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第四章(亜豆編)~家族と友達~

5−3未来についての考察

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俺は階段から落とされた。そして俺には家政婦やら執事が寄ってきた。「この子は一体、誰? 」その言葉を最後に俺は気を失った。

目を開けると一人の女の子がいた。「あっ、お兄ちゃん起きた!」「あら、起きたのね」そう言ったのは俺を階段から落としやがった張本人新庄だった。
「おいお前よくも」「あれはごめん。それよりも亜豆が死んだわ」そう小声で話す。「なに?あの時食い止められなかったのか?」「遅かったわ。」「なんで!前回はどうだったんだよ?」「前回と変わってるのよ未来が…」「えっ…じゃあ未来は一つじゃないってことか?」「まぁそうね。ある未来でその人が死ぬのを食い止められなかったら、その人はいつ死んでもおかしくないってことよ」「そんじゃこのあとどうするんだ?」「元の時間軸に戻るわ」「どうやって?」「そんなことも知らないの?」「知らなくて悪かったな」「まぁそれはさておき未来に戻るには主に2つのパターンがあるわ。一つ目は誰かが死んだとき ニつ目は誰かを救えたときよ」「じゃあなんで俺らはもとにもどれないんだ?」「わからないわ。こんなの初めてだから」「…ここに(この世界)に、いたらなにもできないんじゃ…」「一つ可能性があるとしたら、私達をタイムスリップさせてる何かが私達にこの世界で何かをされようとしてるのよ」「じゃあ亜豆の自殺の理由について調査するか」「なんでそれを?」「なんとなくだ」「まぁ確かにそれを知らないと何も解決できないかもだしね」「じゃあとりあえずここ出るか」「あっそういえば私達このあと色々聞かれるんだった」ガチャ扉の開く音だ。
忘れていだが俺たちはここに不法侵入したのだった。
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