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さよなら。★
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初めて触れる他人の唇は、驚くほど柔らかかった。
「ん…」
ちゅっ、ちゅっと角度を変えて繰り返しキスされる。唇がじんじんする。
焦点がずれるほどの至近距離でジーンが見つめてくる。
射抜くような視線にくらりとする。
馴らすように何度か口づけた後で、ジーンが訊いた。
「気持ち悪い?」
「気持ち悪くは、ない」
少し考えてから答えると、嬉しそうに笑って、もう一度ちゅっとされる。
「嫌でもない?」
「嫌でもない、けど」
嫌とか気持ち悪いとかは全然ない。けど、ひたすら、恥ずかしい。
男に組み敷かれてキスされてるとか。無理ゲーだ。
「じゃあ、気持ちいい?」
「……」
酒と恥辱で顔が火照る。
頬を撫でてきたジーンの指がひんやりと気持ちよくて、答える代わりに思わず、すりと頬を摺り寄せた。
「夏野」
囁いて、ジーンが眉を寄せた。
うわ、なんかすげえ、色っぽい。
見とれていると、指で両頬をくっと押された。反射で唇が開く。
そのわずかな隙を狙って、舌が入ってきた。
「んっ、んーっ!」
ぬるりとした初めての感触に、腰がひける。
怯んでいると、あやすように頭を撫でられる。舌が口の中をさぐっていく。
なんだ、これ。口ん中。
上あごを舌先でくすぐられた時、ぞくりと背筋が震えた。
「あ、ん」
耐えられなくて上ずった声が漏れる。
くちゅりと舌が舌に絡みつく。
ワインとチョコレートの味はとっくに消え失せて、ジーンの味と匂いだけがする。
反応を確認するように、口の中のあらゆる場所を舌で暴いていく。
のしかかるジーンの身体は熱くなっていて、触れ合う部分から互いの熱が行き来する。
苦しくて、熱くて。
気持ちいい。
快感を自覚した瞬間に、ぐんと下半身が重くなった。
小学生の時からお馴染みの、中心に熱が溜まる感覚。
やばい、やばいやばい、これ、勃つって。
「ジーン、もう、ダメだ」
身をよじると、ジーンが意地悪に笑う。
「どうして? 気持ちよさそうだけど」
「……ああっ!」
夏野の興奮に気づいていたのだろう。膝小僧でぐっと股間を押し込まれ、思わず声を上げた。
気の遠くなるほど長いキスを終えて、ジーンが身を起こした。額が汗ばんでいる。
窓は開け放されたままで、ぬるい風が吹き込んでくる。
「夏野」
ジーンは切羽詰まった顔で乱れた前髪を搔き揚げた。
「な、に」
「ここ、触っていい?」
くっと膝に力を入れられる。夏野の中心は抜かないと収まらないレベルで勃ちあがっている。
今からすることは、中学生のやるような抜きっことは違う。性的なやつだ。
あんなキスの後で触られたら、きっともう、友達に戻れなくなる。
夏野は唇を噛み締めた。
明日、日本に帰る。
どっちにしろ、ジーンと夜を過ごすのは、今日が最初で最後だ。
見上げると、辛抱強く答えを待っているジーンと視線が合う。
凶暴さと温和さが混在する微妙な表情だ。
「ジーン」
「うん」
「ヌくだけ、だからな」
夏野は手のひらで顔を覆った。そうしていないと、顔から火が出そうだ。
同意を得たジーンの動きは速かった。
ベルトとパンツを剥ぎ取り、ボクサーパンツ超しに夏野の股間に唇を寄せた。
はむはむと甘噛みされて、その刺激だけでイきそうになる。
熱い息を吹きかけられ、下半身がますます熱くなる。
「先っぽ、染みてる」
「言うなって」
「汚れるし、脱がすよ」
室温は高いけれど、外気に晒されたそこはぶるりと震える。
「可愛い」
「おい」
今のは絶対誉め言葉じゃない。
「うそうそ、ごめんね」
ジーンはむちゃくちゃ楽しそうだ。
ガン見しながら、匂いを嗅いでいる。
やっぱこいつ、変態だ。
夏野は視線を逸らせた。
俳優ばりのイケメンが俺のちんこに頬ずりしているのだ。
絵面が刺激的すぎる。シュールを通り越して、昇天しそうだ。
見上げた天井は知らない模様でファンがゆったりと回っている。ここはマカオで、ジーンの部屋なのだ。
そんで俺は、男に、されている。
不思議な心持ちになった時、股間にぬるりと刺激が走った。
「え、ちょ、ちょっ」
「はひ(なに)?」
「そこで喋んな、じゃなくて、おい!」
手で扱くだけかと思っていた。いきなり、フェラとか!
もう、無理だ。
っつーか、すげえ、気持ちいい。
熱い口内が吸い付いてきて、舌がカリの下を的確についてくる。
「んっ…」
「声、出していいよ。その方が楽だし気持ちいいでしょ」
出していいとか言われなくても、勝手に漏れる。
「……あ、んっ」
階段を無理矢理駆け上がらせられるように、快楽に追い込まれる。初めての感覚に、すぐに暴発しそうだ。
指先でタマを揉まれながら先っぽをつつかれると、腰が無意識に浮き上がる。
「ジーン、も、無理」
「うん、いいよ、イって」
「けど、……ん、あ、あ」
「いーから」
じゅっと水音を立てて喉の奥まで吸い込まれる。瞬間、今まで感じたことのない深い絶頂が訪れた。
「あ、んっ。あ、ああーっ!」
大きく喘いで、夏野は溜まっていたものをすべて吐き出す。抜くのが間に合わなくて、ジーンの口の中に。
視界の端で、ジーンの喉がこくりと動く。
マジかよ。
荒い息をついてそう思った瞬間、意識が飛んだ。
そのまま寝落ちしていたらしい。目覚めると、ベッドの中だった。
パンツ一枚のまま、ジーンに抱きしめられている。ぬくくて心地いい。
身じろぎすると、ジーンが呟いた。
「起きた?」
「ん。何時?」
「2時くらい。まだ寝てていいよ。朝、ホテルまで送るから」
「うん。あのさ」
さっきの行為に触れようと思ったが、何を言っていいか分からず黙っていると、腰下にごりりと当たるものに気が付いた。
ジーンのだ。固くなっている。布越しに、尻で感じるだけでもその重量が分かる。
襲うならさっき最後までされていただろうから今ここで何かされるとは思っていないが、男の昂ぶりを直に感じて、夏野は妙な気持ちになる。
「ジーン…」
声が震えたのに気付いたのか、背中でジーンが苦笑する気配がする。
「ごめん。何もしないから。気持ち悪いかもしれないけど、我慢して」
「なんで、勃ってんだよ」
「好きな子抱きしめてて反応しない方が怖いでしょ」
「これ、我慢できんの」
「我慢する」
「その、俺、手でなら、できると思うけど」
さっき一方的にさせてしまった手前、決死の覚悟で申し出たのに、ジーンはくすくすと笑った。
「いいよ、無理しなくて」
「してねえし」
「駄目だよ」
きっぱりと拒否される。
「今そんなことされたら、日本に帰してあげられなくなる」
帰国を持ち出されて、夏野は押し黙った。
朝が訪れれば、この部屋を去らなければならない。ホテルに戻って、同期と顔を合わせて、飛行機に乗って、羽田に降り立つ。
朝が、来ないといいのに。
夏野の気持ちを知ってか知らずか、ジーンは更にぴたりと密着してくる。
「今、すごく幸せ。気持ちいい」
ジーンの声は蕩けるように優しい。
本当に、何もするつもりはないらしい。
眠気が襲ってきたので、夏野も瞳を閉じた。
浅い眠りを繰り返しながら、一晩中ジーンの呼吸と体温を感じていた。
明け方。空が白み始めたのを待って、ベッドを抜け出した。
ジーンは静かに眠っている。
目覚めないでほしい。
あの瞳に自分の姿が映っているのを見たら、きっともう帰れなくなる。
乱れたブランケットをかけ直す。
抱きしめたい。抱きしめられたい。でも、駄目だ。
男同士で遠距離で国際恋愛なんて、続くはずがない。きっとジーンだって、日本人が物珍しいだけだ。
ぬるい水道水で顔だけ洗った。メッセンジャーバッグから取り出した封筒をテーブルに置く。中身はカジノで儲けた金だ。
そういえば、ジーンとは、携帯の番号もSNSのアカウントも交換していない。
迷いに迷って、仕事用の名刺を1枚、封筒の中に落とした。
音を立てないように部屋を出た。
後ろ髪を引かれるのが怖くて、振り向けなかった。
階段を静かに降りて、街に出る。夜明けのマカオはまだ薄暗く、人気がなくて廃墟のようだ。
夏野は眠りから醒めようとする街の中を全力疾走で駆け抜けた。
ジーン、ちゃんと向き合えなくてごめん。
さよなら。
「ん…」
ちゅっ、ちゅっと角度を変えて繰り返しキスされる。唇がじんじんする。
焦点がずれるほどの至近距離でジーンが見つめてくる。
射抜くような視線にくらりとする。
馴らすように何度か口づけた後で、ジーンが訊いた。
「気持ち悪い?」
「気持ち悪くは、ない」
少し考えてから答えると、嬉しそうに笑って、もう一度ちゅっとされる。
「嫌でもない?」
「嫌でもない、けど」
嫌とか気持ち悪いとかは全然ない。けど、ひたすら、恥ずかしい。
男に組み敷かれてキスされてるとか。無理ゲーだ。
「じゃあ、気持ちいい?」
「……」
酒と恥辱で顔が火照る。
頬を撫でてきたジーンの指がひんやりと気持ちよくて、答える代わりに思わず、すりと頬を摺り寄せた。
「夏野」
囁いて、ジーンが眉を寄せた。
うわ、なんかすげえ、色っぽい。
見とれていると、指で両頬をくっと押された。反射で唇が開く。
そのわずかな隙を狙って、舌が入ってきた。
「んっ、んーっ!」
ぬるりとした初めての感触に、腰がひける。
怯んでいると、あやすように頭を撫でられる。舌が口の中をさぐっていく。
なんだ、これ。口ん中。
上あごを舌先でくすぐられた時、ぞくりと背筋が震えた。
「あ、ん」
耐えられなくて上ずった声が漏れる。
くちゅりと舌が舌に絡みつく。
ワインとチョコレートの味はとっくに消え失せて、ジーンの味と匂いだけがする。
反応を確認するように、口の中のあらゆる場所を舌で暴いていく。
のしかかるジーンの身体は熱くなっていて、触れ合う部分から互いの熱が行き来する。
苦しくて、熱くて。
気持ちいい。
快感を自覚した瞬間に、ぐんと下半身が重くなった。
小学生の時からお馴染みの、中心に熱が溜まる感覚。
やばい、やばいやばい、これ、勃つって。
「ジーン、もう、ダメだ」
身をよじると、ジーンが意地悪に笑う。
「どうして? 気持ちよさそうだけど」
「……ああっ!」
夏野の興奮に気づいていたのだろう。膝小僧でぐっと股間を押し込まれ、思わず声を上げた。
気の遠くなるほど長いキスを終えて、ジーンが身を起こした。額が汗ばんでいる。
窓は開け放されたままで、ぬるい風が吹き込んでくる。
「夏野」
ジーンは切羽詰まった顔で乱れた前髪を搔き揚げた。
「な、に」
「ここ、触っていい?」
くっと膝に力を入れられる。夏野の中心は抜かないと収まらないレベルで勃ちあがっている。
今からすることは、中学生のやるような抜きっことは違う。性的なやつだ。
あんなキスの後で触られたら、きっともう、友達に戻れなくなる。
夏野は唇を噛み締めた。
明日、日本に帰る。
どっちにしろ、ジーンと夜を過ごすのは、今日が最初で最後だ。
見上げると、辛抱強く答えを待っているジーンと視線が合う。
凶暴さと温和さが混在する微妙な表情だ。
「ジーン」
「うん」
「ヌくだけ、だからな」
夏野は手のひらで顔を覆った。そうしていないと、顔から火が出そうだ。
同意を得たジーンの動きは速かった。
ベルトとパンツを剥ぎ取り、ボクサーパンツ超しに夏野の股間に唇を寄せた。
はむはむと甘噛みされて、その刺激だけでイきそうになる。
熱い息を吹きかけられ、下半身がますます熱くなる。
「先っぽ、染みてる」
「言うなって」
「汚れるし、脱がすよ」
室温は高いけれど、外気に晒されたそこはぶるりと震える。
「可愛い」
「おい」
今のは絶対誉め言葉じゃない。
「うそうそ、ごめんね」
ジーンはむちゃくちゃ楽しそうだ。
ガン見しながら、匂いを嗅いでいる。
やっぱこいつ、変態だ。
夏野は視線を逸らせた。
俳優ばりのイケメンが俺のちんこに頬ずりしているのだ。
絵面が刺激的すぎる。シュールを通り越して、昇天しそうだ。
見上げた天井は知らない模様でファンがゆったりと回っている。ここはマカオで、ジーンの部屋なのだ。
そんで俺は、男に、されている。
不思議な心持ちになった時、股間にぬるりと刺激が走った。
「え、ちょ、ちょっ」
「はひ(なに)?」
「そこで喋んな、じゃなくて、おい!」
手で扱くだけかと思っていた。いきなり、フェラとか!
もう、無理だ。
っつーか、すげえ、気持ちいい。
熱い口内が吸い付いてきて、舌がカリの下を的確についてくる。
「んっ…」
「声、出していいよ。その方が楽だし気持ちいいでしょ」
出していいとか言われなくても、勝手に漏れる。
「……あ、んっ」
階段を無理矢理駆け上がらせられるように、快楽に追い込まれる。初めての感覚に、すぐに暴発しそうだ。
指先でタマを揉まれながら先っぽをつつかれると、腰が無意識に浮き上がる。
「ジーン、も、無理」
「うん、いいよ、イって」
「けど、……ん、あ、あ」
「いーから」
じゅっと水音を立てて喉の奥まで吸い込まれる。瞬間、今まで感じたことのない深い絶頂が訪れた。
「あ、んっ。あ、ああーっ!」
大きく喘いで、夏野は溜まっていたものをすべて吐き出す。抜くのが間に合わなくて、ジーンの口の中に。
視界の端で、ジーンの喉がこくりと動く。
マジかよ。
荒い息をついてそう思った瞬間、意識が飛んだ。
そのまま寝落ちしていたらしい。目覚めると、ベッドの中だった。
パンツ一枚のまま、ジーンに抱きしめられている。ぬくくて心地いい。
身じろぎすると、ジーンが呟いた。
「起きた?」
「ん。何時?」
「2時くらい。まだ寝てていいよ。朝、ホテルまで送るから」
「うん。あのさ」
さっきの行為に触れようと思ったが、何を言っていいか分からず黙っていると、腰下にごりりと当たるものに気が付いた。
ジーンのだ。固くなっている。布越しに、尻で感じるだけでもその重量が分かる。
襲うならさっき最後までされていただろうから今ここで何かされるとは思っていないが、男の昂ぶりを直に感じて、夏野は妙な気持ちになる。
「ジーン…」
声が震えたのに気付いたのか、背中でジーンが苦笑する気配がする。
「ごめん。何もしないから。気持ち悪いかもしれないけど、我慢して」
「なんで、勃ってんだよ」
「好きな子抱きしめてて反応しない方が怖いでしょ」
「これ、我慢できんの」
「我慢する」
「その、俺、手でなら、できると思うけど」
さっき一方的にさせてしまった手前、決死の覚悟で申し出たのに、ジーンはくすくすと笑った。
「いいよ、無理しなくて」
「してねえし」
「駄目だよ」
きっぱりと拒否される。
「今そんなことされたら、日本に帰してあげられなくなる」
帰国を持ち出されて、夏野は押し黙った。
朝が訪れれば、この部屋を去らなければならない。ホテルに戻って、同期と顔を合わせて、飛行機に乗って、羽田に降り立つ。
朝が、来ないといいのに。
夏野の気持ちを知ってか知らずか、ジーンは更にぴたりと密着してくる。
「今、すごく幸せ。気持ちいい」
ジーンの声は蕩けるように優しい。
本当に、何もするつもりはないらしい。
眠気が襲ってきたので、夏野も瞳を閉じた。
浅い眠りを繰り返しながら、一晩中ジーンの呼吸と体温を感じていた。
明け方。空が白み始めたのを待って、ベッドを抜け出した。
ジーンは静かに眠っている。
目覚めないでほしい。
あの瞳に自分の姿が映っているのを見たら、きっともう帰れなくなる。
乱れたブランケットをかけ直す。
抱きしめたい。抱きしめられたい。でも、駄目だ。
男同士で遠距離で国際恋愛なんて、続くはずがない。きっとジーンだって、日本人が物珍しいだけだ。
ぬるい水道水で顔だけ洗った。メッセンジャーバッグから取り出した封筒をテーブルに置く。中身はカジノで儲けた金だ。
そういえば、ジーンとは、携帯の番号もSNSのアカウントも交換していない。
迷いに迷って、仕事用の名刺を1枚、封筒の中に落とした。
音を立てないように部屋を出た。
後ろ髪を引かれるのが怖くて、振り向けなかった。
階段を静かに降りて、街に出る。夜明けのマカオはまだ薄暗く、人気がなくて廃墟のようだ。
夏野は眠りから醒めようとする街の中を全力疾走で駆け抜けた。
ジーン、ちゃんと向き合えなくてごめん。
さよなら。
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