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古民家の殺人

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 八月も終わりに差し掛かった夏期休暇中、品川祐介の所属する明希大学の写真サークルは大自然の写真を撮るという名目で山梨の山中、ドが付く田舎の古民家にやって来ていた。周りは山や荒廃した畑に囲まれて隣の家まで数キロメートルはある、ポツンとした一軒家だった。水道も電気も通っていない年季が入った二階建ての日本家屋だが、都会の喧騒を忘れて昔ながらの田舎の生活を送れると人気の貸し家だった。最寄りの駅から車で三時間、貸し家を管理する不動産会社の送迎でこの辺境の地にたどり着いた。林間合宿の日程は二泊三日で二日後の昼頃迎えに来てくれる手筈だ。

 さて、この写真サークルだが、それは見せかけの姿に過ぎない。本当は乱交サークルで、ここに来た本来の目的は乱交パーティーである。山間の大自然と古民家でヤってみたいという全員の合議でこの旅行が決まった。
 サークルのメンバーは全部で八人。男四人、女四人でキリ良くペアが作れる。このサークルでの決まりは二つだけ。
 一つ、誰とのセックスも拒まない。
 二つ、サークル内恋愛は禁止。
 それさえ守ればどんなプレイも楽しめる。

「ふぅ、やっと着いたぜ」
 筋肉質でガタイが良い東海林智春が、大量の水のペットボトルが入った鞄を畳の上に置きながら言った。
「暑い、暑い」
 白地のTシャツの胸元をパタパタさせて藤村美貴が呟いた。汗で張り付いたTシャツの下に藤色の下着が透けて見える。
 その他の皆も一様に手で扇いだりしている。
 中でも品川は胸元がら空きのピチッとしたTシャツにホットパンツを履いた巨乳、太腿ムチムチの柏本夕紀に目が行った。ポニーテールのうなじも色っぽい。まだ着いたばかりだというのに、そしてこれからいくらでもヤれるというのに、そのヤってる姿を想像してぺニスが固くなっていくのがわかった。
  大量の食料と水を部屋の隅に置くと小柄な貧乳の黒髪ロング、斉藤明日香と小柄な巨乳の茶髪ショート、橋下栞奈がおそろいのワンピースを脱ぎ出した。下着姿になると大の字で畳に寝転がり、
「あちぃー」
と二人して叫んだ。この二人はいつもこうだ。体格もあるが行動が子供っぽい。
 長身痩躯の福山政治が早速美貴に抱きついた。服の上から胸に手を持っていき、キスをした。
「まだ着いたばかりでしょ」
 美貴は諌めるように福山の背中をトントンと叩いた。福山は残念そうに美貴から身体を離すと今度は寝転んでいる二人の間に入り、ブラジャーの上から胸を揉んだ。
それを見ていた夕紀が品川に目配せをしてきた。
 サークル内一のイケメンの本村卓弥も美貴の肩に手をかけた。すでに皆ヤる雰囲気のようだ。
 おもむろに栞奈が起き上がり、福山のズボンをパンツごとずり下ろすと、ペニスを咥えた。
 夕紀は品川の下にやって来ると、栞奈と同じように品川のズボンを下ろし、ペニスにパクついた。明日香は東海林に抱き抱えられ、襖を開けて隣の部屋に入っていった。
 本村は美貴を従えながら
「青姦してくる」
と外に出ていった。
 なんとなくペアが出来上がったようだ。

 品川が夕紀にフェラされながら福山と栞奈ペアを見やると、持ってきた水をバケツに注ぎ、お互いのペニスとヴァギナを洗い合っていた。
 品川は一旦夕紀にフェラをやめさせると服を脱ぎ、全裸になった。夕紀も服を脱ぎ出す。上下の身に付けていたものを全て取り去った夕紀は直立して品川に視線を向けた。品川も夕紀と視線を交わらせるが、すぐにその豊満な乳房と手入れはされているが黒々とした陰毛に目が奪われる。
「少し待ってて」
 品川は東海林と明日香が入っていった部屋へ行く。二人は既に駅弁していた。筋肉質な東海林の身体に華奢な明日香の身体が打ち付けられている。パンパンパンパン……。
 大きな音が部屋中に鳴り響く。
 品川は押し入れを開けて布団を取り出し、夕紀のところに持っていく。畳の上に布団を敷いて夕紀を布団の上に座らせた。
 品川は夕紀の唇に一度柔らかくキスしたあと、強引に舌をねじ込み、また、夕紀の舌に吸い付いた。
「夕紀、エロいよ…… もう我慢できない…… 舐めさせて」
 品川は仰向けに寝そべると、夕紀を顔に跨がらせてシックスナインの形でお互いの性器を愛撫した。夕紀の巨尻をがっしりと掴み、ワレメに舌を這わせる。すえた臭いが鼻腔を刺激する。お互いの性器の汗汚れを綺麗に舐めとると、愛液で濡れた夕紀のヴァギナに品川のペニスを挿入する。
「はぅ…… うぅん……」
 ここではじめて夕紀の声が漏れた。一生懸命頬張っていた肉棒がなくなって口が空いたのだ。
「気持ちいいよ、夕紀」
「私もよ……んっ……」
 ゆっくりと腰を前後に動かしながら心を通わせる。
「もっと速く…… うんっ…… 奥まで……あんっ……突いて……ぃやんっ」
 夕紀の喘ぎ声を品川は自らの唇で塞いだ。そしてピストンは続けながら首筋、鎖骨、乳房へと下りていった。膨らみきった双丘の頂上、桃色の突起物がピンと勃っている。まずは乳輪の周りを、そしてだんだん中央へとなめあげる。右手で夕紀の左乳を揉みながら右乳をなめ回す。次に左乳にしゃぶりつく。揉みしだいている左手の指の間から覗く夕紀の右乳首が品川の興奮を増大させる。乳首を思いっきり吸って舌の上で転がす。
「あんっ……いいっ……」
「どこが?」
「そこ……乳首……気持ちいい……」
 次に後背位に体位を変える。品川は自分の腰を夕紀の巨尻に杭を打つがごとく打ちつける。尻の肉がブルンブルン震える。ピストンの度に夕紀のデカい乳房が前後に揺れる。
「おっぱい、すごい揺れてる。エロいよ」
「あんっ……あんっ……あんっ……」
 夕紀の喘ぎ声も大きくなってきている。
 もう一度正常位に戻って挿入する。肉付きのいい腹部から腰に手をかけ、ピストンを速める。両手の親指を夕紀の子宮付近に当て揉みながらペニスでポルチオを刺激する。
「あっ、イクっ」
「あっ、イクっ」
 二人同時に果てた。
 品川がペニスを夕紀のヴァギナから抜くと粘りけのある白濁液が流れ出てきた。すると既に行為が終わっていた栞奈が夕紀の股間を舐め始めた。ヴァギナから栗の花様の愛液と混ざった臭い白濁液を吸い取ると喉を鳴らして飲み込んだ。そしてもう一度舌で夕紀の陰部を綺麗にし始めた。品川は栞奈に股間を舐められている夕紀に口で掃除してもらった。

 なんとなく全ペアが終わったようなので品川は外に出た。森の入口の木陰で本村と美貴が抱き合いながら接吻していた。舌を絡ませ合い、今にもよだれが垂れそうなほど激しかった。
「まだヤってたのか」
 本村は驚いたように美貴から身体を離し品川の方を向いた。
「いや、もう一回終わって後戯中だ」
 品川はそれを聞いてどんどん二人の方へ歩いていく。
「お前全裸で来んなよ。露出狂かよ。っていうかチンコ勃ってるぞ」
 二人は着衣でしていた。もちろん美貴の服は捲し上げられ、ブラジャーも下にずらされ乳頭は露出していたし、太腿辺りまでジーンズとパンツ下ろされ、綺麗に整えられた薄めの陰毛が顔を見せていたが。
「ちょっと美貴とヤりたいなと思って来たんだ」
 本村はどうぞどうぞと美貴を差し出した。
「もう濡れてるから即挿れで良いわよ。その代わり卓弥のザーメンも入っているけど」
 美貴はおどけて見せた。
「それはありがたい。そこの木に手を着いてお尻を突き出して」
 美貴は言われた通りにすると太腿まで下ろされたピタピタのジーンズとパンツから出ているプリっとしたお尻を突き出した。品川は腰を掴み美貴の膣にぺニスを挿入した。
「じゃあ、俺家の中で誰か空いてるやつ探すわ」
 本村はそう言うと家の中に入っていった。
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