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あれからいっぱい考えた。議題の中心はいつも『言うor言わん』だ。催眠魔法は効かないんですって素直に言う方が絶対良い。それはわかってる。でも、でももし、あれがあの時限りの遊びなら?俺は完全に藪蛇を踏むことになる。
「ジェイクってお酒呑むの?」
「呑みますよ」
「へえ、お酒美味しい?」
「美味しいですねぇ」
「良いなぁ、僕も早く呑んでみたい」
「成人の儀ももうすぐですから、それまで我慢です」
「成人したら一緒に呑もうね」
「是非に」
なんでもない世間話。このまったりとした空気。この中にいると、あれが全部嘘だったと言われた方が納得できる。
難しそうな魔導書を、俺とたまに世間話しながらも何冊も読んでいくアルベルト様。頭の出来の違いを見せ付けられながらも、その横顔をこっそりあの日の顔と比べてしまう。なんだ、俺は男が好きだったのか?そもそも相手は第3王子、好きになっても。いやいや、今更また面倒な議題を増やすな、ジェイク・ラッセル。
「あ、そうだジェイク、これ見てよ」
「ん?なんですか?」
そして考えごとをしていたゆえに、俺はまた致命的なミスを犯した。
「あっはっは!また魔法掛かっちゃったね!」
掛かっちゃえたら良かったんですが、今回もやっぱり効いてません、王子。
「さーて、今日はなにして遊ぼうかな?」
言おう、今言わねばまたタイミングがなくなる。勇気を出せ!
「んふふ!」
楽しそうだなぁ。王子、めっちゃ楽しそう。るんるんしてらっしゃる。幼いながらなまじ優秀なだけに、多くの公務をこなしている姿を、この数日だけでもしっかり見てきた。たまの自由時間もさっきのように、魔導書を読んだりと勉強に使う勤勉ぶり。
「じゃあね、じゃあねえ、あ!とりあえず脱いでね!?これは絶対!」
言えんよ。俺には、言えん。ただ黙って今日も服を脱ごう。
「んふふ、ジェイクが僕で興奮する変態だってのは、もうこの前のでわかっちゃったからね」
全裸で椅子に座らされた俺。その俺の膝の上に座った王子は、しっかりと俺の方を向いている。うん、近い。
「近くで見るとまつ毛長いね?それにジェイクって意外と汗臭くないよね」
まつ毛は王子の方がよっぽど長いです。目クリクリじゃないですか。あと意外とってなんですか?ちゃんと風呂ぐらい入りますよ。
「ふふ、また乳首、コリコリして遊んであげるね?」
「くふっ」
駄目だ、癖になってる。ちょっと触られただけで声が出るなんて。
「あはは、ジェイクってさ?こうやって雑にされるのも感じちゃうの?」
指で摘んだり、弾いたり、言う通り好きに遊ばれている。繊細さなどない動作だが、それより王子が近いことの方が気になる!
「引っ張るのも気持ち良い?ねえ?」
顔が近い!耳元で喋るのは狡い!
「じゃあねぇ、チュッ、ふぅ、こういうのは?チュチュ、レロレロ」
「んんく!」
乳首をコリコリされながら、耳の中まで舐め回されている。まるで脳味噌を舐められているような錯覚。水っぽい音が反響して、俺の中が王子でいっぱいになる。
「もっと気持ち良いこと、しちゃおっか?」
そう言った王子は、徐々に頭を下げていく。耳の裏から首筋に舌を這わせ、そこから肩を通って胸に、優しい温かさが移っていく。
「ここぉ?」
舌を出して喋るはしたないアルベルト様が、上目遣いのままで俺の乳首の周りを舌で周回している。なんだこの状況は。そこですって言ってやろうか。
「んふふ、チュジュッ!んっ!れろれろ、んはぁ」
「おぉ!」
吸い付かれて、舐められる。しかもこっち見てる。可愛い顔で、俺を。どう?って言ってる。気持ち良いよ!凄え気持ち良いに決まってるじゃん!
「んふぅ」
満足そうに笑った王子は、続けて逆の乳首も舐めていく。その間も指で唾液の付いた乳首を刺激され、俺は目視するまでもなく勃起していることを認めた。
「もう勃ってるの?」
ちょっと咎めるような顔。ドキッとして、そんな場合じゃねえよと自分で自分を叱咤する。
「触りたい?」
触る?なにに?ちょ、どこに?どこをさわ。
「自分で、シコシコしたい?」
そっちか。まあそれも、一興ではある。じゃあねえよ!流されてるなあ、俺。
「良いよ?ジェイクが自分でしてる所、僕が見ててあげる」
な、なんだそれ。見られるの?ずっと?
「ほら、動かして?」
催眠状態(の程)なのだ。動かないといけない。命令だから。そして俺は自分で自分のモノを握る。そして、慣れた手付きでゆっくりと上下に動かす。
「エッチな汁が、また出てる」
そんなにジッと観察されると、恥ずかしいです。
「んふ、顔が出たり入ったりしてなんか可愛い」
いや、アルベルト様の方が絶対可愛いですよ?
「あ、早くなってきた。僕に見られて気持ち良くなっちゃった?ねえ?」
また、今度はしっかりと俺に抱き付く王子。首に手を回して、胸を引っ付けてくる。王子はもちろん服を着たままだが、なんだか同じ男と思えない程に良い匂いがする。ずっと知ってたけど!近くだと余計に過敏に!
「はい、ストップ」
なあああにいいい!?俺の手にそっと、王子が手を重ねて動きを止める。もうちょっとでいきそうだったのに!
「うわぁ、泡立って凄くエッチ」
俺が握る手を開かせて、未だにビクビクと動く俺のそれを観察される。
「んふふ、じゃあね?僕とキスしてる間だけ、動かして良いよ?」
なるほど、アルベルト様とキスしている間は扱いてもってなんだとおおおお!?
「んっ」
柔らかな唇が、俺のガサガサな口に重なる。良いのか!?今更だけどこれ大丈夫か!?俺は催眠状態(の程)だが!相手は一国の王子だぞ!?
「あっ、れろ、チュチュ、んん、はぁ、レロレロ」
今俺の手が猛烈に動いているのは、きっと今更魔法が効いてきて、催眠状態だからなんだ。
「んっ!はぁ、ちゅ、んふっ、はぁ、はぁはぁ、チュッ」
舌を吸われたり、歯茎まで舐められたりと、かなり積極的なキスを、されるがままに受け入れながら、必死に自分で動かして快感を貪る俺。これで良いのか、俺。
「ん、ふぅ、休憩」
「くぅ!」
口が離れたから手を止めないと!これはあくまで催眠なのだ!そういう程なのだから!
「なに?もっと欲しいの?んふふ。チュッ」
何度も何度も、キスで蕩けては寸前で止められる。俺は恥を捨てて、舌を突き出して王子を求める。だけどアルベルト様はあとちょっとの所で意地悪に笑って口を離す。
「ねえジェイク、気持ち良くなりたい?」
気が付けば俺は必死に首を縦に振っていた。
「じゃあ最後は、僕がやってあげるね?」
「ふっ!」
変な鼻息が出たと同時に、俺のモノが王子握られる。そして再度キスが始まった。
「ん、ふぅ、チュチュ、レロレロ、んっ!ふ、ふぅ、ジュルルッ!チュチュ!」
強く握られた俺のモノは、王子によって容赦無く扱きあげられていく。そして俺は息をするのも忘れて、王子の味に夢中になっていく。そして。
「んっ!?出た」
爆発するような勢いで射精した俺は、次の瞬間目を見張る。
「まーだだよ?」
「んっ!おおおぅ!」
アルベルト様は俺が射精した後も手を緩めることはなく、意地悪な顔で笑いながら、さっきよりも強く俺のモノを扱く。
「おおっ!うくっ!」
「あー、流石にまだ出ないか」
しばらくしてようやく解放された俺は、呼吸を荒げながら余韻に浸る。なんだ今の。
「もっと開発すれば、ちゃんと潮吹き出来るようになるはずだから、頑張ろうね」
俺はいったいなにを頑張らされるんだろうか。結局この日も俺は王子に真実を伝えられず、自分で汚した服や床を掃除するのである。
「ジェイクってお酒呑むの?」
「呑みますよ」
「へえ、お酒美味しい?」
「美味しいですねぇ」
「良いなぁ、僕も早く呑んでみたい」
「成人の儀ももうすぐですから、それまで我慢です」
「成人したら一緒に呑もうね」
「是非に」
なんでもない世間話。このまったりとした空気。この中にいると、あれが全部嘘だったと言われた方が納得できる。
難しそうな魔導書を、俺とたまに世間話しながらも何冊も読んでいくアルベルト様。頭の出来の違いを見せ付けられながらも、その横顔をこっそりあの日の顔と比べてしまう。なんだ、俺は男が好きだったのか?そもそも相手は第3王子、好きになっても。いやいや、今更また面倒な議題を増やすな、ジェイク・ラッセル。
「あ、そうだジェイク、これ見てよ」
「ん?なんですか?」
そして考えごとをしていたゆえに、俺はまた致命的なミスを犯した。
「あっはっは!また魔法掛かっちゃったね!」
掛かっちゃえたら良かったんですが、今回もやっぱり効いてません、王子。
「さーて、今日はなにして遊ぼうかな?」
言おう、今言わねばまたタイミングがなくなる。勇気を出せ!
「んふふ!」
楽しそうだなぁ。王子、めっちゃ楽しそう。るんるんしてらっしゃる。幼いながらなまじ優秀なだけに、多くの公務をこなしている姿を、この数日だけでもしっかり見てきた。たまの自由時間もさっきのように、魔導書を読んだりと勉強に使う勤勉ぶり。
「じゃあね、じゃあねえ、あ!とりあえず脱いでね!?これは絶対!」
言えんよ。俺には、言えん。ただ黙って今日も服を脱ごう。
「んふふ、ジェイクが僕で興奮する変態だってのは、もうこの前のでわかっちゃったからね」
全裸で椅子に座らされた俺。その俺の膝の上に座った王子は、しっかりと俺の方を向いている。うん、近い。
「近くで見るとまつ毛長いね?それにジェイクって意外と汗臭くないよね」
まつ毛は王子の方がよっぽど長いです。目クリクリじゃないですか。あと意外とってなんですか?ちゃんと風呂ぐらい入りますよ。
「ふふ、また乳首、コリコリして遊んであげるね?」
「くふっ」
駄目だ、癖になってる。ちょっと触られただけで声が出るなんて。
「あはは、ジェイクってさ?こうやって雑にされるのも感じちゃうの?」
指で摘んだり、弾いたり、言う通り好きに遊ばれている。繊細さなどない動作だが、それより王子が近いことの方が気になる!
「引っ張るのも気持ち良い?ねえ?」
顔が近い!耳元で喋るのは狡い!
「じゃあねぇ、チュッ、ふぅ、こういうのは?チュチュ、レロレロ」
「んんく!」
乳首をコリコリされながら、耳の中まで舐め回されている。まるで脳味噌を舐められているような錯覚。水っぽい音が反響して、俺の中が王子でいっぱいになる。
「もっと気持ち良いこと、しちゃおっか?」
そう言った王子は、徐々に頭を下げていく。耳の裏から首筋に舌を這わせ、そこから肩を通って胸に、優しい温かさが移っていく。
「ここぉ?」
舌を出して喋るはしたないアルベルト様が、上目遣いのままで俺の乳首の周りを舌で周回している。なんだこの状況は。そこですって言ってやろうか。
「んふふ、チュジュッ!んっ!れろれろ、んはぁ」
「おぉ!」
吸い付かれて、舐められる。しかもこっち見てる。可愛い顔で、俺を。どう?って言ってる。気持ち良いよ!凄え気持ち良いに決まってるじゃん!
「んふぅ」
満足そうに笑った王子は、続けて逆の乳首も舐めていく。その間も指で唾液の付いた乳首を刺激され、俺は目視するまでもなく勃起していることを認めた。
「もう勃ってるの?」
ちょっと咎めるような顔。ドキッとして、そんな場合じゃねえよと自分で自分を叱咤する。
「触りたい?」
触る?なにに?ちょ、どこに?どこをさわ。
「自分で、シコシコしたい?」
そっちか。まあそれも、一興ではある。じゃあねえよ!流されてるなあ、俺。
「良いよ?ジェイクが自分でしてる所、僕が見ててあげる」
な、なんだそれ。見られるの?ずっと?
「ほら、動かして?」
催眠状態(の程)なのだ。動かないといけない。命令だから。そして俺は自分で自分のモノを握る。そして、慣れた手付きでゆっくりと上下に動かす。
「エッチな汁が、また出てる」
そんなにジッと観察されると、恥ずかしいです。
「んふ、顔が出たり入ったりしてなんか可愛い」
いや、アルベルト様の方が絶対可愛いですよ?
「あ、早くなってきた。僕に見られて気持ち良くなっちゃった?ねえ?」
また、今度はしっかりと俺に抱き付く王子。首に手を回して、胸を引っ付けてくる。王子はもちろん服を着たままだが、なんだか同じ男と思えない程に良い匂いがする。ずっと知ってたけど!近くだと余計に過敏に!
「はい、ストップ」
なあああにいいい!?俺の手にそっと、王子が手を重ねて動きを止める。もうちょっとでいきそうだったのに!
「うわぁ、泡立って凄くエッチ」
俺が握る手を開かせて、未だにビクビクと動く俺のそれを観察される。
「んふふ、じゃあね?僕とキスしてる間だけ、動かして良いよ?」
なるほど、アルベルト様とキスしている間は扱いてもってなんだとおおおお!?
「んっ」
柔らかな唇が、俺のガサガサな口に重なる。良いのか!?今更だけどこれ大丈夫か!?俺は催眠状態(の程)だが!相手は一国の王子だぞ!?
「あっ、れろ、チュチュ、んん、はぁ、レロレロ」
今俺の手が猛烈に動いているのは、きっと今更魔法が効いてきて、催眠状態だからなんだ。
「んっ!はぁ、ちゅ、んふっ、はぁ、はぁはぁ、チュッ」
舌を吸われたり、歯茎まで舐められたりと、かなり積極的なキスを、されるがままに受け入れながら、必死に自分で動かして快感を貪る俺。これで良いのか、俺。
「ん、ふぅ、休憩」
「くぅ!」
口が離れたから手を止めないと!これはあくまで催眠なのだ!そういう程なのだから!
「なに?もっと欲しいの?んふふ。チュッ」
何度も何度も、キスで蕩けては寸前で止められる。俺は恥を捨てて、舌を突き出して王子を求める。だけどアルベルト様はあとちょっとの所で意地悪に笑って口を離す。
「ねえジェイク、気持ち良くなりたい?」
気が付けば俺は必死に首を縦に振っていた。
「じゃあ最後は、僕がやってあげるね?」
「ふっ!」
変な鼻息が出たと同時に、俺のモノが王子握られる。そして再度キスが始まった。
「ん、ふぅ、チュチュ、レロレロ、んっ!ふ、ふぅ、ジュルルッ!チュチュ!」
強く握られた俺のモノは、王子によって容赦無く扱きあげられていく。そして俺は息をするのも忘れて、王子の味に夢中になっていく。そして。
「んっ!?出た」
爆発するような勢いで射精した俺は、次の瞬間目を見張る。
「まーだだよ?」
「んっ!おおおぅ!」
アルベルト様は俺が射精した後も手を緩めることはなく、意地悪な顔で笑いながら、さっきよりも強く俺のモノを扱く。
「おおっ!うくっ!」
「あー、流石にまだ出ないか」
しばらくしてようやく解放された俺は、呼吸を荒げながら余韻に浸る。なんだ今の。
「もっと開発すれば、ちゃんと潮吹き出来るようになるはずだから、頑張ろうね」
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