Anotherfantasia~もうひとつの幻想郷

くみたろう

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第2章 水の都アクアエデンと氷の城

おいでませ、ペットショップ2

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「おおおぉぉおお!」

オープンと表示されたペットショップはまだ1件しかない為かとても広い。
家を3軒繋いでるような広さの二階建てだ。
一階がペットフードや雑貨が中心にあり、2階がふれあい広場となっている。

ペットを持っていない人は2階に集中しているが、スイのお目当てはもふもふの色々を買うためだ。
ドックコーナーを見て回ることにした。

「すっごぉーい」

スーパーにあるカートが常備されていて中にペットを入れられるようになっている。
もふもふを入れていざ!勝負!!

「まずは、ごはんにしよっか?」

「きゃん?」

ご飯コーナーに足を運ぶと全て30%off
オープンセール価格らしい。
そして、各ご飯の前には1人1袋までと書かれたサンプルがあり、ご自由にお持ち帰り下さい。と書かれていた。
色んな人が取ってもその籠は勝手に補充されているのかなくなることは無い。
お値段の高そうなものや、美味しそうなものは取り敢えず1袋ずつ籠に入れた。
ちなみにサンプルは、一食分入っている小袋でカリカリ等の乾物のみ。
缶詰はパウチのサンプルはない為購入となる。
結構なサンプルとビーフ味とササミ味2種類のカリカリ、あとはパウチ3個入りを4袋。
バサッとカゴに入れた。

入れすぎ?そんなの知らない!全ては愛しいもふさんのため!

次にスイが向かった先は…………


「ふおぉぉぉ………」

棚に所狭しと並ぶおやつの数々。
ジャーキーからビスケットからチーズから骨にガム……………
クリスティーナが作ってくれるとは言ってもやはりおやつは用意してあげたい。
とりあえず、とジャーキーにサイコロビーフ。チーズにビスケットをカゴにポイポイ!
ちなみに、大袋である。
もふもふの場所が圧迫されてきた!
匂いは漏れていない為もふもふは狭そうに端に移動している。

なでなでなで

ちょっと機嫌回復。
きゃんきゃん!

「いいねー、広いから沢山あるよー!」

所狭しとあるおやつたち、ここにはサンプルは無かった。残念。

「あ、そうだそうだ」

カートをコロコロしながら着いたのは紐が並ぶ場所。
リードである。
お散歩するにはリードは必須の為リードは買おうと思っていた。

「……えっと、首輪タイプで無くて胴から覆うタイプの……」

腕と胸頭を通して上半身全体を覆うタイプのを考えていた。
首輪だと抜けたら困る、小型犬だから。
心配性である。

「あ!防犯タイプ」

外出時にリードに付いている防犯で、他人に引き摺られたり危害を加えられそうになった時、警備に連絡が行くようになっているのだ。
その分他のより高くなるが。

「…………これかな?」

防犯タイプのリードをもふもふにあててみる。
赤ベースで黒のラインが入っている。
紐の部分は赤と黒でネジネジされていてかっこよく出来ていた。
ちょっと
ちょっともふもふには似合わないかも…

「こっちは?」

黄色で中心にミニキャラが描かれている。
なんのキャラだろう、わかんないけどかわいい。

「これにしようかな」

あと、同じ黄色のボール4つ入りを籠に入れる。
それにはかなりの気になるのかクンカクンカと臭いを嗅いでいた。
隙あらば噛み付こうとしてスイは慌てて遠くに置いた

「ごぉら!まだ買ってないからだぁめ!」

「きゃん!!」

あとは1匹用のケージに、水がポコポコと出てくるケース。ご飯用のお皿を購入した。

「……あと何いるのかな…」

ペットを買ったことないスイは気になるのを片っ端から掴んでいった。
服も数着入っている。

「‼‼これは!!」

各シャンプーや香水に防臭のスプレーなども完備。
衛生面は問題ないが見た目がドンドン汚れていくプレイヤーと同じ仕様なんだろう。
確かに、最初よりも体が汚れているし毛が伸びていた。

「迂闊だった………!!」

シャンプーと香水を鷲掴み、シャンプーシートも1つ入れた。
シャンプーは香り重視、香水はモモの匂いがする。
購入!!!

手持ちが無くなる?
クエストするわ!!

手持ちのお金を使い切る勢いでもふもふの物品購入
仕方ないよね?最初はお金かかるもの

「ひゃん?」

「なんでもないよ!かわいい!」

購入!!仕方ない!!
死ぬ気で金策!よろこんで!!








お買い物終了。
ケージ以外は全部ストレージにしまい、ケージは1度置かせてもらう。

さぁ、次は二階だ!!
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