121 / 312
第16話 学校で……(9)
しおりを挟む
これは久美ちゃん先生の意図的なのか? それとも全く気にしていない? 気がついていないのかは? 俺自身も良く分からないけれど?
久美ちゃん先生は俺の腹部の下──。大事なところや付近へと、自身のしなやかな手を置き、サワサワと甘えるようにしながら今も会話をしてくれているから俺はこれだけで感無量です。はい。良い経験ができましたから俺は満足、極楽……。ああ、気持ちが良いと思っていると。
「……山本君、いくら姉弟喧嘩で、従姉のお姉さんと大変に仲が良く。良好だとしても。こんなに怪我をするほど喧嘩をしたら駄目だよ。先生も山本君が余り怪我をすると心配だから。分った、山本君……?」
最初は俺と少しばかり距離があった久美ちゃん先生なのだが。話しの途中の彼女は、俺の顔や首の至る所についている姉ちゃん爪痕や噛み後を自身の人差し指の腹で優しく、悪戯っぽく撫でながら俺に近寄り諫めたかと思えば。最後に久美ちゃん先生は俺の身耳元で。俺の身体が心配だと囁いてくれた。
だから俺は本当に手にも昇る気分──。昇天してしまうからこの後は、姉ちゃんに脅されたいた事もすっかりと忘れ、気分よく伯父さんの家へと帰宅の途に就く。
◇◇◇
久美ちゃん先生は俺の腹部の下──。大事なところや付近へと、自身のしなやかな手を置き、サワサワと甘えるようにしながら今も会話をしてくれているから俺はこれだけで感無量です。はい。良い経験ができましたから俺は満足、極楽……。ああ、気持ちが良いと思っていると。
「……山本君、いくら姉弟喧嘩で、従姉のお姉さんと大変に仲が良く。良好だとしても。こんなに怪我をするほど喧嘩をしたら駄目だよ。先生も山本君が余り怪我をすると心配だから。分った、山本君……?」
最初は俺と少しばかり距離があった久美ちゃん先生なのだが。話しの途中の彼女は、俺の顔や首の至る所についている姉ちゃん爪痕や噛み後を自身の人差し指の腹で優しく、悪戯っぽく撫でながら俺に近寄り諫めたかと思えば。最後に久美ちゃん先生は俺の身耳元で。俺の身体が心配だと囁いてくれた。
だから俺は本当に手にも昇る気分──。昇天してしまうからこの後は、姉ちゃんに脅されたいた事もすっかりと忘れ、気分よく伯父さんの家へと帰宅の途に就く。
◇◇◇
10
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
校長先生の話が長い、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。
学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。
とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。
寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ?
なぜ女子だけが前列に集められるのか?
そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。
新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。
あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる