戦闘機乗りの劣情

ナムラケイ

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スイッチ押しすぎた@最悪の天国

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 疲れた身体にじんわりと温かさが浸透していく。
「あー、極楽。やっぱ日本人は風呂だな」
 先に身体を流して湯船に浸かっていると、直樹が入ってきた。
 手にシャンパングラスを二つ持っている。
 向かいあう形で湯に入ると、直樹は片方のグラスを近間に手渡した。

「お行儀も身体にも悪いですけど、1週間お疲れ様でしたってことで」
 結露で濡れたグラスをそっと触れ合わせると、クリスタルの涼やかな音が鳴った。
 温もった身体に、冷えたヴーヴ・クリコが心地よく流れ込む。
「あー、本当、疲れふっとぶ。サンキューな」
「どういたしまして。深夜の風呂場で飲む酒ってちょっと背徳的ですよね」
「でも美味い。いや、だから美味いのか」
 小ぶりなシャンパンボトルは、2杯ずつ飲むと空になった。

 湯気とアルコールで頭がふわふわする。気持ちいい。
 近間は浴槽の中で膝立ちになると、直樹の首に両腕を回した。
 仰ぎ見てくる直樹の唇に、覆いかぶさるように唇を重ねる。
 啄むようなキスを繰り返してから、舌を滑り込ませた。
 互いのシャンパンの後味が混じり合う。
 舌先を擦り合わせると、腰が痺れるように気持ちいい。
 柔らかい感触に夢中になっていると、突如直樹が近間の身体を押し返した。唇が離れ、ぱしゃんと湯が波打つ。

「なんでやめんの」
 抗議すると、直樹は困ったように視線を逸らした。
「……これ以上は駄目です」
「なんで」
「我慢できなくなります」
「しなくていい」
 風呂に誘った時点でその気だったのだから。
「よくありません。近間さん、寝不足で疲れてるでしょう。休まないと駄目です」
 思いがけず頑なである。
 心配してくれるのは嬉しいが、必要なのは睡眠よりも直樹のチャージだ。
 近間は直樹の手を掴むと、自分の股間に導いた。
 入浴剤で緑白色に濁った湯の中、そこは既に固く勃ち上がっている。

「近間さん、駄目ですよ……」
 直樹はまだ渋っているが、近間も引くつもりはない。
 だってもう2週間セックスしていないのだ。
 こいつの熱いものを奥まで埋め込まれて、容赦なく突かれたい。
 直樹を感じながら、絶頂の高みまで昇りつめたい。
 近間は直樹の手を離すと、膝立ちのまま右手で自身を握った。ゆるくしごきながら、左手で自分の乳首に触れる。
 直樹の手で性感帯だと教え込まれたそこは、数度擦っただけでぷっくりと膨らんだ。
 近間は直樹と視線を合わせたまま、両手を動かす。
 直樹は驚いたように近間を見つめている。

「あんた、何して」
「だって、おまえはしてくれないんだろ?  ……んっ」
 自分の爪先で与えた刺激に思わず声が漏れる。直樹の喉仏がごくりと動いた。
「近間さん……」
「直樹、明日、立てなくなってもいいから。抱いてくれ」
 自慰をしながら甘えた声でねだると、直樹はがしがしと頭を掻き回した。
「ああー、もう!  俺だってめちゃめちゃ我慢してるんですよ。なのになんでそんな煽るようなことばっかり!」
「愛してるからに決まってるだろ」
 心を込めて告白すると、直樹は近間の両手首を掴んだ。
 その目は打って変わって、獲物を狙う肉食獣のように色濃くぎらついている。
 あ、なんかスイッチ押しすぎたか?


 浴槽の縁に腕を付いて、腰を突き出すような姿勢を取らされた。
 直樹からは秘部が丸見えになっているはずだ。
「いー眺め」
 直樹は脱衣所にあったベビーローションを垂らすと、近間の中にくにゅりと指を差し込んだ。
「……んっ」
 自分から誘ったこととはいえ、久々に異物が入る違和感に思わず声が漏れる。
 ゆっくりと進んでくる指に、記憶力確かな内壁はすぐに絡みついた。
 少しの刺激でも貪欲に感じようと、粘膜が蠢いているのが自分でも分かる。

「久しぶりなのに、すごい絡みついてきますよ。そんなに欲しかった?」
 直樹はやらしい声で責めながら、的確な位置で中指を折り曲げた。
「はうっ!」
 ろくに慣らされてもいないのに、前立腺をピンポイントで刺激されると、びくりと身体が跳ねた。
「きもちい?」
「……ちがっ」
「ちがくないでしょ」
 ふにふにとそこばかり刺激され、腰が揺れる。
 股間は張りつめたように勃起して、先走りを垂らしている。
 我慢できずに自分で慰めようと手を伸ばすと、その手を捉えられた。
「駄目」
「なんで…」
 触りたいのに。擦って扱いて、一回イきたい。
「ちゃんと両手付いてないと、滑って怪我しますよ」
 言いながら、直樹の指先が乳首をこねまわしてくる。時折、爪の先で引っ掻くようにされるのが、むず痒くてもどかしい。
 直樹は休まず指を動かし、しつこく前立腺を擦ってくる。
 くちゅくちゅという水音がバスルームに反響して、羞恥を増幅させる。

「……ん、も、はあっ、あっ…」
 ナカだけでイくのは、崖から突き落とされるような浮遊感があって怖いけれど、その分気持ちいいことも知っている。
 直樹の指の動きに集中して、快楽を余さず拾おうと集中する。
 あ、もう、いきそう。
 足の指先に力がこもる。
「ん、なおき、も、いくっ」
 絶頂を迎えるべく背中をくっと逸らす直前、不意に直樹が指を引き抜いた。
 中途半端で放り出され、近間は困惑する。
「え、なんで」
「あんた、疲れてるでしょ。イったら余計体力消耗するから」
 直樹はいけしゃあしゃあと言い放った。
 どんな理屈だ。ふざけんな。
 心の中で悪態をつくが、唇から漏れるのはねだるような声だけだ。
「平気だから。イかせてほしっ…」
「仕方ない人ですね。じゃあ、ベッド行きましょうか」

 身体を拭く暇も与えられず、ベッドルームへ連れ込まれ、濡れた身体のまま四つん這いの体勢にさせられた。
「脚、もう少し開いてください」
 言われた通りにすると、直樹がエロすぎと呟く。
 クーラーの冷気に晒された蕾に、再び直樹の指が入ってくる。
「とろとろですね」
「ん、だから、も、早く」
 早く挿れて、突いて、前も一緒に擦ってほしい。なのに。
「早く、なに?」
 直樹は知らぬフリをして問いかける。
「……いれてくれ」
「いれてますよ」
 証明するように、直樹が三本の指を中でばらばらに動かした。
 そのうちの一本はずっと前立腺を押し続けていて、もうどうにかなりそうだ。
「指、じゃなくて……あ、あっ、そこ、そんな強くすんなっ……」
「指じゃなくて?」
 意地悪に聞きながら、直樹がペニスを掴んでくる。
 指先で鈴口をくるくる撫でながら、カリを強くこすられると、自分でするよりも、何倍も気持ちいい。
「ん、んっ、ああんっ、……あっ、あっ」
「はは。近間さん、もう喋れてないですよ。そんな気持ちいい?」
 好きな奴にこんなことされて、気持ちよくないわけがない。
 それにもう、イきたくてイきたくてそれしか考えられない。
 生理的な涙で滲んだ目で、直樹を睨むが、恋人はいやらしく微笑むだけだ。


 その後は最悪の天国だった。
 アナルとペニスと乳首をてんでにいじられて、達しようとする度に直前で愛撫が止まる
 その繰り返しだ。
 精を吐き出したくて震えるペニスの根元をぎゅっと握られて、気が狂いそうになる。

「おまっ、ほんと、まじ最悪っ……あんっ」
「悪態つきながら喘ぐのって、逆効果ですよ」
 直樹は余裕の表情だ。
 5回も寸止めされて、流石にこれ以上は本当に死ぬと思った時、後ろから熱いものがひたりと後孔にあてがわれた。
 見なくても、それは直樹自身だと分かる。

「……あ」
 期待に、思わず喉が鳴った。
「挿れますね」
 ぐんと直樹が腰を進めてきた。過剰なほどにどろどろにされた蕾は、太い怒張をなんなく飲み込んでいく。
「近間さん、好きです」
 切なげな囁きと共に、一気に奥まで貫かれ、目の前でちかちかと火花が散った。
「………ああああっ!」
 自分でも驚くような高音が飛び出て、浮遊感に襲われる。視界は真っ白で、とんでもなく気持ちいい。
 こめかみが熱く疼き、内臓が全部溶けるみたいな感覚。
 気が遠くなるような快楽と共に、近間は長い射精を終えた。
 2週間分の精液が、シーツに白濁した水たまりを作っている。

「近間さん、挿れられただけでイったんですか? やらしすぎでしょ」
 からかうように指摘され、羞恥で顔が染まる。 
 直樹は猛ったままのペニスをずるりと抜いて、近間を仰向けにした。湿った指で頬をなぞられる。
「顔真っ赤。可愛い」
「っせー。おまえが散々焦らすからだろ。親父みたいな前戯しやがって」
「その言い方は可愛くないなあ」
 肩をすくめてみせる直樹は、1ミリグラムも体力を消耗していないのか、涼しい顔をしている。
 好きなようにいじられた近間の方は、汗と精液と涙とよだれで身体中べとべとだというのに。

「おまえ、きらい」
 拗ねるように横を向くと、直樹は薄く笑った。
 年下のくせに、大人びた、捕食者の目で。
「可愛い顔で可愛くないこと言ったって、そそるだけですよ。あんたも男なら分かるでしょ」
「知るか。もういい、もうやめる。寝る」
「へえ、そういうこと言いますか」
「なんなんだよおまえ、今日、なんか意地悪だ。……っあっ!」
 嬌声が漏れたのは、股間をいきなり握られたからだ。
 散々焦らされたそこは、達したばかりだというのにまた立ち上がって先を濡らしている。
「こんなんじゃ、寝られないでしょう?」
「……知るか」
 そっぽを向いてみるもののの、握ったまま動かない手に我慢が出来ず、無意識に腰が揺れた。
 恥ずかしいことだと分かっているのに、腰の動きが止まらない。
「なに俺の手でオナってるんですか。ほんと、あんた、エロすぎ」
「もう、エロくてもなんでもいいから。はやく、してくれよ。おまえだって、もう限界だろ?」
 直樹のペニスは、カリがしっかりと張っていて、竿の部分も太く長く、いかにも男らしい。
 一瞬近間の中に入れたきりで、一度も達していないそこは、猛々しく天を向いている。
 指摘すると、直樹は喰らいつくようなキスをしてから、近間の両脚を掴んで大きく割り開いた。
 余裕綽々の表情で、近間の腰の下にクッションを敷く。
「二度と、親父みたいなんて言えないようにしてあげます」


「やっ、ぁんっ、んっ、あ、ああっ……!」
 容赦なく腰を打ち付けられて、恥ずかしいくらいの喘ぎ声が零れ落ちる。
 最初は唇を噛みしめていたが、血が滲みそうになったのを見かねた直樹に無理やり口をこじ開けられた。
 そうされた後は、もう口元に力が入らなくなった。
 ぱんぱんっと肌がぶつかり合う音が寝室に響いている。
 大きくグラインドされるので、その度に、入口の柔らかい部分や固くなった前立腺が刺激され、腰がびくびくと震えた。

「近間さん、可愛い」
 合間合間に囁く直樹の顔は汗に濡れているが、表情はまだ余裕そうだ。
「おまえ、ほんと、きらい」
 どれくらい責められているのだろうか。
 近間の脚を肩に乗せたり、両脚を片側に寄せたりして時折体位は変えているものの、直樹は休まずに腰を振り続けている。
 女性と性行為をした時の記憶はもはや曖昧だが、それでも、これほどの持続性は自分にはなかった気がする。
 快楽で朦朧とする頭で記憶を探っていると、直樹が不意に動きを止めた。
「え、……なに?」
「なに、考え事してるんですか?」
「してねえよ」
「してました」
 なんなのだ、この鋭さは。
「別に。おまえが遅漏すぎって思ってただけ」
 もう今にも意識を手放しそうだったけれど、笑ってみせた。

 直樹を愛している。
 どんな意地悪をされても、攻め立てられても、そこには愛があると身をもって知っている。
 見つめ返す直樹の目は、とんでもなく優しい。
 野獣の目なのに、愛おしいものを見る時のあたたかさがある。
「ちかまさん」
 好きな声。好きな奴の、好きな声。
「も、好きに、しろよ」
 無理な体勢を取らされているのに、骨や関節の痛みはとうに快楽に押しつぶされ、脳を支配するのは気持ちよさばかりだ。
「はい。俺がどんだけ好きにしても、近間さんは俺のこと嫌いにならないって知ってます」
「なんだよ、それ……あっ! え、なに、これ」
 いつも突き入れられている奥の、きっと、もっと奥。
 確かめるように、ノックするようにぎこちなくつつかれる。
「……近間さん、俺、今日、なんか一番奥まで届きそうで。でも、加減分かんないんで、ちょっとでも嫌だったら言ってください」

 直樹の言っている意味が分からない。一番奥って、なんだよ。
 探るような動きで、深いところまで侵入される。
 直樹を迎え入れた自分の中が、無意識にびくびくと蠢めいているのが分かる。
 嫌だってことはないけど、なんか、怖い。
 多分、これ、もっと先がありそうな。

「嫌、ではないけど」
 朦朧とする感覚を集中させれば、本能がどうすればいいのかを知らせた。
 クッションの位置を少しずらし、腰を浮かす。
 その瞬間、自分の中がぱっくり開いた感覚があった。
 すかさず、ぐんと熱い楔が撃ち込まれる。

「………っ!」
 吸い込むだけ吸い込んだ息は吐く場所を知らず、喉の奥がひゅっと鳴った。
 声も出せず、呼吸も出来ない。
 全身が無意識に痙攣する。
 恋人繋ぎしたままだった両手が震えるのを、直樹の力が抑え込む。
 びくんびくんと身体が跳ねる。
 射精はしていないのに、それ以上の高みに押し上げられる。
 ぎゅうっと内臓が収縮し、熱い液体が叩き込まれる。
 気持ちよさに、視界が滲む。
 あれ、俺、これって、Gロック……?
 その瞬間、直樹がとてつもなく幸福な表情をしているのが網膜に焼き付き、近間は安心して意識を手放した。


 翌朝。
 習慣で午前6時に目覚め、ベッドを降りようとした近間は、生まれたての小鹿のようにフローリングに崩れ落ちた。
 まじか。
 全身に全く力が入らない。
「今日は一日休息してください」
 見かねた直樹が近間をベッドに引き上げた。
「おまえ、殺す」
「なんでですか」
「散々好き勝手しただろ」
「立てなくなってもいいから抱いてくれって言ったのは近間さんでしょ」
「………おまえ、今日は俺の召使な」
 命ずると、直樹はやはり余裕の表情で微笑んだ。
「奴隷でもいいですよ、俺のやらしいご主人様」
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