俺と（従姉）姉ちゃんの良くある『今日から俺は？』の話だ。

第８話 家族三人だけの夕食の始まり？ （10）

　だって昭和の終わりの時代は普通に中学生や女子高性等の未成年者……。

　まあ、中には、大人っぽい小学生もいたのでは？　と思われる少女達が普通に大人の女性のような妖艶な厚化粧に衣装……。

　そう自分の腿を魅惑的に魅せるスリットが大きく開いたタイトスカートから、黒の優艶なストッキングチラつかせながらサンダルを履き──『カラン、カラン』と音色を奏でながら歩いていた時代だから、ヤンキーの姉ちゃん達は……。

　だからヤンキーの兄ちゃん達は、そんな若い娘にどうしても目がいくし。あいつらはS〇Xをする相手の方にも全く困っていないみたいだから。

　それに俺の幼馴染で気の合うツレ──大島がいようが、いまいが余り関係はなく趣味が合わない俺と関わり合いを持とうとする事もやつらはしなかったと思うし、虐めをしてくるような奴等もいなかったのでは？　と。

　俺は後々思ったのだと、伯父さんや伯母さんに長々と説明をすれば。
　家の伯父さんや伯母さんが考えていたヤンキー学園のイメージとは違うから。

「ほう」
「なるほど」
「へぇ～」
「そうなだ～？」

　二人は俺の話しを聞きて関心をし、頷いたりしていた。


　◇◇◇