ゲームの世界は異世界だから女体化とか、何でもありでいいよね？

第１章 過去の責任を生涯かけてとります！

第47話 太后様は前世の輪廻を断ち切る（８）

　だってあいつはもう既に、皇甫嵩将軍のおチビな盾部隊の【シールドスタン攻撃】を受け自分の身体が麻痺状態の刹那な様子……。

　そこにめがけて僕の率いるおチビな魔法部隊が【サンダーボルト】の攻撃を多々……。

　実はこのサンダーボルトと呼ばれる魔法攻撃も敵の身体に電流が流れるから、相手の身体が麻痺……。

　シールドスタン！　と余り変わらない効力を得られるのだ。

　だから前世の僕は絶叫こそあげ──身体と体力のHPは減るるけれど。自分の身体は既に麻痺して動けない状態だから。

「今です！　何進将軍と何太后さま！　姉妹仲良く！　前世の僕へと鋒矢の陣による魔法突撃～～～！　猪突猛進をおねがいします～～～！」

　何太后さまの軍師である僕はお二人へと嘆願をした。

　すると御二人は馬上からお互いの顔を見合わせて見詰めると。

「うん」と仲良く頷き。凛と神々しく戟を突撃状態へと構えると。

「いやぁ、あああああああああっ！」
「やぁ。あああああああああっ！」

　麗しい御二人は威勢よく声を上げ──！
　前世の僕へと突撃を決行した！

　だからこの後前世の僕は身体が真っ二つの刹那になる──！

　だからあいつは自身の口から。

「うがぁ、ああああああああああああっ！」

　と断末魔を吐いた──！

　でッ、その後は黒い煙となり、黄砂の風に吹かれ、何故か僕の身体に舞い戻り、消えてなくなると。
　それと同時に僕の魔力が上がった気がする？


　◇◇◇