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第二章 カスガイくんは、新居で一緒に暮らしたい
2-7 タツノオトシゴは父親が出産する
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イリスの指摘を受けて、ユラが自分の目の高さまでぬいぐるみを引き上げた。
「あ、本当だ。ここ、破けてるね。あんなにがむしゃらに攻撃してくるからだよ。 ……うーん、これくらいなら俺でも何とか直せそう」
そう言いながら部屋の中心へ向かったユラは、セミダブルのベッドの端に腰掛け、ぬいぐるみをうつぶせにして膝に乗せると、どこからともなくコンパクトなクリアケースを取り出す。遠目からでも針や糸、小さなハサミや安全ピンなどが透けて見えるその小箱はイリスもよく知っている――そう、ソーイングセットだ。
「ママ、お裁縫もできるんですか?」
「一応ね。そのあたりは、ばあちゃんに徹底的に習ったから。家事全般ひととおり叩き込まれたよ」
「それは花嫁修業なのではっ!?」
確かに料理はとても上手だったが、まさかそのほかの家事スキルまで習得済みだったとは。今のご時世にこの言葉を使うのはどうかと思うもののあえて言おう、良妻賢母すぎると!
ぜひともその裁縫の腕前を間近で拝みたくて「パパ、パパ」とせがめば、察してくれたマオがおもむろにユラの隣に座ってくれた。ナーイスポジションアンドナーイスシチュエーション! ベッドに仲良く並んで腰掛ける推しカプなんて見たら、あらぬ妄想が加速してしまう! 十八歳以上にしか門を開くことのない、禁忌なる領域の妄想が!
(駄目よ亮太あなた十六歳――いや、イリスにいたっては五歳児よ! 駄目よ!)と、膝の上でくねくねするイリスの頭を、マオがお手をするようにぽむっと抑えた。
「あはは、確かに。結果的にそんな感じになってるね――って、こら、暴れないの。痛くないんだからじっとしてなさい。ん、いや、でもひょっとして痛いの? ホントに痛かったら手を上げて申告してね、すぐやめるから」
「そうです、大丈夫です。何も怖くないですよ」
イリスが自分の腿の辺りにまではみ出した長いうさ耳を撫でると、ぬいぐるみのバタ足がみるみる落ち着いてきた。「さっきからイリスには素直だね、君」と笑いながら、ユラが糸を通した針を動かす。素人目にもわかる手際の良さ。迷いのない細い指先が一定のリズムを刻んでいく様子は、見ていて眠くなるほど心地が良かった。
「ママ、すごく上手です」
「ふふ、そっかな。ありがと。まさかこんなところで裁縫が役に立つとは思わなかったけど」
「おばあちゃんは、ママがひとりになっても困らないようにって考えてくれてたんですね」
ふと、イリスは本当の母親のことを思い出す。こんなふうに何かを教えてもらったことがあっただろうか。いや、それ以前に、自分は母親を手伝おうとしたことがあっただろうか。考えれば考えるほど情けなくなって、思わず目も口もぎゅっと力強く閉じてしまった。
「……ああ、そっか。ばあちゃんは最初からずっと、俺と離れることを想定してたのか」
(あっ)と、イリスは反射的に限界まで目を見開く。ユラには裏表がない。特に顕著なのが、声だ。感情がストレートに乗るので、その心の温度が容易に想像できる。
「でも俺は、ずっとずっと一緒にいるつもりだったのになあ」
針先をじっと見つめたまま、ユラがか細く呟いた。何事か考え込みながらも、その手は止まらない。どれほど練習してきたのか、どれほどブレンゼルが傍にいたのか、それだけでよくわかってしまう。
ああ、悲しませてしまった。そんなはずじゃなかった。何がいけなかったんだろう。どうしたらいいんだろう。などと脳内で思いっきりうろたえつつも、ユラの憂いを帯びた横顔があまりにも美しいので体のほうは歓喜に震えてしまっている。なんて正直で駄目なオタクなんだ。
(あれ、ちょっと待って? これって俗に言うマリッジブルーってやつでは? 親と離れて嫁ぐということに不安を感じちゃう例のアレなのでは?)
もしそうなら、こういうのは旦那の支えが必要だって聞いたことがある! と、イリスは期待を込めた眼差しでマオを勢いよく見上げる。視線が合うと軽く首を傾げられたが、こくこくと強く頷き返した。伝われ、この思い!
「……タコの母親は一生に一度の交接で卵を産み、子育てを終えると力尽きて死ぬ」
「えっ」
「え」
「クモの母親は子どもが一度目の脱皮を終えたあと、その子どもによって食われて死ぬ」
「なになに、急に怖い話?」などと、ユラが慌てて質問したくなる気持ちもわかる。少なくともアンニュイ真っ最中の妻に話すようなネタチョイスでは、多分ない。
――あれ? ひょっとして、うちのパパ天然?
「ゴリラは教育やしつけはしない」
「でもちゃんと見守るし、絶対的に子どもの味方なんだよね」
「タツノオトシゴは父親が出産する」
「あ。それいまいちよくわかんないんだけどさ、最初から出産するほうをメスってことにするんじゃ駄目だったの?」
噛み合っているようで噛み合ってない会話の応酬。なるほど、これが夫婦漫才か。
軽快に受け答えるユラではなく、黙って見守っているイリスの様子をちらちらと窺うマオ。青い瞳が「これでいいのか?」と言いたげに揺れている。
期待していた展開とはだいぶ違ったが、とりあえず垂れ込めるような重い雰囲気は払拭した。ユラの声にも明るさが戻っている。だいぶ甘く見積ると、結果オーライと言えなくもない。何よりも――。
(可愛いから、よし!)
ぐ、っと。マオに向けて力強くサムズアップ。天然かつ不器用なマオが可愛すぎたので、もうなんかそれだけでオールオッケーということにしてしまえ!
「――はい、おしまい。いい子にしてて偉かったね、お疲れ様」
ひょいっとユラに高く抱え上げられた状態で、ぬいぐるみが自分の背中を振り返った。きれいに縫いつけられた真ん丸の尻尾が、うれしそうにぴくぴくと動いている。
ああ、あっという間に終わってしまった。実はちょっとだけユラが指に針を刺すというベタすぎる展開を期待していたイリスは、うぐぐぐと唇を噛む。だってそうなれば! マオが傷を癒すためにユラの指を――な展開が見られたかもしれないのに!
「うん、我ながらいい出来だ。もう俺たちに攻撃してこないでよ? また直すのは面倒だから」
ぴょんっと、ウサギの外見どおりの大ジャンプをしてユラの手から離れたぬいぐるみは、床に着地すると同時に部屋の入口までダッシュした。こちらを振り返って、閉じられたままのドアをてしてしと叩く。
「廊下に出たいみたいです」ということで、ドアを開けて全員で外に出る。ぬいぐるみはあっという間にバルコニーとは逆方向へ走り去り、かと思えばときどき立ち止まって、三人をじっと見つめてくる。まるで「ついて来い」と言っているようだ。ほかにあてもないので、壁を壊しながら後を追いかける。
「ぬいぐるみはアタックしてきませんね」
「あ、そういえば」
「あのウサギが、ほかのぬいぐるみたちを操っていたのだろう。半精霊の能力と考えると、おかしくはない」
「半精霊?」
「簡単に言えば半人前の精霊ってこと。そっか、やっぱりただのぬいぐるみじゃなかったんだ」
「半人前でも精霊さんだということは、屋敷の精霊さんとも関係があるということですか?」
「おそらく」
などと話しながら、その半精霊――ウサギのぬいぐるみの元まで辿りつく。そこにあったのは、一階から二階に来るために使った階段で、ウサギは先ほどは確かになかったはずの三階へと続く階段の途中でイリスたちを待っていた。
「あ、本当だ。ここ、破けてるね。あんなにがむしゃらに攻撃してくるからだよ。 ……うーん、これくらいなら俺でも何とか直せそう」
そう言いながら部屋の中心へ向かったユラは、セミダブルのベッドの端に腰掛け、ぬいぐるみをうつぶせにして膝に乗せると、どこからともなくコンパクトなクリアケースを取り出す。遠目からでも針や糸、小さなハサミや安全ピンなどが透けて見えるその小箱はイリスもよく知っている――そう、ソーイングセットだ。
「ママ、お裁縫もできるんですか?」
「一応ね。そのあたりは、ばあちゃんに徹底的に習ったから。家事全般ひととおり叩き込まれたよ」
「それは花嫁修業なのではっ!?」
確かに料理はとても上手だったが、まさかそのほかの家事スキルまで習得済みだったとは。今のご時世にこの言葉を使うのはどうかと思うもののあえて言おう、良妻賢母すぎると!
ぜひともその裁縫の腕前を間近で拝みたくて「パパ、パパ」とせがめば、察してくれたマオがおもむろにユラの隣に座ってくれた。ナーイスポジションアンドナーイスシチュエーション! ベッドに仲良く並んで腰掛ける推しカプなんて見たら、あらぬ妄想が加速してしまう! 十八歳以上にしか門を開くことのない、禁忌なる領域の妄想が!
(駄目よ亮太あなた十六歳――いや、イリスにいたっては五歳児よ! 駄目よ!)と、膝の上でくねくねするイリスの頭を、マオがお手をするようにぽむっと抑えた。
「あはは、確かに。結果的にそんな感じになってるね――って、こら、暴れないの。痛くないんだからじっとしてなさい。ん、いや、でもひょっとして痛いの? ホントに痛かったら手を上げて申告してね、すぐやめるから」
「そうです、大丈夫です。何も怖くないですよ」
イリスが自分の腿の辺りにまではみ出した長いうさ耳を撫でると、ぬいぐるみのバタ足がみるみる落ち着いてきた。「さっきからイリスには素直だね、君」と笑いながら、ユラが糸を通した針を動かす。素人目にもわかる手際の良さ。迷いのない細い指先が一定のリズムを刻んでいく様子は、見ていて眠くなるほど心地が良かった。
「ママ、すごく上手です」
「ふふ、そっかな。ありがと。まさかこんなところで裁縫が役に立つとは思わなかったけど」
「おばあちゃんは、ママがひとりになっても困らないようにって考えてくれてたんですね」
ふと、イリスは本当の母親のことを思い出す。こんなふうに何かを教えてもらったことがあっただろうか。いや、それ以前に、自分は母親を手伝おうとしたことがあっただろうか。考えれば考えるほど情けなくなって、思わず目も口もぎゅっと力強く閉じてしまった。
「……ああ、そっか。ばあちゃんは最初からずっと、俺と離れることを想定してたのか」
(あっ)と、イリスは反射的に限界まで目を見開く。ユラには裏表がない。特に顕著なのが、声だ。感情がストレートに乗るので、その心の温度が容易に想像できる。
「でも俺は、ずっとずっと一緒にいるつもりだったのになあ」
針先をじっと見つめたまま、ユラがか細く呟いた。何事か考え込みながらも、その手は止まらない。どれほど練習してきたのか、どれほどブレンゼルが傍にいたのか、それだけでよくわかってしまう。
ああ、悲しませてしまった。そんなはずじゃなかった。何がいけなかったんだろう。どうしたらいいんだろう。などと脳内で思いっきりうろたえつつも、ユラの憂いを帯びた横顔があまりにも美しいので体のほうは歓喜に震えてしまっている。なんて正直で駄目なオタクなんだ。
(あれ、ちょっと待って? これって俗に言うマリッジブルーってやつでは? 親と離れて嫁ぐということに不安を感じちゃう例のアレなのでは?)
もしそうなら、こういうのは旦那の支えが必要だって聞いたことがある! と、イリスは期待を込めた眼差しでマオを勢いよく見上げる。視線が合うと軽く首を傾げられたが、こくこくと強く頷き返した。伝われ、この思い!
「……タコの母親は一生に一度の交接で卵を産み、子育てを終えると力尽きて死ぬ」
「えっ」
「え」
「クモの母親は子どもが一度目の脱皮を終えたあと、その子どもによって食われて死ぬ」
「なになに、急に怖い話?」などと、ユラが慌てて質問したくなる気持ちもわかる。少なくともアンニュイ真っ最中の妻に話すようなネタチョイスでは、多分ない。
――あれ? ひょっとして、うちのパパ天然?
「ゴリラは教育やしつけはしない」
「でもちゃんと見守るし、絶対的に子どもの味方なんだよね」
「タツノオトシゴは父親が出産する」
「あ。それいまいちよくわかんないんだけどさ、最初から出産するほうをメスってことにするんじゃ駄目だったの?」
噛み合っているようで噛み合ってない会話の応酬。なるほど、これが夫婦漫才か。
軽快に受け答えるユラではなく、黙って見守っているイリスの様子をちらちらと窺うマオ。青い瞳が「これでいいのか?」と言いたげに揺れている。
期待していた展開とはだいぶ違ったが、とりあえず垂れ込めるような重い雰囲気は払拭した。ユラの声にも明るさが戻っている。だいぶ甘く見積ると、結果オーライと言えなくもない。何よりも――。
(可愛いから、よし!)
ぐ、っと。マオに向けて力強くサムズアップ。天然かつ不器用なマオが可愛すぎたので、もうなんかそれだけでオールオッケーということにしてしまえ!
「――はい、おしまい。いい子にしてて偉かったね、お疲れ様」
ひょいっとユラに高く抱え上げられた状態で、ぬいぐるみが自分の背中を振り返った。きれいに縫いつけられた真ん丸の尻尾が、うれしそうにぴくぴくと動いている。
ああ、あっという間に終わってしまった。実はちょっとだけユラが指に針を刺すというベタすぎる展開を期待していたイリスは、うぐぐぐと唇を噛む。だってそうなれば! マオが傷を癒すためにユラの指を――な展開が見られたかもしれないのに!
「うん、我ながらいい出来だ。もう俺たちに攻撃してこないでよ? また直すのは面倒だから」
ぴょんっと、ウサギの外見どおりの大ジャンプをしてユラの手から離れたぬいぐるみは、床に着地すると同時に部屋の入口までダッシュした。こちらを振り返って、閉じられたままのドアをてしてしと叩く。
「廊下に出たいみたいです」ということで、ドアを開けて全員で外に出る。ぬいぐるみはあっという間にバルコニーとは逆方向へ走り去り、かと思えばときどき立ち止まって、三人をじっと見つめてくる。まるで「ついて来い」と言っているようだ。ほかにあてもないので、壁を壊しながら後を追いかける。
「ぬいぐるみはアタックしてきませんね」
「あ、そういえば」
「あのウサギが、ほかのぬいぐるみたちを操っていたのだろう。半精霊の能力と考えると、おかしくはない」
「半精霊?」
「簡単に言えば半人前の精霊ってこと。そっか、やっぱりただのぬいぐるみじゃなかったんだ」
「半人前でも精霊さんだということは、屋敷の精霊さんとも関係があるということですか?」
「おそらく」
などと話しながら、その半精霊――ウサギのぬいぐるみの元まで辿りつく。そこにあったのは、一階から二階に来るために使った階段で、ウサギは先ほどは確かになかったはずの三階へと続く階段の途中でイリスたちを待っていた。
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