休み前。君島のもとにさらに二人の女子、〈深町冴羅〉と〈深町凛紗〉の双子姉妹が別々にやってくる。
その目的は――――
「付き合ってほしいの!!」
「付き合ってほしいんです!!」
なぜこうなったのか!?
二人の本当の想いは!?
それを叶えるにはどうすれば良いのか!?
・第3章
文化祭に向け、君島と西沖は映像部として広報動画を撮影・編集することになっていた。
君島は西沖の劇への参加だけでも心配だったのだが……
深町と付き合おうとする別府!
ぼーっとする深町冴羅!
心配事が重なる中無事に文化祭を成功することはできるのか!?
・第4章
二年生は修学旅行と進路調査票の提出を控えていた。
期待と不安の間で揺れ動く中で、君島奏向は決意する――
「僕のこれまでの行動を二人に明かそうと思う」
二人は何を思い何をするのか!?
修学旅行がそこにもたらすものとは!?
彼ら彼女らの行く先は!?
・第5章
冬休みが過ぎ、受験に向けた勉強が始まる二年生の三学期。
そんな中、深町凛紗が行動を起こす――
君島の草津・西沖に対するこれまでの行動の調査!
映像部への入部!
全ては幸せのために!
――これは誰かが誰かを幸せにする物語。
ここでは毎日1話ずつ投稿してまいります。
作者ページの「僕(じゃない人)が幸せにします。(「小説家になろう」投稿済み全話版)」から全話読むこともできます!
ぱぴLove〜私の幼なじみはちょっと変〜
邪神 白猫
恋愛
見た目は完璧な王子様。
だけど、中身はちょっと変な残念イケメン。
そんな幼なじみに溺愛される美少女の物語——。
お隣りさん同士で、小さな頃から幼なじみの花音と響。
昔からちょっと変わっている響の思考は、長年の付き合いでも理解が不能!?
そんな響に溺愛される花音は、今日もやっぱり振り回される……!
嫌よ嫌よも好きのうち!?
基本甘くて、たまに笑える。そんな二人の恋模様。
※作中使用しているイラストは、全てフリーアイコンです。
ぱぴLove=puppy love を略したもので、first loveのスラングです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる