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9話
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翌日、目を覚ました俺は、城内が慌ただしいことに驚いてすぐに動いた。しかし数時間後、結局なにもわからなかった俺は、アルベルト様に会うことも叶わず、他の騎士と共に謁見の間に集められた。
「申し開きはあるか?アルベルトよ」
王族や大臣、騎士。そこにはこの城で働くおよそ全ての人間が集まっていた。そんな空間の真ん中で、王の前に跪いたアルベルト第3王子は、頭を垂れて言った。
「ありません」
王子によって招かれた客からの、国家機密の漏洩。まさにそれは、先日俺が追い詰めた黒ローブの男の仕業だった。確かにあの時も、王子は黒ローブが機密情報を盗んだのを知っていたし、それを黙認しているようでもあった。しかし何故王子はそんなことを。
「国家機密の漏洩は、国家の、延いては国民の安全を脅かす大罪である。本来ならば絞首刑も辞さぬが、王族であることと、今までの国家繁栄への尽力を考慮し、慣例に従って王族の権利を放棄した上での、国外追放とする」
「なっ!」
俺はつい口を出た驚きの言葉を飲み込むことは出来ず、なおも王に対し無礼にも声を上げてしまう。
「王よ!それはあまりにも無体!アルベルト第3王子は!今まで国の為に多くの魔法の研究をし!国に貢献して参りました!国民からの信頼も厚く!」
「黙れ!」
王の言葉でその場が静まる。やってしまった。俺もこれで無職だ。
「赤髪、赤目、あのジェイク・ラッセルか。たしかお前、アルベルトの護衛だったな?」
「王!彼は」
「お前は黙っていろ」
アルベルト様がなにか言おうとしたが、王がそれを制して先を進める。
「先の狼藉と併せて、アルベルトのそばにいながら、今回の件を見逃した罪として、お前もアルベルト同様、国外追放とする」
こうして俺とアルベルト様は、そろって国外追放になった。
「ごめんね、ジェイク。僕のせいで」
「何度も言わないで下さい。王子を守れなかった俺の責任でもあるのは確かです」
「ジェイクも、もう王子じゃないんだから、アルベルトって呼んでよ」
「アルベルト様、意外と元気ですね。てかずっと顔ニヤけてませんか?」
「そ、そんなことないよ?」
馬車で走ること数時間。魔法の力も使った移動なので、あっという間に国境線に辿り着いた俺達。つい数時間前まで城にいたとは思えない。だが簡単な荷物だけ持って馬車から降ろされて、隣国への入国を済ませ、なにもないただ広いだけの荒野を前にすると、嫌でも現実を思い出した。
「どうしましょうか、アルベルト様」
「どうもこうも、ジェイクはもう僕に仕える必要なんて無いんだよ?」
「いや、だからって」
「僕を置いて、何処かに行っても、誰も君を咎めない。むしろ、君を罪人にした僕を庇う謂れはないだろう?」
そんな寂しそうな顔で俺を見るアルベルト様を、ひとり残してどこかに行くなんて真似が出来るわけもない。
「ふぅ、とりあえず暗くなる前に街に行きましょう」
こうしてしばらく歩いて、街へと辿り着いたので、簡単な宿を取って今日は寝ることにした。
「なんかドキドキするね」
「俺は違う意味でドキドキしますよ。王子をこんな狭い部屋で休ませるなんて」
ボロくはないが、古いベッドが2つ。路銀も多くはないので贅沢は出来ない。
「あのさ?ジェイク」
「なんですか?」
「ジェイク、昨日の晩のこと覚えてる?」
「え?」
今日の騒ぎで完全に忘れていたが、そう言えば昨晩俺は催眠中なのに喋ってしまったんだった。
「えっと」
ベッドに腰掛ける王子が、俺を見つめている。
「ねえ、ジェイクはなんで僕を置いていかなかったの?」
「え?それは」
「僕が王子だから?でももう、王子じゃないんだよ?」
「俺は、俺が、守りたいと、思った、から」
それは偽らざる思いであったが、核心とは言い難かったかも知れない。ただ咄嗟に俺が言える最大限ではあった。だが、王子は下を向いてしばらくして、悲しそうな顔をあげた。
「やっぱり僕、ジェイクを手離せないや。ごめんね?」
「なにを、するんですか?」
王子は杖を握り、なにかの魔法を組み上げていく。いつもの催眠魔法なんかじゃない。とてつもない魔力、見たことのない程緻密な魔法陣が描かれていき、そして、長い長い詠唱の果てに、それは俺に襲い掛かる。
「うっ!」
雷に撃たれたような、膨大な魔力が俺を通って、そして、そして何故か地面へと逃げていく。
「それは今までジェイクに掛けていたような、催眠魔法なんていうレベルのモノじゃない。支配魔法。催眠魔法を極めた先にある、失われた古代魔法のひとつ」
あーだからかぁ。催眠魔法の系譜なんだったら、どんだけ上の魔法でも俺には効かない。だって催眠耐性がMAXなのだから。
「何度も催眠魔法を掛けていたせいで、ジェイクには催眠魔法耐性が付いちゃったみたいだからね。昨日の晩みたいに、術が解けてしまったら、もう僕らの関係はお終いだ。だから用意してたんだよ。間に合って良かった」
まさかあの黒ローブ。
「彼に協力して貰った甲斐があったよ。オマケに案の定機密情報盗んでくれたし。これで気兼ねなく2人で暮らせるね!ジェイク!」
全部計算通りでしたか。恐れ入りますが、1回だけ本気で叱ってやりたい。
「さーて、この支配魔法、今までの催眠魔法とは違って、一度掛けたらもう解けない。僕が解かない限りはね?それも人格や感情、記憶まで操作出来るんだ!凄いでしょ!?あはは!」
それは凄い。相手が俺じゃなかったらだが。
「良いかな?ジェイク、君は今後僕を王子とは認識しない!君は僕のパーティーのリーダーだ!」
ん?なに言ってるの?
「それで、僕は君のパーティーの魔法使いね?2人でダンジョンに潜ってお宝を探す!クエストで稼いで飢えを凌ぐ!どう?」
どうってそれ、冒険者になるってこと?それなら2人じゃなくてもう少し。
「メンバーは2人!僕とジェイクだけ!これ絶対!戦う時も食べる時も買い物する時も寝る時もずっと一緒!良い!?」
良い!?って言われても、それは凄く楽しそうだけども。
「あ、あと、ジェイクは僕のことアルベルトって呼び捨てにしてね?僕はジェイクさんって呼ぶ、の」
モジモジして可愛い!
「ジェイクさんは、昼間は僕にダンジョンのこととか、戦いのこと教えてくれる先輩だけど、夜は僕に犯されるのが楽しみな変態さんで」
おいおい、演技指導多くないか?これ全部、魔法掛かってないから素面でやるんだぞ?
「ようするに仲良しで、ラブラブ!えっと、だけど、えっと、告白、とかはまだで、それは、ジェイクが、本当のジェイクが、僕のこと好きだなって思ったら、する、こと」
今するよ!もう!今して良い!?
「つまり!感情はそのまま!ね!?感情はジェイクのもの!本気で嫌だったら嫌って言って良い!でも好きだよって思ったら言って!わかった!?よし!じゃあ指示はこれだけ!以上!」
パンと手を叩いた瞬間。時が動き出した、感じなのだろう。
「ん?あ、あれ?あ、アアアアルベルト?どうしたんだ?」
呼び捨てにするだけなのに声が震える。しかしアルベルト様はパッと明るく笑って、俺に抱き着いてきた。
「ジェイクさん!えへへ!」
「お、おいおい、どうしたんだ?」
「別に?それより、2人の夜なのに、今日はいいの?」
いいの?とは、そういう意味だろう。それしかないのだろう。今夜から俺は、そういう人間なのだ。
「おい、アルベルト。今日も、虐めてくれるか?」
「んふ、そんな震えた声で言われたら、僕もう我慢出来ないよ?」
すぐに服を脱ぎ捨てるアルベルト様。俺も服を脱がされ、ベッドに寝かされる。
「はぁはぁ、あ、あのね?ジェイクさん、これ、舐めたい?」
ギンギンになったそれを見せ付けられる。そうか、俺はいつもアルベルト様にエッチな言葉で攻めて貰えていたが、アルベルト様は俺の言葉を聞いたことはないのだ。
「舐めたい。アルベルトの、口で感じたい」
「くうううう!舐めて!」
「おう、んっ、ず、ジュルル、レロレロ、はぁ、美味しいよ」
「ふぎゅっ!はあはあ!ジェ!ジェイク!なにそれなにそれ!?そんな格好良い顔で舐めちゃうの!?」
「そうか?駄目、だった?」
「もっと!こっち見て!そのまま舐めて!ふぅっ!あ、やっぱ駄目!すぐ出ちゃうから!」
「ふっ、どっちだよ」
「あぅ、息駄目」
てかアルベルト様が今生最強に可愛い。ヤベえ。
「ねえ、もう入れて良い?」
「おう、アルベルト、俺を、犯してくれ」
喋り方は慣れないが、こうやって自然にやり取り出来るのは新鮮だし、なにせやり易い。自由に動けるし。ベッドに仰向けになって、アルベルト様の肩を掴んで笑う。
「そんな顔で言われたら、僕、もう」
アルベルト様のモノが俺の穴に当たる。硬く逞しいそれが、ググッと押し入ってくる。
「んっくぅ!はぁ、あぁ、うぅ」
「ジェイクさん、エッチな顔してる」
「はぁはぁ、アルベルトも、可愛いよ」
「んっ!ふぅ!うぅ!腰が!止まんない!」
「ぐっ!俺も!おっ!うぅ!すぐに出そうで!」
「チュウして!んっ!」
「ん、チュ、レロレロ、チュ」
「んっ!んっ!んっ!んんん!」
そしてアルベルト様が中で出して、俺も盛大に吐き出した。
「これ、これから毎日出来るんだよね?」
「お、おう」
身体持つかなぁ、俺。
「申し開きはあるか?アルベルトよ」
王族や大臣、騎士。そこにはこの城で働くおよそ全ての人間が集まっていた。そんな空間の真ん中で、王の前に跪いたアルベルト第3王子は、頭を垂れて言った。
「ありません」
王子によって招かれた客からの、国家機密の漏洩。まさにそれは、先日俺が追い詰めた黒ローブの男の仕業だった。確かにあの時も、王子は黒ローブが機密情報を盗んだのを知っていたし、それを黙認しているようでもあった。しかし何故王子はそんなことを。
「国家機密の漏洩は、国家の、延いては国民の安全を脅かす大罪である。本来ならば絞首刑も辞さぬが、王族であることと、今までの国家繁栄への尽力を考慮し、慣例に従って王族の権利を放棄した上での、国外追放とする」
「なっ!」
俺はつい口を出た驚きの言葉を飲み込むことは出来ず、なおも王に対し無礼にも声を上げてしまう。
「王よ!それはあまりにも無体!アルベルト第3王子は!今まで国の為に多くの魔法の研究をし!国に貢献して参りました!国民からの信頼も厚く!」
「黙れ!」
王の言葉でその場が静まる。やってしまった。俺もこれで無職だ。
「赤髪、赤目、あのジェイク・ラッセルか。たしかお前、アルベルトの護衛だったな?」
「王!彼は」
「お前は黙っていろ」
アルベルト様がなにか言おうとしたが、王がそれを制して先を進める。
「先の狼藉と併せて、アルベルトのそばにいながら、今回の件を見逃した罪として、お前もアルベルト同様、国外追放とする」
こうして俺とアルベルト様は、そろって国外追放になった。
「ごめんね、ジェイク。僕のせいで」
「何度も言わないで下さい。王子を守れなかった俺の責任でもあるのは確かです」
「ジェイクも、もう王子じゃないんだから、アルベルトって呼んでよ」
「アルベルト様、意外と元気ですね。てかずっと顔ニヤけてませんか?」
「そ、そんなことないよ?」
馬車で走ること数時間。魔法の力も使った移動なので、あっという間に国境線に辿り着いた俺達。つい数時間前まで城にいたとは思えない。だが簡単な荷物だけ持って馬車から降ろされて、隣国への入国を済ませ、なにもないただ広いだけの荒野を前にすると、嫌でも現実を思い出した。
「どうしましょうか、アルベルト様」
「どうもこうも、ジェイクはもう僕に仕える必要なんて無いんだよ?」
「いや、だからって」
「僕を置いて、何処かに行っても、誰も君を咎めない。むしろ、君を罪人にした僕を庇う謂れはないだろう?」
そんな寂しそうな顔で俺を見るアルベルト様を、ひとり残してどこかに行くなんて真似が出来るわけもない。
「ふぅ、とりあえず暗くなる前に街に行きましょう」
こうしてしばらく歩いて、街へと辿り着いたので、簡単な宿を取って今日は寝ることにした。
「なんかドキドキするね」
「俺は違う意味でドキドキしますよ。王子をこんな狭い部屋で休ませるなんて」
ボロくはないが、古いベッドが2つ。路銀も多くはないので贅沢は出来ない。
「あのさ?ジェイク」
「なんですか?」
「ジェイク、昨日の晩のこと覚えてる?」
「え?」
今日の騒ぎで完全に忘れていたが、そう言えば昨晩俺は催眠中なのに喋ってしまったんだった。
「えっと」
ベッドに腰掛ける王子が、俺を見つめている。
「ねえ、ジェイクはなんで僕を置いていかなかったの?」
「え?それは」
「僕が王子だから?でももう、王子じゃないんだよ?」
「俺は、俺が、守りたいと、思った、から」
それは偽らざる思いであったが、核心とは言い難かったかも知れない。ただ咄嗟に俺が言える最大限ではあった。だが、王子は下を向いてしばらくして、悲しそうな顔をあげた。
「やっぱり僕、ジェイクを手離せないや。ごめんね?」
「なにを、するんですか?」
王子は杖を握り、なにかの魔法を組み上げていく。いつもの催眠魔法なんかじゃない。とてつもない魔力、見たことのない程緻密な魔法陣が描かれていき、そして、長い長い詠唱の果てに、それは俺に襲い掛かる。
「うっ!」
雷に撃たれたような、膨大な魔力が俺を通って、そして、そして何故か地面へと逃げていく。
「それは今までジェイクに掛けていたような、催眠魔法なんていうレベルのモノじゃない。支配魔法。催眠魔法を極めた先にある、失われた古代魔法のひとつ」
あーだからかぁ。催眠魔法の系譜なんだったら、どんだけ上の魔法でも俺には効かない。だって催眠耐性がMAXなのだから。
「何度も催眠魔法を掛けていたせいで、ジェイクには催眠魔法耐性が付いちゃったみたいだからね。昨日の晩みたいに、術が解けてしまったら、もう僕らの関係はお終いだ。だから用意してたんだよ。間に合って良かった」
まさかあの黒ローブ。
「彼に協力して貰った甲斐があったよ。オマケに案の定機密情報盗んでくれたし。これで気兼ねなく2人で暮らせるね!ジェイク!」
全部計算通りでしたか。恐れ入りますが、1回だけ本気で叱ってやりたい。
「さーて、この支配魔法、今までの催眠魔法とは違って、一度掛けたらもう解けない。僕が解かない限りはね?それも人格や感情、記憶まで操作出来るんだ!凄いでしょ!?あはは!」
それは凄い。相手が俺じゃなかったらだが。
「良いかな?ジェイク、君は今後僕を王子とは認識しない!君は僕のパーティーのリーダーだ!」
ん?なに言ってるの?
「それで、僕は君のパーティーの魔法使いね?2人でダンジョンに潜ってお宝を探す!クエストで稼いで飢えを凌ぐ!どう?」
どうってそれ、冒険者になるってこと?それなら2人じゃなくてもう少し。
「メンバーは2人!僕とジェイクだけ!これ絶対!戦う時も食べる時も買い物する時も寝る時もずっと一緒!良い!?」
良い!?って言われても、それは凄く楽しそうだけども。
「あ、あと、ジェイクは僕のことアルベルトって呼び捨てにしてね?僕はジェイクさんって呼ぶ、の」
モジモジして可愛い!
「ジェイクさんは、昼間は僕にダンジョンのこととか、戦いのこと教えてくれる先輩だけど、夜は僕に犯されるのが楽しみな変態さんで」
おいおい、演技指導多くないか?これ全部、魔法掛かってないから素面でやるんだぞ?
「ようするに仲良しで、ラブラブ!えっと、だけど、えっと、告白、とかはまだで、それは、ジェイクが、本当のジェイクが、僕のこと好きだなって思ったら、する、こと」
今するよ!もう!今して良い!?
「つまり!感情はそのまま!ね!?感情はジェイクのもの!本気で嫌だったら嫌って言って良い!でも好きだよって思ったら言って!わかった!?よし!じゃあ指示はこれだけ!以上!」
パンと手を叩いた瞬間。時が動き出した、感じなのだろう。
「ん?あ、あれ?あ、アアアアルベルト?どうしたんだ?」
呼び捨てにするだけなのに声が震える。しかしアルベルト様はパッと明るく笑って、俺に抱き着いてきた。
「ジェイクさん!えへへ!」
「お、おいおい、どうしたんだ?」
「別に?それより、2人の夜なのに、今日はいいの?」
いいの?とは、そういう意味だろう。それしかないのだろう。今夜から俺は、そういう人間なのだ。
「おい、アルベルト。今日も、虐めてくれるか?」
「んふ、そんな震えた声で言われたら、僕もう我慢出来ないよ?」
すぐに服を脱ぎ捨てるアルベルト様。俺も服を脱がされ、ベッドに寝かされる。
「はぁはぁ、あ、あのね?ジェイクさん、これ、舐めたい?」
ギンギンになったそれを見せ付けられる。そうか、俺はいつもアルベルト様にエッチな言葉で攻めて貰えていたが、アルベルト様は俺の言葉を聞いたことはないのだ。
「舐めたい。アルベルトの、口で感じたい」
「くうううう!舐めて!」
「おう、んっ、ず、ジュルル、レロレロ、はぁ、美味しいよ」
「ふぎゅっ!はあはあ!ジェ!ジェイク!なにそれなにそれ!?そんな格好良い顔で舐めちゃうの!?」
「そうか?駄目、だった?」
「もっと!こっち見て!そのまま舐めて!ふぅっ!あ、やっぱ駄目!すぐ出ちゃうから!」
「ふっ、どっちだよ」
「あぅ、息駄目」
てかアルベルト様が今生最強に可愛い。ヤベえ。
「ねえ、もう入れて良い?」
「おう、アルベルト、俺を、犯してくれ」
喋り方は慣れないが、こうやって自然にやり取り出来るのは新鮮だし、なにせやり易い。自由に動けるし。ベッドに仰向けになって、アルベルト様の肩を掴んで笑う。
「そんな顔で言われたら、僕、もう」
アルベルト様のモノが俺の穴に当たる。硬く逞しいそれが、ググッと押し入ってくる。
「んっくぅ!はぁ、あぁ、うぅ」
「ジェイクさん、エッチな顔してる」
「はぁはぁ、アルベルトも、可愛いよ」
「んっ!ふぅ!うぅ!腰が!止まんない!」
「ぐっ!俺も!おっ!うぅ!すぐに出そうで!」
「チュウして!んっ!」
「ん、チュ、レロレロ、チュ」
「んっ!んっ!んっ!んんん!」
そしてアルベルト様が中で出して、俺も盛大に吐き出した。
「これ、これから毎日出来るんだよね?」
「お、おう」
身体持つかなぁ、俺。
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