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PLAY2.一旦、放置してみましょう。

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「あっ、あっ、いやっ、もっ、やめっ………!」

「朔夜、ちゃんと触らずにイけたじゃん」

イけた、けど…!そうじゃなくて!そろそろ止めてほしッ……!
段階は下げてくれたけど、これだと逆にイケなくて辛い状態が続いてる。何度も達しそうになりそうで先っぽまで精液が届いてると言うのに、最後の決定的な刺激が足りないからかそこから出るのはがまん汁だけ。恥を偲んで触ってと強請る度に、深夜は意地の悪い笑顔で返すだけだ。

「い、イくッ……からっ!ぁあ、んぁ…しん、やぁっ……」

「これは結構キツイな…。ゴムあったっけ?」

「ゴム、いらない、からぁ……はや、く…ちょくせつ、いれてよぉッ…」

「それはいくらなんでもだめ。朔夜の体に負担かかることしたくないし。……あ、丁度ゴム切れてるね…。今から買いに行くから待っててよ。」

……………えッ!?うそ……だろ?ローター入れたままの俺を放置して、ゴムを買いに行くって?
その言葉が衝撃的すぎて少しばかり放心状態でいた俺だが、颯爽とコートを着て出掛ける準備を始めてる深夜を見てさっきの言葉が嘘でも出任せでも冗談でもなく、本気で言っていたことをやっと実感した。コイツがいかに頭が沸いてるのかも。
普通ゴムが無かったからって恋人置いて出てくか!?しかもこんな状態で放置するなんて、常人なら考えもしないだろ!

「あっ、そうだ。自分で触っちゃだめだからね?破ったらお仕置き。」

そう言い捨ててドアを開けると、ここから逃げるように部屋を出ていった。……まぁ、これがわざとなんだってのも知ってんだけどさ。だってゴムは前に買い溜めしといたから無くなるはずなんてないし、本気ならなんの躊躇いもなく生でヤルに決まってるし。
なるほど、これが所謂『放置プレイ』か。考えることがほんとに下衆すぎ…。

20分後。
未だにヴィーンヴィーンと機械の音を発しながらローターは飽きもせず尻の中で一定に動く。ローターの動きにはもう慣れたから問題は無いのだが、さっきから続いてる空イキをどう止めるかを理性を失った頭脳で考えなくちゃならないのが苦痛でしかない。
俺は一切の射精行為を禁止されてる為に、ペニスを自分で扱くことすら出来ないので中途半端な絶頂を何度も何度も迎え、その都度息苦しさとどうしようもない快感が俺の体を支配する。






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