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君臨
信じてくれたから
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気付いた瞬間、冗談みたいに白い顔のシャルル様に口付けをする。精神が元の時代に戻ったのだ。こっちの時間的には、僕が旅立ってから時間は進んでないだろうが、すでに死んでからは時間が経っているのだ。出来るだけ早く蘇生しないと。
「アル様!」
「成功したのか!?」
僕らの唇を通して、体内の、いや精神に溜まったシャルル様のエナジーが、長い長い時を経て持ち主の元へ戻っていく。過去の、前世のシャルル様を慰めながら毎晩エッチなことをして集めたエナジーだ。これで、これでどうにか。
「っ!?」
微かに身体に反応があった。動いている!?
「シャルル様!?」
「アルフォンソさん!生き返ったなら治療が必要です!」
駆け付けたジュリアが叫ぶ。確かに腹には未だに大剣が貫通したままで、出血も多量で血が足りない。
「ジュリア手伝って!他にも!治療が出来る人は全員集まって!」
道の真ん中で僕とジュリアを中心に大手術が始まる。大剣を抜いて出血を止めて、血を作ったり輸血したり。そんな中。
「おいおい!テスが開けた城壁から王国の兵が入って来てやがるぞ!」
慌てたラスティがやって来る。くそ!僕は手が離せそうにないぞ!?
そこにダニエルが駆け付けて、それと隣には、フランク?
「なんだフランク、腹括ったのかよ」
「馬鹿が、暴れ足りねえだけだ」
「手伝ってくれるか!?」
ラスティが安堵して言うと、ダニエルが魔剣を抜いて笑う。
「当たり前だろ?」
「そうか!ありがてえ!ドールズも総出で応戦するが、なにせ人手が足りない!来てくれ!」
「ラスティ、お前いつの間にドールズのメンバーになったんだ?」
「良いから!行くぞ!」
頼もしい3人が振り向いて僕を見る。
「あいつらは俺らが止める。あんたは兄弟をよろしく」
「ありがとう!頼んだ!」
走っていく3人を見送り、すぐにシャルル様の治療に集中する。膨大な魔力を使って上位の治癒魔法を使用するジュリアの後ろで、店長を初めとした魔族達が代わる代わるジュリアに魔力を送っていく。
「ごめんなさい!ごめん!ぐすっ!」
ジュリアは泣きながら何度も謝っている。
「ジュリア落ち着いて、君のせいじゃない」
「でも私がテスを起こしたから!」
そうか、ジュリアの治療が実ってテスは目を覚まして、そしてすぐに勇者を救おうと行動したわけだ。自分は見捨てられても、テスは勇者を見捨てはしなかった。
「ジュリア、大丈夫。シャルル様は助かる。君がいるんだから」
「うん、そうよね。しっかりしなきゃ。この人は死なせちゃいけない」
「当たり前だよねー!シャルルン死んだら誰が魔道具の品評するんだよー!」
「王を救うんだ!」
「死なせない!俺の魔力全部使ってくれ!」
みんながシャルル様を認めてる。必要としてる。王として、隣人として、友として、愛する人として。勇気を出して行動した結果がここにある。だから戻って来てよ!
「シャルル様!早く目を覚さないと!もうエッチなことしてあげないからねええ!」
「ごはっ!」
目を見開いたシャルル様が唇を震わせながら僕を見る。
「それ、は、こ、まる」
「シャルル様?シャルル様!」
「もっと魔力を!助けますよ!」
「いくらでも持ってけええ!」
「血を!もっと血を寄越せ!俺が転移する!」
そこからはもうなにがなんだか。バタバタと入れ替わり立ち替わり色んな治療でシャルル様の容体を安定させて、とりあえず近くの家の中のベッドに寝かせて。治療はジュリア達に任せて今度は街を襲ってる王国の兵をまとめて超火力で撃退した。
街の外に出来た冗談みたいに大きなクレーター。魔王になった自分の火力を見てみんなは盛り上がってたけど、正直僕はびびって腰が抜けそうだったよ。あんなにまでするつもりなかったんだけど。
結局勇者やテスは見つからなかったが、王国の兵は全軍後退して帰っていった。まああそこまで被害受けたら引くよ。こうしててんやわんやだった1日が終わり、シャルル様も目は覚さないものの峠は越えたようで。
「良かった。シャルル様、早く目、さまし」
僕はベッドの横に座って、シャルル様の手を握ったまま、疲れ果てて眠ってしまった。
「んっ」
眠そうな顔でこちらを見る寝起きのアルフィ。俺は少し困った顔で謝る。
「すまん。起こしたか?」
「シャルル様?」
「ああ、なんかわからんけど、起きたら隣にアルフィが寝てたからな。我慢出来なくて、バレないように身体を弄ろうとしてたら起こしてしまった。失敬失敬」
あれ?笑ってくれるか怒られるかと思ったが、なんでかアルフィが、え?えええ!?
「なんで!?なんで泣いてるの!?」
口を半開きにしたアルフィの瞳からポロポロと涙が落ちていく。もうどうしたら良いかわからんくて、とりあえず両手を顔の横で開いて左右にあたふたするぐらいしか出来ない俺。
「うそ!あの!ごめんって!勝手に触ったから?あ、まだ!まだ眠かったよな!?ほらベッド空けるからこっちで寝て!」
俺がベッドから降りようとしたら、凄い力で腕が引かれて止められる。
「離れたら嫌だ」
「え、あ、はい」
狭いシングルのベッドだが、俺は横に詰めてスペースを空ける。するといそいそとアルフィも布団に入って来た。なんだろう、全くわからんぞ。てかここ何処だ?俺なんでこんな所で寝てるんだ?
「あの、アルフィ?」
涙を拭ったアルフィは、俺の胸に抱き付いている。寝てる?これ寝てるの?起きてるの?試しにお尻を触ってみる。うん、柔らか。
「シャルル様は、前世ではどんな人だったの?」
「ん?」
アルフィは顔を埋めたまま俺に問う。なんだ、正解がわからんので正直に答えるしかない。
「今とさしてかわらんが、そうだな。今よりも酷かったかな」
「酷い?」
「勇気が出なかったんだよ。一歩踏み出す勇気が」
あの最悪の思い出はもう俺の中では半世紀も前のことだ。今更怯えるようなもんでもないが、前世の俺にとっては呪いでしかなかった。
「なんていうのかな、自分を主張するのが怖かったというか、いや、違うな」
なんだ、そうだったのか。今更本当の答えがわかった。
「他人を信用出来なかったんだ」
理解しようとしなかったから、誰にも理解されなかった。信じられなかったから、俺はいつまで経っても独りだった。
「ずっと昔の失敗引き摺って、自分で自分を見限って、その上誰のことも理解しようとしなかった。だからずっと、俺は孤独だったよ」
笑われる、理解して貰えない。そんなことばっかり考えて。
「今は、違う?」
アルフィの顔がチラッとこちらを見る。良かった、もう泣いてない。俺は笑って答える。
「そうだな。俺には沢山、信じられる人が出来た。それはきっと、俺を信じてくれた人がいたからだろうな」
あ、そういえば。
「ふふ」
「なに?」
「いや、前世で死ぬ前にな?ずっと同じ夢を見てたんだ」
懐かしいな。
「どんな夢?」
「よく覚えてないんだけど、とりあえずエッチな夢でさ。俺その夢見るのが楽しみで、仕事で辛くても寝たら幸せだからいっかって。その相手がとりあえず俺のこと大好きで、信じてくれてて」
願望MAXの妄想童貞劇場。でもそれが俺を変えたのかも知れない。
「あぁ、そういえば。死ぬ前に俺、その子に好きになって貰える男になろう!って思ってさ、変に出来もしないことして死んじまったんだよ」
思い出すと泣けてくる。哀れな独身童貞の末路。
「でもそのおかげで、転生した後思えたんだよな。一歩踏み出せたんだから、もう大丈夫だって。あのまま終わらなくて良かった、俺まだチャンスあるじゃん!って。そうだ、懐かしいなぁ」
アルフィはジッとこちらを見て震えてる。なに?寒いの?
「きっとあの子が俺を信じてくれたから、俺も誰かを信じようって思えたんだよ。そうして頑張ってきたからアルフィに会えた。マスターやオカンや、店長、ダニエル。このバークフォードに住む民と会えた。全部あの子のおかげだな」
「あ、う、うぅ」
「おおおお!?アルフィいい!?何故泣く!」
今日はなんでこんな繊細なの!?いつも豪快なのに!
「嬉し、くて、ぐすっ」
なんだ、わけがわからん。とりあえずギュッてして頭撫でよう。
「よしよし」
「うぅ、シャルル様。大好き」
「うん、俺もアルフィが好きだよ。愛してる」
なんだろう、ずっと会えなかったみたいな顔して。まあでも気持ちはわかる。俺だって一瞬離れただけで落ち着かないから。
俺はずっと一緒だよという気持ちを込めて何度も頭を撫でる。その度に少しずつアルフィが落ち着いていく。ふふ、こういう可愛いアルフィも大歓迎なんだよなぁ。
「アル様!」
「成功したのか!?」
僕らの唇を通して、体内の、いや精神に溜まったシャルル様のエナジーが、長い長い時を経て持ち主の元へ戻っていく。過去の、前世のシャルル様を慰めながら毎晩エッチなことをして集めたエナジーだ。これで、これでどうにか。
「っ!?」
微かに身体に反応があった。動いている!?
「シャルル様!?」
「アルフォンソさん!生き返ったなら治療が必要です!」
駆け付けたジュリアが叫ぶ。確かに腹には未だに大剣が貫通したままで、出血も多量で血が足りない。
「ジュリア手伝って!他にも!治療が出来る人は全員集まって!」
道の真ん中で僕とジュリアを中心に大手術が始まる。大剣を抜いて出血を止めて、血を作ったり輸血したり。そんな中。
「おいおい!テスが開けた城壁から王国の兵が入って来てやがるぞ!」
慌てたラスティがやって来る。くそ!僕は手が離せそうにないぞ!?
そこにダニエルが駆け付けて、それと隣には、フランク?
「なんだフランク、腹括ったのかよ」
「馬鹿が、暴れ足りねえだけだ」
「手伝ってくれるか!?」
ラスティが安堵して言うと、ダニエルが魔剣を抜いて笑う。
「当たり前だろ?」
「そうか!ありがてえ!ドールズも総出で応戦するが、なにせ人手が足りない!来てくれ!」
「ラスティ、お前いつの間にドールズのメンバーになったんだ?」
「良いから!行くぞ!」
頼もしい3人が振り向いて僕を見る。
「あいつらは俺らが止める。あんたは兄弟をよろしく」
「ありがとう!頼んだ!」
走っていく3人を見送り、すぐにシャルル様の治療に集中する。膨大な魔力を使って上位の治癒魔法を使用するジュリアの後ろで、店長を初めとした魔族達が代わる代わるジュリアに魔力を送っていく。
「ごめんなさい!ごめん!ぐすっ!」
ジュリアは泣きながら何度も謝っている。
「ジュリア落ち着いて、君のせいじゃない」
「でも私がテスを起こしたから!」
そうか、ジュリアの治療が実ってテスは目を覚まして、そしてすぐに勇者を救おうと行動したわけだ。自分は見捨てられても、テスは勇者を見捨てはしなかった。
「ジュリア、大丈夫。シャルル様は助かる。君がいるんだから」
「うん、そうよね。しっかりしなきゃ。この人は死なせちゃいけない」
「当たり前だよねー!シャルルン死んだら誰が魔道具の品評するんだよー!」
「王を救うんだ!」
「死なせない!俺の魔力全部使ってくれ!」
みんながシャルル様を認めてる。必要としてる。王として、隣人として、友として、愛する人として。勇気を出して行動した結果がここにある。だから戻って来てよ!
「シャルル様!早く目を覚さないと!もうエッチなことしてあげないからねええ!」
「ごはっ!」
目を見開いたシャルル様が唇を震わせながら僕を見る。
「それ、は、こ、まる」
「シャルル様?シャルル様!」
「もっと魔力を!助けますよ!」
「いくらでも持ってけええ!」
「血を!もっと血を寄越せ!俺が転移する!」
そこからはもうなにがなんだか。バタバタと入れ替わり立ち替わり色んな治療でシャルル様の容体を安定させて、とりあえず近くの家の中のベッドに寝かせて。治療はジュリア達に任せて今度は街を襲ってる王国の兵をまとめて超火力で撃退した。
街の外に出来た冗談みたいに大きなクレーター。魔王になった自分の火力を見てみんなは盛り上がってたけど、正直僕はびびって腰が抜けそうだったよ。あんなにまでするつもりなかったんだけど。
結局勇者やテスは見つからなかったが、王国の兵は全軍後退して帰っていった。まああそこまで被害受けたら引くよ。こうしててんやわんやだった1日が終わり、シャルル様も目は覚さないものの峠は越えたようで。
「良かった。シャルル様、早く目、さまし」
僕はベッドの横に座って、シャルル様の手を握ったまま、疲れ果てて眠ってしまった。
「んっ」
眠そうな顔でこちらを見る寝起きのアルフィ。俺は少し困った顔で謝る。
「すまん。起こしたか?」
「シャルル様?」
「ああ、なんかわからんけど、起きたら隣にアルフィが寝てたからな。我慢出来なくて、バレないように身体を弄ろうとしてたら起こしてしまった。失敬失敬」
あれ?笑ってくれるか怒られるかと思ったが、なんでかアルフィが、え?えええ!?
「なんで!?なんで泣いてるの!?」
口を半開きにしたアルフィの瞳からポロポロと涙が落ちていく。もうどうしたら良いかわからんくて、とりあえず両手を顔の横で開いて左右にあたふたするぐらいしか出来ない俺。
「うそ!あの!ごめんって!勝手に触ったから?あ、まだ!まだ眠かったよな!?ほらベッド空けるからこっちで寝て!」
俺がベッドから降りようとしたら、凄い力で腕が引かれて止められる。
「離れたら嫌だ」
「え、あ、はい」
狭いシングルのベッドだが、俺は横に詰めてスペースを空ける。するといそいそとアルフィも布団に入って来た。なんだろう、全くわからんぞ。てかここ何処だ?俺なんでこんな所で寝てるんだ?
「あの、アルフィ?」
涙を拭ったアルフィは、俺の胸に抱き付いている。寝てる?これ寝てるの?起きてるの?試しにお尻を触ってみる。うん、柔らか。
「シャルル様は、前世ではどんな人だったの?」
「ん?」
アルフィは顔を埋めたまま俺に問う。なんだ、正解がわからんので正直に答えるしかない。
「今とさしてかわらんが、そうだな。今よりも酷かったかな」
「酷い?」
「勇気が出なかったんだよ。一歩踏み出す勇気が」
あの最悪の思い出はもう俺の中では半世紀も前のことだ。今更怯えるようなもんでもないが、前世の俺にとっては呪いでしかなかった。
「なんていうのかな、自分を主張するのが怖かったというか、いや、違うな」
なんだ、そうだったのか。今更本当の答えがわかった。
「他人を信用出来なかったんだ」
理解しようとしなかったから、誰にも理解されなかった。信じられなかったから、俺はいつまで経っても独りだった。
「ずっと昔の失敗引き摺って、自分で自分を見限って、その上誰のことも理解しようとしなかった。だからずっと、俺は孤独だったよ」
笑われる、理解して貰えない。そんなことばっかり考えて。
「今は、違う?」
アルフィの顔がチラッとこちらを見る。良かった、もう泣いてない。俺は笑って答える。
「そうだな。俺には沢山、信じられる人が出来た。それはきっと、俺を信じてくれた人がいたからだろうな」
あ、そういえば。
「ふふ」
「なに?」
「いや、前世で死ぬ前にな?ずっと同じ夢を見てたんだ」
懐かしいな。
「どんな夢?」
「よく覚えてないんだけど、とりあえずエッチな夢でさ。俺その夢見るのが楽しみで、仕事で辛くても寝たら幸せだからいっかって。その相手がとりあえず俺のこと大好きで、信じてくれてて」
願望MAXの妄想童貞劇場。でもそれが俺を変えたのかも知れない。
「あぁ、そういえば。死ぬ前に俺、その子に好きになって貰える男になろう!って思ってさ、変に出来もしないことして死んじまったんだよ」
思い出すと泣けてくる。哀れな独身童貞の末路。
「でもそのおかげで、転生した後思えたんだよな。一歩踏み出せたんだから、もう大丈夫だって。あのまま終わらなくて良かった、俺まだチャンスあるじゃん!って。そうだ、懐かしいなぁ」
アルフィはジッとこちらを見て震えてる。なに?寒いの?
「きっとあの子が俺を信じてくれたから、俺も誰かを信じようって思えたんだよ。そうして頑張ってきたからアルフィに会えた。マスターやオカンや、店長、ダニエル。このバークフォードに住む民と会えた。全部あの子のおかげだな」
「あ、う、うぅ」
「おおおお!?アルフィいい!?何故泣く!」
今日はなんでこんな繊細なの!?いつも豪快なのに!
「嬉し、くて、ぐすっ」
なんだ、わけがわからん。とりあえずギュッてして頭撫でよう。
「よしよし」
「うぅ、シャルル様。大好き」
「うん、俺もアルフィが好きだよ。愛してる」
なんだろう、ずっと会えなかったみたいな顔して。まあでも気持ちはわかる。俺だって一瞬離れただけで落ち着かないから。
俺はずっと一緒だよという気持ちを込めて何度も頭を撫でる。その度に少しずつアルフィが落ち着いていく。ふふ、こういう可愛いアルフィも大歓迎なんだよなぁ。
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