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第27話 モテ気? (2)

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 そう俺の容姿と雰囲気が変わった日から姉ちゃんよりも挙動不審な様子でね。
 久美ちゃん先生も最初俺がヤンキーになった翌日の個人授業では。

「山本君~、ヤンキーになっちゃったの~? 先生ショック……。山本君のことを可愛い弟だと思っていたのに……」

 久美ちゃん先生は俺がヤンキーになった事を大変に悲しんでくれた。

 だから俺は久美ちゃん先生へと。

「久美ちゃん先生~、俺の場合はカッコだけで、本当の不良になってはいないから大丈夫だよ……。それに久美ちゃん先生~。俺はちゃんと受験勉強をして大学いくから大丈夫! 心配しないで!」と告げ。
「これからも先生、勉強の方をよろしくおねがいします……」

 俺は久美ちゃん先生へとノリ良く、微笑みながら、頭を下げ──。今後もお願いしますと嘆願したまでは良かったのだ。

 久美ちゃん先生からも直ぐに「うん、わかった~。山本君~。今後もおねがいね~」

 久美ちゃん先生はキュンキュンと可愛いく、俺にぶりっ子容姿、様子を魅せ堪能させてもらったから。
 俺も脳内で『やった~~~!』と歓喜した。

 まあ、した迄は良かったのだけれど。
 それ以降はこの通りだ……。



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