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第10話 ヤンキー姉ちゃん (2) 

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 まあ、俺はその他にも姉ちゃん対してブツブツと不満を漏らしながら帰宅の途に就いた

 でも俺は帰宅の最中……。

 俺の許嫁である姉ちゃんへの不満を漏らし続け歩いていると途中で『あっ!』だよ。

 そう俺はふとある事を思い出して驚嘆を漏らしたのだった。

 だって俺様は、自分の嫁がバージンじゃないと駄目ならば。
 俺よりも年上であり、大人の色香をムンムンと醸し出している久美ちゃん先生は、あの妖艶な容姿や雰囲気からして、絶対に異性を知っている甘え上手な大人の女性だから。
 久美ちゃん先生は俺嫁の対象から外れてしまう事になってしまうと思えば。

『ああ……』だよ。

 俺は気落ち、落胆……。

 俺は天を仰ぎながら茜色の空を眺めつつ、自分の背から哀愁を漂わせながら歩いたのだった。

 だって俺の物になる予定の久美ちゃん先生は、あの艶やかな唇と舌……。あの殺人的、巨大なオ○パイを使用して彼氏に対して、あんな事やこんな事をして奉仕、尽くしているのだと、俺自身が妄想したら切なくなった。

 もうそれこそ?

 俺自身が『うぎゃ、あああっ!』と絶叫……。

 自分の髪をかき回し、乱れながら俺は気が狂いそうになる~~~!

 ああ、なるのだ~~~!

 だから俺は更に『うわぁ~! 誰か助けてくれ~!』と、自分の脳内で絶叫交じりで叫びつつ頭を抱えながら歩いた。

 まあ、歩き続けると家の玄関に着いたから。
 俺は、『はぁ~』と大きな嘆息を漏らしつつ鍵を開けた! 閉めたから! また開けたと言う訳なのだが。

 俺は玄関内へと入ると──気落ちした声音で「ただいま~」と伯母さんに呟けば。

 俺はに自身の目を奪われてしまう。
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