89 / 128
支配
理由は要らねえ
しおりを挟む
勘違いされやすいがワシだって肌乾燥するし、手にクリーム塗ったりはする。だから薬屋でクリーム買う度にプレゼント包装するのはやめて欲しい。
「あれ?店長なんで手にクリームなんて塗ってんすか?」
「いや、そりゃあ手が乾燥してるからっしょー?」
「石膏ジョーク?ギャハハ!」
他の魔族ですらこれだから、人間が勘違いするのも仕方ない。ワシはゲラゲラ笑う魔族を蹴り飛ばし、休憩を切り上げて工場の視察を始める。
「なんか妙に忙しそうじゃねー?」
城塞の方にかかりっきりだったから、魔道具工場に来るのはほぼ初めてだ。バークフォードに越してからも、魔道具職人達はしっかり働いてくれてるらしい。まあ街に魔道具が広く供給されてることからもわかってたけど。
「おい、霊水のストック切れてるぞ!」
「鉄材もっとねえの!?あーもう!材料調達部隊増やせよ!」
それにしても活気が凄い。アル様の下で働けることに喜びを感じてやる気が出てるのか?魔界の時より遥かに忙しそうだ。
「ん?なんだこりゃ?」
生産ラインを覗くも、見慣れない魔道具ばかりが流れてくる。ワシだって魔道具職人だ。多少アレンジした程度の魔道具なら、新作でもなにかわかる。しかし今生産されている物がなんなのか、まったく検討が付かない。
「おいおーい、なに作ってんのー?これ」
他のラインも、これも、これも知らない。なんだ?おい、なにやってんの?
「ちょっとー!なあ!」
「ん?店長どうした?」
「こりゃなんだー?お前らなに作ってるのー?」
「はぁ?なにって今工場で作ってる魔道具は100%シャルル派だよ」
「あー?なんだって?」
「だから、シャルル派の魔道具」
シャルル派?なんだ?なにが起こってる?
「お、おい、シャルル派ってなに?」
「あのなぁ。俺だって忙しいの!わかるだろ!?冗談に付き合ってる暇ねえんだって!」
「いやマジで!マジで知らねえの!教えろって!」
「お前、本気で言ってるのか?」
あり得ない物を見る目だ。でも知ったかしてても始まんねえし。ワシは慎重に頷いた。
「始まりはこの工場が出来た頃、今から2ヶ月前ぐらいだな。あの方がやって来たんだ、見学させてくれって」
あの方、シャルル派。そりゃ関係ないとは今更思わんけど。
「シャルルンが来たのねー?」
「そうだ。シャルル様が来て、商品のレビューを始めた」
「んー?レビュー?」
「そうだよ、彼がやったのはそれだけだ」
「なんだよそれー、それでなにが変わるってー?」
「俺達だって初めは熱心な客が工場に冷やかしに来たが、偉いさんだし無碍にも出来ずって感じでな。勝手に使用感やら話始めて迷惑してた。ただそれを聴いている内に、ひとり、またひとりと作業の手が止まっていった。そして気付けば俺達は皆、彼の話に夢中になっていた」
「勿体ぶるなよー、なにを話したって?」
「細かく臨場感に溢れる使用感。そこからあらゆる視点で語られる改善点。更に俺達が思いも付かなかった新しい魔道具の形。いや、あれは新しい時代だ。彼は魔道具業界に、シャルル派という時代を作り出した」
完成した魔道具をひとつ、急いで手に取る。形は鬼堕としに似ているが、根本的にこれは違う物だ。魔力を流してみると、挿入部が振動しながら広がっていく。
「広がった!?」
「彼は言った、気持ち良いだけでは調教にならない。広げよ、そして圧迫せよと」
「なんだこれー、こんなの本当に気持ち良いのかー?」
「このバイブは今この工場の主戦力だ。それが答えだな」
「バイブ?」
「シャルル派では鬼堕としをバイブと呼ぶ」
「なんだそれ!?オカン様が作った歴史を馬鹿にしてんの!?俺達は伝統ある魔道具職人っしょ!?チャラチャラ横文字使って喜んでんじゃねえよ!」
「ふっ、旧体制の遺物か。その時代は終わったよ。この工場でも当初シャルル派とオカン派で闘争が起こった。そして今、この工場は、いや魔道具職人は全てシャルル派になった。歴史はもう動いた後だ、遅かったな」
「ふざけんな!オカン様の一番弟子!このテンチョーがそんなこと許さねえっての!」
「これを見ろ」
「なんだこれ、貞操帯か?」
変な形の貞操帯。またなにかギミックでもあるのか?でもそんなん知ったこっちゃねえ。
「それを装着すると、先端に付いたディスプレイに、勃起しようとした回数が表示される」
「ディスプレイ?これのことかー?ここに回数が?それになんの意味が」
「それがわからねえから、お前は次の時代に行けてねえのよ!ただ勃起を阻害するだけでなく!興奮した回数まで晒される屈辱!それこそが最高のスパイス!」
「なんだ?なに言ってんのー?わかんねえ、わけわかんねえよ!」
「この2カ月で魔道具の世界は100年進んだ。お前も魔道具職人なら、しっかり学び直さないとついていけなくなるぞ」
周囲の魔道具職人達が切磋琢磨し、次々と新しい意見を交わしている。それを盗み聞くも、そこで語られる考え方はもちろん、用語ですら理解出来ないことに気付き、背筋が凍る。
「おいおい、勘弁してくれよー!」
なんだよこれ。なにが起こってんだ?
「あれ?店長が工場に居るとは珍しいな」
「シャルル様が来たぞ!」
「おはようございます!シャルル様!」
「シャルル様!これ使って下さい!」
「おい!無礼だぞ!シャルル様はアル様が選んだ魔道具しか認めない!」
「申し訳ございません!シャルル様!若い者が!」
「いや良いって。意見ぐらいは言えるし。あんまネタバレすると楽しみが減っちゃうから勘弁だけどねぇ」
「なるほどおおおお!」
「おい!シャルルン!お前なにやった!」
やられた。ワシが人間を排除しようとシャルルンに接触する前から、あっちはあっちで魔族を懐柔するように動いていたとは。
「なにって?てか店長先に言っとくけど、あんま俺に近付き過ぎんなよ?忠告したからな?」
なんだその強気な視線は。それになにか鬼気迫る空気を感じる。
「あ、そうだ店長。ここで言うのもなんだが、やっぱり俺には魔族に人間が必要な理由は思い付かなかった」
「なんだとー?」
こいつ、この状況でそんな戯言を?
「だって魔族って強いし、魔道具の技術とか建築、農業、どんな分野でも人間の上をいってる。たぶんこれから起こる勇者との戦いでも、人間は力になれないどころか、足を引っ張るかも知れない」
「そんなことないですよ!シャルル様!」
「俺達にはシャルル様が必要です!」
なんで魔族のお前らが、そんな辛そうな目であいつを見てんのよ?相手は人間だぞ?
「だけどさ?俺達には今魔族の力が必要で、そんでもって俺もこの街の民も、皆お前らが作る魔道具が大好きなんだよ。なにも返せねえ俺が言うのは勝手過ぎるが、お願いだ、俺達と一緒に戦ってくれ!そんでさ?もっとエロい魔道具いっぱい見せてくれよ!もうこの街の人間は、魔族が作る魔道具無しじゃ生きていけないんだ!」
なんだ?おい、こいつなにを言っている?図々しいだけの言い分。聞くに堪えないわがまま。だけどなんだ?ワシは大切ななにかを、忘れてはいないか?
「役にも立てない、弱い人間が、ワシら魔族の力と知恵のみを欲すると、そう言ってんのかー?」
「あぁ、わがままですまん!だけど俺は魔道具のファンなんだ!」
魔道具のファン?そうか、そうだよ。
「思い出しちまったじゃーん」
「ん?」
かつてオカン様に聞いたことがある。ワシら弱小魔族を配下にしてくれたのは何故か。戦うのが好きじゃないはずのオカン様が、幹部になってまでワシらを庇護する理由はなんなのか。何も出来ない、何も返せないワシらを、何故見捨てないのか。
「ワシらにとって魔道具は子供みたいなもんだ」
なんでこんな大切なこと忘れてたんだ。オカン様が居なくなって、他の幹部に怯えて、勇者に怯えて、それで大切なこと忘れてちゃ、オカン様に顔向け出来ねえや。
「ワシらの大切な子供を愛してくれる奴ら守るのに理由は要らねえ。なあ、シャルル・ダカストロ!」
「なんだ?」
なんて眼だ。圧倒的な強者であるワシを相手に、何故あんな強く熱い眼が出来る。
「ワシはアル様に忠誠を誓った。だが、もうひとつ誓いたいもんが出来ちまったみてーだ」
ゆっくり近付き、ワシはクリームでしっとりした手を差し出した。
「あんたを友と呼ばせてくれ。そしてこの街の人間は、ワシら魔族が必ず守る」
「店長」
シャルルンの手がしっかりと俺の手を握る。
「やっぱ石膏だから手カサカサだな」
「いやクリーム塗ったばっかりだしー!ふざけんなよてめえ!」
マジでさ、ちょっとだけアル様に嫉妬しちゃうかも。良い男じゃねえか、シャルルン。
「あれ?店長なんで手にクリームなんて塗ってんすか?」
「いや、そりゃあ手が乾燥してるからっしょー?」
「石膏ジョーク?ギャハハ!」
他の魔族ですらこれだから、人間が勘違いするのも仕方ない。ワシはゲラゲラ笑う魔族を蹴り飛ばし、休憩を切り上げて工場の視察を始める。
「なんか妙に忙しそうじゃねー?」
城塞の方にかかりっきりだったから、魔道具工場に来るのはほぼ初めてだ。バークフォードに越してからも、魔道具職人達はしっかり働いてくれてるらしい。まあ街に魔道具が広く供給されてることからもわかってたけど。
「おい、霊水のストック切れてるぞ!」
「鉄材もっとねえの!?あーもう!材料調達部隊増やせよ!」
それにしても活気が凄い。アル様の下で働けることに喜びを感じてやる気が出てるのか?魔界の時より遥かに忙しそうだ。
「ん?なんだこりゃ?」
生産ラインを覗くも、見慣れない魔道具ばかりが流れてくる。ワシだって魔道具職人だ。多少アレンジした程度の魔道具なら、新作でもなにかわかる。しかし今生産されている物がなんなのか、まったく検討が付かない。
「おいおーい、なに作ってんのー?これ」
他のラインも、これも、これも知らない。なんだ?おい、なにやってんの?
「ちょっとー!なあ!」
「ん?店長どうした?」
「こりゃなんだー?お前らなに作ってるのー?」
「はぁ?なにって今工場で作ってる魔道具は100%シャルル派だよ」
「あー?なんだって?」
「だから、シャルル派の魔道具」
シャルル派?なんだ?なにが起こってる?
「お、おい、シャルル派ってなに?」
「あのなぁ。俺だって忙しいの!わかるだろ!?冗談に付き合ってる暇ねえんだって!」
「いやマジで!マジで知らねえの!教えろって!」
「お前、本気で言ってるのか?」
あり得ない物を見る目だ。でも知ったかしてても始まんねえし。ワシは慎重に頷いた。
「始まりはこの工場が出来た頃、今から2ヶ月前ぐらいだな。あの方がやって来たんだ、見学させてくれって」
あの方、シャルル派。そりゃ関係ないとは今更思わんけど。
「シャルルンが来たのねー?」
「そうだ。シャルル様が来て、商品のレビューを始めた」
「んー?レビュー?」
「そうだよ、彼がやったのはそれだけだ」
「なんだよそれー、それでなにが変わるってー?」
「俺達だって初めは熱心な客が工場に冷やかしに来たが、偉いさんだし無碍にも出来ずって感じでな。勝手に使用感やら話始めて迷惑してた。ただそれを聴いている内に、ひとり、またひとりと作業の手が止まっていった。そして気付けば俺達は皆、彼の話に夢中になっていた」
「勿体ぶるなよー、なにを話したって?」
「細かく臨場感に溢れる使用感。そこからあらゆる視点で語られる改善点。更に俺達が思いも付かなかった新しい魔道具の形。いや、あれは新しい時代だ。彼は魔道具業界に、シャルル派という時代を作り出した」
完成した魔道具をひとつ、急いで手に取る。形は鬼堕としに似ているが、根本的にこれは違う物だ。魔力を流してみると、挿入部が振動しながら広がっていく。
「広がった!?」
「彼は言った、気持ち良いだけでは調教にならない。広げよ、そして圧迫せよと」
「なんだこれー、こんなの本当に気持ち良いのかー?」
「このバイブは今この工場の主戦力だ。それが答えだな」
「バイブ?」
「シャルル派では鬼堕としをバイブと呼ぶ」
「なんだそれ!?オカン様が作った歴史を馬鹿にしてんの!?俺達は伝統ある魔道具職人っしょ!?チャラチャラ横文字使って喜んでんじゃねえよ!」
「ふっ、旧体制の遺物か。その時代は終わったよ。この工場でも当初シャルル派とオカン派で闘争が起こった。そして今、この工場は、いや魔道具職人は全てシャルル派になった。歴史はもう動いた後だ、遅かったな」
「ふざけんな!オカン様の一番弟子!このテンチョーがそんなこと許さねえっての!」
「これを見ろ」
「なんだこれ、貞操帯か?」
変な形の貞操帯。またなにかギミックでもあるのか?でもそんなん知ったこっちゃねえ。
「それを装着すると、先端に付いたディスプレイに、勃起しようとした回数が表示される」
「ディスプレイ?これのことかー?ここに回数が?それになんの意味が」
「それがわからねえから、お前は次の時代に行けてねえのよ!ただ勃起を阻害するだけでなく!興奮した回数まで晒される屈辱!それこそが最高のスパイス!」
「なんだ?なに言ってんのー?わかんねえ、わけわかんねえよ!」
「この2カ月で魔道具の世界は100年進んだ。お前も魔道具職人なら、しっかり学び直さないとついていけなくなるぞ」
周囲の魔道具職人達が切磋琢磨し、次々と新しい意見を交わしている。それを盗み聞くも、そこで語られる考え方はもちろん、用語ですら理解出来ないことに気付き、背筋が凍る。
「おいおい、勘弁してくれよー!」
なんだよこれ。なにが起こってんだ?
「あれ?店長が工場に居るとは珍しいな」
「シャルル様が来たぞ!」
「おはようございます!シャルル様!」
「シャルル様!これ使って下さい!」
「おい!無礼だぞ!シャルル様はアル様が選んだ魔道具しか認めない!」
「申し訳ございません!シャルル様!若い者が!」
「いや良いって。意見ぐらいは言えるし。あんまネタバレすると楽しみが減っちゃうから勘弁だけどねぇ」
「なるほどおおおお!」
「おい!シャルルン!お前なにやった!」
やられた。ワシが人間を排除しようとシャルルンに接触する前から、あっちはあっちで魔族を懐柔するように動いていたとは。
「なにって?てか店長先に言っとくけど、あんま俺に近付き過ぎんなよ?忠告したからな?」
なんだその強気な視線は。それになにか鬼気迫る空気を感じる。
「あ、そうだ店長。ここで言うのもなんだが、やっぱり俺には魔族に人間が必要な理由は思い付かなかった」
「なんだとー?」
こいつ、この状況でそんな戯言を?
「だって魔族って強いし、魔道具の技術とか建築、農業、どんな分野でも人間の上をいってる。たぶんこれから起こる勇者との戦いでも、人間は力になれないどころか、足を引っ張るかも知れない」
「そんなことないですよ!シャルル様!」
「俺達にはシャルル様が必要です!」
なんで魔族のお前らが、そんな辛そうな目であいつを見てんのよ?相手は人間だぞ?
「だけどさ?俺達には今魔族の力が必要で、そんでもって俺もこの街の民も、皆お前らが作る魔道具が大好きなんだよ。なにも返せねえ俺が言うのは勝手過ぎるが、お願いだ、俺達と一緒に戦ってくれ!そんでさ?もっとエロい魔道具いっぱい見せてくれよ!もうこの街の人間は、魔族が作る魔道具無しじゃ生きていけないんだ!」
なんだ?おい、こいつなにを言っている?図々しいだけの言い分。聞くに堪えないわがまま。だけどなんだ?ワシは大切ななにかを、忘れてはいないか?
「役にも立てない、弱い人間が、ワシら魔族の力と知恵のみを欲すると、そう言ってんのかー?」
「あぁ、わがままですまん!だけど俺は魔道具のファンなんだ!」
魔道具のファン?そうか、そうだよ。
「思い出しちまったじゃーん」
「ん?」
かつてオカン様に聞いたことがある。ワシら弱小魔族を配下にしてくれたのは何故か。戦うのが好きじゃないはずのオカン様が、幹部になってまでワシらを庇護する理由はなんなのか。何も出来ない、何も返せないワシらを、何故見捨てないのか。
「ワシらにとって魔道具は子供みたいなもんだ」
なんでこんな大切なこと忘れてたんだ。オカン様が居なくなって、他の幹部に怯えて、勇者に怯えて、それで大切なこと忘れてちゃ、オカン様に顔向け出来ねえや。
「ワシらの大切な子供を愛してくれる奴ら守るのに理由は要らねえ。なあ、シャルル・ダカストロ!」
「なんだ?」
なんて眼だ。圧倒的な強者であるワシを相手に、何故あんな強く熱い眼が出来る。
「ワシはアル様に忠誠を誓った。だが、もうひとつ誓いたいもんが出来ちまったみてーだ」
ゆっくり近付き、ワシはクリームでしっとりした手を差し出した。
「あんたを友と呼ばせてくれ。そしてこの街の人間は、ワシら魔族が必ず守る」
「店長」
シャルルンの手がしっかりと俺の手を握る。
「やっぱ石膏だから手カサカサだな」
「いやクリーム塗ったばっかりだしー!ふざけんなよてめえ!」
マジでさ、ちょっとだけアル様に嫉妬しちゃうかも。良い男じゃねえか、シャルルン。
1
お気に入りに追加
208
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる