48 / 57
第二部 第四章 カスガイくんは、旅行の準備を一緒にしたい
4-2 これでも絞りに絞ったんだよ!
しおりを挟む
「イリスは本当になんでも似合うね、すごいね。どうしてこんなにかわいいんだろうね」
ここまでテンションの高いユラは初めて見たかもしれない。いや、最初に会った日もこんな感じだっただろうか。
ブレンゼルのカフェの二階で「三人一緒に川の字になって寝よう」と提案した、あの日。荷物を取りに戻ったマオと別れて、二人だけで当面の着替えを確保するために赴いたブティックでも、終始ユラはこんな状態だった。見ているこちらがへにゃへにゃになるくらい楽しそうだったので、『推しの幸せは世界平和につながる』と、本気で思ってしまったくらいだ。
あきらかに女の子用のデザインであるにも関わらず、次から次へとあてがってくるユラに最初は戸惑ったものの、「似合うんだから別によくない?」と当たり前のように首を傾げられてしまえば、こちらも首を縦に振るしかない。
そうだよね、似合うんだからしょうがないよね。かわいいんだからしかたないよね。
なので、今回も大人しく着せ替え人形になっている。マネキンよろしく、店の中央にある小さなお立ち台の上で両手を広げて待つイリスのもとに、たくさんのハンガーを両手にぶら下げたユラがやってくると、片っ端から服をあてては下げ、あてては下げる。すさまじいヒットアンドアウェイだ。
「はふぅ」
ようやく予選が終わり、ユラが本選に向けての選考タイムに入ったところで、イリスは休憩を取ることにする。おしゃれな長ソファに座ってユラたちのやり取りを無言で眺めていたマオの隣に腰掛けると、すぐに頭を優しく撫でられた。
「疲れたか」
「ぜんぜん大丈夫です、まだまだ余裕です! でも本音を言えば、ぼくよりもパパやママの服を選んでほしいです!」
「おれもか?」
「はい! かっこいいから、きっとなんでも似合っちゃいます! あ、あ、ひょっとしたらかっこよすぎて服がかすんじゃうかもしれないですが、ママならきっとパパにぴったりなすてきな服を選んでくれると思います!」
「勇者が?」
マオは不思議そうに首を傾げると、そのまま視線を前方へ向けた。ユラは魔物と人間、それぞれのスタッフさんたちの意見を聞きながら、イリスの服を楽しそうに選んでいる。そんな勇者の姿を見て、魔王は再び首を横に倒した。『とても想像できない』という文字が、端麗すぎる顔に書いてある。
「パパとママは、今まで二人だけでお買い物に行くことはなかったんですか?」
「ああ、ほとんどないな。現場に向かうまでの過程で、少し寄り道をすることくらいはあったが」
「お仕事で遠くに行ったりすることは?」
「そこまで遠出らしい遠出はしたことがない。アンバーサスはイルメリウムの各地に配属されていて、そこで起きた事象は基本的にその区域の担当が対応する。だから、おれたちがわざわざ遠方まで出向く必要は、ほとんどなかった」
なるほど。つまり、今までは本当にほぼ仕事だけの関係だったのか。イリスが二人の子どもになるというイレギュラーが発生しなければ、こうしてアパレルショップに入ることもなかったわけで――いや、ちょっと待って。そんなことある? そんなことがあっていいわけなくない?
「なんだかとっても不思議です! 八年も一緒にアンバーサスをやっているなら、もっとプライベートな交流があると思っていました」
「中にはそういうアンバーサスもいるが、おれたちは少し違うようだ。――勇者の年相応の姿も、久しぶりに見た気がする」
はしゃぐユラを眺めるマオの横顔が、どこかさみしそうだと思ってしまうのは、イリスの腐男子フィルターのせいだけだろうか。
「どうして今まで、仕事以外でのお付き合いがなかったんですか?」
「ん?」
「だってパパとママは仲良しさんじゃないですか。こんなに仲良しなら、普通は一緒にどこかに遊びに行ったりするものだと思います」
先日、サードで行われた企画展示のイベントで、二人の馴れ初めを聞いたときにも浮かんだ疑問だ。お互いのことを心の底から信頼して理解し合っているにも関わらず、なぜ普通の友達がするような交流をしていないのだろうか。
「……仲良しかどうかは、おれだけの意見では決められないが。確かに、そうだな。普通の友人なら、そうするだろうな」
マオはそれだけ呟くと、考え込むように目を伏せる。なにか、そうできない理由でもあるのだろうか。気になって気になって仕方ないので、イリスがさらに突っ込んだ質問をしようとした、ちょうどそのとき。「お待たせ! これ着てみて、イリス!」と、ユラが大量の服を抱えて戻ってきた。
「ママ、ちょっといっぱいです。日が暮れちゃいます」
「これでも絞りに絞ったんだよ! これだけ! これだけだから! これ着てるところ見たい! 見せて! お願い!」などと必死で懇願してくる推しを断れるはずもなく、そのまま一緒に試着室へ向かう。
中で着替えて外に出て、マオに「よく似合っている」と言われて、また戻る。
また着替えて外に出て、マオに「よく似合っている」と言われて、また戻る。
それを何度か繰り返し、結局「これ全部ください!」と、満足げに精算をするユラ。屋敷への配送も頼むことができたので、三人とも身軽な状態で店を出た。
「ありがとうございます、ママ。とってもうれしいです。でも旅行の準備って、きっともっとほかにも色々あるはずですよね?」
「うん、そうだね。イリスの言うとおりだね。ついついテンションが上がって優先順位を見失っちゃったよ。じゃあこのあとは、イリスのおもちゃとかイリスの本とかイリスの生活用品とか選びに行こっか」
「やっぱりぼくのものばっかりです!」
うれしいけど、そうじゃない。もっとマオやユラ自身の買い物も含めて、トータルでショッピングを楽しみたいのである。ツインテールをぶんぶんと振り回しながら頭を振ったところで、何やら大きなざわめきが耳に飛び込んできた。
やれやれ、またこの最強のアンバーサスにみんなが見とれているな。そう思って周囲を確認したが、その予想は意外にも外れてしまった。なにやら少し離れた店の一角を半円状に囲むように人だかりができている。
なんだろう。即完売の超人気商品の販売、もしくはタイムセールだろうか。気になって目を凝らしていると、人ごみの垣根が割れ、中から二つの人影が現れた。
(――双子?)
ここまでテンションの高いユラは初めて見たかもしれない。いや、最初に会った日もこんな感じだっただろうか。
ブレンゼルのカフェの二階で「三人一緒に川の字になって寝よう」と提案した、あの日。荷物を取りに戻ったマオと別れて、二人だけで当面の着替えを確保するために赴いたブティックでも、終始ユラはこんな状態だった。見ているこちらがへにゃへにゃになるくらい楽しそうだったので、『推しの幸せは世界平和につながる』と、本気で思ってしまったくらいだ。
あきらかに女の子用のデザインであるにも関わらず、次から次へとあてがってくるユラに最初は戸惑ったものの、「似合うんだから別によくない?」と当たり前のように首を傾げられてしまえば、こちらも首を縦に振るしかない。
そうだよね、似合うんだからしょうがないよね。かわいいんだからしかたないよね。
なので、今回も大人しく着せ替え人形になっている。マネキンよろしく、店の中央にある小さなお立ち台の上で両手を広げて待つイリスのもとに、たくさんのハンガーを両手にぶら下げたユラがやってくると、片っ端から服をあてては下げ、あてては下げる。すさまじいヒットアンドアウェイだ。
「はふぅ」
ようやく予選が終わり、ユラが本選に向けての選考タイムに入ったところで、イリスは休憩を取ることにする。おしゃれな長ソファに座ってユラたちのやり取りを無言で眺めていたマオの隣に腰掛けると、すぐに頭を優しく撫でられた。
「疲れたか」
「ぜんぜん大丈夫です、まだまだ余裕です! でも本音を言えば、ぼくよりもパパやママの服を選んでほしいです!」
「おれもか?」
「はい! かっこいいから、きっとなんでも似合っちゃいます! あ、あ、ひょっとしたらかっこよすぎて服がかすんじゃうかもしれないですが、ママならきっとパパにぴったりなすてきな服を選んでくれると思います!」
「勇者が?」
マオは不思議そうに首を傾げると、そのまま視線を前方へ向けた。ユラは魔物と人間、それぞれのスタッフさんたちの意見を聞きながら、イリスの服を楽しそうに選んでいる。そんな勇者の姿を見て、魔王は再び首を横に倒した。『とても想像できない』という文字が、端麗すぎる顔に書いてある。
「パパとママは、今まで二人だけでお買い物に行くことはなかったんですか?」
「ああ、ほとんどないな。現場に向かうまでの過程で、少し寄り道をすることくらいはあったが」
「お仕事で遠くに行ったりすることは?」
「そこまで遠出らしい遠出はしたことがない。アンバーサスはイルメリウムの各地に配属されていて、そこで起きた事象は基本的にその区域の担当が対応する。だから、おれたちがわざわざ遠方まで出向く必要は、ほとんどなかった」
なるほど。つまり、今までは本当にほぼ仕事だけの関係だったのか。イリスが二人の子どもになるというイレギュラーが発生しなければ、こうしてアパレルショップに入ることもなかったわけで――いや、ちょっと待って。そんなことある? そんなことがあっていいわけなくない?
「なんだかとっても不思議です! 八年も一緒にアンバーサスをやっているなら、もっとプライベートな交流があると思っていました」
「中にはそういうアンバーサスもいるが、おれたちは少し違うようだ。――勇者の年相応の姿も、久しぶりに見た気がする」
はしゃぐユラを眺めるマオの横顔が、どこかさみしそうだと思ってしまうのは、イリスの腐男子フィルターのせいだけだろうか。
「どうして今まで、仕事以外でのお付き合いがなかったんですか?」
「ん?」
「だってパパとママは仲良しさんじゃないですか。こんなに仲良しなら、普通は一緒にどこかに遊びに行ったりするものだと思います」
先日、サードで行われた企画展示のイベントで、二人の馴れ初めを聞いたときにも浮かんだ疑問だ。お互いのことを心の底から信頼して理解し合っているにも関わらず、なぜ普通の友達がするような交流をしていないのだろうか。
「……仲良しかどうかは、おれだけの意見では決められないが。確かに、そうだな。普通の友人なら、そうするだろうな」
マオはそれだけ呟くと、考え込むように目を伏せる。なにか、そうできない理由でもあるのだろうか。気になって気になって仕方ないので、イリスがさらに突っ込んだ質問をしようとした、ちょうどそのとき。「お待たせ! これ着てみて、イリス!」と、ユラが大量の服を抱えて戻ってきた。
「ママ、ちょっといっぱいです。日が暮れちゃいます」
「これでも絞りに絞ったんだよ! これだけ! これだけだから! これ着てるところ見たい! 見せて! お願い!」などと必死で懇願してくる推しを断れるはずもなく、そのまま一緒に試着室へ向かう。
中で着替えて外に出て、マオに「よく似合っている」と言われて、また戻る。
また着替えて外に出て、マオに「よく似合っている」と言われて、また戻る。
それを何度か繰り返し、結局「これ全部ください!」と、満足げに精算をするユラ。屋敷への配送も頼むことができたので、三人とも身軽な状態で店を出た。
「ありがとうございます、ママ。とってもうれしいです。でも旅行の準備って、きっともっとほかにも色々あるはずですよね?」
「うん、そうだね。イリスの言うとおりだね。ついついテンションが上がって優先順位を見失っちゃったよ。じゃあこのあとは、イリスのおもちゃとかイリスの本とかイリスの生活用品とか選びに行こっか」
「やっぱりぼくのものばっかりです!」
うれしいけど、そうじゃない。もっとマオやユラ自身の買い物も含めて、トータルでショッピングを楽しみたいのである。ツインテールをぶんぶんと振り回しながら頭を振ったところで、何やら大きなざわめきが耳に飛び込んできた。
やれやれ、またこの最強のアンバーサスにみんなが見とれているな。そう思って周囲を確認したが、その予想は意外にも外れてしまった。なにやら少し離れた店の一角を半円状に囲むように人だかりができている。
なんだろう。即完売の超人気商品の販売、もしくはタイムセールだろうか。気になって目を凝らしていると、人ごみの垣根が割れ、中から二つの人影が現れた。
(――双子?)
20
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
髪の色は愛の証 〜白髪少年愛される〜
あめ
ファンタジー
髪の色がとてもカラフルな世界。
そんな世界に唯一現れた白髪の少年。
その少年とは神様に転生させられた日本人だった。
その少年が“髪の色=愛の証”とされる世界で愛を知らぬ者として、可愛がられ愛される話。
⚠第1章の主人公は、2歳なのでめっちゃ拙い発音です。滑舌死んでます。
⚠愛されるだけではなく、ちょっと可哀想なお話もあります。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果
安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。
そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。
煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。
学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。
ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。
ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は……
基本的には、ほのぼのです。
設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる