俺と（従姉）姉ちゃんの良くある『今日から俺は？』の話だ。

第27話 モテ気？ （３）

　久美ちゃん先生との距離は最初の頃に戻って対面……。

　そう向かい合って座るようにまたなったのだ。

　だから俺は自分の頭をハンマーで殴れたように『ガーン！』とショックだ。

　だって俺が自分の髪型をリーゼント良く日……。最初はね？

　久美ちゃん先生も俺の事を彼女は弟ぐらいにしか思っていない。男、異性として俺の事を意識すらしていないので。
　俺の真横に椅子を並べ、久美ちゃん先生はまさに手取り足取りではないが？

　俺の身体に密着──。久美ちゃん先生は御自慢の巨大なオ〇パイをタヨタヨと当て──！
『ポヨ～ン！』と密着……。

　自分の胸の谷間も見せながら教えてくれていたのだが。
　あの日を境に久美ちゃんは最初こそ、俺の身体に密着……良い香りを漂わせながら教えてくれていたけれど。
　俺が久美ちゃん先生が超間直で目が合い。その瞬間に、久美ちゃん先生の顔が真っ赤になり、俺から目を反らし、照れくさそうに下を向き──。
　彼女は自身のしなやかな指を落ち着きなくモジモジさせながら。

「何か山本君って髪型変えてから大人ぽくなったね……。先生今山本君と顔が近くになってびっくり、どっきりしちゃった……。あっ、ははは」

　彼女は俺に笑い誤魔化しながら告げてきたのだが。
　その後は久美ちゃん先生は、自分が座っていた椅子を慌てて移動して俺との距離をとるようになった。

　だから俺は悲しい……。

　もう二度と久美ちゃん先生の美味しそうな超巨大な肉まんの谷間を拝めないかもしれない。

　と言いたいところだけれど。