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最終話
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四天王であるアルベルト様直々に赴いた戦地。しかし相手は当代の勇者だった。
「ここまでだ」
動けないアルベルト様を、俺が必死に庇う。
「やめろ!アルベルト様を、傷付けるな」
もちろん俺も戦って傷だらけだ。気を許せばいつでも気絶しそうな程度には。
「お前は人間だろ?ジェイク・ラッセル!赤い剣聖!お前ほどの男が何故!?」
「見てわからないのか!?この方は、この方も人間だ!この国の王子!アルベルト様だ!」
「アルベルト、王子?こいつが?」
驚いた勇者は少し後退る。勇者の仲間達も近付けないでいた。
「もう、良い、ジェイク」
「アルベルト様!」
弱々しいその声を聞いて心臓が止まりそうになる。その身をしっかりと抱き、耳元で叫ぶ。
「生きて下さい!王子!アルベルト王子!」
「王子じゃない、でしょ?ジェイク、さん」
「あぁ、アルベルト、アルベルト!」
記憶が混濁しているのか、こんな状況なのに何故かアルベルト様は清々しい顔で笑っている。
「なあアルベルト、俺、お前に言いたかったことがあるんだ」
「なに?ジェイクさん」
言えなかった言葉。例えばそれは、こんな時に言うのだろう。
「俺、ずっと、ずうっと!アルベルトのことが!好きだった!お前に抱き締められて寝るのが!お前にキスされるのが!お前の匂いが!体温が!声が!その優しさが!笑顔が!好きなんだ!」
「ほんと?ジェイク、さん。僕、も、ずっとジェイクさんが、好きだったんだよ」
「本当か?なあ、アルベルト、アルベルトおおお!」
徐々にアルベルトの身体が人間に戻っていく。死を間近にしてようやく魔族としての呪縛から解き放たれ、しかしその代わり人間では耐えられない損傷が彼を襲う。
「ぐはっ!」
「アルベルト!おい!しっかりしろ!」
そして、大量の血を吐いたアルベルトは、動かなくなった。
「アルベルト?うそ、だろ?アルベルト?王子?アルベルト様?なあ、起きて、起きてくれよ、アルベルトおおおおお!」
その瞬間、確実に心停止していたはずのアルベルト様の身体がビクンと跳ねる。
「な、なんだ?」
「くっ!ぐふっ!ゲホゲホ!」
「アルベルト!?」
「ふう、やっと死んだの?僕」
「へ?」
血塗れのまま普通に喋ったアルベルト様は、身体に付いた汚れを払いながら、口の中の血を吐いて立ち上がる。
「ふう、君達が僕を1回殺してくれた人?」
勇者達ですら、そのゾンビのような光景に唖然としている。
「えっと、僕魔族にされる寸前に、自分に再生魔法掛けたんだよね。死ぬ寸前に発動する魔法。だから1回殺されれば、魔族化が解けて、人間として蘇れるってわけ。流石に魔族化を拒む魔法は咄嗟には思い付かなくてね。単純な状態異常なんかじゃないし。それに普通に殺されるリスクもあったし一石二鳥かなって」
「うそ、そんな魔法知らない。それに、あの傷が治るわけない。信じられない」
勇者の仲間の白魔道士がドン引きしている。
「あれぐらいなら治るでしょ。勉強不足だよ?君」
「おい、そうだ!アルベルトって言えば!あの伝説の魔道士!」
「そうか、この国の王族って噂は本当だったのか」
勇者達が口々に驚きの言葉を口にする中、俺だけはまだ硬直が解けてなかったりする。
「そんなことより!」
アルベルト様が大きな声でそう言うと、勇者達が黙った。そしてアルベルト様は俺に向き直り、いや思いっきり俺の首に抱き付いて、耳元で。
「ただいま」
「お!おか!くっ!おかえりなさい!」
「好きって本当?」
「好きです!ずっと!ずっとお慕いしていました!」
「ふふ、やっと聞けた!」
「ええ、もう、もう催眠魔法はいりません!」
「うん、うんうん。うん?」
ばっと身体を剥がされて、顔を覗かれる。
「え?なんて言った?催眠魔法?」
「え?」
「なんで知ってるの?え?どこで?いやあり得ない。催眠どころか、支配魔法も、隷属魔法すら使ったのに?」
「えっと、はは」
勇者達は気を利かせたようで、いつにまにかその場を去っていた。助けはいない。
「じ、実は、俺、催眠魔法は、耐性がMAXでして」
「え?ど、どういう?え?」
「だから、初めからですね、掛かって、無かったんです」
「そんなわけ!じゃあ!じゃあなんで!ずっと!?」
「だから!えっと、気付いたのはしばらくしてからですが、きっと初めから、好きだったんです。俺、アルベルト様のこと」
口を開けたまま赤くなっていくアルベルト様。俺は今度こそ逃すまいと抱き締める。
「でも良かった。アルベルト様が帰ってきてくれて」
「よ!?良くないよ!?ちょっと!これは!これはお仕置きだよおおお!?」
「ふふ!そうですね!」
「笑うな!」
もう一度見つめ合う。そして、ゆっくりと優しいキスをした。それは次第に相手を強く求め合い、その手が、身体が、相手をもっと感じたいと動いていく。
「んっ、ジェイク、もっと触って?」
「うぅ、くふっ!アルベルト様、いや、アルベルト!俺も、もっと!アルベルトを感じたい!」
抱き締め合ったまま、お互いのモノを擦り合わせる。そしてアルベルトの手が、2人のモノを包み込むように握りしめ、優しく上下する。
「んっ!くぅ、あぁ!ジェイク!もっとキスして!」
「はい!んっ!アルベルトも!首、噛んで!強く!うっ!気持ち良い!」
「変態!ジェイクの変態!ずっと僕にエッチなことされて喜んでたんだ!」
「アルベルトだって、俺にいっぱいエッチなことしただろ?んっ!」
「うう!入れるよ?」
「うん」
そして、アルベルトのモノが中へと入ってくる。
「んっ、くぅぅ!凄い、今までで1番気持ち良い!」
「僕も!僕もだよ!ジェイク!僕、このままが良い!ずっと!」
「俺も!このまま!ずっとアルベルトと繋がっていたい!」
「出すよ!?出ちゃうよ!?」
「駄目だ!もっと!」
「ああぅ!無理!気持ち良過ぎて!うう!」
「んっ、チュ、アルベルト、アルベルト!」
「ジェイク!いくよ!?ジェイク!」
そして俺の中はアルベルトで染まっていく。
「はあ、はあ、大好き」
「俺も、大好きです」
そして最後にそっとキスをした俺達は、そのまま戦地で眠ってしまいたい気持ちを抑えに抑え、いつの間に脱いだのかわからない服を着直して、勇者達と合流した。
その後、勇者達は赤い剣聖と伝説の魔道士を仲間に加え、遂に魔王を討ち倒すことに成功した。魔王の支配から解き放たれた国は、直接取り憑かれていた為に救えなかった王や、すでに殺されていた他の王族の死を犠牲に、元の平和な姿を取り戻した。唯一生き残った王子、アルベルトを王として迎えて。
名実ともに伝説の魔道士となった王の傍らには、晩年まで赤い剣聖が常に付き添ったと語られる。
「ここまでだ」
動けないアルベルト様を、俺が必死に庇う。
「やめろ!アルベルト様を、傷付けるな」
もちろん俺も戦って傷だらけだ。気を許せばいつでも気絶しそうな程度には。
「お前は人間だろ?ジェイク・ラッセル!赤い剣聖!お前ほどの男が何故!?」
「見てわからないのか!?この方は、この方も人間だ!この国の王子!アルベルト様だ!」
「アルベルト、王子?こいつが?」
驚いた勇者は少し後退る。勇者の仲間達も近付けないでいた。
「もう、良い、ジェイク」
「アルベルト様!」
弱々しいその声を聞いて心臓が止まりそうになる。その身をしっかりと抱き、耳元で叫ぶ。
「生きて下さい!王子!アルベルト王子!」
「王子じゃない、でしょ?ジェイク、さん」
「あぁ、アルベルト、アルベルト!」
記憶が混濁しているのか、こんな状況なのに何故かアルベルト様は清々しい顔で笑っている。
「なあアルベルト、俺、お前に言いたかったことがあるんだ」
「なに?ジェイクさん」
言えなかった言葉。例えばそれは、こんな時に言うのだろう。
「俺、ずっと、ずうっと!アルベルトのことが!好きだった!お前に抱き締められて寝るのが!お前にキスされるのが!お前の匂いが!体温が!声が!その優しさが!笑顔が!好きなんだ!」
「ほんと?ジェイク、さん。僕、も、ずっとジェイクさんが、好きだったんだよ」
「本当か?なあ、アルベルト、アルベルトおおお!」
徐々にアルベルトの身体が人間に戻っていく。死を間近にしてようやく魔族としての呪縛から解き放たれ、しかしその代わり人間では耐えられない損傷が彼を襲う。
「ぐはっ!」
「アルベルト!おい!しっかりしろ!」
そして、大量の血を吐いたアルベルトは、動かなくなった。
「アルベルト?うそ、だろ?アルベルト?王子?アルベルト様?なあ、起きて、起きてくれよ、アルベルトおおおおお!」
その瞬間、確実に心停止していたはずのアルベルト様の身体がビクンと跳ねる。
「な、なんだ?」
「くっ!ぐふっ!ゲホゲホ!」
「アルベルト!?」
「ふう、やっと死んだの?僕」
「へ?」
血塗れのまま普通に喋ったアルベルト様は、身体に付いた汚れを払いながら、口の中の血を吐いて立ち上がる。
「ふう、君達が僕を1回殺してくれた人?」
勇者達ですら、そのゾンビのような光景に唖然としている。
「えっと、僕魔族にされる寸前に、自分に再生魔法掛けたんだよね。死ぬ寸前に発動する魔法。だから1回殺されれば、魔族化が解けて、人間として蘇れるってわけ。流石に魔族化を拒む魔法は咄嗟には思い付かなくてね。単純な状態異常なんかじゃないし。それに普通に殺されるリスクもあったし一石二鳥かなって」
「うそ、そんな魔法知らない。それに、あの傷が治るわけない。信じられない」
勇者の仲間の白魔道士がドン引きしている。
「あれぐらいなら治るでしょ。勉強不足だよ?君」
「おい、そうだ!アルベルトって言えば!あの伝説の魔道士!」
「そうか、この国の王族って噂は本当だったのか」
勇者達が口々に驚きの言葉を口にする中、俺だけはまだ硬直が解けてなかったりする。
「そんなことより!」
アルベルト様が大きな声でそう言うと、勇者達が黙った。そしてアルベルト様は俺に向き直り、いや思いっきり俺の首に抱き付いて、耳元で。
「ただいま」
「お!おか!くっ!おかえりなさい!」
「好きって本当?」
「好きです!ずっと!ずっとお慕いしていました!」
「ふふ、やっと聞けた!」
「ええ、もう、もう催眠魔法はいりません!」
「うん、うんうん。うん?」
ばっと身体を剥がされて、顔を覗かれる。
「え?なんて言った?催眠魔法?」
「え?」
「なんで知ってるの?え?どこで?いやあり得ない。催眠どころか、支配魔法も、隷属魔法すら使ったのに?」
「えっと、はは」
勇者達は気を利かせたようで、いつにまにかその場を去っていた。助けはいない。
「じ、実は、俺、催眠魔法は、耐性がMAXでして」
「え?ど、どういう?え?」
「だから、初めからですね、掛かって、無かったんです」
「そんなわけ!じゃあ!じゃあなんで!ずっと!?」
「だから!えっと、気付いたのはしばらくしてからですが、きっと初めから、好きだったんです。俺、アルベルト様のこと」
口を開けたまま赤くなっていくアルベルト様。俺は今度こそ逃すまいと抱き締める。
「でも良かった。アルベルト様が帰ってきてくれて」
「よ!?良くないよ!?ちょっと!これは!これはお仕置きだよおおお!?」
「ふふ!そうですね!」
「笑うな!」
もう一度見つめ合う。そして、ゆっくりと優しいキスをした。それは次第に相手を強く求め合い、その手が、身体が、相手をもっと感じたいと動いていく。
「んっ、ジェイク、もっと触って?」
「うぅ、くふっ!アルベルト様、いや、アルベルト!俺も、もっと!アルベルトを感じたい!」
抱き締め合ったまま、お互いのモノを擦り合わせる。そしてアルベルトの手が、2人のモノを包み込むように握りしめ、優しく上下する。
「んっ!くぅ、あぁ!ジェイク!もっとキスして!」
「はい!んっ!アルベルトも!首、噛んで!強く!うっ!気持ち良い!」
「変態!ジェイクの変態!ずっと僕にエッチなことされて喜んでたんだ!」
「アルベルトだって、俺にいっぱいエッチなことしただろ?んっ!」
「うう!入れるよ?」
「うん」
そして、アルベルトのモノが中へと入ってくる。
「んっ、くぅぅ!凄い、今までで1番気持ち良い!」
「僕も!僕もだよ!ジェイク!僕、このままが良い!ずっと!」
「俺も!このまま!ずっとアルベルトと繋がっていたい!」
「出すよ!?出ちゃうよ!?」
「駄目だ!もっと!」
「ああぅ!無理!気持ち良過ぎて!うう!」
「んっ、チュ、アルベルト、アルベルト!」
「ジェイク!いくよ!?ジェイク!」
そして俺の中はアルベルトで染まっていく。
「はあ、はあ、大好き」
「俺も、大好きです」
そして最後にそっとキスをした俺達は、そのまま戦地で眠ってしまいたい気持ちを抑えに抑え、いつの間に脱いだのかわからない服を着直して、勇者達と合流した。
その後、勇者達は赤い剣聖と伝説の魔道士を仲間に加え、遂に魔王を討ち倒すことに成功した。魔王の支配から解き放たれた国は、直接取り憑かれていた為に救えなかった王や、すでに殺されていた他の王族の死を犠牲に、元の平和な姿を取り戻した。唯一生き残った王子、アルベルトを王として迎えて。
名実ともに伝説の魔道士となった王の傍らには、晩年まで赤い剣聖が常に付き添ったと語られる。
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それでも快楽に変えれるのは、偏に彼の愛の成せる業ですねwwwジェイク本当に可愛くて好きですww(*ノ▽ノ*)
ジェイクを好きになってくれて嬉しいです!
苦労人の彼がどうなってしまうのか、残り2話ですがどうかお楽しみください。
催眠ネタが大好きなので美味しく拝見しています!耐性あるのに言われるがまま乱れていくの眼福です……。今後も楽しみにしております。
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