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第二章 カスガイくんは、新居で一緒に暮らしたい
2-1 パパのことはママが起こすべきだと思います
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目が覚めたら、隣で超絶美形が眠っていた。
高く通った鼻梁と、薄く引き結んだ唇。伏せられた青い瞳を守るように覆い被さる、長いまつ毛。ひとつひとつのパーツはひどく繊細で上品に作られていながらも、枕に広がる硬めの黒髪や、掛け布団からはみ出ている広くて厚い肩幅からは獣のような野性味があふれ出している。
「うほわぁ……」
思わずぽかんと開いたイリスの口から、感嘆の呻きとため息が一緒にこぼれ落ちた。危うくよだれまで出るところだったが、ギリギリで回避する。
なんという美丈夫だろう。とても同じ人間とは思えない。『極マリ』のロミット・アジュガ大佐にとてもよく似ている気がするが、いったい誰なんだ――「パパです!」がばっと勢いよく上半身を起こしながら、イリスはさけぶ。
そうだそうだ。パパだった。人間じゃないどころか魔物で、それも魔王だった。
現代日本人兼高校生腐男子の春日井亮太が異世界に転生して人外ショタになって推しカプの子どもになるなんて、完全に夢みたいな話だが、どうやらちゃんと現実だったらしい。自分はちゃんと推定五歳児のままだし、目の前には昨夜一緒に川の字になって寝た父親の姿がある。
(あああああ! この圧倒的な攻め感がたまらん! かっこいい! 好きっ!)
悶絶しながらゴロゴロと布団の上を転がったイリスだが、ふと視界の端できらりと光るものを見つけて動きを止める。
「ん?」
どうやら細い鎖のようだ。ネックレスだろうか。天井に正対したまま行儀よく眠るマオの胸元で、慎ましやかに輝いている。
(――指輪?)
匍匐前進で近づくと、先端にシンプルなリングがくっついていることがわかった。マオは装飾品を好んでつけるタイプではないと思っていたので、少し意外だ。寝るときまで一緒ということは、ファッションとは違う用途なのかもしれない。片時も離せない、大事なお守りのような。
そう思うと、あまりジロジロ見てはいけないような気がして――マオ本人が眠っているなら尚更――イリスは母親がいるほうへ振り返る。
「あれ?」
そこにはきちんと折りたたまれた布団が置いてあるだけで、ユラの姿はどこにもなかった。すでに先に起きて一階に行ってしまったのだろうか。イリスは慌てて枕元に用意しておいた服に着替えると、最後にマオをもう一度拝んでから部屋を後にした。
「あ、ちゃんと起きてきたんだね。えらいえらい」
階段を降りてリビングダイニングに入れば、すぐに優しい声で迎えられた。ブレンゼルと一緒に朝食の準備をしていたユラが、作業を止めてこちらに駆け寄ってくる。真新しい黒のエプロンにくっついたフリルを揺らしている姿が最高に可愛い。
(完全に新妻じゃないですかやだー!)と、心の中で歓喜の悲鳴をあげるイリスの頭を、そんなこととは知るよしもないユラが優しく撫でてくれた。
「ママ、おばあちゃん! おはようございます!」
「はい、おはようございます。ひとりでお着替えもできてすごいね。うん、やっぱりよく似合ってる。とってもかわいいよ、イリス」
さすがに子ども用は常備していないということで、きのうのうちに近くの服飾店で買ってきた服はユラの見立てによるものだ。カボチャパンツのような短くて丸いズボンのうえに、裾が軽やかに広がったワンピースを着るというユニセックスなスタイルで、中性的な見た目のこのショタっ子にはよく似合っている。本当の五歳児なら少し着るのが大変そうな作りだが、中身は十六歳児なので何の問題もなかった。
「えへへ、ありがとうございます。ママのエプロンも、とってもとってもかわいいです!」
ユラがイリスの服を選んだお返しにと、イリスが選んだユラのエプロン。フリルを適度にあしらった、古式ゆかしいほうのザ・メイドといったデザインは完全にイリスの趣味——いや、下心である。そんな後ろ暗い欲望が浄化されそうなほどの眩しい笑顔で「ありがとう」と、ユラがはにかんだ。ああ、朝から眼福がすぎる!
そこへ飛んできた「よく眠れたかい?」というブレンゼルの声。背を向けながらも目玉焼きのような大きな目だけをこちらに向け、相変わらず器用に六本の腕を使いながら調理している。
「はい、朝までぐっすりでした。あ、ぼくも何かお手伝いします!」
びしっと片手を上げて元気よく宣言すると、キッチンに二人分の笑い声が響いた。ジュージューという何かの焼ける音や、グツグツという何かの煮える音も相まって、イリスの胸がじんわりと温かくなる。まるで絵本のように幸せな朝だ。
「ありがとう、イリス。そうだなあ、朝食の準備はほとんどできてるから……あ、魔王さまを起こしてきてくれる? いつもは寝坊なんかしないんだけど、きょうはやけにゆっくりだからちょっと心配なんだよね」
「わかりました!」と、勢いよく階段へ引き返そうとしたイリスだったが、そこで常時張りっぱなしの腐男子アンテナがピピーン! と激しく反応した。急ブレーキをかけたイリスを不審に思ったのか、「どうしたの?」とユラが背中越しに呼びかける。
「……ママ」
「ん?」
「やっぱりパパのことはママが起こすべきだと思います」
「え、そうなの?」
イリスの狙いは、こうだ。
ユラがマオを優しく起こす。寝惚けたマオがユラを抱き枕にする。マオを意識したユラがドキドキする。名付けて『寝起きドッキリラブラブハプニング大作戦』!
成功の鍵は、ひとえにマオの寝起きの悪さにかかっている。先ほど見たかぎりでは、マオは信じられないくらい寝相がよかった。分が悪い賭けにも思えるが、おそらくきっと大丈夫だろう。なんせ恋愛漫画や二次創作で死ぬほど見た展開だ。イリスが知らないだけで、どこのご家庭でも頻繁に発生する超メジャーイベントに違いない。
「よくわからないけど、俺が声をかければ魔王さまはすぐに起きてくれるんだね?」
「そうです! 絶対です!」
ということで、イリスの根拠のない主張を素直に受け入れてくれたユラとともに、再びマオのいる二階へと戻ってきた。狭くて四角い部屋の中で綺麗に眠っている姿は、ともすれば棺桶に入っているかのようにも見えてしまう。魔王というよりも吸血鬼っぽい。早速、吸血鬼のマオがユラの首筋に牙を突き立てている妄想を脳内で展開し始めるイリスだったが、「ぐっすり眠ってとは言ったけど、さすがにのんびり寝すぎじゃない?」というユラの呟きで現実に引き戻される。
「あ、イリスはちょっとここで待っててくれるかな?」
「はい! どうぞごゆっくり!」
こちらとしても邪魔するつもりはなかったので、ユラの提案に異論はない。
期待に胸を膨らませるイリスから離れてマオの真横へと着いたユラが、日本人も見惚れるような所作で正座をした。イリスに背中を向けている状態で上半身をゆっくりと斜めに傾け、未だ眠るマオに向かって「魔王さま」と静かに呼びかける。何という神スチルだ。あまりにも美麗すぎる。心の写真フォルダにしっかりとスクショして、心のホーム画面に設定しておかなければ。
「え、ホントにまだ寝てるの? おーい、起きて。確かにきょうは仕事がないけど、それにしたってお寝坊さんが過ぎるよ?」
相手に意識がないとわかっているからだろうか。まるで幼い我が子に話しかける母親のように、優しい声音でマオに語りかけている。
とんでもなく神聖な光景だった。中世の宗教画か何かだろうか。相対的に「寝起きのパパに抱き込まれるなり押し倒されるなりしてほしい」と願う自分が悪魔のように不純な生き物に思われるが、そこで怯んだりしないところがイリスが腐男子たる所以である。
「行けパパ! 今だパパ! 頑張れパパ!」と、心の中で必死にエールを送り続ける。そんなイリスの視線の先でゆっくりとユラの右手が上がり、そのままマオの頬に触れ——る寸前で、ぱちりと電気が走った。
「え?」
ユラの手元から火花が弾けたと思った瞬間、眠ったままのマオを中心としてスノードームが急速に展開し、そして――。
どがんという物凄い音を立てて、部屋の屋根が吹き飛んだ。
高く通った鼻梁と、薄く引き結んだ唇。伏せられた青い瞳を守るように覆い被さる、長いまつ毛。ひとつひとつのパーツはひどく繊細で上品に作られていながらも、枕に広がる硬めの黒髪や、掛け布団からはみ出ている広くて厚い肩幅からは獣のような野性味があふれ出している。
「うほわぁ……」
思わずぽかんと開いたイリスの口から、感嘆の呻きとため息が一緒にこぼれ落ちた。危うくよだれまで出るところだったが、ギリギリで回避する。
なんという美丈夫だろう。とても同じ人間とは思えない。『極マリ』のロミット・アジュガ大佐にとてもよく似ている気がするが、いったい誰なんだ――「パパです!」がばっと勢いよく上半身を起こしながら、イリスはさけぶ。
そうだそうだ。パパだった。人間じゃないどころか魔物で、それも魔王だった。
現代日本人兼高校生腐男子の春日井亮太が異世界に転生して人外ショタになって推しカプの子どもになるなんて、完全に夢みたいな話だが、どうやらちゃんと現実だったらしい。自分はちゃんと推定五歳児のままだし、目の前には昨夜一緒に川の字になって寝た父親の姿がある。
(あああああ! この圧倒的な攻め感がたまらん! かっこいい! 好きっ!)
悶絶しながらゴロゴロと布団の上を転がったイリスだが、ふと視界の端できらりと光るものを見つけて動きを止める。
「ん?」
どうやら細い鎖のようだ。ネックレスだろうか。天井に正対したまま行儀よく眠るマオの胸元で、慎ましやかに輝いている。
(――指輪?)
匍匐前進で近づくと、先端にシンプルなリングがくっついていることがわかった。マオは装飾品を好んでつけるタイプではないと思っていたので、少し意外だ。寝るときまで一緒ということは、ファッションとは違う用途なのかもしれない。片時も離せない、大事なお守りのような。
そう思うと、あまりジロジロ見てはいけないような気がして――マオ本人が眠っているなら尚更――イリスは母親がいるほうへ振り返る。
「あれ?」
そこにはきちんと折りたたまれた布団が置いてあるだけで、ユラの姿はどこにもなかった。すでに先に起きて一階に行ってしまったのだろうか。イリスは慌てて枕元に用意しておいた服に着替えると、最後にマオをもう一度拝んでから部屋を後にした。
「あ、ちゃんと起きてきたんだね。えらいえらい」
階段を降りてリビングダイニングに入れば、すぐに優しい声で迎えられた。ブレンゼルと一緒に朝食の準備をしていたユラが、作業を止めてこちらに駆け寄ってくる。真新しい黒のエプロンにくっついたフリルを揺らしている姿が最高に可愛い。
(完全に新妻じゃないですかやだー!)と、心の中で歓喜の悲鳴をあげるイリスの頭を、そんなこととは知るよしもないユラが優しく撫でてくれた。
「ママ、おばあちゃん! おはようございます!」
「はい、おはようございます。ひとりでお着替えもできてすごいね。うん、やっぱりよく似合ってる。とってもかわいいよ、イリス」
さすがに子ども用は常備していないということで、きのうのうちに近くの服飾店で買ってきた服はユラの見立てによるものだ。カボチャパンツのような短くて丸いズボンのうえに、裾が軽やかに広がったワンピースを着るというユニセックスなスタイルで、中性的な見た目のこのショタっ子にはよく似合っている。本当の五歳児なら少し着るのが大変そうな作りだが、中身は十六歳児なので何の問題もなかった。
「えへへ、ありがとうございます。ママのエプロンも、とってもとってもかわいいです!」
ユラがイリスの服を選んだお返しにと、イリスが選んだユラのエプロン。フリルを適度にあしらった、古式ゆかしいほうのザ・メイドといったデザインは完全にイリスの趣味——いや、下心である。そんな後ろ暗い欲望が浄化されそうなほどの眩しい笑顔で「ありがとう」と、ユラがはにかんだ。ああ、朝から眼福がすぎる!
そこへ飛んできた「よく眠れたかい?」というブレンゼルの声。背を向けながらも目玉焼きのような大きな目だけをこちらに向け、相変わらず器用に六本の腕を使いながら調理している。
「はい、朝までぐっすりでした。あ、ぼくも何かお手伝いします!」
びしっと片手を上げて元気よく宣言すると、キッチンに二人分の笑い声が響いた。ジュージューという何かの焼ける音や、グツグツという何かの煮える音も相まって、イリスの胸がじんわりと温かくなる。まるで絵本のように幸せな朝だ。
「ありがとう、イリス。そうだなあ、朝食の準備はほとんどできてるから……あ、魔王さまを起こしてきてくれる? いつもは寝坊なんかしないんだけど、きょうはやけにゆっくりだからちょっと心配なんだよね」
「わかりました!」と、勢いよく階段へ引き返そうとしたイリスだったが、そこで常時張りっぱなしの腐男子アンテナがピピーン! と激しく反応した。急ブレーキをかけたイリスを不審に思ったのか、「どうしたの?」とユラが背中越しに呼びかける。
「……ママ」
「ん?」
「やっぱりパパのことはママが起こすべきだと思います」
「え、そうなの?」
イリスの狙いは、こうだ。
ユラがマオを優しく起こす。寝惚けたマオがユラを抱き枕にする。マオを意識したユラがドキドキする。名付けて『寝起きドッキリラブラブハプニング大作戦』!
成功の鍵は、ひとえにマオの寝起きの悪さにかかっている。先ほど見たかぎりでは、マオは信じられないくらい寝相がよかった。分が悪い賭けにも思えるが、おそらくきっと大丈夫だろう。なんせ恋愛漫画や二次創作で死ぬほど見た展開だ。イリスが知らないだけで、どこのご家庭でも頻繁に発生する超メジャーイベントに違いない。
「よくわからないけど、俺が声をかければ魔王さまはすぐに起きてくれるんだね?」
「そうです! 絶対です!」
ということで、イリスの根拠のない主張を素直に受け入れてくれたユラとともに、再びマオのいる二階へと戻ってきた。狭くて四角い部屋の中で綺麗に眠っている姿は、ともすれば棺桶に入っているかのようにも見えてしまう。魔王というよりも吸血鬼っぽい。早速、吸血鬼のマオがユラの首筋に牙を突き立てている妄想を脳内で展開し始めるイリスだったが、「ぐっすり眠ってとは言ったけど、さすがにのんびり寝すぎじゃない?」というユラの呟きで現実に引き戻される。
「あ、イリスはちょっとここで待っててくれるかな?」
「はい! どうぞごゆっくり!」
こちらとしても邪魔するつもりはなかったので、ユラの提案に異論はない。
期待に胸を膨らませるイリスから離れてマオの真横へと着いたユラが、日本人も見惚れるような所作で正座をした。イリスに背中を向けている状態で上半身をゆっくりと斜めに傾け、未だ眠るマオに向かって「魔王さま」と静かに呼びかける。何という神スチルだ。あまりにも美麗すぎる。心の写真フォルダにしっかりとスクショして、心のホーム画面に設定しておかなければ。
「え、ホントにまだ寝てるの? おーい、起きて。確かにきょうは仕事がないけど、それにしたってお寝坊さんが過ぎるよ?」
相手に意識がないとわかっているからだろうか。まるで幼い我が子に話しかける母親のように、優しい声音でマオに語りかけている。
とんでもなく神聖な光景だった。中世の宗教画か何かだろうか。相対的に「寝起きのパパに抱き込まれるなり押し倒されるなりしてほしい」と願う自分が悪魔のように不純な生き物に思われるが、そこで怯んだりしないところがイリスが腐男子たる所以である。
「行けパパ! 今だパパ! 頑張れパパ!」と、心の中で必死にエールを送り続ける。そんなイリスの視線の先でゆっくりとユラの右手が上がり、そのままマオの頬に触れ——る寸前で、ぱちりと電気が走った。
「え?」
ユラの手元から火花が弾けたと思った瞬間、眠ったままのマオを中心としてスノードームが急速に展開し、そして――。
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