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第20話 嘆願……(12)
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「……ん? ああ、新作の従姉の姉ちゃんは確か俺の記憶だと可愛かった筈だぞ……。なぁ、新作……?」
大島が俺に話しを振り尋ねてきた。
「う、うん……。可愛いと言うよりも、紀霊かな? 家の姉ちゃんは……」
今回は流石に俺も自身の顔を引き攣らせつつ、笑い誤魔化しながら大島のツレへと言葉を返したのだ。
だって大島のツレが俺に対して、次にどんな台詞を告げてくるかは予想がついたからだ。
「山本~?」
「な、何?」
「お前の従姉の姉ちゃん俺に紹介してくれよ。なぁ、良いだろう?」
大島のツレはやはり俺に対して従姉の姉ちゃんを紹介してくれと嘆願してきた。
それもそいつは、ニヤニヤと下心を丸出しにして嫌らしく笑いながら俺に姉ちゃんを紹介してくれと。
俺が一番恐れていた言葉を告げてきた。
大島が俺に話しを振り尋ねてきた。
「う、うん……。可愛いと言うよりも、紀霊かな? 家の姉ちゃんは……」
今回は流石に俺も自身の顔を引き攣らせつつ、笑い誤魔化しながら大島のツレへと言葉を返したのだ。
だって大島のツレが俺に対して、次にどんな台詞を告げてくるかは予想がついたからだ。
「山本~?」
「な、何?」
「お前の従姉の姉ちゃん俺に紹介してくれよ。なぁ、良いだろう?」
大島のツレはやはり俺に対して従姉の姉ちゃんを紹介してくれと嘆願してきた。
それもそいつは、ニヤニヤと下心を丸出しにして嫌らしく笑いながら俺に姉ちゃんを紹介してくれと。
俺が一番恐れていた言葉を告げてきた。
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