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第11話 従姉の姉ちゃん(3) 

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「美奈子! やめなさい! 新ちゃんは、あんたが、私に酷い事をするから止めてくれただけだろう。その最中に偶々起きただけの事故であんたは。何、憤怒して、切れて、新ちゃんの肩や腰をビール瓶で殴り。その上、足蹴りまでしているの? いい加減にしなさいー! 美奈子―! 新ちゃんが大怪我をしたらどうするの? それとこの件はお母さん、お父さんに必ず言いつけるからねー!」

 伯母さんは姉ちゃん対して、俺に暴力を振るうな、いい加減にしろと怒声を吐き、庇ってくれた。
 そして従姉の姉ちゃんの俺への暴力の件は、伯父さんへと報告する覚悟をするようにとも荒々しい口調で諫めてくれた。

 しかし今の姉ちゃんは以前のような清い、乙女の面影等一切ない。ケバイ化粧をした恐ろしい顔……。

 まるで鬼婆のような顔をしたヤンキー姉ちゃん……。

 そう俺が甘く純情な想い描き、想像や妄想していた乙女! 処女! バ〇ジンには到底見えない仕様に変貌している従姉の姉ちゃんは、もう既に積み木を崩しきっているヤンキー姉ちゃん仕様……。

 俺の身体に蹴りの連打を入れる前は、伯母さんの身体に蹴りの連打を入れ刹那な状態へとしながら。

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