ゲームの世界は異世界だから女体化とか、何でもありでいいよね？

第１章 過去の責任を生涯かけてとります！

第28話 嫌ならちゃんとしろ！ （１）

「じゃ、嫌ならちゃんとしろ！」

　僕は何太后さまを諫め。

「何か～！　このまま二人でボスモンスターを攻撃していても火力！　攻撃力不足だから、遅かれ早かれ僕達二人はボスモンスターに負けて殺されてしまう。だから何かは誰か戦姫～！　ゲームの中の戦姫を誰でもいいから召喚することはできないの～？」

　僕は大変に可愛い声音で、自身の頭！　ツインテールを『フリフリ』と振りかざしながら前世の僕へと１、２の３と火炎魔法ナパーム弾と冷凍魔法ブリザード、霊撃魔法サンダーボルトの連打──コンボ攻撃を可愛い埴輪仕様のおチビなおもちゃの兵隊、魔法師達と。

「えい！　やぁ！」

「「「「「キィー！」」」」」

「「「「「キャ、キャ」」」」」

　まあ、こんな感じで威勢よく声を上げながら僕は、前世の僕へと魔砲弾を撃ちつつ駄女神さまへと嘆願をした。

　でも間が少し開いても何太后さまは「う～ん」と呻り考える人だから。

「何が～、僕と離婚したくなければ～。今直ぐ召喚して出せよ～！　今直ぐにだぁ～！」

　僕が再度何太后さまを荒々しい口調で脅した。

　でも僕の声音が余りにも可愛いから迫力に欠けるので『どうだろう？』と僕は、前世の僕を攻撃しながら何太后さまの様子を窺う。