精霊綺譚
世界は小さく、故に広かった。地図の果ては『未知』の帳で縁取られていた時代。
精霊と人はともにあったが、人は万物に精霊が宿ることを知らずに生きていた。
精霊には数多の王がおり、その王を統べるは六人の帝王。帝王を統べるは三柱の神。
ナディアという不思議な声を聞く少女が施設を飛び出したとき、運命が動き出した。孤独な彼女が掴むのは望む世界か、それとも……。
人を、家族を、自分を愛するとはなにかを探し続けた者たちの物語。
カクヨムと小説家になろうでも掲載中です。
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