53 / 85
第1章 はじめまして幻想郷
熊、グリズリー3
しおりを挟む
可愛いうさぎの筈なのに、首が90度に曲がってぴょんぴょん飛びながら耳を弾ませている様子は不気味だ。
そして、背中からいきなり出現したのは杵。
「餅つきか!」
「それ、危ないぞー」
ファーレンが思わず突っ込むと、うさぎが杵を振り下ろす。
爆音と共に出来るクレーター
「…………………きゅ?」
杵を持ち地面に叩きつけたままスイ達を見たうさぎ、いやグリズリー
………………いやいやいやいや、まて!
うさぎが熊になってうさぎになった!
このメタモルフォーゼは一体なんだ!!
「………これがボスだ」
「「納得できるかーーー!!」」
うさぎを指差して叫ぶスイとファーレン。
仲良しか。
うさぎになり覚醒してからのグリズリーは強かった。
小さくチョコマカ動くうえに、魔法、物理、と物凄い火力を発揮する。
スイが底上げして、ファーレンが引き付けタクとナズナが攻撃。
グリズリーの攻撃を受け瀕死になったらリィンがすぐに回復する。
何より回復のリィンを守りながらスイは立ち回った。
それでも、うさぎに攻撃が当たらない。
あと一撃、一撃で勝つのに。
「グリズリーが1番厄介なのは、これなんだよな!」
やっと熊であるグリズリーを削ったと思ったら、うさぎになりチョコマカ動く当たらないグリズリーに火力で押し負ける。
でも、5人の顔は笑みが浮かんでいた。
「「し、しぬ………………」」
「死にませんよ、ヒール!!」
地面に倒れたスイとファーレンにリィンが回復を施す。
その後タク、ナズナ、そしてリィン自身にも回復をした。
スイは倒れたまま横を向くと目をバッテンにして倒れているグリズリー。
そのすぐあとに結晶化して崩れた。
[Congratulation!グリズリーに勝利!!]
最後は振り下ろされたスイの楽器を掻い潜り、ファーレンの盾にぶつかったグリズリー。
そこに剣を向けるタクに気付き避けた先に張られたバリアにぶつかった。
「グリズリー、かくほ」
バリアで動けないグリズリーにナズナは巨大な飛び道具を数種類グリズリーに直撃させた。
グリズリーの悲痛な叫びが響き、ゲージは完全にグレーに変わってパタリとその場に倒れる。
真っ赤な目からはとめどなく涙が流れていた。
ナズナさん。
確保ではなく殲滅ですね、わかります。
「ボスって毎回こんな感じなんすかね」
「どうかなー、まだ第三の街が解放されて無いから第二の街のボスが出現してないの」
立ち上がりながら戦闘を振り返り言ったタクにリィンは首を横に振った。
「それにしても、予想外。首折れた」
『それな』
じっーっとスイを見る4人の目はジト目だ。
それに少し怯む
「ちょ…ちょっと強く、蹴っただけ…です。」
ちょっとで首が折れては困る。
「さ、さぁ!!第二の街に出発!デース!!」
さっと立ち上がり、おー!と腕を上げたスイに、全員が笑い出した。
相変わらずめちゃくちゃな戦闘だったが、無事第一の街ボス、討伐!!終了!!
『お疲れ様でしたー!!!』
そして、背中からいきなり出現したのは杵。
「餅つきか!」
「それ、危ないぞー」
ファーレンが思わず突っ込むと、うさぎが杵を振り下ろす。
爆音と共に出来るクレーター
「…………………きゅ?」
杵を持ち地面に叩きつけたままスイ達を見たうさぎ、いやグリズリー
………………いやいやいやいや、まて!
うさぎが熊になってうさぎになった!
このメタモルフォーゼは一体なんだ!!
「………これがボスだ」
「「納得できるかーーー!!」」
うさぎを指差して叫ぶスイとファーレン。
仲良しか。
うさぎになり覚醒してからのグリズリーは強かった。
小さくチョコマカ動くうえに、魔法、物理、と物凄い火力を発揮する。
スイが底上げして、ファーレンが引き付けタクとナズナが攻撃。
グリズリーの攻撃を受け瀕死になったらリィンがすぐに回復する。
何より回復のリィンを守りながらスイは立ち回った。
それでも、うさぎに攻撃が当たらない。
あと一撃、一撃で勝つのに。
「グリズリーが1番厄介なのは、これなんだよな!」
やっと熊であるグリズリーを削ったと思ったら、うさぎになりチョコマカ動く当たらないグリズリーに火力で押し負ける。
でも、5人の顔は笑みが浮かんでいた。
「「し、しぬ………………」」
「死にませんよ、ヒール!!」
地面に倒れたスイとファーレンにリィンが回復を施す。
その後タク、ナズナ、そしてリィン自身にも回復をした。
スイは倒れたまま横を向くと目をバッテンにして倒れているグリズリー。
そのすぐあとに結晶化して崩れた。
[Congratulation!グリズリーに勝利!!]
最後は振り下ろされたスイの楽器を掻い潜り、ファーレンの盾にぶつかったグリズリー。
そこに剣を向けるタクに気付き避けた先に張られたバリアにぶつかった。
「グリズリー、かくほ」
バリアで動けないグリズリーにナズナは巨大な飛び道具を数種類グリズリーに直撃させた。
グリズリーの悲痛な叫びが響き、ゲージは完全にグレーに変わってパタリとその場に倒れる。
真っ赤な目からはとめどなく涙が流れていた。
ナズナさん。
確保ではなく殲滅ですね、わかります。
「ボスって毎回こんな感じなんすかね」
「どうかなー、まだ第三の街が解放されて無いから第二の街のボスが出現してないの」
立ち上がりながら戦闘を振り返り言ったタクにリィンは首を横に振った。
「それにしても、予想外。首折れた」
『それな』
じっーっとスイを見る4人の目はジト目だ。
それに少し怯む
「ちょ…ちょっと強く、蹴っただけ…です。」
ちょっとで首が折れては困る。
「さ、さぁ!!第二の街に出発!デース!!」
さっと立ち上がり、おー!と腕を上げたスイに、全員が笑い出した。
相変わらずめちゃくちゃな戦闘だったが、無事第一の街ボス、討伐!!終了!!
『お疲れ様でしたー!!!』
応援ありがとうございます!
3
お気に入りに追加
81
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる